Shopifyで出来るカゴ落ち(カート離脱)対策|カゴ落ちの原因も紹介

Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介|カート離脱対策

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

引用元: RuffRuff 予約販売


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みなさんは、自社のShopifyストアにおいてカゴ落ち対策は行っていますか?
カゴ落ち率を改善することで、ECサイトの売上高を大きく伸ばす事ができます。
本記事では、カゴ落ち対策がなぜ必要なのか、カゴ落ちが発生している原因、カゴ落ちの対策、カゴ落ち対策におすすめのShopifyアプリも紹介や外部ツールをご紹介します。

カゴ落ち(カート離脱)とは

「カゴ落ち」とは、自社のShopifyストアに訪れたユーザーが商品をカートに入れたまま、購入まで至らずにそのままShopifyストアを離脱することです。
別の呼び方として、「カート落ち」や「カート離脱」、「カート放棄」などと呼ぶこともあります。

なぜカゴ落ち対策が必要なのか?

引用元:46 Cart Abandonment Rate Statistics|Baymard Institute
出典:Baymard Institute

アメリカのBaymard Institute社が行ったカート放棄統計率の調査によれば、平均して69.99%(約7割)のユーザーがカゴ落ちしていることがわかっています。

データ元:46 Cart Abandonment Rate Statistics|Baymard Institute

約7割のカゴ落ち率はECサイトの売上において、大きな機会損失となっています。

たとえば、平均顧客単価3000円のECサイトに1000人のユーザーがカートに商品を入れたと仮定した場合、700人が購入まで至らないことを意味し、売上換算すると総額210万円が失われたことになります。
カゴ落ちを5%改善できたとすると、50人のユーザーが購入まで至るため、売上換算すると15万円の売上アップを見込むことが出来ます。

上記の事例から、Shopifyストアにおいてカゴ落ち対策は、売上額や購買率を改善するのに大切な施策の一つと言えます。


カゴ落ちの原因  

考えられるカゴ落ちの原因は下記になります。

  • 配送料など追加費用が高い
  • 会員登録(新規アカウント作成)が必要
  • 配送が遅い
  • クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)
  • 購入までが長い
  • 実際に支払う金額が見れない(計算できない)
  • ストア上でエラーが発生した
  • 返品制度(返品ポリシー)に不満があった
  • 決済の選択肢が少ない
  • クレジットカードを利用できなかった
  • 入力項目が多い
  • 返品や問い合わせ方法が不明瞭
  • ページの表示速度(表示スピード)が遅い
  • 今買うタイミングではなかった
  • ストアを閲覧しただけ

それぞれ詳しく解説していきます。

配送料など追加費用が高い

引用元データ:46 Cart Abandonment Rate Statistics|Baymard Institute
出典:Baymard Institute

Baymard Institute社の調査ではカゴ落ちの理由も調査されており、最も多い理由が「配送料などの追加費用が高い」になります。

実際に、商品をカートに追加した後にカートページやチャックアウトページに行って、はじめて送料がこんなに高いのか!と驚かれた経験はないでしょうか?
他のお客様も同様な理由で、配送料などの追加コストが高いために離脱している可能性があります。

会員登録(新規アカウント作成)が必要

カゴ落ちの理由として2番目に多いのが、会員登録(新規アカウント作成)です。

商品を購入するだけなのに、会員登録するのは手間ですよね?また、会員登録のメリットもあまりなく、個人情報だけを入力させるストアも多々あります。

配送が遅い

カゴ落ちの理由として3番目に多いのが、配送がとても遅いことです。
すぐに届けて欲しい商品(急を要する商品)ほど届くまでに時間がかかる場合は、多少金額が高くても別のストアで買いたくなる場合があります。

クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)

カゴ落ちの理由として4番目に多いのが、クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)です。

お客様にとっては、初めて利用するストア(ストア側に悪意がなくても)でクレジットカードを入力するのは怖い行為といえます。

いかに魅力のある商品だとしてもストアの実態が不明瞭(見えづらい)で信用できない場合、購入してもらうのはハードルが高いと言えます。

購入までが長い

カゴ落ちの理由として5番目に多いのが、購入に至るまでが長いことです。

購入至るまでの画面遷移(購入までの道のりが長い)と購入意欲を失う要因となりますので改善が必要です。

実際に支払う金額が見れない(計算できない)

カゴ落ちの理由として6番目に多いのが、実際に支払う金額が見れない(計算できない)ことです。

実際に支払う金額が、最終確認画面に行くまでわからないのはお客様にとってとても不安なことです。

可能であれば、購入までの早いタイミングで実際に支払う金額を表示する改善を行うのも良いでしょう。

サイト上でエラーが発生した

カゴ落ちの理由として7番目に多いのが、サイト上でエラーが発生したことです。

Shopifyをそのまま利用している場合そこまでエラーは発生しませんし、Shopify起因のエラーが発生した場合に自社で何か対応することも困難だと言えます。

もし、エラーがShopifyアプリに起因する場合は、Shopifyアプリベンダーに早急に問い合わせて解決を依頼しましょう。また、すぐに解決できない場合は一時的にShopifyアプリを止める意思決定も必要になります。

返品制度(返品ポリシー)に不満があった

カゴ落ちの理由として8番目に多いのが、返品制度(返品ポリシー)に不満があるということです。

実際に試着してみないとサイズ感がわからないアパレル商品などは、返品できないと購入するのに勇気が必要ですよね。

返品制度(返品ポリシー)を見直すことで、お客様の安心感を高め、ストアへの信頼感を高めることにつながります。

決済の選択肢が少ない

カゴ落ちの理由として9番目に多いのが、決済の選択肢が少ないということです。

自社のShopifyストアでしか購入できずどうしても買いたいと思っている商品であれば、お客様が普段利用している決済種別が使えなくてもそこまで問題ないかもしれません。しかし、どこでも購入できる商品やそこまで購入意欲が高まりきれていない場合は、他のストアや他の商品へ流れてしまう原因になります。

