【徹底比較】カラーミーショップとShopifyの違い|料金・手数料・決済方法など Tsun Inc.

【徹底比較】カラーミーショップとShopifyの違い|料金・手数料・決済方法など

ネットショップを開設する上で大事になってくるのが、どのサービスを利用するかです。
Shopifyもカラーミーショップもネットショップを開設するサービスの中で有名なサービスではありますが、比較してみると料金も出来ることも異なります。
本記事では、Shopifyとカラーミーショップを様々な項目で比較し、最終的にどちらがおすすめかを紹介します。

BASEやSTORESも検討されている方は、下記の記事もご参考にしてください。

【徹底比較】Shopify・BASE・STORESの違い

また、ネットショップの構築を検討されている方は、下記の記事もご参考にしてください。

ECサイト制作会社の選び方は?鹿児島発企業のTsunがおすすめな理由5選

Shopifyとは?

「Shopify」は世界175カ国、数百万店舗で使用されている世界シェア最大級の大手ASPです。

自社のビジネス規模に合わせて複数のプランから選択できるため、小規模事業者から大規模事業者まで幅広く対応ができるサービスになっています。

外部アプリケーションと連携できる拡張機能も非常に豊富で、在庫連携や実店舗とのデータ連携など、自社が使いやすいようにカスタマイズをすることが可能です。

引用:https://tsun.ec/blogs/articles/about-shopify

カラーミーショップとは?

カラーミーショップはGMOペパボ株式会社が提供しているネットショップ作成サービスです。

フリープランは初期費用も月額費用も無料で始めることができ、レギュラープランでは月額4,950円で全ての機能を利用することが可能で、比較的安価なコストでネットショップを構築できます。

また、スマートフォンにアプリを入れれば、商品の受注状況の確認や、発送手続きをスマートフォンから行うことが可能です。

引用:https://tsun.ec/blogs/articles/8

導入店舗数で比較 

Shopify(ショッピファイ)

全体:約200万店舗(内、国内:約2.6万店舗)

データ元:Store Leads

※Shopifyが店舗数を非公開のため、Store Leadsの推定データをになります

カラーミーショップ

全体:約5万店舗

データ元:2022年12月期 第3四半期 決算説明会資料

 料金(費用)を比較

ネットショップを運営する上で最も重要なのは毎月発生するランニングコストが事業規模に見合っているかどうかです。Shopifyとカラーミーショップの料金を確認してみましょう。

初期費用と月額費用を比較

  Shopify カラーミーショップ
プラン スターター ベーシック スタンダード プレミアム プラス フリー レギュラー ラージ プレミアム
初期費用 無料 無料 3,300円 22,000円
月額費用 5ドル 33ドル 92ドル 399ドル 2000ドル 無料 5,980円 9,595円 39,600円
独自ドメイン 不可 無料 550円 無料
SSL 不可 無料 1,100円 無料
メールマガジン 不可 無料 テキストメールのみ
無料
無料
Googleショッピング
連携機能
不可 無料 5,500円/月
Instagram
ショッピング連携
0円 無料 550円/月
ブログ機能 不可 無料 5,500円/月
※カラーミーWPオプション利用で
定期販売 不可 0円~
※ Shopifyアプリ利用で
不可 無料
予約販売 不可 0円~
※ Shopifyアプリ利用で
5,500円/月
※ 予約販売アプリ利用で
無料
再入荷通知 不可 0円~
※ Shopifyアプリ利用で
1,600円/月
※再入荷通知アプリ利用で
独自ドメインの
メールアドレス
無料 550円 無料

Shopifyには5つのプランがあり、一番安いスタータープランで月額5ドル、一番高いPROプランで月額$2,000になります。Shopifyを利用して本格的なネットショップを構築したい場合は、ベーシックプラン以上のプランを選ぶと良いでしょう。

Shopifyのプランの違いは下記の記事を参考にしてください。

Shopifyのプランについて徹底比較

カラーミーショップは4つのプランがあり、一番安いフリープランで月額0円、一番高いプランで月額39,600円になります。ただし、プレミアムプランは、2023年1月から提供開始予定になります。

あれこれオプションを考えずにわかりやすい料金設定になっているのはShopifyといえます。

カード手数料を比較

ネットショップの中で、最も利用回数が多いクレジットカード決済の手数料で比較してみましょう。

ShopifyでShopifyペイメントを利用した場合、カラーミーショップではカラーミーペイメントを利用したカード手数料で比較しています。

カード決済手数料
Shopify
Shopifyペイメント利用時
カラーミーショップ
カラーミーペイメント利用時
スターター 5%
ベーシック 3.4~4.15%
スタンダード 3.3~4.1%
プレミアム 3.25~4.05%
プラス 要問合せ
フリー:6.6%+30円
レギュラー以上:3.8%(月額費用8,000円)

