Shopifyにコンビニ決済を導入する方法|メリットやデメリット、手数料も紹介

Shopifyにコンビニ決済を導入する方法|メリットやデメリット、手数料も紹介

Shopifyでオンラインストアを運営する際、多様な決済方法を提供することは顧客満足度を高め、売上増加につながる重要な要素です。その中でも、コンビニ決済は日本の消費者に広く受け入れられている支払い方法の一つです。本記事では、Shopifyにコンビニ決済を導入するメリットとデメリット、具体的な導入方法、そして関連するトピックについて詳しく解説します。

コンビニ決済(コンビニ支払い)とは

コンビニ決済(コンビニ支払い)は、セブンイレブンやローソンなど全国のコンビニエンスストアで、ECストアで購入した商品の代金を現金で支払える決済方法です。

クレジットカードを保有していない若年層や、インターネット上でのクレジットカード決済を好まない層のお客さまによく利用されています。

Shopifyにコンビニ決済を導入するメリット

カゴ落ち防止に繋がる

カゴ落ちの原因の大半を占めるのは「希望する決済種別がない」という理由です。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、コンビニ決済の導入はしておいた方が良いでしょう。

インターネットを使って商品を購入する際の決済手段|総務省

出典:令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)|総務省

総務省「令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、コンビニ決済はクレジットカード決済や電子マネーに次いで3番目に利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、コンビニ決済を検討してみてはいかがでしょうか。

下記の記事では「決済方法の拡充」以外にもShopifyで出来るカゴ落ち対策を紹介しています。ご参考になさってください。

クレジットカードを保有できない若年層の獲得

ECサイトでの主要な支払い方法の1つにクレジットカード決済がありますが、多くのクレジットカード会社はカード発行対象年齢を18才〜20才以上と設定しています。そのため、クレジットカード支払いのみのストアでは未成年者が購入する事ができないケースが殆どですが、コンビニ決済を導入する事でこの問題は解消されます。

クレジットカードの使用を好まない層の獲得

成人済の方でもクレジットカード決済に抵抗感を持っている方は多く存在します。クレジットカード決済を避けたい方でもストアで購入ができるように、コンビニ決済を導入しておくことは双方にメリットが生まれます。

Shopifyにコンビニ決済を導入するデメリット

コストが増える

コンビニ決済を利用するためには、月額費が必要だったり、決済手数料(決済手数料や返金手数料など)が増え場合があります。また、コンビニ決済はShopifyペイメント以外の決済方法になりますので、取引手数料も発生します。

手数料が高額になるとストア側の利益が少なくなってしまうため、なるべくコストを削減したい場合は手数料が安い事業者を選びましょう。

取引手数料とは?

取引手数料は、ユーザーから支払いを受ける際に発生する手数料のことです。

取引手数料はShopifyペイメントを利用する場合は免除となりますが、それ以外の外部の決済事業者を利用する場合は以下の費用がかかります。

Shopifyプラン名 Starter Basic Grow Advanced Plus
取引手数料 5.00% 2.00% 1.00% 0.60% 0.20%
Shopifyペイメントを利用すると決済手数料のみで済みますが、それ以外の事業者を利用すると、決済手数料と取引手数料の二重の手数料が発生します。
※Shopifyペイメントに入っていても、Shopifyペイメント対応外の外部決済サービスを利用する場合は取引手数料が発生します。
下記の記事では、取引手数料以外に月額費用やスタッフ人数など様々な項目でShopifyのプランを徹底比較しています。参考になさってください。

購入者側も手数料が発生する

コンビニ決済では、購入者側も手数料を負担するケースも多いです。購入者自身が注文後に手数料が発生することに気づき、注文キャンセルや支払期限切れなども稀に発生します。

支払い期限が過ぎてしまう可能性がある

購入者の中には支払い期限を守らない方がいるケースもあります。クレジットカード決済のように注文時に支払いが完了する支払い方法に比べ、コンビニ決済は支払い期限がすぎることによる注文キャンセルの可能性も高いです。

コンビニまで出向いてもらう必要がある

コンビニ決済は購入者に代金を支払うために、わざわざコンビニまで出向いてもらう必要があります。コンビニの多い都心部であればそこまでデメリットではありませんが、コンビニの少ない地方では、家からコンビニまでの距離が遠い人もいますし、コンビニ決済に対応していないところもあります。

30万円以上の決済が出来ない

コンビニエンスストア側の制約として、店頭で30万円を上回る金額の支払いができません。そのため、1回あたりの決済金額の上限は299,999円未満となります。高額商品を取り扱っているストアの場合は、気をつける必要があります。

Shopifyでコンビニ決済に対応する方法

Shopifyでコンビニ決済を導入するためには、以下の決済事業者のいずれかを導入する必要があります。

KOMOJU

KOMOJUは、初期費用や月額費用が発生しないのと、審査が早いことが特徴です。 

下記のブログ記事ではKOMOJUに関して詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

コンビニ決済の費用

初期費用 月額費用 決済手数料 お客様負担 返金手数料
0円 0円 2.75% 190円 300円


対応しているコンビニブランド

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • デイリーヤマザキ
  • ミニストップ
  • セイコーマート

※セブンイレブンは個別の審査があります

GMOイプシロン

GMOイプシロンとは、クレジットカード決済・コンビニ決済・ネット銀行決済など豊富な決済手段を一括導入できる決済代行サービスです。初期費用・トランザクション処理料は無料で、これまで42,000社以上に導入されています。