カゴ落ち対策として、決済の選択肢を増やせるなら増やしておくのに越したことはないでしょう。

インターネットで購入する際の決済方法|総務省

出典:インターネットの利用状況|総務省

令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、コンビニ決済はクレジットカード決済に次いで2番めに利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、コンビニ決済を検討してみてはいかがでしょうか。

下記の記事ではShopifyにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法を紹介しています。ご参考にしてください

Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法

下記の記事ではShopifyに後払い決済を導入するメリットや後払いサービスも紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyストアに後払いを導入するメリット|Paidyなどのあと払いサービスも紹介

下記の記事では登録ユーザー数5,500万人(2023年2月時点で)を突破したPayPayをShopifyに導入するメリットや決済事業社を紹介しています。ご参考にしてください。

ShopifyストアにPayPayを導入するメリット|決済事業者、手数料を紹介

クレジットカードを利用できなかった

カゴ落ちの理由として10番目に多いのが、クレジットカードを利用できなかったということです。

クレジットカードが利用できない理由として、決済代行会社によるメンテナンス中やお客様のクレカの利用上限が達している、クレカの利用期日が過ぎているなど自社では対応しきれないものもあると思います。

しかし、クレジットカードが利用できない理由が、お客様のクレカのブランドが利用できなかったり、そもそもクレカすら利用できないなどの自社で対応出来る場合は、改善が必要だと言えるでしょう。

QR決済など多くの決済が増えている中で、クレジットカードは未だにオンラインショップで一番利用されている決済手法です。クレジットカード決済に対応できていないShopifyストアはクレジットカード決済への対応を検討しましょう。Shopifyペイメントを利用すれば、代表的なクレカブランドには基本的に対応できていますし、サードパーティの決済代行会社に支払う取引手数料も発生しないため、まずはShopifyペイメントの利用を検討しましょう。

下記の記事では取引手数料などShopifyプランの違いを解説していますので、参考にしてください。

【徹底比較】Shopifyのプランの選び方|費用・手数料・決済方法の違いについて

入力項目が多い

カゴ落ち理由のトップ10には入りませんが、入力項目が多いのもカゴ落ちの理由として挙げられるでしょう。

何に使うのかわからない情報を入力させようとするストアは少なからず存在します。例えば、性別や年齢などお届けに不要な情報を入力させることなどがあげられます。

アルコールの販売で年齢確認が必要など、本当に必要な場合を除き、必要ない情報は出来る限り入力項目から削ることをおすすめします。

返品や問い合わせ方法が不明瞭

カゴ落ち理由のトップ10には入りませんが、返品や問い合わせ方法が不明瞭なこともあげられます。お客様は返品や問い合わせ方法などが不明瞭なために、購入をやめる場合があります。

初めて購入する商品や高価な商品は、「もしも自分に合わなかった場合に返品ができるのか?」や「使い方などがわからない場合に問い合わせることが出来るのか?」が気になります。
また、それらの情報がShopifyストア上に存在しないまたは見つけられない場合、お客様は更に不安になります。

可能な限りそれらの情報は商品ページやカートページなどの購入動線やフッターなどのすぐにアクセスできる場所に表示しておきましょう。

ページの表示速度(表示スピード)が遅い

カゴ落ち理由のトップ10には入りませんが、ページの表示速度(表示スピード)が遅いも理由として考えられます。

ページ速度が遅いサイトで買い物をしている時に購入意欲が低下した経験はありませんか?

2017年春 オンラインリテールの現状-パフォーマンス(Akamai)

出典:2017年春 オンラインリテールの現状-パフォーマンス(Akamai)

古いデータではありますが2017年のAkamai社の調査によると、ページ速度が1秒低下するだけでCVRが最大21.8%も減少してしまうという調査結果が出ていています。

それほど、ページ速度はCVRにインパクトがあります。

今買うタイミングではなかった

カゴ落ち理由のトップ10には入りませんが、お客様は次回のキャンペーンやセールを見越して、ただカゴに商品を追加しているだけの場合もあります。

また、購入プロセスの中にクーポンコードを記入できる箇所が存在すると、クーポンコードが発行されるタイミングに買おうと思い離脱することもあります。

ストアを閲覧しただけ

カゴ落ち理由のトップ10には入りませんが、ストアを閲覧しただけの訪問者もカゴ落ちの理由に含まれます。「ネットサーフィンをしていて」とか、「競合ストアの調査に」とか訪問理由は様々です。こちらに関しては特に何か対応する必要は無いと考えています。

カゴ落ちへの対策方法

カゴ落ちへの対策として下記が挙げられます。

  • 配送料を再設計する
  • 追加コストを見直す
  • ゲスト購入を取り入れる
  • ログイン方法の拡充
  • 配送会社を再選定する
  • 出荷オペレーション(出荷プロセス)を見直す
  • 配送日時指定(お届け希望日時)を設置する
  • ページの表示速度を高速化する
  • 情報の透明性を担保する
  • チャットサポートを有効にする
  • 購入までのプロセスを改善する
  • 購入までのプロセスを表示する
  • 1-clickチェックアウト(エクスプレスチェックアウト)を取り入れる
  • 過去情報を記録して購入できるようにする
  • 配送先住所や請求先住所を自動入力
  • 決済方法の拡充
  • サイト監視(エラー監視)を行う
  • カゴ落ち(カート落ち)メールを送信する
  • クーポンコード(割引コード)欄を非表示にする
  • ポップアップの表示
  • あとで買う(Save for later)を導入する
  • 後払いに対応する

それぞれ詳しく解説していきます。

配送料を再設計する

「配送料など追加費用が高い」がカゴ落ち理由として1位にあがっているように配送料などの追加コストは、お客様が離脱してしまう1つの原因です。

配送料に手を加えるのは、契約している配送会社の料金テーブルや商品のサイズ、商品の組み合わせ、利益率などを複合的に組み合わせて設計しないといけないので大変ですよね。