※2022/12/26時点の情報です

Shopifyでクレジットカード決済を利用する場合は、Shopifyペイメントを利用することをオススメします。理由は決済代行会社を利用する際に発生する外部サービス取引手数料がかからないからです。

Shopifyペイメントに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

Shopifyペイメントとは

カラーミーショップは、フリープランがカラーミーペイメントのみの対応となります。カラーミーペイメントはフリープランは月額費用が無料で、レギュラープラン以上では月額8,000円の費用が発生します。

クレジット決済においては、月額費用が発生しない点や手数料率が低い点でShopifyのほう良いでしょう。

 決済方法(決済種別)を比較

注文率(CVR)において決済種別の多さ(ユーザーが利用したい決済手段があるか)は大事になってきます。ここでは、対応している決済種別を比較します。

決済種別
  Shopify カラーミーショップ
カード決済
銀行振り込み
キャリア決済 レギュラー以上
代金引換 レギュラー以上
後払い決済
コンビニ決済
楽天ペイ レギュラー以上
d払い
PayPal レギュラー以上
Amazon Pay 法人のみ 法人のみ
PayPay
Google Pay
Stripe
Apple Pay
Paidy

決済方法(決済種別)の豊富さもShopifyの方が多いと言えるでしょう。

また、Shopifyに関しては上記の表以外に国内の決済方法だけでなく、海外の決済方法にも対応しているため、今後海外展開の可能性がある場合は、最初からShopifyを選んでおくことをオススメします。

販売手法を比較

売れ過ぎて在庫不足になってしまったり、逆に在庫が過度に余らないように、定期購入や予約販売等の販売対策を行うことは、ショップ運営にとって大切な要素の1つです。

販売手法
  Shopify カラーミーショップ
予約販売 無料〜
アプリ追加
5,500円/月
※プレミアムは無料
まとめ販売 無料〜
アプリ追加
定期販売 無料〜
アプリ追加

※ 2022年12月27日時点の情報です

どちらとも定期販売や予約販売の機能を実装することは可能ですが、セット販売においてはShopifyのみ対応しています。

また、カラーミーショップで予約販売を行う場合は、月間5,500円の費用が発生します。

今後、定期販売や予約販売、セット販売を駆使して、売上を伸ばしていきたい場合もShopifyを選ぶと良いでしょう

Shopifyの定期・予約購入アプリに関しては以下の記事で詳しく解説しています。 

Shopifyの定期購入(サブスク)アプリ

Shopifyでおすすめの予約販売アプリ

サイト制作機能を比較 

商品登録数を比較

販売する商品を登録できる数はどのショップも無制限で差はありません。

商品登録数
Shopify カラーミーショップ
無制限 無制限

※ 2022年12月27日時点の情報です

SSL、独自ドメインを比較

自身のネットショップを開設する上で、こだわりのドメイン(オンライン上の住所)で開設したい方は多いのではないでしょうか?

ここでは、独自ドメインに対応しているかどうか、また独自ドメイン対応した際にセキュリティの観点で必要になるSSL対応できるかどうかを比較していきます。

★独自ドメインとは

ドメインとはECサイトのURLの「https://」より後の部分のことを指します。独自ドメインにすることでそのサイト固有のURLを設定することができ、サイトの信頼度やブランディング向上に繋がります。

★SSLとは

SSLとはサイト内の情報を暗号化することでセキュリティーを高める仕組みのことを指します。

引用:https://tsun.ec/blogs/articles/25

独自ドメイン
  Shopify カラーミーショップ
独自ドメイン フリー 550円
レギュラー以上 無料
SSL フリー 1,100円
レギュラー以上 無料

どちらとも独自ドメインを設定することは可能ですが、カラーミーショップはフリープランの場合、月額550円発生します。

どちらともSSL対応出来ますが、カラーミーショップはフリープランの場合、月額1,100円発生します。

一番安く独自ドメイン及びSSL対応しているネットショップを開設する場合は、カラーミーショップのフリープランで独自ドメインオプションとSSLオプションを付けると対応可能です。

