Shopifyの再入荷通知アプリ5選|再入荷リクエスト

Shopifyの再入荷通知アプリ5選|再入荷リクエスト

Shopifyストアを運営する上で、在庫切れによる機会損失は大きな課題の1つです。その対策として効果的なのが「再入荷通知」機能です。再入荷通知を活用することで、在庫切れ商品に興味を持った顧客を逃さず、売上アップにつなげることができます。

本記事では、Shopifyストアに再入荷通知機能を導入するためのおすすめアプリを5つ紹介します。また、再入荷通知アプリを選ぶ際のポイントや、よくある質問についても解説していきます。Shopifyストアの売上アップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。

再入荷通知(Back In Stock)とは

再入荷通知とは、在庫が切れた商品が再入荷した際にユーザーに通知を送るシステムのことです。再入荷通知機能を導入することによって、ユーザーは在庫確認の手間が省け、店舗側は在庫切れによる機会損失を軽減することが可能になります。

Shopifyには再入荷通知の機能がデフォルトで備わっていません。そのため、再入荷通知の機能を使用するには、Shopifyアプリを導入する必要があります。 

再入荷通知におすすめのShopifyアプリ5選

Shopifyでおすすめの再入荷通知アプリは下記になります
それぞれ詳しく解説していきます。

StoreCRM

StoreCRM|Shopifyアプリストア
出典:StoreCRM|Shopifyアプリストア


StoreCRMは、株式会社GroovyMediaが作成したCRM/MAアプリです。顧客情報や購買データをもとにカゴ落ちメールや誕生日メールなど最適なタイミングでメール配信する事ができます。CVRやLTVを向上させるためのメール配信シナリオも多数用意されており、再入荷通知のシナリオも存在します。再入荷通知は、商品ページに再入荷通知ボタン(アプリブロック)を追加し、シナリオ内の「再入荷通知」を選び、「メール配信タイミング」や「メール本文」をカスタマイズするだけで簡単に実施できます。

StoreCRMのおすすめポイント

・日本語サポートがある
・再入荷通知含め様々な種類のメルマガ配信が可能
・存在しないシナリオやテンプレートも制作相談が可能

StoreCRMの料金プラン

プランごとの連携ユーザー数と月間通知数を超えた場合は、連携ユーザー数/配信メール数に応じて料金が発生します。

プラン名 スタンダードプラン プロプラン プラスプラン 伴走プラン
月額 $30/月 $100/月 $200/月 $530/月
連携ユーザー数 500人 6,000人 16,000人 500人
月間通知数 5,500 66,000 176,000 11,000
主な特徴 ・メールでの初期
・バグ等サポート
・フォーラムでのサポート
・基本メール機能
・メール及び専用Slackチャネル等でのサポート
・ストア修正作業の代行、シナリオ制作作業の代行
・基本メール機能
・お誕生日通知機能
・お気に入り、再入荷通知機能
・定期購入連動機能
・全ての機能を利用可能
・メール及び専用Slackチャネル等でのサポート
・基本メール機能
・お誕生日通知機能
・お気に入り、再入荷通知機能
・定期購入連動機能
・フローエディタ機能
・全ての機能を利用可能
・メール及び専用Slackチャネル等でのサポート
・ストア修正作業の代行、シナリオ制作作業の代行
・メール制作の支援

再入荷通知サポーター

再入荷通知サポーター|Shopifyアプリストア

出典: 再入荷通知サポーター|Shopifyアプリストア


再入荷通知サポーターのおすすめポイント
・日本語がデフォルトでサポートされている
・低価格でベーシックな機能が備わっている
・操作方法が簡単&シンプル

最低限の機能がついた低価格で手軽なアプリです。早く手軽に再入荷通知機能を実装したい企業におすすめです。

再入荷通知サポーターのプラン

プラン FREE START
UP
SMALL
BUSINESS
MEDIUM
STORE
月額 無料 $9.5 $15 $35
月間通知数
(メール)
5 50 150 1000

Notify! Back in Stock|PreOrder

Notify! Back in Stock|PreOrder|Shopifyアプリストア
出典: Notify! Back in Stock|Shopifyアプリストア

Notify! Back in Stock|PreOrderは、再入荷通知機能と予約販売機能の2つの機能を導入できるShopifyアプリです。無料から利用することができ、商品が在庫切れになったタイミングで自動で再入荷通知の受付や予約販売を実施できます。管理画面は日本語に対応していますが、初期値として設定されている日本語は少しおかしい部分がありますので、各テキストデータの修正は必要です。

下記のブログ記事ではNotify! Back in Stock|PreOrderについて詳しく解説しています。ご参考にしてください。

【Shopifyアプリ】再入荷通知と予約販売の二刀流アプリ「Notify! Back in Stock|PreOrder」とは?

