【まとめ】2023年上半期にリリースされた国内Shopifyアプリ一覧

【まとめ】2023年上半期にリリースされた日本国内Shopifyアプリ一覧

早いもので2023年も半年が経ちました。

弊社も2023年の上半期はShopifyアプリを2件リリースしたり、「RuffRuff 目次作成」および「RuffRuff 予約販売」が高品質アプリの証である「Built for Shopify」に採用されたりと様々なことがあった半年でした。

本記事では弊社のShopifyアプリ含め2023年にリリースした国内のShopifyアプリをご紹介したいと思います。

※順番はおすすめ順ではなく発見した順となります。
※発見しましたが、検索にヒットしないように非公開設定しているアプリは紹介していません。


おすすめのShopifyアプリに関しては下記の記事で紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyアプリ おすすめ一覧:売上アップ・効率化・無料アプリまで徹底解説!

RuffRuff 予約販売

RuffRuff 予約販売

「RuffRuff 予約販売」は株式会社Tsunが提供するShopifyアプリです。Shopifyストアに簡単に予約販売機能を導入でき、使い方次第で期間限定販売や先行割引販売、発売前予告など様々な応用が可能です。最近では再入荷通知機能もリリースしています。他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能も存在します。

正式ローンチからわずか3ヶ月で300社以上にインストールされ、多くのストアの機会損失の削減し、売上拡大を実現しています。

また、国内アプリではたった3件しか採用されていないShopify公式の高品質アプリの証である「Built for Shopify」にも採用されています。

 

料金:無料〜
レビュー: ★5 (7件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事ではShopifyで予約販売を行うメリットやおすすめアプリも紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyの予約販売 アプリ7選 | 予約購入のメリット・デメリットも紹介

RuffRuff 著者情報

「RuffRuff 著者情報」は株式会社Tsunが提供するShopifyアプリです。ブログ記事や商品などのコンテンツに著者や職人などのプロフィール情報を簡単に掲載できます。SEOでは「誰が書いたか」「誰が作ったか」「どの様な経験をしたか」などのE-E-A-Tの指標がますます大事になってきています。E-E-A-T対応の第一歩として役立つアプリです。


料金:無料〜
レビュー: ★5 (1件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事ではブログ記事に著者情報を出すメリットや著者情報に何を書くべきかを紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyのブログ記事に著者情報を出す方法|著者情報のメリットも解説


おみせコネクト

おみせコネクト(LINE連携)|Shopifyアプリストア
出典:おみせコネクト(LINE連携)|Shopifyアプリストア

「おみせコネクト」は株式会社フリークアウト・ホールディングスが提供するLINE連携アプリです。おみせコネクトもShopifyストアとLINEを連携し、顧客データを活用したLINEメッセージの配信ができるShopifyアプリです。前述したCRM PLUS on LINEやLipifyは連携するLINE ID数に応じて料金プランを変更する必要があるのに対し、おみせコネクトは月額固定費は無料で、LINE経由の売上に対して3.0%の手数料が発生します。


料金:無料〜
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点

 

下記の記事では「おみせコネクト」含めShopifyストアでLINEを活用するのにおすすめのアプリをいくつか紹介しています。ご参考になさってください。

ShopifyでLINEを活用しよう!LINEのメリットやShopifyアプリも紹介


FBL DELIVERY DATE

FBL DELIVERY DATE|Shopifyアプリストア
出典:FBL DELIVERY DATE|Shopifyアプリストア

「FBL DELIVERY DATE」は株式会社フルバランスが提供する配送日時指定アプリです。ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の配送会社にデフォルトで対応しており、配送業者ごとの配送時間帯指定や商品ごとの置き配も可能です。


料金:$4.80/月
レビュー: - (0件) 
※ 2023年6月29日時点


下記の記事では「FBL DELIVERY DATE」も含め配送日時指定をいくつか紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyの配送日時指定アプリ 7選 | お届け希望日を設置するメリット・デメリット

アップセルボックス

アップセルボックス|Shopifyアプリストア
出典:アップセルボックス|Shopifyアプリストア

「アップセルボックス」はappbrew-labsが提供するShopifyアプリです。ギフトボックスやギフトラッピングなどの追加オプションをチェックを入れるだけでカートに追加できるチェックボックスを商品ページに簡単に導入できます。


料金:$7.99/月
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事ではアップセルやクロスセルの違いやおすすめアプリも紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyストアのアップセル・クロスセル戦略|やり方のポイントと注意点

パーツ表示

パーツ表示|Shopifyアプリストア

出典:パーツ表示|Shopifyアプリストア

「パーツ表示」はhappySellingが提供するShopifyアプリです。商品ページにHTML用を表示することができます。商品にタグを設定することでバナーなどの表示・非表示を可能にします。


料金:$4.50/月〜
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事では、Shopifyストアにバナーを表示できるアプリを紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyストアにバナーを表示するアプリ4選 | フローティングバナーや送料無料バーなどもご紹介


注文分割

注文分割|Shopifyアプリストア
出典:注文分割|Shopifyアプリストア

「注文分割」は株式会社オープンロジが提供するShopifyアプリです。1件の注文を配送時期単位で分割することができます。また、カスタマーへはカートページでどういう組み合わせで分割されるのかを事前に伝えることも可能です。


料金:$28/月〜
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点


配送タイミングの異なる商品を同時に注文させたくない場合は、RuffRuff 予約販売の「同時注文の制限」機能も1つの手段です。「同時注文の制限」に関しては下記のヘルプページで内容をご確認いただけます。ご参考になさってください。

