Shopifyで出来るカゴ落ち(カート離脱)対策|カゴ落ちの原因も紹介

【保存版】Shopifyでカゴ落ち(カート離脱)対策!原因や対策方法、Shopifyアプリも紹介

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。


Shopifyストアで「アクセスはあるのに売上が伸びない」と感じている場合、カゴ落ちが原因の一つかもしれません。カゴ落ちとは、ユーザーが商品をカートに入れたにもかかわらず、購入完了前にサイトを離脱してしまうことです。

Shopifyで売上を伸ばすには、集客だけでなく、カート投入後の離脱を防ぐことも重要です。送料や追加費用のわかりにくさ、会員登録の手間、決済方法の少なさ、サイト表示速度の遅さなどは、購入意欲の高いユーザーが離脱する原因になります。

本記事では、Shopifyでカゴ落ちが発生する主な原因、具体的な対策方法、活用できるShopifyアプリを紹介します。Shopifyストアの購入完了率を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

カゴ落ち(カート離脱)とは

「カゴ落ち」とは、自社のShopifyストアに訪れたユーザーが商品をカートに入れたまま、購入まで至らずにそのままShopifyストアを離脱することです。
別の呼び方として、「カート落ち」や「カート離脱」、「カート放棄」などと呼ぶこともあります。

なぜカゴ落ち対策が必要なのか?

アメリカのBaymard Institute社が行ったカート放棄統計率の調査によれば、平均して70.22%(約7割)のユーザーがカゴ落ちしていることがわかっています。

データ元:50 Cart Abandonment Rate Statistics 2026|Baymard Institute

約7割のカゴ落ち率はECサイトの売上において、大きな機会損失となっています。

たとえば、平均顧客単価3000円のECサイトに1000人のユーザーがカートに商品を入れたと仮定した場合、700人が購入まで至らないことを意味し、売上換算すると総額210万円が失われたことになります。
カゴ落ちを5%改善できたとすると、50人のユーザーが購入まで至るため、売上換算すると15万円の売上アップを見込むことができます。

上記の事例から、Shopifyストアにおいてカゴ落ち対策は、売上額や購買率を改善するのに大切な施策の一つと言えます。

カゴ落ちの原因  

考えられるカゴ落ちの原因は下記になります。

  1. ストアを閲覧しただけ
  2. 配送料など追加費用が高い
  3. ストアを閲覧しただけ配送が遅い
  4. クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)
  5. 会員登録(新規アカウント作成)が必要
  6. 購入までが長い
  7. 返品制度(返品ポリシー)に不満があった
  8. サイト上でエラーが発生した
  9. 実際に支払う金額が見れない(計算できない)
  10. 決済の選択肢が少ない
  11. クレジットカードを利用できなかった
  12. 入力項目が多い
  13. 返品や問い合わせ方法が不明瞭
  14. ページの表示速度(表示スピード)が遅い
  15. 今買うタイミングではなかった

それぞれ詳しく解説していきます。

ストアを閲覧しただけ

Baymard Institute

出典:Baymard Institute

Baymard Institute社の調査では、カゴ落ちの理由として最も多かったのが「ストアを閲覧しただけ」という回答です。

これは、購入意欲の高いユーザーだけでなく、情報収集や比較検討、ネットサーフィン目的の訪問者もカゴ落ちに含まれるためです。

そのため、この理由については過度な対策は必要ありません。ただし、再訪問につながるように、商品ページのわかりやすさやお気に入り機能、リマーケティングなどで接点を残しておくことは有効です。

配送料など追加費用が高い

Baymard Institute社の調査では、カゴ落ち理由の2番目に多いのが「配送料などの追加費用が高い」になります。

実際に、商品をカートに追加した後にカートページやチェックアウトページに行って、はじめて送料がこんなに高いのか!と驚かれた経験はないでしょうか?
他のお客様も同様な理由で、配送料などの追加コストが高いために離脱している可能性があります。