テンプレート数を比較 

ネットショップのブランドを表現するために重要になってくるのがサイトデザインになります。ただし、デザイナーにデザインを1から考えてもらい、エンジニアに実装してもらうのは時間もお金も莫大にかかってしまいます。その問題を解決してくれるのがデザインテンプレートです。

ここでは、より好みのデザインを見つけるために大事になってくるデザインテンプレートの多さを比較します。

独自ドメイン
  Shopify カラーミーショップ
テンプレート数 107件 80件以上
無料テンプレート数 11種類 47種類
有料テンプレートの費用 100ドル〜 9,167円〜

※ 2022年12月27日時点の情報です

テンプレート数が最も豊富なのはShopifyです。また、後述しますが、カラーミーショップはブログ機能が存在しないため、ブログ記事もこだわりのデザイン及び統一感のあるデザインで公開したい場合はShopifyを選ぶと良いでしょう。

 

アプリ数を比較 

やりたいことをネットショップに実現するために大事になってくるのが、ネットショップを機能拡張するアプリケーション(アプリ)です。

ここでは、アプリ数について比較してみます。

アプリ数
Shopify カラーミーショップ
8000件以上 60件以上
 

アプリ数はShopifyのほうが圧倒的に多いです。

Shopifyは英語のアプリが多いですが、日本語対応している国内向けアプリも約200件ほどあり、日本語対応アプリで比較してもShopifyが多いです。

アプリを利用してネットショップの拡張していきたい場合はShopifyがおすすめです。

マーケティング機能を比較

ネットショップにおいてSNSやブログ、メルマガ、広告などのマーケティングは、商品を多く知ってもらうために様々な媒体で露出を増やすことはとても重要です。

ここでは、SNSやブログ、メルマガ、広告といったマーケティングに欠かせない機能が存在するのかを比較します。

マーケティング機能
  Shopify カラーミーショップ
メールマガジン 2,500通までは無料
※フリープランはテキストメールのみ
ブログ機能 5,500円/月
※ Wordpress
インスタ連携
Googleショッピング
連携
無料
アプリ追加
5,500円/月
Instagramショッピング
連携
無料
アプリ追加
550円/月

インスタグラムやGoogleショッピング、Instagramショッピングへの連携はどちらとも連携可能です。ただし、カラーミーショップではGoogleショッピング、Instagramショッピングへの連携に月額費用が発生します。

SEO対策や顧客満足度の向上に大事なブログ記事を作成するブログ機能に関してはShopifyではデフォルトで用意されており、カラーミーショップは月額5,500円でWordpressの利用が可能になります。

Wordpressはカラーミーショップとは完全に違うサービスであるため、デザインがバラバラになったり、ドメインが分断されたりする問題があります。

今後、安価にマーケティング施策をしっかり打っていきたい場合は、Shopifyを選ぶことをオススメします。

Shopifyのブログ機能について下記の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。

Shopifyのブログ機能をフル活用しよう|機能や拡張アプリを紹介

契約期間の縛りで比較

Shopifyは1ヶ月、カラーミーショップは3ヶ月となります。

 

結局どのサイトを選べば良いの?

どんな商材でも、どんな規模でも、どんなマーケティング施策にも安価で本格的に対応できるネットショップを開設できるのはShopifyだと言えます。迷ったら、Shopifyを選ぶと間違いないと考えます。

ただし、どちらもそれぞれ特徴があるため、自身のショップの規模と目的、そして今後の展望に合ったサイトを選ぶことです。

Shopifyがおすすめのショップ

コストを抑えつつ、本格的にネットショップで売上を伸ばしていきたいのであれば、Shopifyがおすすめです。

機能の充実さや拡張性、サイト構築の便利さや機能面を重視する場合はShopifyがおすすめです。

また、今後ショップの規模や事業展開を拡大していきたい企業、海外販売を想定しているショップもShopifyを選ぶと良いでしょう。

Shopifyでのストア構築をご検討の場合は、下記の記事もご参考にしてください。

Shopifyのプランの選び方|費用・手数料・決済方法の違いについて

カラーミーショップがおすすめのショップ

自身でネットショップを開設するのが不安で、日本のサポートスタッフにサポートしてもらいつつ、比較的安価にネットショップを試したい場合はカラーミーショップがおすすめです。

よくある質問

カラーミーショップからShopifyへ移行は可能ですか?

