Shopifyの再入荷通知におすすめのアプリ3選|Back In Stock

Shopifyの再入荷通知アプリ4選|再入荷リクエスト

「RuffRuff 予約販売」は2023年2月末に提供開始予定のShopifyアプリです。
無料から利用でき、ノーコード&3ステップで簡単に導入できます。
無制限の予約商品の登録と予約注文のプランもご用意します。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/19


無料でインストール

再入荷通知(Back In Stock)とは

再入荷通知とは、在庫が切れた商品が再入荷した際にユーザーに通知を送るシステムのことです。

再入荷通知機能を導入することによって、ユーザーは在庫確認の手間が省け、店舗側は在庫切れによる機会損失を軽減することが可能になります。

Shopifyには再入荷通知の機能がデフォルトで備わっていません。そのため、再入荷通知の機能を使用するには、Shopifyアプリを導入する必要があります。 

 

既にメール配信アプリ「Klaviyo」を利用している方は、下記の記事でKlaviyoを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Klaviyoで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

既にメール配信アプリ「Omnisend」を利用している方は、下記の記事でOmnisendを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

 

在庫切れによる機会損失への対策は再入荷通知だけでなく、予約販売でも対応することも可能です。

予約販売のメリット

  • 機会損失を防げる
  • 需要を予測できる
  • 先手必勝が狙える
  • 繁忙期の負担を軽減できる
  • 低リスクで始められる

引用元:Shopifyで予約販売を行うメリット

下記の記事では、Shopifyストアで予約販売を行うメリットだけでなく、デメリットや予約販売におすすめのShopifyアプリを紹介しています。
ご参考にしてください。

予約販売におすすめのShopifyアプリ | 予約購入のメリットも紹介

再入荷通知に特化したShopifyアプリ4選

Shopifyでおすすめの再入荷通知アプリは下記になります
  1. 再入荷通知サポーター
  2. Notify Me! Back in Stock Alert
  3. Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)
  4. Back in Stock & Restock Alerts
それぞれ詳しく解説していきます。

再入荷通知サポーター

再入荷通知サポーター

出典: https://apps.shopify.com


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再入荷通知サポーターのおすすめポイント
・日本語がデフォルトでサポートされている
・低価格でベーシックな機能が備わっている
・操作方法が簡単&シンプル

最低限の機能がついた低価格で手軽なアプリです。早く手軽に再入荷通知機能を実装したい企業におすすめです。

再入荷通知サポーターのプラン

プラン FREE START
UP
SMALL
BUSINESS
MEDIUM
STORE
月額 無料 $9.5 $15 $35
月間通知数
(メール)
5 50 150 1000  

Notify Me! Back in Stock Alert

Notify Me! Back in Stock Alert|Shopify アプリストア
出典: https://apps.shopify.com

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Notify Me! Back in Stock Alertは、再入荷通知アプリの中でも人気のShopifyアプリの1つです。再入荷通知の基本機能に加え、AIによる提案機能が存在するのが特徴です。

Notify Me! Back in Stock Alertの料金プラン

プラン Lite Essentials Pro Premium Enterprise
月額 無料 $19 $39 $49 $250
月間通知数
(メール)
10 300 3000 10000 無制限

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)

出典: https://apps.shopify.com


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Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)のおすすめポイント
・APIを解放しているので他のシステムと連携をすることができる
・コードの編集不要で簡単に機能を導入できる

他のシステムと連携することが可能で、機能面ではかなり充実しています。外部アプリと連携することによってLINEに通知を送ることも可能です。

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)のプラン

プラン FREE START
UP
SMALL
BUSINESS
MEDIUM
STORE
LARGE
月額 無料 $29 $49 $69 $99
月間通知数
(メール)
10 100 500 5000 50000

Back in Stock & Restock Alerts

Back in Stock & Restock  Alerts

出典: https://apps.shopify.com


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Back in Stock & Restock Alertsのおすすめポイント
・様々な言語に対応している
・ショップのロゴを使ってメールを送信することが可能
・Facebook連携が可能

レビュー数がとても多く海外では定番のShopifyアプリです。Facebookとも連携が可能です。

Back in Stock & Restock Alertsのプラン

プラン FREE BASIC STARTER PRO
月額 無料 $5 $9 $19
月間通知数
(メール)
20 500 2500 5000

再入荷通知が可能なメール配信アプリ

Klaviyo

Klaviyo【メール】|Shopifyアプリ
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

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Shopifyアプリの中でも人気の高いメール配信アプリです。メール配信に必要な機能が十分揃っており、連携できるShopifyアプリも豊富なのが特徴です。Klaviyoを利用することで「〇〇のタイミングでXXの内容メールをお客様へ自動配信したい」などのオートメーションメールも可能です。
また、在庫切れ時に再入荷通知フォームを表示したり、商品入荷時に再入荷通知にエントリーした人に自動でメール通知することも可能です。