まずは、「お客様にとってわかりやすい配送料か?」や「商品よりも高い配送料になっていないか?」、「〇〇円以上で配送料が無料になるなどのお得があるか?」を考えてみましょう。お客様がびっくりしない価格帯やお客様にお得だと思ってもらえるディスカウントなどお客様視点も加えて配送料を再検討するように心がけましょう。

追加コストを見直す

配送料以外にギフトラッピングなどの追加コストが発生する場合は、追加コストを徴収すべきなのかどうかを見直すことも必要です。

ゲスト購入を取り入れる

「会員登録(新規アカウント作成)が必要」がカゴ落ち理由として2位にあがっているように、会員登録をしなくても買えるようにShopifyストアを改善したいところです。

Shopifyであればゲスト購入がデフォルトの機能で存在しますので、ゲスト購入を許可するように設定することをおすすめします。

ログイン方法の拡充

ゲスト購入をどうしても受け入れたくない場合もあると思います。

その場合は、出来るだけ会員登録のハードルを下げるために、SSO(シングルサインオン)認証と呼ばれるFacebookやLineなど別サービスのアカウントでログインできる機能を導入するのも良いでしょう。SSO認証の対応により「会員登録(新規アカウント作成)が必要」が理由のカゴ落ちを改善することが出来るでしょう。

ただし、ShopifyストアにSSO認証を導入するにはShopify Plusプランでないと対応できないため注意が必要です。

下記の「CRM PLUS on LINE」もShopify Plusプランのみですが、Shopifyストアにソーシャルログイン(SSO認証)を実現するShopifyアプリです。ご参考にしてください。

CRM PLUS on LINE

CRM PLUS on Line|Shopifyアプリストア
出典:CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア

アプリを見る

CRM PLUS on LINEは、ShopifyサイトでLINE連携とLine配信を可能にするアプリです。国内産のアプリのため全て日本語で対応しており、Shopify Flowと組み合わせることでLINEでのステップ配信も可能になります。

また、Shopify Plusプランしか利用できませんがShopifyストアにソーシャルログイン(FacbookやTwitter、Googleアカウントでログインできる機能)を導入することもできます。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/39

料金: 無料〜
※ LINE ID 100件まで無料。それ以上は、Shopifyアプリストアの価格設定をご確認ください。

下記の記事では、ShopifyストアでLINEを活用するメリットや活用事例などを紹介していますのでご参考になさってください。

ShopifyストアでLINEを活用しよう!おすすめのShopifyアプリも紹介

配送会社を再選定する

「配送が遅い」がカゴ落ち理由として3位に上がっています。

配送が遅い原因が契約している配送会社なのであれば、配送会社の見直しも検討する必要があるでしょう。

もしも、緊急性の高い(すぐに届けてほしい)商品を取り扱っている場合は、配送コストが安いだけでなく、配送スピードも契約の指標として取り入れるのも重要です。

出荷オペレーション(出荷プロセス)を見直す

配送が遅い原因が倉庫からの出荷であれば、出荷オペレーション(出荷プロセス)を見直す必要もあります。

アナログな作業が多いのであればITシステムやShopifyアプリで解決できる部分もあるでしょう。自社倉庫のキャパシティや人的リソースの問題であれば、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)などを利用して出荷倉庫を外注するのも方法としてあります。

配送日時指定(お届け希望日時)を設置する

配送スピードに強みのあるECストアは配送日時指定を設置し、今注文した場合にお届けできる最短日時を明示することで、カゴ落ち率の改善に繋げられるでしょう。

下記の記事ではShopifyストアに配送日時指定を設置できるShopifyアプリを紹介しています。また、配送日時指定を設置するメリット・デメリットも紹介していますので、ご参考になさってください。

Shopifyの配送日時指定アプリ | お届け希望日を設置するメリット・デメリット

ページの表示速度を高速化する

カゴ落ちの原因にも記述したとおり、ページの表示速度はCVRへ大きな影響を与えます。

不要なJavaScriptsなどのファイルを削減したり、サイズ容量の大きな画像を圧縮したりなどの対応を行い速度改善に心がけましょう。

「Page Speed Booster」などページ速度を改善してくれるShopifyアプリも存在しますので、Shopifyアプリを活用も検討しましょう。

Page Speed Booster

Page Speed Booster|Shopifyアプリストア
出典:Page Speed Booster|Shopifyアプリストア

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Shopifyサイトの読み込み速度を改善してくれるShopifyアプリです。

コーディングなしで導入することができ、全てのShopifyテーマに対応しています。

引用:https://tsun.ec/blogs/articles/shopify-seo

情報の透明性を担保する

カゴ落ち理由として「クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)」や「返品制度(返品ポリシー)に不満があった」、「返品や問い合わせ方法が不明瞭」などがあります。

これらの対策として、「返品・キャンセルポリシーなどポリシー情報を明記」や「なぜ返品・キャンセルできないのかを明記」、「購入(購入後)によくある質問をFAQとして明記」、「会社概要やこれまでの取り組みなどを明記(会社の実態証明)」、「資格が必要な商品であれば販売資格をストア上に明記」などがあります。

出せる情報はしっかり出すことで、ストアへの安心感・信頼感につなげることが出来るでしょう。

チャットサポートを有効にする

情報の透明性を担保するだけでは、解決できないお客様の疑問や不安があるかもしれません。

チャットサポートを導入することで、リアルタイムにお客様の質問に対応することができます。お客様の疑問や不安を早期に解決することで、カゴ落ちを阻止して、そのまま購入に結びつけることも出来るでしょう。

Shopifyにはチャットサポートを実現する「Shopify Inbox」というShopify純正のアプリがあります。

Shopify Inbox

Shopify Inbox|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Inbox|Shopifyアプリストア