同時注文の制限|RuffRuff 予約販売 ヘルプセンター

かんたん動画販売

かんたん動画販売|Shopifyアプリストア

「かんたん動画販売」は株式会社ユニモトが提供するShopifyアプリです。Shopifyでの動画のサブスクリプション販売を可能にしてくれます。サブスクリプション販売だけでなく1本ずつの売り切り販売にも対応しています。


料金:$75/月〜
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事では、Shopifyでサブスクリプション販売を行うメリットやデメリット、サブスクアプリの選び方も紹介しています。ご参考にしてください。

【徹底比較】Shopifyの定期購入(サブスク)アプリ4選 | 価格や機能で比較

Setgo

Setgo|Shopifyアプリストア
出典:Setgo|Shopifyアプリストア

「Setgo」は株式会社オープンロジが提供するShopifyアプリです。このアプリを利用することでセット商品の作成や販売、在庫管理が簡単に行えます。セット商品が注文された場合、セット商品を構成している子商品にも在庫数を同期させることが可能です。

 

料金:$14/月〜(1注文あたり0.4ドルが追加で発生します)
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点

 

下記の記事では、Shopifyでセット販売(バンドル販売)を行うメリットやデメリット、バンドルアプリも紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyのセット販売(バンドル販売)アプリ5選|メリット・デメリットも紹介

Easy Sales Confirmation

Easy Sales Confirmation|Shopifyアプリストア
出典:Easy Sales Confirmation|Shopifyアプリストア

 「Easy Sales Confirmation」はコマースメディア株式会社が提供するShopifyアプリです。期間を指定して注文情報をCSV形式でエクスポートすることができます。


料金:$5/月〜
レビュー: ★4.5 (2件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事では、注文情報だけでなく商品情報やブログ記事などShopify上のあらゆるデータをエクスポート出来るShopifyアプリ「Matrixify」について紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyデータをインポート&エクスポートする「Matrixify」とは?

ハガキDM印刷発送アプリ

ハガキDM印刷発送アプリ|Shopifyアプリストア
出典:ハガキDM印刷発送アプリ|Shopifyアプリストア

「ハガキDM印刷発送アプリ」は図書印刷株式会社が提供するShopifyアプリです。Shopifyの管理画面からハガキDMの紙面デザインや宛先の設定、印刷発注まで行うことができます。ハガキDMを利用したオフラインでの集客施策を効率化してくれます。


料金:無料〜(DM1通あたり0.98ドルが追加で発生します)
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点

チェックボックスアシスタント

チェックボックスアシスタント|Shopifyアプリストア
出典:チェックボックスアシスタント|Shopifyアプリストア

「チェックボックスアシスタント」はappbrew-labsが提供するShopifyアプリです。利用規約やプライバシーポリシーへの同意を求めるチェックボックスをノーコードで簡単にShopifyストア上に表示できます。


料金:$1.99/月
レビュー: ★5 (2件)
※ 2023年6月29日時点

忍者apps

忍者apps|Shopifyアプリストア

出典:忍者apps|Shopifyアプリストア

「忍者apps」は株式会社イマココが提供するShopifyアプリです。Shopifyのアカウント情報のメールアドレスをカスタマー自身で変更を可能にします。このアプリを利用することで、メールアドレス変更に関するお問い合わせを削減することができます。


料金:$60/月
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点

Paid(後払い)

Paid(後払い)|Shopifyアプリストア
出典:Paid(後払い)|Shopifyアプリストア

「Paid(後払い)」は株式会社ラクーンフィナンシャルが提供するBtoB/企業間の後払いをサポートするサービスです。請求業務の代行と保証がセットになったサービスで、与信審査や管理、請求書の発行や発送、代金の回収、入金の管理や消込、遅延や未払いがあった際の督促業務まで、請求業務をすべて代行してくれます。


料金:無料
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点


下記の記事ではShopifyで後払いを導入するメリットやあと払いサービスも紹介も紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyストアに後払いを導入するメリット|Paidyなどのあと払いサービスも紹介

まとまるEC店長

まとまるEC店長|Shopifyアプリストア
出典:まとまるEC店長|Shopifyアプリストア

 「まとまるEC店長」は株式会社ブランジスタソリューションが提供するShopifyアプリです。他モールを受注・在庫・商品データを一元管理できるサービス「まとまるEC店長」とShopifyとを連携を可能にするアプリです。

 

料金:無料
レビュー: - (0件)
※ 2023年6月29日時点 

 

下記の記事では、Shopifyと連携できるOMS(受注管理システム)サービスを紹介しています。ご参考になさってください。

OMS(受注管理システム)ってなに?費用・選ぶポイント・メリット・デメリット

Booster

マーケティングオートメーションアプリ: Booster|Shopifyアプリストア
出典:Booster|Shopifyアプリストア

「Booster」は株式会社Relicの提供するShopifyアプリです。Shopifyに特化した日本語対応MA(マーケティングオートメーション)アプリで、1クリックで最適なメール配信を可能にします。従来のMAのように、高度なノウハウや運用リソースを必要としないアプリとなっております。

※ アプリ公開日は2022年9月ですが、正式ローンチは2023年5月のため掲載しています。

 

料金:無料〜
レビュー: ★4.5 (2件)
※ 2023年6月29日時点

 

下記の記事ではマーケティングオートメーションを可能にするメール配信アプリ「Klaviyo」と「Omnisend」を解説しています。ご参考になさってください。

Klaviyoとは?ShopifyストアでKlaviyoを使うメリットと初期設定方法

Omnisendとは?Shopifyストアでオムニセンドを使うメリットと初期設定方法

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  • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    小笠原 京平

    Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

    Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    小笠原 京平

    Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

  • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

    Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

    小笠原 京平

    Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

掲載情報に関して

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