あとで買う(Save for later)機能を導入するメリット|Shopifyアプリも紹介

Shopifyにあとで買う(Save for later)機能を導入するメリット|アプリも紹介

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
ノーコードかつ3ステップで簡単にセットアップでき、日本語に対応しています。
無制限で予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。

引用元: RuffRuff 予約販売


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あとで買う(Save for later)機能とは?

ユーザーがカートに入れた商品を今買うのではなく、「あとで買う」ボタンを押すことで、「後で買う商品リスト」に該当商品を加えることの出来る機能のことです。ユーザーが次回の購入の時に、「後で買う商品リスト」の中から目的の商品へ簡単にアクセスすることが出来ます。Amazonや楽天市場、Yahooショッピングなど大手ECモールで商品を購入したことがある方は一度は目にしたことがあるのでは無いでしょうか。

Shopifyにあとで買う機能を導入するメリット

カゴ落ち対策になる【ストア側のメリット】

「カゴ落ち」とは、自社のShopifyストアに訪れたユーザーが商品をカートに入れたまま、購入まで至らずにそのままShopifyストアを離脱することです。

引用元:カゴ落ち(カート落ち)とは?


ユーザーは今は買わなくてもよい商品をカートから削除するのではなく、「後で買う商品リスト」に追加することで、次回Shopifyストアへ再訪した際に以前購入しようとしていたことを思い出すことができます。

カゴ落ちにおいて一番最悪なケースは、ユーザーがカートから商品を削除し、その商品が一生買われないことです。あとで買う機能は、ユーザーに商品を思い出すきっかけをつくれるため、一生購入されない最悪なケースを回避する手助けになります。

下記の記事では、カゴ落ちが発生する原因や対策を紹介しています。参考になさってください。

Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介

アップセル(ついで買い)を促す事ができる【ストア側のメリット】

「後で買う商品リスト」の商品をカートページなど、購入意欲が高まっているタイミングで訪れる購入導線に表示してあげることで、送料を無料にする目的やポイントアップにする目的などさまざまな要因でユーザーの「ついで買い」に結びつけることが可能です。

Shopifyアプリによっては、カートページだけでなく、商品ページやブログ記事などさまざまな場所に「後で買う商品リスト」内の商品を表示することができます。

効果的なメールマーケティングを実施できる【ストア側のメリット】

「後で買う商品リスト」に登録した商品は、他の商品に比べてユーザーが興味を持っている(興味を持っていた)商品です。その商品が「在庫が薄くなってる」や「セールで安くなってる」、「その他キャンペーンを行っている」などのタイミングで該当ユーザーにメルマガを送ることで、購入へ促すことも出来るでしょう。

※ただし、メルマガを送る場合はメルマガ配信の同意を得ているユーザーのみに配信しましょう。

下記の記事では、Shopifyでメールマーケティングを行うメリットやおすすめのメール配信アプリを紹介しています。参考になさってください。

Shopifyでメールマーケティングを行うメリットは?メール配信(メルマガ配信)アプリも紹介

目的の商品に簡単にアクセスできる【ユーザー側のメリット】

ユーザーは「後で買う商品リスト」に商品を入れておくことで、次回ストアへ訪問した際に、商品を探す手間がなく、簡単に商品を見つけ購入に進むことができます。

送料無料のための買い足しができる【ユーザー側のメリット】

「〇〇円以上なら送料無料」「XX個以上なら送料無料」など送料が無料になる条件を設けているShopifyストアの場合、お客様は「後で買う商品リスト」の中からその条件を達成するために商品を追加購入することができます。

Shopifyにあとで買う機能を導入する方法

Shopifyストアに「あとで買う機能」を導入方法は下記になります

  • アプリを導入する
  • ソースコードをカスタマイズする
  • 有料テーマを購入する

それぞれ詳しく紹介していきます。

アプリを導入する

まずはじめに、Shopifyアプリを利用する方法です。

アプリを利用するメリットとして、簡単に導入ができ、好みのデザイン(色味)にカスタマイズができることです。

また、細かな調整や動作テスト等に貴重なエンジニアのリソースを割かなくて済むのも大きなメリットと言えます。

本記事の後半で、おすすめのあとで買う(Save for later)アプリを紹介しますので、参考にしてください。

ソースコードをカスタマイズする

次に、Shopifyのソースコードをカスタマイズして導入する方法です。

メリットとしては無料で作ることができ、自由にデザインをカスタマイズ出来ることです。

デメリットとしては、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング知識が必要になることです。また、開発だけでなく、意図したとおりに動くかテストする時間や継続的なメンテナンスが発生するのがデメリットです。

有料テーマを購入する

最後に、あとで買う機能が既に備わっているShopifyの有料テーマを購入する方法です。

メリットとしては、プログラミング知識が不要で、買い切りなので長く利用する場合はアプリよりも安く抑えることが出来ます。

デメリットとしては、デザインを自由に変更できないことや費用が$180以上は発生することです。また、対応しているテーマを探すのにも時間がかかります。

あとで買う機能を導入できるShopifyアプリ

CartBloom: Save for later

CartBloom: Save for later【あとで買う】|Shopifyアプリ
出典:CartBloom: Save for later|Shopifyアプリストア