決済サービスだけでなく、配送サービスや融資サービスなど独自のサービスも多数提供されています。

下記のブログ記事では、GMOイプシロンについて詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

コンビニ決済の費用

法人 個人
決済額/決済手数料
(税抜)
~1,999円 130円/回 ~1,999円 130円/回
2,000円~2,999円 150円/回 2,000円~2,999円 150円/回
3,000円~4,999円 180円/回 3,000円~4,999円 180円/回
5,000円~ 4%/回 5,000円~ 4%/回
月額最低手数料
注1(税抜)
- 1,000円 -注2

(注1)毎月、月額最低手数料と決済手数料を比較し上回った方の手数料が適用され、イプシロンへ支払う必要があります。

(注2)月額最低手数料は、クレジットカード決済のVISA/MASTER/DINERSに含まれます。

対応しているコンビニブランド

  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セイコーマート
  • ミニストップ

※ 審査があります。審査結果でNGになったコンビニブランドはご利用できません。

SBペイメント

SBペイメントは、ソフトバンクグループの一員であるSBペイメント株式会社が運営する決済代行サービスです。豊富な決済手段の導入にくわえ、売上拡大に向けたマーケティング支援や万全なセキュリティ体制が特徴です。

下記のブログ記事では、SBペイメントに関して詳しく解説しています。ご参考にしてください。

コンビニ決済の費用

初期費用 月額費用 決済手数料 決済サービス
利用料率
トランザクション費
3,000円 1,000円 1.80% 不要 100円

対応しているコンビニブランド

  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • セイコーマート
  • ミニストップ

Paidy

Paidyは、AmazonやQoo10などにも導入されている後払いサービスです。

後払いの際の決済方法として、コンビニ支払いを選択することが出来ます。

下記の記事ではShopifyに後払い決済を導入するメリットやデメリット、後払いサービスを紹介しています。ご参考にしてください。

コンビニ決済の費用

初期費用 月額費用 決済手数料
無料 無料 コンビニ払い:356円(1回あたり最大。税込)


対応しているコンビニブランド

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • セイコーマート
  • ミニストップ

コンビニ決済(コンビニ支払い)のよくある質問

コンビニ決済(コンビニ支払い)の種類

払込用番号タイプ

払込用番号タイプは、お客様がECストアで購入手続きをする際に、決済に必要な各種番号をECストア上に表示する方法です。

お客様はコンビニエンスストアのレジにてその番号を直接伝えるか、コンビニエンスストアに設置されている専用端末に番号を入力することで発券される払込票をレジに提示することで、代金を支払う事ができます

ECストア側は払込票を用意する必要がなく業務面で負荷がかからないメリットがありますが、お客様はコンビニエンスストアの専用端末を操作する必要があり、機器が苦手な方には支払いが少し面倒くさくなるデメリットがあります。

払込票タイプ

払込票タイプは、ECストアで商品購入後にお客様宛に払込票が届き、コンビニエンスストアのレジにその払込票を提示して商品代金を支払う方法です。

ECストア側は、バーコードや商品の金額、支払期日が記載された払込票をお客さまに送る必要があり、ECストア側は振込票の印刷や郵送などの手間がかかるデメリットがありますが、お客様にとっては世代に関係なく簡単に支払うことが出来るメリットがあります。

コンビニ決済を自動で非表示にできるShopifyアプリ

コンビニ決済導入後に「高額商品は、コンビニ決済を非表示にしたい」や「配送希望日を設定している場合は、コンビニ決済を非表示にしたい」などコンビニ決済を非表示にしたいケースが発生するかと存じます。

本章では、あらゆる条件でコンビニ決済を非表示にできるShopifyアプリを紹介します。

RuffRuff 注文制限

「RuffRuff 注文制限」は完全日本語対応で、日本初のCart and Checkout Validation APIを利用したShopify アプリです。

「Cart and Checkout Validation API」を利用することにより、これまでフロントでしか対応できなかった注文制限の処理をサーバサイドで実現しました。そのため、既存の注文制限アプリに比べ、より突破されにくい堅牢な注文制限を実現することが可能です。

アプリ1つで個数制限や金額制限、同梱制限、顧客制限、決済非表示を実施できます。

本アプリを利用することで、下記のようなことが実現できます。

・カート内の合計金額が3,000円以上になったら、コンビニ決済を非表示
・カート内に予約商品が含まれている場合は、コンビニ決済を非表示
・ゲスト会員だけ、コンビニ決済を非表示

下記のブログ記事では、RuffRuff 注文制限を利用して小計金額が30万円以上の場合にコンビニ決済を自動で非表示にする方法を紹介しています。ご参考にしてください。

最後に

Shopifyにコンビニ決済を導入することは、顧客層の拡大やカゴ落ち防止など、多くのメリットをもたらします。一方で、コストの増加や支払い期限切れのリスクなど、考慮すべきデメリットもあります。

導入を検討する際は、自社のビジネスモデルや顧客層、取扱商品の特性などを十分に考慮し、最適な決済事業者を選択することが重要です。また、高額商品や特定の条件下でコンビニ決済を非表示にしたい場合は、RuffRuff 注文制限のようなアプリを活用することで柔軟な対応が可能です。

コンビニ決済の導入は、日本のEC市場で競争力を高めるための有効な戦略の一つとなり得ます。本記事の情報を参考に、自社のShopifyストアに最適な決済方法を選択し、顧客満足度と売上の向上につなげていただければ幸いです。

Shopifyでは他にも様々な決済方法を利用することができます。下記のブログ記事でコンビニ決済以外にもShopifyで導入できる決済方法も紹介しています。新たな決済方法の導入を検討している方はご参考にしてください。

ブログに戻る
1 6
1 3
  • 編集プロセス

    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

    詳しく見る 
  • 掲載情報に関して

    掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。