Notify! Back in Stock|PreOrderの料金プラン

プラン名 Lite Essentials Pro Premium
価格 無料 $19.90/月 $39.90/月 $69.90/月
手数料 - 予約注文売上の3% 予約注文売上の2% 予約注文売上の1%
再入荷通知の送信数 10通知 100通知/月 1,000通知/月 5,000通知/月
予約注文数 5件 無制限 無制限 無制限
機能 ・全ての通知タイプ
・テーマに合わせたスタイル
・インライン/フロートボタン
・1:1オンラインオンボーディング
・部分払い
・プレオーダー確認メール/SMS
・プレオーダー割引
・ブランディング削除
・ウィジェットのカスタマイズ
・最小在庫数
・コレクションページ
・メールドメイン設定
・定期的な分析レポート
・高度なテンプレート
・優先サポート
・リマインダー/再送信
・サンクスメッセージ
・GDPR準拠
・配送ポリシー
・ホームページ統合
・プレオーダー制限
・アプリ内の追加機能

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)

出典: Back in Stock: Restock Alerts|Shopifyアプリストア


Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)のおすすめポイント
・APIを解放しているので他のシステムと連携をすることができる
・コードの編集不要で簡単に機能を導入できる

他のシステムと連携することが可能で、機能面ではかなり充実しています。外部アプリと連携することによってLINEに通知を送ることも可能です。

Back in Stock: Restock Alerts(旧 Customer Alerts)の料金プラン

プラン FREE START
UP
SMALL
BUSINESS
MEDIUM
STORE
LARGE
月額 無料 $29 $49 $69 $99
月間通知数
(メール)
10 100 500 5000 50000

Back in Stock & Restock Alerts

Back in Stock & Restock  Alerts

出典:Back in Stock & Restock Alerts|Shopifyアプリストア


Back in Stock & Restock Alertsのおすすめポイント
・様々な言語に対応している
・ショップのロゴを使ってメールを送信することが可能
・Facebook連携が可能

レビュー数がとても多く海外では定番のShopifyアプリです。Facebookとも連携が可能です。

Back in Stock & Restock Alertsのプラン

プラン FREE BASIC STARTER PRO
月額 無料 $5 $9 $19
月間通知数
(メール)
20 500 2500 5000

再入荷通知が可能なメール配信アプリ

Klaviyo

Klaviyo|Shopifyアプリストア
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

Shopifyアプリの中でも人気の高いメール配信アプリです。メール配信に必要な機能が十分揃っており、連携できるShopifyアプリも豊富なのが特徴です。Klaviyoを利用することで「〇〇のタイミングでXXの内容メールをお客様へ自動配信したい」などのオートメーションメールも可能です。
また、在庫切れ時に再入荷通知フォームを表示したり、商品入荷時に再入荷通知にエントリーした人に自動でメール通知することも可能です。

料金: 無料〜

※ Eメールは250件まで無料。SMSは50件まで無料です。それ以上は有料になります。詳しくは公式ページをご参照ください

下記の記事でKlaviyoを使うメリットや初期設定方法を詳しく解説しています。ご参考になさってください。

Klaviyoとは?ShopifyストアでKlaviyoを使うメリットと初期設定方法

下記の記事でKlaviyoを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Klaviyoで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

Omnisend

Omnisend|Shopifyアプリストア
出典:Omnisend|Shopifyアプリストア

OmnisendはKlaviyoの次に有名なメルマガ配信アプリです。Klaviyoに比べて比較的安価に始めることができたり、英語ですが設定画面も直感的にわかりやすい作りになっています。Klaviyoと出来ることはほぼ変わらず、メールの一斉配信やオートメーションメールの配信、再入荷通知なども可能です。

Omnisendについて詳しくは下記の記事で紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendとは?Shopifyストアでオムニセンドを使うメリットと初期設定方法

下記の記事でOmnisendを利用した再入荷通知の設定方法を紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

【番外編】RuffRuff 予約販売

前述のKlaviyoやOmnisendを利用して再入荷通知を実現する場合は、RuffRuff 予約販売を併せて利用することがおすすめです。
KlaviyoやOmnisendとRuffRuff 予約販売と併用することで下記のメリットがあります。

  • 商品ページ以外でも再入荷機能を導入できる
  • 再入荷通知ボタンを表示・カスタマイズできる
  • 商品ごとに再入荷通知の出し分けができる
  • 再入荷通知の導入、カスタマイズを簡単に行える