移行は可能です。ただし、顧客データの移行においてパスワードは移行できないため、サイト移行後にお客様へパスワードの再設定の案内を行う必要があります。

以降に関する詳しい情報は、Shopifyの公式ブログにまとめられていますのでご参考になさってください。

カラーミーショップからShopifyに移行・引っ越しする際の手順|Shopify ブログ

Shopify構築ならTsunへ

株式会社TsunではShopifyでのサイト構築からグロースまでを、一気通貫でサポートします!

自社に合ってるプランが何なのか、決済方法はどれを選択するべきかなど、自社ECサイトの構築方法はもちろん、その先の運営方法までしっかりサポートさせて頂きます。

自社ECサイトの作成、運営をご検討されている方は、豊富なプログラミング知識とマーケティング知識をあわせ持つTsunへ一度お問い合わせください。

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  • Shopifyでポップアップを表示する方法|ポップアップを表示できるShopifyアプリ5選

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    Tsunライターチーム

    Shopifyストアを運営する上で、コンバージョン率の向上は重要な課題の一つです。その中でも、ポップアップは訪問者の注目を引き、アクションを促すために効果的な手段として知られています。本記事では、ポップアップを表示するメリットやポップアップを表示できるShopifyアプリの紹介について解説します。 ポップアップとは? ポップアップとは、ウェブサイトを閲覧中に突然表示される小さな画面やウィンドウのことを指します。ポップアップは、メインのウェブページとは別に新しいウィンドウやタブで開き、多くの場合、広告や宣伝を目的としています。商品やサービスの販売促進、キャンペーンの告知などに使用されるのが一般的です。ポップアップは、適切に使用すれば効果的な情報提供や販促の手段となりますが、過度な表示はユーザー体験を損なう恐れがあるため注意が必要です。 ポップアップを表示するメリット 訪問者の注目を集められる ポップアップは、突然画面上に現れるため、訪問者の注目を強制的に集めることができます。通常のバナー広告などと比べて視認性が高く、重要なお知らせやキャンペーン情報を、確実に訪問者に伝えることが可能です。 下記のブログ記事ではShopifyにバナーを表示できるShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyストアにバナーを表示するアプリ3選 | フローティングバナーや送料無料バーなどもご紹介 メールアドレスの収集が容易になる ポップアップを使ってメルマガ購読の特典を訴求することで、メルマガへの購読数を高めることができ、多くのメールアドレスの収集を期待できます。収集したメールアドレスを活用すれば、効果的なメールマーケティングを展開できるでしょう。 下記のブログ記事ではShopifyでメールマーケティングを行うメリットやおすすめのメルマガ配信アプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyでメールマーケティングを行うメリットは?メール配信(メルマガ配信)アプリも紹介 コンバージョン率の向上につながる 適切なタイミングで魅力的なポップアップを表示することで、商品の購入や資料請求など、様々なコンバージョンを促すことができます。例えば、カート落ちしそうな訪問者に対して、限定クーポンの配布を告知するポップアップを表示すれば、カート落ちを避けて購入率の向上が見込めます。 下記のブログ記事ではカゴ落ち対策の原因やおすすめのカゴ落ち対策アプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介|カート離脱対策 Shopifyでポップアップを表示する方法 Shopifyテーマを利用する まずは、Shopifyテーマを利用する方法です。Shopifyテーマの中にはポップアップを表示できるセクションを提供しているテーマが存在します。Shopifyテーマでポップアップバナーを表示するメリットとしては、追加料金が発生しない点です。デメリットとしては、表示タイミングやデザインなどの細かなカスタマイズが出来ないことです。ご自身のご利用中のテーマでポップアップが表示できるか一度確認してみましょう! Shopifyアプリを利用する 次に、Shopifyアプリを利用する方法です。Shopifyテーマに比べて表示タイミングやデザインなどのカスタマイズ性が高いメリットがあります。一方で、月額費用が発生するデメリットがあります。ご自身のやりたいことがShopifyアプリで実現できるか確認し、それに対していくらまで月額費用を払えるのかを検討しましょう。 ソースコードをカスタイマイズする Shopifyアプリを利用してもどうしてもやりたいことを実現できない場合があると思います。そういった場合は、Shopifyテーマのソースコードをカスタマイズする必要があります。 メリットとしては無料で作ることができ、自由にデザインをカスタマイズ出来ることです。デメリットとしては、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング知識が必要になることです。また、開発だけでなく、意図したとおりに動くかテストする時間や別のバナーへの張替えなど継続的なメンテナンスが発生するのがデメリットです。 ポップアップにおすすめのShopifyアプリ Pop Convert ‑...

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  • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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