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Shopifyサイト上にWEBチャットを公開できるShopify純正のメッセージアプリです。

チャット、Shopアプリ、Instagram、Messengerでの会話を一言管理できるのも特徴です。無料で利用できるので、一度お試しください。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/shopify-apps

料金: 無料

購入までのプロセスを改善する

「購入までが長い」がカゴ落ち理由として5位に上がっています。

購入までに何ページも画面を遷移させる場合は、画面の遷移数を減らすなど改善を行うことも1つの手です。

Shopifyでは2023年10月2日にチェックアウトページの画面数が3ページから1ページ(ワンページチェックアウト)へ改善されました。また、2023年11月7日にチェックアウトページの画面数を1ページか3ページのどちらかを選べるようになりました。特別な理由がない限り、カゴ落ち対策の観点から1ページを利用することをおすすめします。

チェックアウトページを切り替える場所
チェックアウトページを1ページまたは3ページへ切り替える箇所

購入までのプロセスを表示する

購入までのプロセスを改善できない場合は、購入までのプロセスを表示するのも1つの方法です。

購入まで何ページあるのかわからない状態よりは、あと何ページなのか明瞭なほうが、お客様の心理的なストレスを軽減でき、カゴ落ちを抑制する効果を見込めるでしょう。

1-clickチェックアウト(エクスプレスチェックアウト)を取り入れる

購入プロセスはチェックアウトページが始点ではなく、Shopifyストアへの訪問(ライディングページ)を始点として考える事もできます。

Shopifyストアでは「ストア訪問(ランディングページ) → 商品ページ → カートページ → チェックアウトページ → 購入」の順に購入をすすめる必要があります。

1-clickチェックアウトを提供することで、「ストア訪問(ランディングページ) → チェックアウトページ → 購入」や「ストア訪問(ランディングページ) → 商品ページ → チェックアウトページ → 購入」など、様々なページからチャックアウトページにアクセスでき、画面遷移数を削減することができます。

過去情報を記録して購入できるようにする

購入作業を簡略化するという点で、過去情報(例えば、カゴ内の商品情報や閲覧履歴の情報など)を活用して、お客様の探す手間などを削減することも1つの方法です。

Shopifyには閲覧履歴を基に商品一覧を表示できるShopifyテーマやShopifyアプリ(Recommended Product – Salesなど)があります。

Recommended Product – Sales

Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア
出典:Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア

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Recommended Product – Salesは、Shopifyストアにおすすめ商品を表示できるレコメンドアプリです。お客様の閲覧履歴を基に商品一覧を出せるだけでなく、トレンド商品や割引商品、売れ筋商品なども表示することができます。

料金:無料

配送先住所や請求先住所を自動入力

購入作業を簡略化するという点で、配送先住所や請求先住所を自動入力(入力補助)させることで、お客様の入力する手間を削減することも1つの方法です。

決済方法の拡充

「決済の選択肢が少ない」がカゴ落ち理由として6位に上がっています。Amazon Payの導入事例によるとAmazon Payを導入するだけでCVRが20%増えたという事例もあります。

エビデンス:CVR+20%、新規客+13%の老舗靴店に学ぶECシステム選び&決済拡充施策

ShopifyでPayPayやLine Pay、銀行振込などの決済方法を拡充するにはSBペイメントやGMOイプシロン、KOMOJUなど外部の決済事業者と契約する必要があります。

下記の記事では、外部の決済事業者別に対応している決済種別を表で紹介していますので、参考にしてください。

【徹底比較】Shopifyのプランの選び方|費用・手数料・決済方法の違いについて

サイト監視(エラー監視)を行う

「サイトエラー」がカゴ落ち理由として7位に上がっています。

サイトエラーを早期に検知することで、既存ユーザーへのメールを送ったり、SNSアカウントでエラーのため購入できない旨のお知らせを出したりなど何かしら対策を行う事も可能です。

サイトエラーを早期に検知するために、サイト監視できる「Uptime」などのShopifyアプリも存在しますので、導入を検討しても良いと思います。

Uptime

Uptime|Shopifyアプリストア
出典:Uptime|Shopifyアプリストア

Uptimeは、オンラインストアでの問題が発生した時につうちを受け取ることができるShopifyアプリです。自動化されたQAテストフローを通じてオンラインストアを監視し、Shopifyのステータスページとサードパーティアプリでの障害を検出します。問題が発生した場合は、メールやSlackでリアルタイムにアラートを受け取ることができます。Uptimeは、Rockport、Crooks & Castles、Builtなど、最も成功しているShopify Plusのブランドや代理店に使用されています。

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カゴ落ちメール(カート落ちメール)を送信する

カゴ落ちしないようにしても、カゴ落ちを全て無くすことは困難です。

しかし、カゴ落ちしたからと言って、お客様が一生商品を買わないわけではありません。カゴ落ちしたお客様はまだ購買意欲が冷めていない状態のお客様も存在します。

カゴ落ちしたタイミングでお得なクーポンなどを添えてメールを送ることで、購入へ結びつけることも可能です。

Shopifyではカゴ落ちメールの機能がデフォルトで存在しますので、カゴ落ちメールを活用しましょう。

また、Klaviyoなどのメール配信アプリはShopifyメールよりも高度な条件での配信タイミングをコントロールしたり、リッチなメールを配信することが可能です。

Klaviyo

Klaviyo|Shopifyアプリストア
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

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Shopifyアプリの中でも人気の高いメルマガ配信アプリです。

メルマガ配信に必要な機能が十分それっており、連携できるShopifyアプリも豊富なため、Klaviyoを入れておけば、「何かをトリガーにお客様へメールを配信したい」という時に間違いないと思います。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/31