配送が遅い

カゴ落ちの理由として3番目に多いのが、配送がとても遅いことです。
すぐに届けて欲しい商品(急を要する商品)ほど届くまでに時間がかかる場合は、多少金額が高くても別のストアで買いたくなる場合があります。

クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)

カゴ落ちの理由として4番目に多いのが、クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)です。

お客様にとっては、初めて利用するストア(ストア側に悪意がなくても)でクレジットカードを入力するのは怖い行為といえます。

いかに魅力のある商品だとしてもストアの実態が不明瞭(見えづらい)で信用できない場合、購入してもらうのはハードルが高いと言えます。

会員登録(新規アカウント作成)が必要

カゴ落ちの理由として5番目に多いのが、会員登録(新規アカウント作成)です。

商品を購入するだけなのに、会員登録するのは手間ですよね?また、会員登録のメリットもあまりなく、個人情報だけを入力させるストアも多々あります。

購入までが長い

カゴ落ちの理由として6番目に多いのが、購入に至るまでが長いことです。

購入至るまでの画面遷移(購入までの道のりが長い)と購入意欲を失う要因となりますので改善が必要です。

返品制度(返品ポリシー)に不満があった

カゴ落ちの理由として7番目に多いのが、返品制度(返品ポリシー)に不満があるということです。

実際に試着してみないとサイズ感がわからないアパレル商品などは、返品できないと購入するのに勇気が必要ですよね。

返品制度(返品ポリシー)を見直すことで、お客様の安心感を高め、ストアへの信頼感を高めることにつながります。

サイト上でエラーが発生した

カゴ落ちの理由として8番目に多いのが、サイト上でエラーが発生したことです。

Shopifyをそのまま利用している場合そこまでエラーは発生しませんし、Shopify起因のエラーが発生した場合に自社で何か対応することも困難だと言えます。

もし、エラーがShopifyアプリに起因する場合は、Shopifyアプリベンダーに早急に問い合わせて解決を依頼しましょう。また、すぐに解決できない場合は一時的にShopifyアプリを止める意思決定も必要になります。

実際に支払う金額が見れない(計算できない)

カゴ落ちの理由として9番目に多いのが、実際に支払う金額が見れない(計算できない)ことです。

実際に支払う金額が、最終確認画面に行くまでわからないのはお客様にとってとても不安なことです。

可能であれば、購入までの早いタイミングで実際に支払う金額を表示する改善を行うのも良いでしょう。

決済の選択肢が少ない

カゴ落ちの理由として10番目に多いのが、決済の選択肢が少ないということです。

自社のShopifyストアでしか購入できずどうしても買いたいと思っている商品であれば、お客様が普段利用している決済種別が使えなくてもそこまで問題ないかもしれません。しかし、どこでも購入できる商品やそこまで購入意欲が高まりきれていない場合は、他のストアや他の商品へ流れてしまう原因になります。

カゴ落ち対策として、決済の選択肢を増やせるなら増やしておくのに越したことはないでしょう。

インターネットで購入する際の決済方法|総務省

出典:インターネットの利用状況|総務省

令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、コンビニ決済はクレジットカード決済に次いで2番めに利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、コンビニ決済を検討してみてはいかがでしょうか。

Shopifyにコンビニ決済を導入する方法はこちら

その他、Shopifyで利用できる決済方法のまとめはこちら

クレジットカードを利用できなかった

カゴ落ちの理由として11番目に多いのが、クレジットカードを利用できなかったということです。

クレジットカードが利用できない理由として、決済代行会社によるメンテナンス中やお客様のクレカの利用上限が達している、クレカの利用期日が過ぎているなど自社では対応しきれないものもあると思います。

しかし、クレジットカードが利用できない理由が、お客様のクレカのブランドが利用できなかったり、そもそもクレカすら利用できないなどの自社で対応出来る場合は、改善が必要だと言えるでしょう。