アプリを見る

あとで買う機能に特化したShopifyアプリです。

月額$7.99から利用でき、後で買うリストへの追加・削除だけでなく、保存した商品の価格が下がった際に、自動的にリマインドメールを送信する機能もついています。

CartBloom: Save for laterの料金プラン

プラン名 BLOSSOM
PLAN
PLUS
PLAN
価格 $7.99/月 $14.99/月
あとで買う
追加数
無制限 無制限
リマインドメール
送信数
月間200通 無制限
ダッシュボード
デザインカスタマイズ
ゲストユーザーの
利用
Shopify Plus
専用サポート

アプリを見る

Wishlist Plus

Wishlist Plus【お気に入り】|Shopifyアプリ
出典:Wishlist Plus | Shopifyアプリストア

Shopifyストアにお気に入り機能(ウィッシュリスト)を追加するためのShopifyアプリです。

ゲストユーザーでもお気に入りリストを作成できたり、ウィッシュリストとして第三者にお気に入りリストを公開することも可能です。また、お気に入りした商品に関する「在庫数通知、値下げ通知、クーポン通知、自動通知」など様々な通知が可能です。

様々なメールアプリとの連携ができ、Mailchimp、Klaviyo、ReSci、Sailthru、Bronto、Dotmailerなどメールアプリと連携が可能です。

引用元:Wishlist Plus|ウィッシュリストアプリ 5選


Wishlist Plusはお気に入り機能だけでなく、あとで買う機能も備わっていますので、どちらも対応したいShopifyストアにおすすめです。

下記の記事では、Shopifyにお気に入り機能(ウィッシュリスト)を導入するメリットや導入方法、おすすめアプリも紹介しています。参考になさってください。

Shopifyにお気に入り機能(ウィッシュリスト)を導入するメリット|Shopifyアプリも紹介

Wishlist Plusの料金プラン

プラン名 FREE STARTAR PRO PREMIUM
価格 無料 $14.99/月 $49.99/月 $99.99/月
お気に入り
ウィッシュリスト
追加数
月間100件 月間1000件 月間1万件 月間5万件
あとで買う
追加数
月間20件 月間100件 月間1000件 月間5000件
シェアリスト
共有リンク
詳細レポート
英語以外の言語サポート -
セッション数 月間5000 月間1万 月間5万 月間10万
Klaviyo統合 - -
JS/REST API対応 - -

最後に

下記の記事ではあとで買う機能を追加できるShopifyアプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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  • Shopifyのポイントアプリ5選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Shopifyのポイントアプリ5選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

    Tsunライターチーム

    「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。 引用元: RuffRuff 予約販売 アプリを見る デモページを見る 本記事では、Shopifyストアにポイントサービスを導入するメリットやデメリット、ポイントサービスを導入できるShopifyアプリをご紹介します。 ポイントサービスとは ポイントサービスとは、お客様の購入金額に応じて自身のShopifyストアで利用できるポイントを付与するサービスの事です。 ポイントを付与することでお客様の利用頻度を向上させるのと併せて、商品やサービスのファンを増やす事に役立ちます。 Shopifyストアにポイントサービスを導入することで競合ストアよりも選ばれやすくする事にも役立ちます。 同義として「ポイントプログラム」や「ポイントシステム」と呼ばれることもあります。 ポイントサービスを導入するメリット リピート率を向上できる ポイントサービスを導入する最大のメリットは、リピーターを獲得できる点です。ポイントが貯まっているから、貯めているからという理由で、既存顧客に自社ストアを選んでもらいやすくなります。 Shopifyストアを安定運営するには、既存顧客が他社の商品やサービスに乗り換えること(顧客離れ)を防ぐことが大切です。ポイントサービスは既存顧客の囲い込みに役立ち、売り上げの安定化も期待できます。 顧客単価・LTVを向上できる 上述のように、ポイントサービスを導入することで、リピート率が上がるのと比例して、LTVの向上も期待できます。また、「〜円以上の買い物でポイント5倍」や「5のつく日だけポイント5倍」などポイントを絡めたマーケティング施策を行うことで、購入単価の向上も期待できます。 競合ストアと差別化ができる メーカーの意向で値段をあまり下げることが困難な商品やどこでも扱える商品を販売している場合などは、ポイントサービスがあることで競合ストアよりもポイント分だけ差別化することができます。 マーケティング施策の選択肢が増える ポイントと絡めたマーケティングキャンペーンの実施ができるようになるのもメリットの一つです。たとえば、「会員登録したらポイント付与」や「誰かを紹介したらポイント付与」、「誕生日を入力したらポイント付与」、「〜円以上の買い物でポイント5倍」、「5のつく日だけポイント5倍」など、ポイントをインセンティブに様々なマーケティング施策を企画・実施することができます。 ポイントサービスを導入するデメリット 導入や維持にコストがかかる ポイントサービスをShopifyストアに導入する方法として、独自実装またはShopifyアプリの2種類があります。 独自実装する場合は外注費等のコストがかかる可能性もありますし、Shopifyアプリを利用する場合も月額費用だけでなく、顧客数に応じて追加コストが発生する場合があります。 また、dポイントなどの共通ポイントを導入する場合は、加盟店費用やポイント発行手数料など様々なコストも発生します。 手間もかかる ポイントサービスは導入して終わりではありません。導入後はキャンセルや返品が発生した際に、ポイントを取り消す手間が発生しますし、ポイントに関するお客様からの問い合わせも増えます。また、ポイント支払いは、会計上「ポイント引当金」として処理する必要があり、会計処理においても手間が発生します。 一度始めると終わらせるのも大変...

