Shopifyのセット販売(バンドル販売)アプリ|メリット・デメリットも紹介

Shopifyのセット販売(バンドル販売)アプリ4選|メリット・デメリットも紹介

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

引用元: RuffRuff 予約販売


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この記事ではセット販売のメリットやデメリットを解説し、Shopifyサイトでセット販売(バンドル販売)を実現するShopifyアプリの選び方やおすすめアプリをご紹介します。

セット販売(バンドル販売)とは

セット販売とは複数の商品を組み合わせて販売することです。

同じ商品を2個、3個まとめて販売したり、パソコンとマウス、ディスプレイなど別々の商品をまとめて販売することを指します。

下記の記事ではShopifyストアに導入できる他の販売手法についても解説しています。ご参考にしてください。

予約販売とは

「予約販売」とは入荷前の商品を先行で販売することで、「まだ発売されてない商品」や「現時点で在庫がない商品」を販売する販売手法のことを指します。

定期販売(サブスク販売)とは
毎月、毎週、隔週など一定期間の決まったサイクルで商品(やサービス)を自動で購入する仕組みのことを定期購入と呼びます。

セット販売のメリット

セット販売のメリットは下記になります。

  • 顧客単価を上げられる【店舗側(売る側)】
  • コストを削減できる【店舗側(売る側)】
  • 労力を削減できる【店舗側(売る側)】
  • 在庫を削減できる【店舗側(売る側)】
  • 低リスクで始められる【店舗側(売る側)】
  • 露出を増やせる【店舗側(売る側)】
  • 選ぶ・探す手間を削減できる【お客様側(買う側)】
  • 安く購入できる【お客様側(買う側)】

それぞれ詳しく解説していきます。

店舗側(売る側)のメリット

顧客単価を上げられる

商品をセット商品で販売することで、単品での販売と比較して一回の購入における顧客単価を上げることができます。
売上を単純な計算式で表すと「顧客数 × 顧客単価」で構成されているため、「顧客単価の向上」は売上向上を図る際に欠かせない要素となります。

下記の記事では、自社ECでのアップセル・クロスセルのやり方や注意点を解説してます。ご参考にしてください。

自社ECのアップセル・クロスセル戦略|やり方のポイントと注意点

コストを削減できる

1件の注文あたり、梱包費や送料などのコストが発生します。

お客様に商品Aと商品Bを別々に注文されるよりも、商品Aと商品Bをセットにしたセット商品Cを注文されたほうが、注文1件分のコストを削減することができます。

労力を削減できる

前述のコスト削減と同じロジックですが、1件の注文あたりに発生する作業として、ピッキングや梱包などの出荷作業があります。

お客様に商品Aと商品Bを別々に注文されるよりも、商品Aと商品Bをセットにしたセット商品Cを注文されたほうが、単純計算で注文1件分の作業負担を削減することができます。

在庫を削減できる

売れ筋の商品と売れていない商品を組み合わせて販売することで、売れていない商品の在庫削減が見込めます。

低リスクで始められる

セット販売を行うにあたり、在庫のある商品からセット商品を企画・構成することが出来ます。

新しい商品を仕入れる必要もなく、在庫状況をみながら調節することができるため、リスクを抑えて実施することができます。

露出を増やせる

セット商品を企画することで、ECモールや検索エンジンなどで今まで狙えなかった検索キーワードを狙うことができたり、モールイベントなどに参加できたりするため、露出の増加を期待できます。

たとえば、チョコレートとカーネーションの商品を組み合わせて、「母の日ギフト」というセット商品を作ることで、「母の日 プレゼント」「母の日 ギフト」などの検索キーワードを狙えるようになったり、母の日ギフトキャンペーンなどのモールイベントに参加できるようになります。

お客様側(買う側)のメリット

選ぶ・探す手間を削減できる

お客様の求めているセット商品を企画できていることが大前提ではありますが、お客様がサイト内で何回も検索したり、必要な個数をカートに追加したりする手間を削減することができます。

安く購入できる

セット販売することで店舗側が費やすコストや労力を削減できるため、その一部をお客様に還元することで、お客様はより安く商品を購入することが出来ます。

例として、「A商品(399円)を3個セットで999円」や「A商品とB商品、C商品の詰め合わせで、別々に買うよりも500円OFF」などが考えられます

セット販売のデメリット

セット販売のデメリットは下記になります。

  • 商品管理・在庫管理が複雑になる【店舗側(売る側)】
  • 更新漏れが発生しやすい【店舗側(売る側)】
  • 機会損失が発生する場合がある【店舗側(売る側)】
  • 最適なセットとは限らない【お客様側(買う側)】
  • 不必要な商品・不必要な数量を購入する可能性がある【お客様側(買う側)】