QR決済など多くの決済が増えている中で、クレジットカードは未だにオンラインショップで一番利用されている決済手法です。クレジットカード決済に対応できていないShopifyストアはクレジットカード決済への対応を検討しましょう。Shopifyペイメントを利用すれば、代表的なクレカブランドには基本的に対応できていますし、サードパーティの決済代行会社に支払う取引手数料も発生しないため、まずはShopifyペイメントの利用を検討しましょう。

Shopifyの取引手数料やプランの違いはこちら

入力項目が多い

カゴ落ち理由の上位には入りませんが、入力項目が多いのもカゴ落ちの理由として挙げられるでしょう。

何に使うのかわからない情報を入力させようとするストアは少なからず存在します。例えば、性別や年齢などお届けに不要な情報を入力させることなどがあげられます。

アルコールの販売で年齢確認が必要など、本当に必要な場合を除き、必要ない情報は出来る限り入力項目から削ることをおすすめします。

返品や問い合わせ方法が不明瞭

カゴ落ち理由の上位には入りませんが、返品や問い合わせ方法が不明瞭なこともあげられます。お客様は返品や問い合わせ方法などが不明瞭なために、購入をやめる場合があります。

初めて購入する商品や高価な商品は、「もしも自分に合わなかった場合に返品ができるのか?」や「使い方などがわからない場合に問い合わせることが出来るのか?」が気になります。
また、それらの情報がShopifyストア上に存在しないまたは見つけられない場合、お客様は更に不安になります。

可能な限りそれらの情報は商品ページやカートページなどの購入動線やフッターなどのすぐにアクセスできる場所に表示しておきましょう。

ページの表示速度(表示スピード)が遅い

カゴ落ち理由の上位には入りませんが、ページの表示速度(表示スピード)が遅いも理由として考えられます。

ページ速度が遅いサイトで買い物をしている時に購入意欲が低下した経験はありませんか?

2017年春 オンラインリテールの現状-パフォーマンス(Akamai)

出典:2017年春 オンラインリテールの現状-パフォーマンス(Akamai)

古いデータではありますが2017年のAkamai社の調査によると、ページ速度が1秒低下するだけでCVRが最大21.8%も減少してしまうという調査結果が出ていています。

それほど、ページ速度はCVRにインパクトがあります。

今買うタイミングではなかった

カゴ落ち理由の上位には入りませんが、お客様は次回のキャンペーンやセールを見越して、ただカゴに商品を追加しているだけの場合もあります。

また、購入プロセスの中にクーポンコードを記入できる箇所が存在すると、クーポンコードが発行されるタイミングに買おうと思い離脱することもあります。

カゴ落ちへの対策方法

カゴ落ちへの対策として下記が挙げられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

配送料を再設計する

「配送料など追加費用が高い」がカゴ落ち理由として2位にあがっているように配送料などの追加コストは、お客様が離脱してしまう1つの原因です。

配送料に手を加えるのは、契約している配送会社の料金テーブルや商品のサイズ、商品の組み合わせ、利益率などを複合的に組み合わせて設計しないといけないので大変ですよね。

まずは、「お客様にとってわかりやすい配送料か?」や「商品よりも高い配送料になっていないか?」、「〇〇円以上で配送料が無料になるなどのお得があるか?」を考えてみましょう。お客様がびっくりしない価格帯やお客様にお得だと思ってもらえるディスカウントなどお客様視点も加えて配送料を再検討するように心がけましょう。

追加コストを見直す

配送料以外にギフトラッピングなどの追加コストが発生する場合は、追加コストを徴収すべきなのかどうかを見直すことも必要です。

ゲスト購入を取り入れる

「会員登録(新規アカウント作成)が必要」がカゴ落ち理由として2位にあがっているように、会員登録をしなくても買えるようにShopifyストアを改善したいところです。