料金: 無料〜

※ Eメールは250件まで無料。SMSは50件まで無料です。それ以上は有料になります。詳しくは公式ページをご参照ください

下記の記事でKlaviyoを使うメリットや初期設定方法を詳しく解説しています。ご参考になさってください。

Klaviyoとは?ShopifyストアでKlaviyoを使うメリットと初期設定方法

プッシュ通知を送信する

前述で、カゴ落ちメールがカゴ落ち後のリカバリー手法として有効な手段である説明をしましたが、プッシュ通知を送信することも有効な手段です。

カゴ落ちしたユーザーにプッシュ通知を送信できるおすすめのShopifyアプリとして「PushOwl Web Push Notifications」があります。

PushOwl Web Push Notifications

PushOwl Web Push Notifications|Shopifyアプリストア
出典:PushOwl Web Push Notifications|Shopifyアプリストア

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PushOwl Web Push Notificationsは、ユーザーにプッシュ通知を送信できるShopifyアプリです。カゴ落ち時、値下げ・セール時、商品の入荷や在庫切れ時、商品出荷時など様々なタイミングでプッシュ通知を送ることができます。また、画像付き通知も送信でき、魅力的な画像を利用することで、キャンペーン通知の効果を高めることも可能です。

料金:無料〜

クーポンコード(割引コード)欄を非表示にする

カゴ落ちの理由として、クーポンコードが発行されてから買おうというお客様も存在すると説明しました。

もし、クーポンコードを頻繁に発行していないのであれば、クーポンコード(割引コード)欄を非表示にしておくこともカゴ落ち対策の1つの方法です。

ポップアップの表示

カゴ落ちの理由に対する対策では関係ないですが、カゴ落ちをさせない(今買う理由を作る)という点で、ポップアップを利用して今しか使えないクーポンをオファーすることで、今買う理由を作ることも1つの方法です。

あとで買う(Save for later)を導入する

ユーザーは今は買わなくてもよい商品をカートから削除するのではなく、「後で買う商品リスト」に追加することで、次回Shopifyストアへ再訪した際に以前購入しようとしていたことを思い出すことができます。

カゴ落ちにおいて一番最悪なケースは、ユーザーがカートから商品を削除し、その商品が一生買われないことです。あとで買う機能は、ユーザーに商品を思い出すきっかけをつくれるため、一生購入されない最悪なケースを回避する手助けになります。

あとで買う(Save for later)のメリット

下記の記事では、あとで買う(Save for later)機能を導入するメリットやおすすめShopifyアプリも紹介しています。参考になさってください。

あとで買う(Save for later)機能を導入するメリット|Shopifyアプリも紹介

後払いに対応する

カゴ落ちの理由には「決済の選択肢が少ない」があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、後払い決済の導入はしておいた方が良いでしょう。

下記の記事ではShopifyストアに後払い決済を導入するメリットやおすすめの後払いサービスを紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyストアに後払いを導入するメリット|Paidyなどのあと払いサービスも紹介

カゴ落ち対策におすすめのShopifyアプリ

前述のカゴ落ち対策方法で紹介した下記のShopifyアプリを再掲します。

  • CRM PLUS on LINE
  • Page Speed Booster
  • Shopify Inbox
  • Recommended Product – Sales
  • Klaviyo
  • Uptime
  • PushOwl Web Push Notifications

それぞれ1つずつ再掲していきます。

CRM PLUS on LINE【ログイン方法の拡充に】

CRM PLUS on Line|Shopifyアプリストア
出典:CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア

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CRM PLUS on LINEは、ShopifyサイトでLINE連携とLine配信を可能にするアプリです。国内産のアプリのため全て日本語で対応しており、Shopify Flowと組み合わせることでLINEでのステップ配信も可能になります。

また、Shopify Plusプランしか利用できませんがShopifyストアにソーシャルログイン(FacbookやTwitter、Googleアカウントでログインできる機能)を導入することもできます。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/39

Page Speed Booster【表示速度の改善に】

Page Speed Booster|Shopifyアプリストア
出典:Page Speed Booster|Shopifyアプリストア

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Shopifyサイトの読み込み速度を改善してくれるShopifyアプリです。

コーディングなしで導入することができ、全てのShopifyテーマに対応しています。

引用:https://tsun.ec/blogs/articles/shopify-seo

Shopify Inbox【チャットサポートに】

Shopify Inbox|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Inbox|Shopifyアプリストア

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Shopifyサイト上にWEBチャットを公開できるShopify純正のメッセージアプリです。

チャット、Shopアプリ、Instagram、Messengerでの会話を一言管理できるのも特徴です。無料で利用できるので、一度お試しください。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/shopify-apps

料金: 無料

Recommended Product – Sales【過去情報からのレコメンドに】

Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア
出典:Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア

アプリを見る

Recommended Product – Salesは、Shopifyストアにおすすめ商品を表示できるレコメンドアプリです。お客様の閲覧履歴を基に商品一覧を出せるだけでなく、トレンド商品や割引商品、売れ筋商品なども表示することができます。

料金:無料

Klaviyo【カゴ落ちメールに】

Klaviyo|Shopifyアプリストア
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

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Shopifyアプリの中でも人気の高いメルマガ配信アプリです。

メルマガ配信に必要な機能が十分それっており、連携できるShopifyアプリも豊富なため、Klaviyoを入れておけば、「何かをトリガーにお客様へメールを配信したい」という時に間違いないと思います。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/31

Uptime【サイトエラーの早期検知に】

Uptime|Shopifyアプリストア
出典:Uptime|Shopifyアプリストア

Uptimeは、オンラインストアでの問題が発生した時に通知を受け取ることができるShopifyアプリです。自動化されたQAテストフローを通じてオンラインストアを監視し、Shopifyのステータスページとサードパーティアプリでの障害を検出します。問題が発生した場合は、メールやSlackでリアルタイムにアラートを受け取ることができます。Uptimeは、Rockport、Crooks & Castles、Builtなど、最も成功しているShopify Plusのブランドや代理店に使用されています。

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PushOwl Web Push Notifications【カゴ落ち時のプッシュ通知に】