それぞれ詳しく解説していきます。

店舗側(売る側)のデメリット

商品管理・在庫管理が複雑になる

単品商品のみを取り扱うのと比べて、セット商品は複数の商品を組み合わせることが多いため、データ上では管理がしづらい傾向にあります。 

例えば、下記のケースで商品を販売した場合

(1) 商品Aを単品商品としてのみ販売

商品Aのみデータ管理出来ればいいので、商品情報のアップデートがあっても、注文などによる在庫変動があっても、データ連携は1件のみでわかりやすくなります。

(2) 商品Aを2個まとめたセット商品を販売

商品データは商品A、セット商品Cの2件となりますので、商品Aの製品情報のアップデートがあった場合は、商品Aもセット商品も情報を編集しないといけないのと、商品Aが売れても、セット商品Cが売れてもそれぞれ在庫数を変動させる必要があります。

(3) 商品Aと商品Bを組み合わせたセット商品Cを販売

(2)に比べてさらに複雑で、商品データとしては、商品A、商品B、セット商品Cの3つデータが必要になります。

商品Aの製品情報がアップデートされた場合は、商品Aとセット商品Cの商品情報を編集する必要がありますし、商品Bの製品情報がアップデートされた場合は、商品Bとセット商品Cの商品情報を編集する必要があります。

また、商品Aが売れた場合は、商品Aだけでなく、セット商品ABの在庫数も変動させないといけません。(商品Bが売れた場合も同様です。)。セット商品Cが売れた場合はセット商品Cだけでなく、商品A、商品Bのすべての在庫数を変動させないといけません。

こういった場合は、在庫連携システムなどのツール導入を検討しましょう。

更新漏れが発生しやすい

製品情報を更新する際に、商品Aの単品商品側は情報を修正されているけど、セット商品側は修正が漏れていたというケースが発生します。

機会損失が発生する場合がある

例えば、商品Aにおいて単品商品とセット商品があり、在庫をそれぞれ分けて管理していた時に、売上状況に応じて柔軟に単品商品とセット商品の在庫を柔軟に変更できる仕組みが整ってなかったりすると、在庫ゼロの状態が続き販売機会の損失につながることがあります。

お客様側(買う側)のデメリット

最適なセットとは限らない

あくまで店舗側(売る側)が企画したセット商品のため、買い手のライフスタイルや用途に必ずしも適した商品とは言えないケースがあります。

不必要な商品・不必要な数量を購入する可能性がある

安いからといって、お客様にとって不必要な数量を買わせてしまう可能性があります。

セット販売を成功させるためのポイントや注意点

セット販売を成功させるポイントは下記になります。

  • 消費者ニーズを考える
  • 利益率を考える
  • 付加価値を考える
  • お得感を出す
  • 見せ方に気をつける

それぞれ詳しく解説していきます。

消費者ニーズを考える

お客様が不要だと感じる商品を組み合わせても、売上向上につなげることはできません。
お客様にとって、まとめて購入することでどのようなメリットに繋がるかを考えることが大切です。

利益率を考える

商品によって利益率は異なります。利益率の低い商品と高い商品を組み合わせるなどしてバランスの良い利益率のセット商品を企画しましょう。

付加価値を考える

セットによる付加価値を持たせることもポイントです。
お客様のなかには、セット販売されているものに対して「売れ残り」や「不人気の商品」などのネガティブなイメージを持つ人も一定数います。
お客様に商品をセットで買うことにメリットがあると感じてもらえるよう工夫しましょう。

お得感を出す

セット販売によって売上を向上させるには、効果的なプロモーションを実施することも大切です。

セット商品は、単品で購入する時と比較してどの程度安くなるのか分かるように、単品で買うときの価格とお得になった価格を表示しましょう。

見せ方に気をつける

セット商品の見せ方によっては、景品表示法の規制対象になってしまう恐れがあるためご注意ください

下記、消費者庁からの引用情報になります

Q. 単体で販売している商品Aと商品Bを組み合わせて、「商品Aと商品Bをセットで○○円」として販売したいと考えているのですが、このような販売方法は景品規制の対象となりますか。

A. 単体で販売している2つ以上の商品を組み合わせて販売していることが明らかな場合は、取引に付随する提供には当たらず、景品規制の適用対象とはなりません。
ただし、商品Aの購入者に対し懸賞により商品Bを提供する場合や、取引の相手方に商品Aの購入を条件として商品Bを提供するかのように認識される告知を行うなど景品類であると認識されるような方法で提供する場合(例 「商品Aを買えば商品Bをプレゼント」、「商品Aを買えば商品Bが付いてくる」、「商品B無料」など)は、取引に付随する提供に当たることとなり、景品規制の対象となります。

引用元 : 景品に関するQ&A|消費者庁

セット販売アプリの選び方

セット販売を実現するShopifyアプリを選ぶポイントは下記になります。

  • 求める機能があるか
  • 使いやすいか・導入しやすいか
  • コストはいくらか
  • 日本語対応しているか

それぞれ詳しく解説していきます。

求める機能があるか

どのアプリもセット販売を設定できるのは当然として、

「同じ商品を複数セットにできるのか」、「別々の商品をセットにできるのか」、「ディスカウント機能はついているのか」、「商品単位だけではなく、バリエーション単位で設定が可能なのか」