Shopifyであればゲスト購入がデフォルトの機能で存在しますので、ゲスト購入を許可するように設定することをおすすめします。

Shopifyでゲスト購入を許可する方法はこちら

ログイン方法の拡充

ゲスト購入をどうしても受け入れたくない場合もあると思います。

その場合は、出来るだけ会員登録のハードルを下げるために、SSO(シングルサインオン)認証と呼ばれるFacebookやLINEなど別サービスのアカウントでログインできる機能を導入するのも良いでしょう。SSO認証の対応により「会員登録(新規アカウント作成)が必要」が理由のカゴ落ちを改善することが出来るでしょう。

ただし、ShopifyストアにSSO認証を導入するにはShopify Plusプランでないと対応できないため注意が必要です。

下記の「CRM PLUS on LINE」もShopify Plusプランのみですが、Shopifyストアにソーシャルログイン(SSO認証)を実現するShopifyアプリです。ご参考にしてください。

CRM PLUS on LINE

CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア
出典:CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア

CRM PLUS on LINEは、ShopifyサイトでLINE連携とLINE配信を可能にするアプリです。国内産のアプリのため全て日本語で対応しており、Shopify Flowと組み合わせることでLINEでのステップ配信も可能になります。

また、Shopify Plusプランしか利用できませんがShopifyストアにソーシャルログイン(FacebookやTwitter、Googleアカウントでログインできる機能)を導入することもできます。

料金: 無料〜
※ LINE ID 100件まで無料。それ以上は、Shopifyアプリストアの価格設定をご確認ください。

CRM PLUS on LINEの詳細はこちら

ShopifyでのLINE活用を詳しく知りたい方はこちら

配送会社を再選定する

「配送が遅い」がカゴ落ち理由として3位に上がっています。

配送が遅い原因が契約している配送会社なのであれば、配送会社の見直しも検討する必要があるでしょう。

もしも、緊急性の高い(すぐに届けてほしい)商品を取り扱っている場合は、配送コストが安いだけでなく、配送スピードも契約の指標として取り入れるのも重要です。

出荷オペレーション(出荷プロセス)を見直す

配送が遅い原因が倉庫からの出荷であれば、出荷オペレーション(出荷プロセス)を見直す必要もあります。

アナログな作業が多いのであればITシステムやShopifyアプリで解決できる部分もあるでしょう。自社倉庫のキャパシティや人的リソースの問題であれば、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)などを利用して出荷倉庫を外注するのも方法としてあります。

配送日時指定(お届け希望日時)を設置する

配送スピードに強みのあるECストアは配送日時指定を設置し、今注文した場合にお届けできる最短日時を明示することで、カゴ落ち率の改善に繋げられるでしょう。

Shopifyでおすすめの配送日時指定アプリはこちら

ページの表示速度を高速化する

カゴ落ちの原因にも記述したとおり、ページの表示速度はCVRへ大きな影響を与えます。

不要なJavaScriptsなどのファイルを削減したり、サイズ容量の大きな画像を圧縮したりなどの対応を行い速度改善に心がけましょう。

「Page Speed Booster」などページ速度を改善してくれるShopifyアプリも存在しますので、Shopifyアプリを活用も検討しましょう。

Page Speed Booster

Page Speed Booster|Shopifyアプリストア
出典:Page Speed Booster|Shopifyアプリストア

Shopifyサイトの読み込み速度を改善してくれるShopifyアプリです。

コーディングなしで導入することができ、全てのShopifyテーマに対応しています。

情報の透明性を担保する

カゴ落ち理由として「クレジットカード情報を入力したくない(信用できない)」や「返品制度(返品ポリシー)に不満があった」、「返品や問い合わせ方法が不明瞭」などがあります。

これらの対策として、「返品・キャンセルポリシーなどポリシー情報を明記」や「なぜ返品・キャンセルできないのかを明記」、「購入(購入後)によくある質問をFAQとして明記」、「会社概要やこれまでの取り組みなどを明記(会社の実態証明)」、「資格が必要な商品であれば販売資格をストア上に明記」などがあります。