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

引用元: RuffRuff 予約販売


再入荷通知アプリの選び方

再入荷通知アプリを選ぶ際に気を付けたいことは以下の3点です。

  • 日本語に対応しているか
  • コストが見合っているか
  • 必要な機能が備わっているか

それぞれ詳しく解説していきます。

日本語に対応しているか

Shopifyには海外製のアプリが多数存在します。
いくら機能やコスト面が良くても、日本語に対応していないと見えない作業コスト(日本語変換やなにか問題が発生したときの問い合わせなど)が発生するため、十分に注意が必要です。
まずは、下記が日本語に対応されているか確認しましょう。
・ユーザー側のサイト表示部分
・アプリの管理画面
・ヘルプページ
・問い合わせ担当者

コストが見合っているか

再入荷通知アプリには月額費用が発生します。複数プランがあるアプリが殆どで、プランによって月に通知を送ることができる件数や、機能の充実度が異なります。予算と目的に合ったプランを選ぶことが重要です。

再入荷通知アプリのプラン比較

アプリ名 プラン名 月額利用料 月額通知数
StoreCRM スタンダードプラン $30 5,500
プロプラン $100 66,000
プラスプラン $200 176,000
伴走プラン $530 11,000
再入荷通知サポーター FREE 無料 5
START
UP
$9.5 50
SMALL
BUSINESS
$15 150
MEDIUM
STORE
$35 1000
Notify Me! Back in Stock Alert Lite 無料 10
Essentials $19 300
Pro $39 3000
Premium $49 10000
Enterprise $250 無制限
Back in Stock: Restock Alerts
(旧 Customer Alerts)
FREE 無料 10
START
UP
$29 100
SMALL
BUSINESS
$49 500
MEDIUM
STORE
$69 5000
LARGE $99 50000
Back in Stock & Restock Alerts FREE 無料 20
BASIC $5 500
STARTER $9 2500
PRO $19 5000

必要な機能が備わっているか

 アプリによって通知方法やレポーティング機能の充実度などが異なります。LINEで通知したいのにLINEに未対応のアプリを選んでも意味がないため、自社に必要な機能がきちんと備わっているかを確認するようにしましょう。

再入荷通知アプリでよくある質問

年契約は出来ますか?

年契約はできません。現状はどのアプリも月額契約のみとなります。

途中でプランの変更はできますか?

プラン変更は可能です。 ただし、ダウングレードする場合は配信数が減るため、お客様に入荷通知が届かなくなる可能性があります。そのため、変更前にリクエスト数と月間通知数を確認しておきましょう。

予約販売と再入荷通知の違い

予約販売は発売前や入荷前から商品を販売し、商品が入荷したタイミングで出荷します。

一方で、再入荷通知(入荷通知)は商品の販売は行わず、商品が入荷したタイミングでお客様に入荷したことをお知らせします。

予約販売は購入意欲の高いタイミングで販売できるため、再入荷通知よりも機会損失を削減できると言えます。

予約販売と再入荷通知の使い分け

商品の入荷時期が明確である(約束した日付までに配送できる)または、購入から30日以内に商品を配送できると合理的に確信している場合は予約販売を選ぶと良いと考えています。一方で、それ以外は再入荷通知を選ぶと良いでしょう。

最後に

下記の記事では再入荷通知アプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

ブログに戻る
1 6
  • Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Tsunライターチーム

    Shopify Liquidは、Shopifyが開発したオープンソースのテンプレート言語です。本記事では、Shopify Liquidの基本概念、主な特徴、そしてその学習に役立つリソースについて解説します。

    Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Tsunライターチーム

    Shopify Liquidは、Shopifyが開発したオープンソースのテンプレート言語です。本記事では、Shopify Liquidの基本概念、主な特徴、そしてその学習に役立つリソースについて解説します。

  • Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Tsunライターチーム

    Shopify Polarisは、Shopifyのエコシステムにおいて重要な役割を果たす包括的なデザインシステムです。本記事では、Shopify Polarisの概要やメリット、デメリット、Polarisを活用したShopifyアプリの事例、Shopify Polarisを使用する際のヒントとコツを紹介します。

    Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Tsunライターチーム

    Shopify Polarisは、Shopifyのエコシステムにおいて重要な役割を果たす包括的なデザインシステムです。本記事では、Shopify Polarisの概要やメリット、デメリット、Polarisを活用したShopifyアプリの事例、Shopify Polarisを使用する際のヒントとコツを紹介します。

  • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

1 6

編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

掲載情報に関して

掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。