EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

「RuffRuff 著者情報」はShopifyストアの信頼性向上をサポートするShopifyアプリです。本アプリを利用することで、無制限に著者を登録でき、著者名以外のプロフィール画像やプロフィール情報、肩書などの著者情報をブログ記事上に表示することが出来ます。また、無料&ノーコードで簡単に導入できるのも特徴です。
この記事では著者情報(執筆者情報)の重要性や著者情報として何を書くべきか、Shopifyで著者情報を表示する方法などを解説します。
まだ、Shopifyでブログ記事を書いていない方はこちらの記事を先に読むことをおすすめします。
Shopifyのブログ機能をフル活用しよう|機能や拡張アプリを紹介
SEOでは「E-E-A-T」と呼ばれる基準が重要視されています。
E-E-A-Tとは、下記の頭文字のことです。
著者情報により、専門的で権威、経験のある著者が書いていること、信頼できる情報を発信しているブログ記事であることを示すことができるため、著者情報がSEOに有利に働くと考えられています。
下記の記事では、SEOのメリットやShopifyで出来るSEO対策について解説しています。参考にしてください。
SEOのメリット・デメリット|Shopifyで出来るSEO対策
オンラインでいろいろな物やサービスが購入できるようになりましたが、医薬品や健康食品などは誤った情報により身体へ悪影響を与えてしまったり、家電やブランド品など高価なものは失敗したときの金銭的ダメージが大きかったりするため、購入者もオンラインでの購入に対して慎重になりつつあります。
オンライン購入の決め手として「誰が紹介しているか」や「誰の発信している情報か」が重要にななってきており、医薬品などは医師や薬剤師などの専門性のある人から、家電やブランド品などはインフルエンサーなど影響力のある人からの情報を基に購入の意思決定をするケースが増えてきています。
著者情報として具体的にどのような情報を掲載すればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
まず、書いておきたい情報としては「所属企業・組織」や「役職・肩書」「略歴」など、著者がどんな人物なのかという情報です。
次に、著者がどんな功績・発信を行っているのか分かる情報があると専門性や権威性を示すことができます。
また、下記の情報はできるだけ載せることが望ましいと考えています。
書いておきたい情報
あると望ましい情報
Shopifyのブログ機能にはデフォルトで著者情報を設定できる機能があります。
簡単に著者情報を出せる一方で2つの欠点もあります。
著者名しか表示できない
上述したとおり、著者情報は多様な情報を載せたほうが望ましいため、著者名しか出せないのは機能として物足りません。
Shopifyに登録しているスタッフしか選択できない
プランに応じてShopifyに登録できるスタッフ人数は増やせますが、人数も限られてくるため、多くの著者に手伝ってもらっている場合に、全員分の著者情報を出せない場合があります。
Shopifyのデザインテーマをカスタマイズする機能で、著者分のブログ記事のデザインテーマを作成する方法です。
下記画像のように著者名以外の著者情報をブログごとに出し分けることが可能です。
著者の人数がShopifyに登録できるスタッフ人数以内であるならば、この方法が一番楽で費用もかかりません。
ただし、あくまでデザインテーマのデフォルトパーツをうまく利用しているだけのため、Googleが推奨する著者情報のマークアップ(構造化データ)に対応できないのが欠点です。
引用: 著者(author)マークアップ例 Google検索セントラル
ソースコードを直接カスタマイズすることで、ブログ機能で設定した著者に著者名以外の付加情報を表示したり、Metafieldsなどと組み合わせることでShopifyに登録していない著者の情報を出すことも可能になります。
この方法が自由度が一番高く、前述の「著者の情報量」や「スタッフの人数」、「マークアップ」の欠点をすべて解決できます。
ただし、HTMLやCSSなどのプログラミング知識が必要になるため、容易に対応できないのが欠点になります。
上述3つの方法で出てきた欠点「著者の情報量」や「スタッフの人数」、「マークアップ」「プログラミング知識」をすべて解決してくれるのがShopifyアプリを導入する方法です。
ただし、Shopifyアプリは月額費用が数ドルから発生するため、著者情報の表示に対して費用が見合うかを検討しましょう。
今後のリリースが期待される「Content Platform」と「Metafields」を組み合わせることで著者情報を用意に出すことが出来るかもしれません。
出典:youtube : Shopify's upcoming Content Platform is a game-changer
著者情報を出せるおすすめShopifyアプリは下記になります。
それぞれ詳しく解説していきます。
「RuffRuff 著者情報」は無料から利用できるShopifyアプリです。主に下記のような特徴があります。
プラン | Free Plan | Light Plan | Regular Plan |
---|---|---|---|
金額 | 無料 | $4.99 / 月 | $9.99 / 月 |
著者情報の作成 (登録できる人数) |
5人 | 15人 | 無制限 |
著者情報の デザイン変更 |
◯ | ◯ | ◯ |
ライブプレビュー | ◯ | ◯ | ◯ |
ブランドの非表示 (RuffRuff App by Tsun) |
✕ | ◯ | ◯ |
特定リンクの表示 | ✕ | ◯ | ◯ |
ブログ記事に 著者情報を表示 |
◯ | ◯ | ◯ |
ページに 著者情報を表示 |
✕ | ✕ | ◯ |
商品に 著者情報を表示 |
✕ | ✕ | ◯ |
機能が豊富ですが、無制限に著者を登録したり、著者ごとにライターの簡単な経歴と画像を追加するにはPROプラン($9/月)を利用する必要があります
プラン
BASIC $4.99/月、PRO $9.99/月
※ 7日間の無料体験
このアプリはデザインテーマが13種類と多く、10項目のデザイン変更ができ、9種類のソーシャルアイコンを出すことが出来ます。
プランはわかりやすく1プラン($4.99/月)だけで、このプランで著者の経歴やプロフィール画像などの登録も可能です。
プラン
$4.99/月
※10日間の無料体験
「Multi Custom Authors」や「LFS Author Signature」と比べて、機能が少なく、管理画面も少しチープな印象で、その割に$8/月と少し高い印象です。筆者的にはあまりおすすめできません。
プラン
UNLIMITED PLAN $8/月
※ 7日間の無料体験
「Multi Custom Authors」や「LFS Author Signature」と比べて、こちらも機能が少なく、$7.99/月と少し高い印象です。こちらも筆者的にはあまりおすすめできません。
プラン
UNLIMITED $7.99/月
※トライアル期間なし
Shopifyでは下記2種類の方法で非表示にできます
対応しているテーマによりますが、著者情報をテーマエディタ上で非表示に出来ます。
自身のShopifyテーマが対応しているかまずは確認しましょう
①テーマエディタ自体が非表示対応していない場合、ソースコードをカスタマイズする必要があります。
下記のヘルプページが参考になると思いますので、ご確認ください
前提
・ブログ記事の著者情報(article.author)はString型のテキスト情報になります。
・言語設定が「英語」の状態でShopifyのブログエディタにアクセスすると著者情報は「名→姓」と表示される仕様になります。
著者名が「名→姓」になる原因
上記の前提のもと、ブログエディタに「名→姓」と表示された状態の著者情報を選択し保存すると、ブログ記事の著者情報(Author情報)は「名→姓」のままテキスト情報として保存されてしまうからです。
解決方法
該当のブログ記事を「姓→名」にしたい場合は、個人のShopifyアカウントの言語設定を「日本語」に変更している状態でブログエディタにアクセスし、「姓 名」の状態になっている著者情報を再選択し、保存すると解決できます。
また、過去のブログ記事の著者情報を一括で修正したい場合は、「Matrixify」というShopifyのデータをインポート・エクスポートするアプリを利用することで解決できます。
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