出せる情報はしっかり出すことで、ストアへの安心感・信頼感につなげることが出来るでしょう。

チャットサポートを有効にする

情報の透明性を担保するだけでは、解決できないお客様の疑問や不安があるかもしれません。

チャットサポートを導入することで、リアルタイムにお客様の質問に対応することができます。お客様の疑問や不安を早期に解決することで、カゴ落ちを阻止して、そのまま購入に結びつけることも出来るでしょう。

Shopifyにはチャットサポートを実現する「Shopify Inbox」というShopify純正のアプリがあります。

Shopify Inbox

Shopify Inbox|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Inbox|Shopifyアプリストア

Shopifyサイト上にWEBチャットを公開できるShopify純正のメッセージアプリです。

チャット、Shopアプリ、Instagram、Messengerでの会話を一言管理できるのも特徴です。無料で利用できるので、一度お試しください。

料金: 無料

Shopify Inboxの詳細はこちら

購入までのプロセスを改善する

「購入までが長い」がカゴ落ち理由として5位に上がっています。

購入までに何ページも画面を遷移させる場合は、画面の遷移数を減らすなど改善を行うことも1つの手です。

チェックアウトページを切り替える場所
チェックアウトページを1ページまたは3ページへ切り替える箇所

Shopifyではチェックアウトページの画面構成数を1ページか3ページのどちらかを選べるようになりました。特別な理由がない限り、カゴ落ち対策の観点から1ページを利用することをおすすめします。

ワンページチェックアウトのメリットや設定方法はこちら


購入までのプロセスを表示する

購入までのプロセスを改善できない場合は、購入までのプロセスを表示するのも1つの方法です。

購入まで何ページあるのかわからない状態よりは、あと何ページなのか明瞭なほうが、お客様の心理的なストレスを軽減でき、カゴ落ちを抑制する効果を見込めるでしょう。

1-clickチェックアウト(エクスプレスチェックアウト)を取り入れる

購入プロセスはチェックアウトページが始点ではなく、Shopifyストアへの訪問(ライディングページ)を始点として考える事もできます。

Shopifyストアでは「ストア訪問(ランディングページ) → 商品ページ → カートページ → チェックアウトページ → 購入」の順に購入をすすめる必要があります。

1-clickチェックアウトを提供することで、「ストア訪問(ランディングページ) → チェックアウトページ → 購入」や「ストア訪問(ランディングページ) → 商品ページ → チェックアウトページ → 購入」など、様々なページからチャックアウトページにアクセスでき、画面遷移数を削減することができます。

過去情報を記録して購入できるようにする

購入作業を簡略化するという点で、過去情報(例えば、カゴ内の商品情報や閲覧履歴の情報など)を活用して、お客様の探す手間などを削減することも1つの方法です。

Shopifyには閲覧履歴を基に商品一覧を表示できるShopifyテーマやShopifyアプリ(Recommended Product – Salesなど)があります。

Recommended Product – Sales

Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア
出典:Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア

Recommended Product – Salesは、Shopifyストアにおすすめ商品を表示できるレコメンドアプリです。お客様の閲覧履歴を基に商品一覧を出せるだけでなく、トレンド商品や割引商品、売れ筋商品なども表示することができます。

料金:無料

配送先住所や請求先住所を自動入力

購入作業を簡略化するという点で、配送先住所や請求先住所を自動入力(入力補助)させることで、お客様の入力する手間を削減することも1つの方法です。

決済方法の拡充

「決済の選択肢が少ない」がカゴ落ち理由として6位に上がっています。Amazon Payの導入事例によるとAmazon Payを導入するだけでCVRが20%増えたという事例もあります。

エビデンス:CVR+20%、新規客+13%の老舗靴店に学ぶECシステム選び&決済拡充施策

ShopifyでPayPayやLINE Pay、銀行振込などの決済方法を拡充するにはSBペイメントやGMOイプシロン、KOMOJUなど外部の決済事業者と契約する必要があります。