など求める機能があるかをチェックしましょう。

使いやすいか・導入しやすいか

導入のしやすさは、出来るだけノーコードで導入可能か、自身のテーマでも導入可能かを確認しましょう。

使いやすさは、設定画面がシンプルで使いやすいか、複数の商品を一括で設定できるかなどを確認しましょう。

コストはいくらか

セット販売アプリは月額利用料がかかるものがほとんどです。

求める機能を満たした上で、いくらまでコストを割けるのか検討しましょう。

セット販売(バンドル販売)Shopifyアプリのプラン一覧

アプリ名 プラン名 月額利用料
Shopify Bundles - 無料
Bundler ‑ Product Bundles FREE PLAN 無料
PREMIUM $6.99
バンドル製品 | アップセル プレミアム $12.49
Simple Bundles & Kits BASIC 無料
PRO $24
SHOPIFY PLUS $99
Wide Bundle BASIC PLAN $14.99
Bundle Builder STANDARD $25
SHOPIFY PLUS $75
PRO $299
Bundles.app | Inventory Sync SHOPIFY SHOPS $14
SHOPIFY PLUS 30K $29
SHOPIFY PLUS 100K $99
SHOPIFY PLUS >100K $199

日本語対応しているか

Shopifyには「Frequently Bought Together」や「Bundler ‑ Product Bundles」、「Bundles.app | Inventory Sync」など有名な海外製セット販売アプリがあります。

有名だからと言って安易にアプリを選択すると見えない作業コスト(日本語変換やなにか問題が発生したときの問い合わせなど)が発生するため、十分に注意が必要です。

まずは、下記が日本語に対応されているか確認しましょう。

  • サイト表示部分
  • アプリの管理画面
  • ヘルプページ
  • 問い合わせ担当者

セット販売におすすめのShopifyアプリ

セット販売におすすめのShopifyアプリは下記になります。

  • Shopify Bundles
  • Rebolt Bundle & Upsell
  • Simple Bundles & Kits
  • Wide Bundles ‑ Quantity Breaks

それぞれ詳しく紹介していきます。

Shopify Bundles

Shopify Bundles|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Bundles|Shopifyアプリストア

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Shopify Bundlesは、Shopifyストアでセット販売(バンドル販売)を可能にするShopify純正のアプリです。商品Aと商品Bをセットにした「セット商品AB」を作成できるアプリになります。無料かつ簡単に利用できるのが特徴です。

下記の記事では、Shopify Bundlesで出来ることや出来ないこと、設定方法などを詳しいく紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyのセット販売アプリ「Shopify Bundles」とは?特徴や使い方を紹介

Rebolt Bundle & Upsell

バンドル製品 | アップセル【セット販売】|Shopifyアプリ
出典:Rebolt Bundle & Upsell|Shopifyアプリストア

アプリを見る

Rebolt Bundle & Upsellは、Shopifyストアでセット販売(バンドル販売)を可能にするアプリです。セット販売アプリとして、世界で人気のアプリの1つです。ボックス販売やダッシュボード機能など機能が豊富です。料金も$12.49/月と他のセット販売(バンドル販売)アプリと比較しても安く導入できます

料金

12.49ドル
プランは1種類のみです。14日間の無料トライアルもあります。

こんな方におすすめ

  • 安くてセット販売を始めたい
  • 英語でのやり取りでも問題ない
  • 豊富な機能を駆使して、本格的にアップセルを狙いたい

Simple Bundles & Kits

Simple Bundles & Kits|Shopifyアプリストア
出典:Simple Bundles & Kits|Shopifyアプリストア

アプリを見る

Simple Bundles & Kitsは、Shopifyストアでのセット販売を簡単に実現することができます。また、ShipStationやReCharge、Infinite Options、 POS (point of sale)など様々なShopifyアプリやサービスとの連携も可能です。ただし、アプリの管理画面が全て英語のため慣れるのに時間がかかるかもしれません。

料金

無料〜

こんな方におすすめ

  • 無料から試したい
  • 商品数が多くない
  • 簡単に始めたい

Wide Bundles ‑ Quantity Breaks

Wide Bundles ‑ Quantity Breaks

出典: https://apps.shopify.com


アプリを見る

WideBundleはすべて英語ではありますが、シンプルな設定画面で簡単にセット商品を設定できます。
色やサイズなどを細かくデザイン調整もできます。
設定したい商品を選ぶ際は、商品を検索する機能はなくセレクトボックスから選ぶため、商品数が多いストアにはおすすめできません。

料金

$14.99/月
※ 14日間の無料体験 

こんな方におすすめ

  • 商品数が少ない
  • 複雑な操作は嫌で簡単にセット販売したい
  • 色やサイズなどデザインにこだわりたい

最後に

下記の記事ではセット販売アプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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    Shopifyストアに予約販売機能を簡単に導入できるShopifyアプリ

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  • RuffRuff 注文制限

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    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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