料金: 無料〜

※ Eメールは250件まで無料。SMSは50件まで無料です。それ以上は有料になります。詳しくは公式ページをご参照ください

下記の記事でKlaviyoを使うメリットや初期設定方法を詳しく解説しています。ご参考になさってください。

Klaviyoとは?ShopifyストアでKlaviyoを使うメリットと初期設定方法

下記の記事でKlaviyoを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Klaviyoで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

Omnisend

Omnisend|Shopifyアプリストア
出典:Omnisend|Shopifyアプリストア

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OmnisendはKlaviyoの次に有名なメルマガ配信アプリです。Klaviyoに比べて比較的安価に始めることができたり、英語ですが設定画面も直感的にわかりやすい作りになっています。Klaviyoと出来ることはほぼ変わらず、メールの一斉配信やオートメーションメールの配信、再入荷通知なども可能です。

Omnisendについて詳しくは下記の記事で紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendとは?Shopifyストアでオムニセンドを使うメリットと初期設定方法

下記の記事でOmnisendを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

【番外編】RuffRuff 予約販売

前述のKlaviyoやOmnisendを利用して再入荷通知を実現する場合は、RuffRuff 予約販売を併せて利用することがおすすめです。
KlaviyoやOmnisendとRuffRuff 予約販売と併用することで下記のメリットがあります。

  • 商品ページ以外でも再入荷機能を導入できる
  • 再入荷通知ボタンを表示・カスタマイズできる
  • 商品ごとに再入荷通知の出し分けができる
  • 再入荷通知の導入、カスタマイズを簡単に行える
    RuffRuff 予約販売

    「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
    自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
    他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

    引用元: RuffRuff 予約販売


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    再入荷通知アプリの選び方

    再入荷通知アプリを選ぶ際に気を付けたいことは以下の3点です。

    • 日本語に対応しているか
    • コストが見合っているか
    • 必要な機能が備わっているか

    それぞれ詳しく解説していきます。

    日本語に対応しているか

    Shopifyには海外製のアプリが多数存在します。
    いくら機能やコスト面が良くても、日本語に対応していないと見えない作業コスト(日本語変換やなにか問題が発生したときの問い合わせなど)が発生するため、十分に注意が必要です。
    まずは、下記が日本語に対応されているか確認しましょう。
    ・ユーザー側のサイト表示部分
    ・アプリの管理画面
    ・ヘルプページ
    ・問い合わせ担当者

    コストが見合っているか

    再入荷通知アプリには月額費用が発生します。複数プランがあるアプリが殆どで、プランによって月に通知を送ることができる件数や、機能の充実度が異なります。予算と目的に合ったプランを選ぶことが重要です。

    再入荷通知アプリのプラン比較

    アプリ名 プラン名 月額利用料 月額通知数
    再入荷通知サポーター FREE 無料 5
    START
    UP
    $9.5 50
    SMALL
    BUSINESS
    $15 150
    MEDIUM
    STORE
    $35 1000
    Notify Me! Back in Stock Alert Lite 無料 10
    Essentials $19 300
    Pro $39 3000
    Premium $49 10000
    Enterprise $250 無制限
    Back in Stock: Restock Alerts
    (旧 Customer Alerts)
    FREE 無料 10
    START
    UP
    $29 100
    SMALL
    BUSINESS
    $49 500
    MEDIUM
    STORE
    $69 5000
    LARGE $99 50000
    Back in Stock & Restock  Alerts FREE 無料 20
    BASIC $5 500
    STARTER $9 2500
    PRO $19 5000

    必要な機能が備わっているか

     アプリによって通知方法やレポーティング機能の充実度などが異なります。LINEで通知したいのにLINEに未対応のアプリを選んでも意味がないため、自社に必要な機能がきちんと備わっているかを確認するようにしましょう。

    再入荷通知アプリでよくある質問

    年契約は出来ますか?

    年契約はできません。現状はどのアプリも月額契約のみとなります。

    途中でプランの変更はできますか?

    プラン変更は可能です。 ただし、ダウングレードする場合は配信数が減るため、お客様に入荷通知が届かなくなる可能性があります。そのため、変更前にリクエスト数と月間通知数を確認しておきましょう。

    予約販売と再入荷通知の違い

    予約販売は発売前や入荷前から商品を販売し、商品が入荷したタイミングで出荷します。

    一方で、再入荷通知(入荷通知)は商品の販売は行わず、商品が入荷したタイミングでお客様に入荷したことをお知らせします。

    予約販売は購入意欲の高いタイミングで販売できるため、再入荷通知よりも機会損失を削減できると言えます。

    予約販売と再入荷通知の使い分け

    商品の入荷時期が明確である(約束した日付までに配送できる)または、購入から30日以内に商品を配送できると合理的に確信している場合は予約販売を選ぶと良いと考えています。一方で、それ以外は再入荷通知を選ぶと良いでしょう。

    最後に

    下記の記事では再入荷通知アプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

    おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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    • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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    • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      小笠原 京平

      Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

      Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      小笠原 京平

      Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

    • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

      Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

      小笠原 京平

      Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

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      小笠原 京平

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