サイト監視(エラー監視)を行う

「サイトエラー」がカゴ落ち理由として7位に上がっています。

サイトエラーを早期に検知することで、既存ユーザーへのメールを送ったり、SNSアカウントでエラーのため購入できない旨のお知らせを出したりなど何かしら対策を行う事も可能です。

サイトエラーを早期に検知するために、サイト監視できる「Uptime」などのShopifyアプリも存在しますので、導入を検討しても良いと思います。

Uptime

Uptime|Shopifyアプリストア
出典:Uptime|Shopifyアプリストア

Uptimeは、オンラインストアでの問題が発生した時に通知を受け取ることができるShopifyアプリです。自動化されたQAテストフローを通じてオンラインストアを監視し、Shopifyのステータスページとサードパーティアプリでの障害を検出します。問題が発生した場合は、メールやSlackでリアルタイムにアラートを受け取ることができます。Uptimeは、Rockport、Crooks & Castles、Builtなど、最も成功しているShopify Plusのブランドや代理店に使用されています。


カゴ落ちメール(カート落ちメール)を送信する

カゴ落ちしないようにしても、カゴ落ちを全て無くすことは困難です。

しかし、カゴ落ちしたからと言って、お客様が一生商品を買わないわけではありません。カゴ落ちしたお客様はまだ購買意欲が冷めていない状態のお客様も存在します。

カゴ落ちしたタイミングでお得なクーポンなどを添えてメールを送ることで、購入へ結びつけることも可能です。

Shopifyではカゴ落ちメールの機能がデフォルトで存在しますので、カゴ落ちメールを活用しましょう。

また、Klaviyoなどのメール配信アプリはShopify Messaging(旧:Shopifyメール)よりも高度な条件での配信タイミングをコントロールしたり、リッチなメールを配信することが可能です。

Klaviyo

Klaviyo|Shopifyアプリストア
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

Shopifyアプリの中でも人気の高いメルマガ配信アプリです。

メルマガ配信に必要な機能が十分そろっており、連携できるShopifyアプリも豊富なため、Klaviyoを入れておけば、「何かをトリガーにお客様へメールを配信したい」という時に間違いないと思います。

料金: 無料〜

※ Eメールは250件まで無料。SMSは50件まで無料です。それ以上は有料になります。詳しくは公式ページをご参照ください

Klaviyoの詳細はこちら

プッシュ通知を送信する

前述で、カゴ落ちメールがカゴ落ち後のリカバリー手法として有効な手段である説明をしましたが、プッシュ通知を送信することも有効な手段です。

カゴ落ちしたユーザーにプッシュ通知を送信できるおすすめのShopifyアプリとして「PushOwl Web Push Notifications」があります。

PushOwl Web Push Notifications

PushOwl/Brevo|Shopifyアプリストア
出典:PushOwl/Brevo|Shopifyアプリストア

PushOwl Web Push Notificationsは、ユーザーにプッシュ通知を送信できるShopifyアプリです。カゴ落ち時、値下げ・セール時、商品の入荷や在庫切れ時、商品出荷時など様々なタイミングでプッシュ通知を送ることができます。また、画像付き通知も送信でき、魅力的な画像を利用することで、キャンペーン通知の効果を高めることも可能です。

料金:無料〜

PushOwlの詳細はこちら

クーポンコード(割引コード)欄を非表示にする

カゴ落ちの理由として、クーポンコードが発行されてから買おうというお客様も存在すると説明しました。

もし、クーポンコードを頻繁に発行していないのであれば、クーポンコード(割引コード)欄を非表示にしておくこともカゴ落ち対策の1つの方法です。

ポップアップの表示

カゴ落ちの理由に対する対策では関係ないですが、カゴ落ちをさせない(今買う理由を作る)という点で、ポップアップを利用して今しか使えないクーポンをオファーすることで、今買う理由を作ることも1つの方法です。