PushOwl Web Push Notifications|Shopifyアプリストア
出典:PushOwl Web Push Notifications|Shopifyアプリストア

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PushOwl Web Push Notificationsは、ユーザーにプッシュ通知を送信できるShopifyアプリです。カゴ落ち時、値下げ・セール時、商品の入荷や在庫切れ時、商品出荷時など様々なタイミングでプッシュ通知を送ることができます。また、画像付き通知も送信でき、魅力的な画像を利用することで、キャンペーン通知の効果を高めることも可能です。

料金:無料〜

カゴ落ちの理由を特定するために

テスト注文をする

カゴ落ちが発生している原因を特定するには、実際にテスト注文してみることをオススメします。お客様目線で購入までのプロセスを実際に試すことで、数字では見えてこない課題を見つけることができるでしょう。

サイト分析ツールを導入する

何も数字がない状態では、「どこのページで離脱しているのか」や「どこのページを優先的に改善すべきか」がわからないと思います。

下記の外部ツールは無料で使えますので、導入することをオススメします。

Google Analytics 4(GA4)

Google Analytics 4(以下、GA4)はアクセス解析ツールで、2020年10月にリリースされた新しいバージョンのGoogleアナリティクスです。

Shopifyストアにアクセスしたユーザーのイベントを自動で収集し、ストアのPV数やユーザー数、イベント数、注文数などを自動で集計してくれます。また、年齢、性別などの顧客属性(ただし推定データ)や流入元、ページなどの単位で各指標のデータを確認することが出来ます。Shopifyストアの現状を可視化するのに必須のツールと言えます。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/50

2023年3月にGoogleチャネル(Shopifyアプリ)内からGA4を設定できる機能アップデートがありました。下記の記事では、Googleチャネル(Shopifyアプリ)からGA4を設定する方法を紹介ています。

ShopifyにGoogle Analytics 4(GA4)を設定する方法

Clarity

Microsoft(マイクロソフト)が提供している無料の行動分析ツールです。完全無料で自社のShopifyサイトの「セッション分析」や「ヒートマップ分析」、「レコーディング分析」を可能にします

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/5


ユーザーがどの購入動線でつまずいているのかをClarityで確認し、改善することができます。
下記の記事では、Clarityの基本情報とShopifyに設定する方法を解説しています。

Clarity(クラリティ)とは? | ShopifyにClarityを設定する方法

最後に

下記の記事ではカゴ落ち対策アプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。

おすすめのShopifyアプリ|ジャンル別に紹介

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    Shopifyで顧客タグを活用しよう!顧客タグの設定方法や活用方法をご紹介

    Tsunライターチーム

    Shopifyで運営するECサイトにおいて、顧客タグは非常に便利な機能の1つです。顧客タグを活用することで、顧客を特定のグループに分類し、そのグループに対して特別な販売施策を実施することができます。 本記事では顧客タグの設定方法や活用方法、おすすめのShopifyアプリを紹介してます。 これからShopifyで顧客タグを活用しようと考えている方はもちろん、すでに顧客タグを使っているけれど活用方法に悩んでいる方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。 顧客タグではなく、商品やブログ記事のタグ活用については下記のブログ記事をご参考にしてください。 Shopifyのタグを活用するメリット|タグ一覧を表示する方法 Shopifyの顧客タグとは? 顧客タグは、Shopifyストアの顧客管理機能の一部で、Shopifyオーナーが顧客を特定のグループやカテゴリに分類するために使用するラベルです。顧客タグを使用することで、顧客を簡単に整理し、特定のニーズに合わせたマーケティングやプロモーションを行うことができます。 Shopifyヘルプセンター内には「お客様タグ」と表現している箇所もありますが、「顧客タグ」と同義となります。 顧客タグを活用するメリット セグメントできる 顧客を特定のグループに分けることで、マーケティングキャンペーンやプロモーションをターゲットしやすくなります。例えば、「VIP顧客」や「新規顧客」などのタグを使って、それぞれに適したメールマーケティングを行うことができます。 パーソナライズに活用できる 顧客の購買行動や好みに基づいてタグを設定することで、顧客が興味ありそうな商品のレコメンドなどよりパーソナライズされたショッピング体験を提供できます。例えば、特定の製品カテゴリに興味がある顧客に「興味:ファッション」といったタグを付けることができます。 自動化や効率化ができる 顧客タグを利用して、特定のタグが付いた顧客に自動的に割引や特典を適用することができます。また、特定のタグが付いた顧客だけに会員限定販売を実施することも出来ます。これにより、顧客満足度を高めながら効率的に運営を行うことが可能です。 分析に活かせる 顧客タグ別にデータを分析することで、どのセグメントが最も売上に貢献しているかや、どのマーケティング戦略が効果的であるかを理解するのに役立ちます。 顧客タグの活用例 セグメントする Shopify純正のセグメント機能を利用することで、特定の顧客タグがついた会員のみを抽出することが出来ます。 メルマガ配信する 前述のセグメント機能とShopifyメールを組み合わせることで、特定の顧客タグがついた会員に対して、メルマガを配信することが出来ます。 会員ランクを付与する Shopifyのセグメント機能や会員ランクアプリを利用することで、特定条件を満たした会員に対して「シルバー」や「ゴールド」などの顧客タグを設定することが出来ます。 下記のブログ記事では会員ランク制度の導入メリットや顧客に会員ランクを設定する方法、おすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyの会員ランクアプリ4選|会員ランク制度のメリット・デメリット VIP会員限定に商品を販売する 顧客タグとShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」を活用することで、VIP会員(VIPタグの付いた会員の場合)だけに商品を販売することが出来ます。 詳しい設定方法は下記のブログ記事もご参考にしてください。...

