EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

Shopifyストアで商品を販売しはじめて、「なかなかユーザーがアクセスしてこない」「なかなか商品が売れない」「アフィリエイト広告って聞いたことあるけど効果あるのだろうか?」という悩みを持っている人がいるのではないでしょうか。
本記事では、Shopifyで出来るいくつかの集客方法の中でも「アフィリエイト広告」についてメリットやデメリット、おすすめShopifyアプリなどを紹介しています。
下記の記事では、アフィリエイト広告以外の集客方法も紹介しています。ご参考になさってください。
Shopifyストアの集客方法10選|集客におすすめのアプリもご紹介
アフィリエイト広告は、アフィリエイターが自身のメディアやSNSで自社の商品やサービスを紹介する形式の広告です。アフィリエイターのメディアやSNS経由で商品やサービスが購入された際に広告報酬を支払う成果報酬型が一般的です。そのため、費用対効果が高い傾向にあります。
また、アフィリエイターに紹介してもらうことによる認知拡大も期待できます。
アフィリエイト広告を出稿する方法は下記2種類あります。
それぞれ、詳しく説明します
1点目は、ASPを利用する方法です。
ASP(Affiliate Service Provider)と呼ばれる仲介業者を利用し、アフィリエイターに商品の紹介を依頼する方法です。
仲介業者を利用するため、アフィリエイト経由で商品が購買されない場合でもASPに利用料を支払わなくてはなりません。また、掲載媒体の管理や品質の管理が困難なため、意図せずブランドイメージを損なうサイトに掲載されたり、紹介方法をされてしまうことがあるため注意が必要です。
Shopifyではまるっと集客というShopifyアプリがあり、ASPを一元管理出来るShopifyアプリが存在します。バリューコマースやA8.comなどの国内大手のASPと連携することが可能です。
2点目は、自社でアフィリエイトプログラムの基盤を構築する方法です。自社で報酬設計から考え、アフィリエイターを探し、商品紹介を依頼し、成果を計測、報酬の支払いなどを行う必要があります。
こちらの方法は、作業負担が大きい一方で、ASPの利用料を削減できたり、自社で見つけたアフィリエイターのため品質のコントロールが容易だったりします。
ShopifyではAffitchという自社でアフィリエイトプログラムを構築できるShopifyアプリが存在します。無料プランも存在しますので、一度試してみるのも良いでしょう。
アフィリエイト広告は成果報酬型が一般的で、成果(商品の購入やサービスの契約)が達成した時点で費用が発生します。一方、他の広告の場合、広告が表示またはクリックされた場合に費用が発生するケースが多く、成果が達成されなくても広告費用を支払わないといけません。そのため、アフィリエイト広告は、他の広告に比べ費用対効果の高いといえます。
対策できている集客チャネルが「SNSだけ」や「WEBメディアだけ」など偏っている場合、それ以外のチャネルからユーザーを集客できていないのではないでしょうか。
最近では、WEBメディア(アフィリエイトブログ含む)だけでなくYouTubeやInstagram、TwitterなどのSNSを中心に活動しているアフィリエイターも多いため、アフィリエイト広告を利用することで幅広いチャネルからユーザーを集客することができます。
また、集客チャネルを多様化すること(1つの集客チャネルへの依存を無くすことで)で、GoogleのコアアップデートやSNS広告の表示アルゴリズムの変更などプラットフォームの何かしらの変更により、ストア自体へのアクセスがほぼゼロになるリスクを避けることができます。
アフィリエイターのチャネルを通じて、自社ブランドや商品を知らないユーザーに対して認知を拡大できることもアフィリエイト広告のメリットのひとつです。影響力の大きいアフィリエイターが自社ブランドや商品を紹介してくれれば、購入が見込めるだけではなく、認知拡大も期待できます。
Shopifyではアプリを利用することで、バリューコマースやA8.comなどの国内大手のASPと連携してアフィリエイト広告を簡単に出稿することができます。また、自社でアフィリエイトプログラムを簡単に構築することもできます。
バリューコマースやA8.comなどのASPを利用する場合は、初期費用や月額費用が発生する場合があります。また、Shopifyアプリを利用する場合は、アプリの月額費用が発生する場合もあります。
アフィリエイト広告を始めたからと行って、必ずアフィリエイターに紹介されるわけではありません。報酬額が少なかったり、成果達成のハードルが高かったりするとアフィリエイターに選ばれにくくなってしまいます。
しかし、成果報酬を上げると利益率が小さくなってしまいます。アフィリエイターにとって魅力的な条件と利益率のバランスをとることが重要になります。
ブランドや商品をどのように紹介するかはアフィリエイター次第となります。アフィリエイターによっては、成果達成のために誇大表現や景表法違反、薬機法違反、著作権違反など様々な悪質な紹介をする場合もあります。その場合、ブランドが傷つくことはもちろんですし、広告主側が責任を取らなければならない場合もあるため注意が必要となります。
上述のデメリットのようにアフィリエイターによる誇大表現や景表法違反、薬機法違反、著作権違反などを「未然に防ぐ」または「発生してもすぐに対処する」ために、アフィリエイターや作成された紹介内容(クリエイティブ)の品質管理も必要になる場合があります。
様々な外部集客チャネルと連携出来るアプリです。無料で利用でき、バリューコマースやA8.net、アクセストレードなど大手アフィリエイトASPとの連携も可能です。ASPとの連携以外にもgoogle広告やfacebook / instagram広告、LINEメディア、AmebaPickなど様々な外部チャネルとも連携できます。
自社のShopifyサイトにアフィリエイトプログラムを構築できるアプリです。アフィリエイトで売上を伸ばしたいけど、ASPに中間マージンを取られたくないShopifyサイトにおすすめです。国内産のShopifyアプリのため、困ったときは日本語でサポートしてもらえるのも嬉しいポイントです。
GOAFFPROはAffitch同様に自社のShopifyサイトにアフィリエイトプログラムを構築できるアプリで、アフィリエイトアプリの中では最も人気のShopifyアプリの1つです。無料から利用でき、アフィリエイターに応じて報酬を変更できたりと機能も豊富です。また、AffitchではアフィリエイトのリンクがAffitchドメインのリダイレクトリンクなのに対し、GOAFFPROは自社ドメインにパラメータが付与された形式のアフィリエイトリンクのため、SEO対策の1つである「外部リンクの獲得」としても有効活用ができそうなアプリです。
下記の記事では「外部リンクの獲得」以外にShopifyで出来るSEO対策を紹介しています。ご参考になさってください。
Shopifyで出来るSEO対策|SEOの基本やメリット・デメリット、アプリも紹介
アフィリエイト広告は費用対効果の高い集客方法の一つです。また、Shopifyアプリを利用することで簡単に始めることもできます。一度、アフィリエイト広告について検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、下記の記事ではアフィリエイトアプリ以外にも「集客拡大」や「売上拡大」をサポートする様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。
Tsun Inc. CTOの小笠原です!今回はShopify APIをPostmanで簡単に実行するノウハウをまとめました。 Shopify APIに限...
EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。
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