あとで買う(Save for later)を導入する

ユーザーは今は買わなくてもよい商品をカートから削除するのではなく、「後で買う商品リスト」に追加することで、次回Shopifyストアへ再訪した際に以前購入しようとしていたことを思い出すことができます。

カゴ落ちにおいて一番最悪なケースは、ユーザーがカートから商品を削除し、その商品が一生買われないことです。あとで買う機能は、ユーザーに商品を思い出すきっかけをつくれるため、一生購入されない最悪なケースを回避する手助けになります。

あとで買う(Save for later)機能の導入を検討している方はこちら

後払いに対応する

カゴ落ちの理由には「決済の選択肢が少ない」があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、後払い決済の導入はしておいた方が良いでしょう。

後払い機能の導入を検討している方はこちら

送料無料バーを表示する

カゴ落ちに対して他に原因があるとすれば、「購入の最終段階で送料が発生するとわかったため」という調査があります。

参照:株式会社ザオリク調査

送料無料バーは、購入プロセスの早い段階で送料に関する情報を顧客に提示します。「〇〇円以上購入すれば送料無料(◯◯円未満の場合には送料がかかる)」と表示することで、送料がかかることを示すことにもつながります。結果として、カゴ落ちを防ぎ売上アップにもなるでしょう。

Shopifyでおすすめの送料無料バーアプリはこちら

カゴ落ち対策におすすめのShopifyアプリ

前述のカゴ落ち対策方法で紹介した、以下のShopifyアプリを順に紹介します。

  • CRM PLUS on LINE
  • Page Speed Booster
  • Shopify Inbox
  • Recommended Product – Sales
  • Klaviyo
  • Uptime
  • PushOwl Web Push Notifications

それぞれ1つずつ再掲していきます。

CRM PLUS on LINE【ログイン方法の拡充に】

CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア
出典:CRM PLUS on LINE|Shopifyアプリストア

CRM PLUS on LINEは、ShopifyサイトでLINE連携とLINE配信を可能にするアプリです。国内産のアプリのため全て日本語で対応しており、Shopify Flowと組み合わせることでLINEでのステップ配信も可能になります。

また、Shopify Plusプランしか利用できませんがShopifyストアにソーシャルログイン(FacebookやTwitter、Googleアカウントでログインできる機能)を導入することもできます。

Page Speed Booster【表示速度の改善に】

Page Speed Booster|Shopifyアプリストア
出典:Page Speed Booster|Shopifyアプリストア

Shopifyサイトの読み込み速度を改善してくれるShopifyアプリです。

コーディングなしで導入することができ、全てのShopifyテーマに対応しています。

Shopify Inbox【チャットサポートに】

Shopify Inbox|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Inbox|Shopifyアプリストア

Shopifyサイト上にWEBチャットを公開できるShopify純正のメッセージアプリです。

チャット、Shopアプリ、Instagram、Messengerでの会話を一元管理できるのも特徴です。無料で利用できるので、一度お試しください。

料金: 無料

Recommended Product – Sales【過去情報からのレコメンドに】

Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア
出典:Recommended Product – Sales | Shopifyアプリストア

Recommended Product – Salesは、Shopifyストアにおすすめ商品を表示できるレコメンドアプリです。お客様の閲覧履歴を基に商品一覧を出せるだけでなく、トレンド商品や割引商品、売れ筋商品なども表示することができます。

料金:無料

Klaviyo【カゴ落ちメールに】

Klaviyo|Shopifyアプリストア
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

Shopifyアプリの中でも人気の高いメルマガ配信アプリです。

メルマガ配信に必要な機能が十分そろっており、連携できるShopifyアプリも豊富なため、Klaviyoを入れておけば、「何かをトリガーにお客様へメールを配信したい」という時に間違いないと思います。