    Shopifyで顧客タグを活用しよう!顧客タグの設定方法や活用方法をご紹介

    Tsunライターチーム

    Shopifyで運営するECサイトにおいて、顧客タグは非常に便利な機能の1つです。顧客タグを活用することで、顧客を特定のグループに分類し、そのグループに対して特別な販売施策を実施することができます。 本記事では顧客タグの設定方法や活用方法、おすすめのShopifyアプリを紹介してます。 これからShopifyで顧客タグを活用しようと考えている方はもちろん、すでに顧客タグを使っているけれど活用方法に悩んでいる方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。 顧客タグではなく、商品やブログ記事のタグ活用については下記のブログ記事をご参考にしてください。 Shopifyのタグを活用するメリット|タグ一覧を表示する方法 Shopifyの顧客タグとは? 顧客タグは、Shopifyストアの顧客管理機能の一部で、Shopifyオーナーが顧客を特定のグループやカテゴリに分類するために使用するラベルです。顧客タグを使用することで、顧客を簡単に整理し、特定のニーズに合わせたマーケティングやプロモーションを行うことができます。 Shopifyヘルプセンター内には「お客様タグ」と表現している箇所もありますが、「顧客タグ」と同義となります。 顧客タグを活用するメリット セグメントできる 顧客を特定のグループに分けることで、マーケティングキャンペーンやプロモーションをターゲットしやすくなります。例えば、「VIP顧客」や「新規顧客」などのタグを使って、それぞれに適したメールマーケティングを行うことができます。 パーソナライズに活用できる 顧客の購買行動や好みに基づいてタグを設定することで、顧客が興味ありそうな商品のレコメンドなどよりパーソナライズされたショッピング体験を提供できます。例えば、特定の製品カテゴリに興味がある顧客に「興味:ファッション」といったタグを付けることができます。 自動化や効率化ができる 顧客タグを利用して、特定のタグが付いた顧客に自動的に割引や特典を適用することができます。また、特定のタグが付いた顧客だけに会員限定販売を実施することも出来ます。これにより、顧客満足度を高めながら効率的に運営を行うことが可能です。 分析に活かせる 顧客タグ別にデータを分析することで、どのセグメントが最も売上に貢献しているかや、どのマーケティング戦略が効果的であるかを理解するのに役立ちます。 顧客タグの活用例 セグメントする Shopify純正のセグメント機能を利用することで、特定の顧客タグがついた会員のみを抽出することが出来ます。 メルマガ配信する 前述のセグメント機能とShopifyメールを組み合わせることで、特定の顧客タグがついた会員に対して、メルマガを配信することが出来ます。 会員ランクを付与する Shopifyのセグメント機能や会員ランクアプリを利用することで、特定条件を満たした会員に対して「シルバー」や「ゴールド」などの顧客タグを設定することが出来ます。 下記のブログ記事では会員ランク制度の導入メリットや顧客に会員ランクを設定する方法、おすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyの会員ランクアプリ4選|会員ランク制度のメリット・デメリット VIP会員限定に商品を販売する 顧客タグとShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」を活用することで、VIP会員(VIPタグの付いた会員の場合)だけに商品を販売することが出来ます。 詳しい設定方法は下記のブログ記事もご参考にしてください。...

  • Shoopifyで決済方法をカスタマイズできるアプリ 4選|支払い方法を非表示・並べ替え・名前変更できるShopifyアプリを紹介

    Shoopifyで決済方法をカスタマイズできるアプリ 4選|支払い方法を非表示・並べ替え・名前...

    Tsunライターチーム

    みなさんはご自身のShopifyストアで「高額商品の場合は代引き決済を非表示にしたい」など特定条件下で決済方法を非表示にしたいと思ったことはありませんか?また、「特定の決済方法の利用率を上げるために表示順を変更したい」など思ったことはありませんか? 本ブログ記事では、特定条件下でチェックアウトページの決済方法を非表示にしたり、並べ替えたり、名前を変更したりできるShopifyアプリを紹介したいと思います。 下記のブログ記事ではShopifyで利用できる決済方法の特徴や手数料をまとめています。ご参考にしてください。 【まとめ】Shopifyで利用できる決済方法まとめ|特徴や各種費用も紹介 決済方法をカスタマイズできるShopifyアプリ BeSure Checkout Rules 出典:BeSure Checkout Rules|Shopifyアプリストア BeSure Checkout Rulesは、Shopifyのチェックアウトページにおける配送方法や支払い方法の表示をカスタマイズできるアプリです。カート合計金額、重量、住所、カート内の商品、タグなどの様々な条件を組み合わせて、配送方法や支払い方法の並び替え、名前変更、非表示化ができます。最高品質アプリの証である「Built for Shopify」も獲得しています。 BeSure Checkout Rulesの料金プラン プラン名 月額料金 年額料金 機能 無料プラン 無料 - 支払い方法名変更ルールを1つ無料で利用可能 テストステータスでのルールの無料テスト Shopify開発ストアでの無料テスト スターター...

    Shoopifyで決済方法をカスタマイズできるアプリ 4選|支払い方法を非表示・並べ替え・名前...

    Tsunライターチーム

    みなさんはご自身のShopifyストアで「高額商品の場合は代引き決済を非表示にしたい」など特定条件下で決済方法を非表示にしたいと思ったことはありませんか?また、「特定の決済方法の利用率を上げるために表示順を変更したい」など思ったことはありませんか? 本ブログ記事では、特定条件下でチェックアウトページの決済方法を非表示にしたり、並べ替えたり、名前を変更したりできるShopifyアプリを紹介したいと思います。 下記のブログ記事ではShopifyで利用できる決済方法の特徴や手数料をまとめています。ご参考にしてください。 【まとめ】Shopifyで利用できる決済方法まとめ|特徴や各種費用も紹介 決済方法をカスタマイズできるShopifyアプリ BeSure Checkout Rules 出典:BeSure Checkout Rules|Shopifyアプリストア BeSure Checkout Rulesは、Shopifyのチェックアウトページにおける配送方法や支払い方法の表示をカスタマイズできるアプリです。カート合計金額、重量、住所、カート内の商品、タグなどの様々な条件を組み合わせて、配送方法や支払い方法の並び替え、名前変更、非表示化ができます。最高品質アプリの証である「Built for Shopify」も獲得しています。 BeSure Checkout Rulesの料金プラン プラン名 月額料金 年額料金 機能 無料プラン 無料 - 支払い方法名変更ルールを1つ無料で利用可能 テストステータスでのルールの無料テスト Shopify開発ストアでの無料テスト スターター...

