みなさんは、「新商品の発売予告」や「期間限定販売」を実施していますか?
Shopifyを利用してオンラインストアを運営する際、特定の商品を特定の期間だけ販売したいというニーズがあるかもしれません。例えば、季節限定商品や期間限定セールなどがその一例です。本記事では、Shopifyで商品販売期間を設定するためのさまざまな方法について詳しく解説し、それぞれのメリットとデメリットを比較します。また、販売期間設定に特化したおすすめのアプリもご紹介します。
Shopifyで販売期間を設定する方法4選
Shopifyで販売期間を設定する方法は下記4種類があります
それぞれのメリットやデメリットを詳しく紹介します。
Shopifyの商品管理の公開スケジュールを利用する
1つ目は、Shopifyの商品管理ページにて公開スケジュールを利用する方法です。Shopifyの純正機能のため無料で設定できますが、販売開始日しか設定できないため、販売終了日を必要とする期間限定販売などには向いていないです。
商品管理の公開スケジュールを利用するメリット
- 無料で設定できる
- 簡単に設定できる
- プログラミング知識が不要
- Shopifyテーマのバージョンアップやテーマ変更にも影響がない
商品管理の公開スケジュールを利用するデメリット
- 販売終了日時は設定できない
- 新商品の発売予告ができない(設定した公開日時前は、商品ページ自体が非公開のため)
- バリエーション単位で設定できない
Shopify Flowを利用する
2つ目は、ShopifyFlowを利用する方法です。Shopify FlowはShopifyが提供しているワークフローアプリです。無料で利用でき、プログラミング知識が不要なメリットはありますが、使いこなすのにある程度の慣れが必要になります。
Shopify Flowを利用するメリット
- 無料で設定できる
- 自動で販売終了ができる
- プログラミング知識が不要
- Shopifyテーマのバージョンアップやテーマ変更にも影響がない
Shopify Flowを利用するデメリット
- 設定が難しい
- 発売予告の設定できない(発売前は商品ページが非公開のため)
- バリエーション単位で設定できない
下記の記事ではShopify Flowについて詳しく説明しています。ご参考にしてください。
Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介
ソースコードをカスタマイズする
3つ目は、ソースコードをカスタマイズする方法です。本記事で紹介する4つの方法の中でもプログラミング知識を必要とするため一番難易度が高い方法です。一方で、一番自由にカスタマイズすることができます。
ソースコードをカスタマイズするメリット
- バリエーション単位設定できる
- 自動で販売開始も販売終了もできる
- やれることの自由度が高い
ソースコードをカスタマイズするデメリット
- プログラミング知識が必要
- 設定が難しい
- (外注する場合)膨大な費用がかかる
- Shopifyテーマのバージョンアップやテーマ変更時に再度カスタマイズが必要になる
Shopifyアプリを利用する
4つ目は、Shopifyアプリを利用する方法です。後述する「RuffRuff 販売期間」や「RuffRuff 予約販売」を利用することでプログラミング知識が不要で簡単に商品の販売期間を設定することが出来ます。
Shopifyアプリを利用するメリット
- 簡単な設定で始められる
- バリエーション単位設定できる
- 自動で販売開始も販売終了もできる
- 発売予告も可能(発売前から商品を公開できるため)
- プログラミング知識が不要
- Shopifyテーマのバージョンアップやテーマ変更にも影響がない
- 継続的に機能強化・機能改善される
Shopify Flowを利用するデメリット
- 少額ではあるが、費用が発生する
販売期間設定方法の比較
公開スケジュール | Shopify Flow | ソースコード | Shopifyアプリ | |
---|---|---|---|---|
設定の簡単さ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
費用 | ◯ | ◯ | ✕ | △ 比較的安価 |
販売開始日の設定 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
販売終了日の設定 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
発売前予告 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ |
期間限定販売 | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
バリエーション単位の設定 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ |
Shopifyテーマのバージョンアップ等の影響 | なし | なし | あり | なし |
継続的な機能改善 | △ 公開スケジュールの部分の機能強化がされるかは不明 | △ アクション部分の機能強化がされるかは不明 | ✕ | ◯ |
販売期間設定におすすめのShopifyアプリ
RuffRuff 販売期間
RuffRuff 販売期間は、バリエーション単位で販売開始日や販売終了日を設定できる販売期間設定アプリです。完全日本語対応しており、3ステップの簡単セットアップで新商品の発売予告や期間限定販売を実現します。また、日本で初めてCart and Checkout Validation APIを利用した販売期間設定アプリのため、既存アプリでは対応できないケースの販売期間外の商品購入を防ぐことも可能です。
料金:月額9ドル
RuffRuff 予約販売
RuffRuff 予約販売は、Shopifyストアで簡単に予約販売を実現できるShopifyアプリです。本アプリを上手く活用することで「期間限定販売」や「期間限定セール」、「発売前予告」、「繰り返し販売」、「会員限定セール」、「VIP限定販売」、「後払い」などの様々な販売も可能です。 他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。
スピード、使いやすさ、安心性などの基準を満たしたShopify公式の最高品質アプリの証「Built for Shopify」も獲得しています。
料金:月額9ドル〜
RuffRuff 販売期間とRuffRuff 予約販売の違い
下記はRuffRuff 販売期間とRuffRuff 予約販売の違いをまとめた表です。
RuffRuff 販売期間 | RuffRuff 予約販売 | |
---|---|---|
料金プラン | ライトプラン 月額 9ドル | Starter Plan 月額9ドル + 予約販売手数料 3% Basic Plan 月額52ドル + 予約販売手数料 52% Pro Plan 月額199ドル |
日本語対応 | ◯ | ◯ |
発売予告の実施 | ◯ | ◯ |
期間限定販売の実施 | ◯ | ◯ |
注文タグの自動付与 | ✕ | ◯ |
販売期間外のカートボタン | 非表示のみ |
非表示 無効 テキスト変更 |
商品メッセージ | ◯ | ◯ |
商品メッセージの デザインカスタマイズ |
◯ | ✕ |
商品ページでのチェック機能 | ◯ | ◯ |
カートページでのチェック機能 | ◯ | ◯ |
チェックアウトページでのチェック機能 | ◯ | ◯ |
Cart and Checkout Validation API | ◯ | ◯ |
予約販売の実施 | ✕ | ◯ |
会員限定販売の実施 | ✕ | ◯ |
繰り返し販売の実施 | ✕ | ◯ |
最後に
今回はShopifyで販売期間を設定する方を4つご紹介しました。それぞれ方法には、メリット・デメリットがあります。実現したいことに併せて各設定方法を選択するのをおすすめします。
下記の記事では期間限定販売を実施する方法やおすすめShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。
下記の記事では新商品の発売予告を実施する方法やおすすめアプリを紹介しています。ご参考にしてください。
発売予告ができるShopifyアプリ|カウントダウンタイマー機能やComing Soon表示なども紹介
本記事では販売期間設定を可能にするShopifyアプリを紹介しましたが、下記の記事では販売期間設定が行えるアプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。