Uptime【サイトエラーの早期検知に】

Uptime|Shopifyアプリストア
出典:Uptime|Shopifyアプリストア

Uptimeは、オンラインストアでの問題が発生した時に通知を受け取ることができるShopifyアプリです。自動化されたQAテストフローを通じてオンラインストアを監視し、Shopifyのステータスページとサードパーティアプリでの障害を検出します。問題が発生した場合は、メールやSlackでリアルタイムにアラートを受け取ることができます。Uptimeは、Rockport、Crooks & Castles、Builtなど、最も成功しているShopify Plusのブランドや代理店に使用されています。

PushOwl Web Push Notifications【カゴ落ち時のプッシュ通知に】

PushOwl/Brevo|Shopifyアプリストア
出典:PushOwl/Brevo|Shopifyアプリストア

PushOwl Web Push Notificationsは、ユーザーにプッシュ通知を送信できるShopifyアプリです。カゴ落ち時、値下げ・セール時、商品の入荷や在庫切れ時、商品出荷時など様々なタイミングでプッシュ通知を送ることができます。また、画像付き通知も送信でき、魅力的な画像を利用することで、キャンペーン通知の効果を高めることも可能です。

料金:無料〜

カゴ落ちの理由を特定するために

テスト注文をする

カゴ落ちが発生している原因を特定するには、実際にテスト注文してみることをオススメします。お客様目線で購入までのプロセスを実際に試すことで、数字では見えてこない課題を見つけることができるでしょう。

サイト分析ツールを導入する

何も数字がない状態では、「どこのページで離脱しているのか」や「どこのページを優先的に改善すべきか」がわからないと思います。

下記の外部ツールは無料で使えますので、導入することをオススメします。

Google Analytics 4(GA4)

Google Analytics 4(以下、GA4)はアクセス解析ツールで、2020年10月にリリースされた新しいバージョンのGoogleアナリティクスです。

Shopifyストアにアクセスしたユーザーのイベントを自動で収集し、ストアのPV数やユーザー数、イベント数、注文数などを自動で集計してくれます。また、年齢、性別などの顧客属性(ただし推定データ)や流入元、ページなどの単位で各指標のデータを確認することができます。Shopifyストアの現状を可視化するのに必須のツールと言えます。

ShopifyにGA4を導入する方法はこちら

Clarity

Microsoft(マイクロソフト)が提供している無料の行動分析ツールです。完全無料で自社のShopifyサイトの「セッション分析」や「ヒートマップ分析」、「レコーディング分析」を可能にします


ユーザーがどの購入動線でつまずいているのかをClarityで確認し、改善することができます。

ShopifyにClarityを導入する方法はこちら

最後に

Shopifyにおけるカゴ落ちは、放置すると機会損失につながります。一方で、原因を把握し、適切な対策を行えば、購入完了率の改善が期待できます。

まずは、送料や追加費用、配送条件、返品ポリシーなど、購入前にユーザーが不安を感じやすい情報をわかりやすく表示しましょう。あわせて、ゲスト購入への対応、購入手続きの簡略化、決済方法の拡充、ページ表示速度の改善も重要です。

また、カゴ落ちメールやWebプッシュ通知、チャットサポートなどを活用すれば、離脱ユーザーへの再アプローチも可能です。GA4やClarityなどの分析ツールで離脱箇所を確認しながら、Shopifyアプリも活用し、自社ストアに合ったカゴ落ち対策を継続的に進め、売上改善につなげましょう。

 

なお、Shopifyにはカゴ落ち対策アプリ以外にも、集客、売上拡大、ブログ記事拡張などに役立つさまざまなアプリがあります。下記の記事では、目的別におすすめのShopifyアプリを紹介していますので、ぜひ自社ストアに合ったアプリを探してみてください。

👆️目次はShopifyアプリ「RuffRuff 目次作成」を利用

ブログに戻る
1 6
1 3
  • 編集プロセス

    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

    詳しく見る 
  • 掲載情報に関して

    掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。