  • SEOのメリット・デメリット|Shopifyで出来るSEO対策やアプリも紹介 Tsun Inc.

    Shopifyで出来るSEO対策|SEOの基本やメリット、おすすめSEO対策アプリも紹介

    Tsunライターチーム

    ShopifyストアのSEOを強化し、検索ランキングを上げるための基本戦略、メリットとデメリット、おすすめアプリまで詳しく解説。あなたのビジネスを次のレベルへと導きます。

    Shopifyで出来るSEO対策|SEOの基本やメリット、おすすめSEO対策アプリも紹介

    Tsunライターチーム

    ShopifyストアのSEOを強化し、検索ランキングを上げるための基本戦略、メリットとデメリット、おすすめアプリまで詳しく解説。あなたのビジネスを次のレベルへと導きます。

  • Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

    Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

    Tsunライターチーム

    みなさんはご自身のShopifyストアで代引き決済を導入していますか? 本記事では代引き決済のメリットやデメリット、設定方法などをご紹介します。 代引き決済とは? 代引き決済とは「代金引換決済」の略で、商品の配達時に配達員に代金を支払う決済方法です。代引き決済はクレジットカードを所有していないユーザーでも商品を購入できるメリットがある一方で、代引き手数料が発生するデメリットもあります。 代引き決済のメリット 安心して購入できる 商品を受け取ってから代金を支払うため、お客様にとっては詐欺や商品未着のリスクを回避できます。 カゴ落ち防止に繋がる 出典:Baymard Institute カゴ落ちの原因の上位に「クレジットカード情報を入力したくない」や「希望する決済種別がない」という理由があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、代引き決済はある程度効果があるといえるでしょう。 出典:インターネットの利用状況|総務省 令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、代引き決済はクレジットカード決済やコンビニ決済に次いで3番目に利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、代引き決済を検討してみてはいかがでしょうか。 2番目に多く利用されているコンビニ決済に関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法 下記のブログ記事では「決済方法の拡充」以外にもShopifyで出来るカゴ落ち対策を紹介しています。ご参考になさってください。 Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介 クレジットカードを保有できない若年層の獲得 ECサイトでの主要な支払い方法の1つにクレジットカード決済がありますが、多くのクレジットカード会社はカード発行対象年齢を18才〜20才以上と設定しています。そのため、クレジットカード支払いのみのストアでは未成年者が購入する事ができないケースが殆どですが、代引き決済を導入する事でこの問題は解消されます。 クレジットカードの使用を好まない層の獲得 成人済の方でもクレジットカード決済に抵抗感を持っている方は多く存在します。クレジットカード決済を避けたい方でもストアで購入ができるように、代引き決済を導入しておくことは双方にメリットが生まれます。 取引手数料が発生しない 出典:Shopifyペイメント|Shopifyヘルプセンター Shopifyペイメント以外の決済方法を利用する場合、Shopifyで契約しているプランに応じて取引手数料が発生します。しかし、代引き決済に関しては取引手数料が発生しません。 Shopifyペイメントに関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで 代引き決済のデメリット 代引き手数料が発生する...

    Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

    Tsunライターチーム

    みなさんはご自身のShopifyストアで代引き決済を導入していますか? 本記事では代引き決済のメリットやデメリット、設定方法などをご紹介します。 代引き決済とは? 代引き決済とは「代金引換決済」の略で、商品の配達時に配達員に代金を支払う決済方法です。代引き決済はクレジットカードを所有していないユーザーでも商品を購入できるメリットがある一方で、代引き手数料が発生するデメリットもあります。 代引き決済のメリット 安心して購入できる 商品を受け取ってから代金を支払うため、お客様にとっては詐欺や商品未着のリスクを回避できます。 カゴ落ち防止に繋がる 出典:Baymard Institute カゴ落ちの原因の上位に「クレジットカード情報を入力したくない」や「希望する決済種別がない」という理由があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、代引き決済はある程度効果があるといえるでしょう。 出典:インターネットの利用状況|総務省 令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、代引き決済はクレジットカード決済やコンビニ決済に次いで3番目に利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、代引き決済を検討してみてはいかがでしょうか。 2番目に多く利用されているコンビニ決済に関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法 下記のブログ記事では「決済方法の拡充」以外にもShopifyで出来るカゴ落ち対策を紹介しています。ご参考になさってください。 Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介 クレジットカードを保有できない若年層の獲得 ECサイトでの主要な支払い方法の1つにクレジットカード決済がありますが、多くのクレジットカード会社はカード発行対象年齢を18才〜20才以上と設定しています。そのため、クレジットカード支払いのみのストアでは未成年者が購入する事ができないケースが殆どですが、代引き決済を導入する事でこの問題は解消されます。 クレジットカードの使用を好まない層の獲得 成人済の方でもクレジットカード決済に抵抗感を持っている方は多く存在します。クレジットカード決済を避けたい方でもストアで購入ができるように、代引き決済を導入しておくことは双方にメリットが生まれます。 取引手数料が発生しない 出典:Shopifyペイメント|Shopifyヘルプセンター Shopifyペイメント以外の決済方法を利用する場合、Shopifyで契約しているプランに応じて取引手数料が発生します。しかし、代引き決済に関しては取引手数料が発生しません。 Shopifyペイメントに関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで 代引き決済のデメリット 代引き手数料が発生する...

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  • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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