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  • Shopifyにd払いを導入するメリット・デメリット、設定方法

    Shopifyにd払いを導入するメリット・デメリット、設定方法

    Tsunライターチーム

    みなさんはShopifyでどのような決済方法を導入していますか? 本記事ではShopifyストアにd払いを導入するメリットやデメリット、d払いを導入する方法を紹介します。 d払いとは? d払いは、ドコモが提供するスマホ決済サービスです。スマホに表示されるバーコードもしくはQRコードを利用して支払いができ、街中のお買い物だけでなく、ネットショッピングでも利用できます。また、dポイントが貯まるのも特徴です。 Shopifyにd払いを導入するメリット クレジットカード情報の入力が不要 d払いはドコモのアカウント情報が分かれば決済することができます。クレジットカード決済の場合、クレジットカード番号や使用期限、セキュリティコードなどを入力しないといけませんが、それらの情報の入力の手間が不要です。 dポイントが貯まる、使える 注文時の決済方法としてd払いを利用することで、お客様はdポイントを貯めたり、使用したりすることができます。普段からdポイントを活用しているドコモユーザーに自身のShopifyストアを選んでもらう理由にもなります。 下記のブログ記事では、Shopifyにポイントシステムを導入するメリットやおすすめポイントアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyのポイントアプリ4選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット カゴ落ち対策になる カゴ落ちの原因の大半を占めるのは「希望する決済種別がない」という理由です。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、d払いの導入を検討しても良いでしょう。 出典:株式会社 NTT ドコモ 株式会社NTT ドコモの公開情報よるとd払いのユーザー数は5,199万人(2023年3月末時点)を突破しており、日本人口の約2.5人に1人が利用している決済サービスまで成長しています。 参考:d 払い、5 年でユーザー数 5,000 万人を突破|株式会社 NTT ドコモ 出典:Baymard Institute Baymard Institute社の調査ではカゴ落ちの理由として、3番目に多いのが「クレジットカード情報を入力したくない」、9番目に多いのが「決済の選択肢が少ない」です。 ドコモユーザーの中には、「d払いを利用してクレジットカード情報を入力せずに決済したい」、「dポイントを貯めたいのでd払いを利用したい」と考えている人も多いので無いでしょうか。...

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  • Shopifyで指定数量の倍数で販売する方法|カート追加可能数を3個ずつに制御する方法|インクリメント

    Shopifyで指定数量の倍数で販売する方法|カート追加可能数を3個ずつに制御する方法

    Tsunライターチーム

    みなさんは商品に対して「2個ずつで販売したい」、「3個ずつで販売したい」など指定した数量の倍数で販売したいケースはないでしょうか?ShopifyではPlusプラン(月額$2,500~$3,000)のB2B機能を利用することでインクリメントの設定により指定数量の倍数で商品を販売することができます。 しかし、Plusプラン以外のShopifyストアではShopifyの純正機能だけで実現することは困難です。 本記事では、Plusプラン以外のShopifyストアで指定した数量の倍数で商品を販売する方法をご紹介します。 数量ルールと量による価格を設定する|Shopify ヘルプセンター 下記のブログ記事ではShopify Plusについて詳しく紹介しています。ご参考にしてください。 Shopify Plusとは?料金や手数料、できること、メリットをご紹介 アウトプット 本記事の設定を行うことで、商品は3の倍数(3個、6個、9個・・・)でしか購入できないようになります。 参考動画 デモ商品 下記ページは、3の倍数でしか購入できないように個数制限をかけたデモ商品となります。 ご参考になさってください。 [デモ] 3の倍数で個数制限 事前準備 本記事の設定を進めるうえで、注文制限アプリ「RuffRuff 注文制限」を利用します。そのため、まだインストールされていない方はインストールをお願いします。 RuffRuff 注文制限  「RuffRuff 注文制限」は完全日本語対応で、日本初のCart and Checkout Validation APIを利用したShopify アプリです。 「Cart...

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  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

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    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

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    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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