メールやLINEで多彩な自動配信を実現するShopifyアプリ「StoreCRM」

メールやLINEで多彩な自動配信を実現するShopifyアプリ「StoreCRM」

Shopifyアプリ「StoreCRM」とは

Shopifyアプリ「StoreCRM」

StoreCRM(ストアCRM)は、Shopifyの顧客情報や購買データなどと連携し、メール・LINEのメッセージを配信できるメールマーケティング・LINEマーケティングのアプリです。

メールやLINEを自動配信するMA(マーケティングオートメーション)の機能が充実しており、チェックアウト離脱通知やお誕生日メールなど多数のシナリオが用意されています。さらに、StoreCRMをインストールするだけで、再入荷通知や商品のお気に入り機能も追加することが可能です。追加のアプリは不要です。

メールマガジンの配信にも対応しており、顧客の属性などを条件に配信対象を制限するセグメント配信をすることができます。


StoreCRMの特徴

メールだけではなくLINEの配信も可能

Shopify向けのメールマーケティングサービスはいくつか存在していますが、LINEのメッセージ配信もできるサービスはStoreCRMだけです。

LINE連携を行うことで、提供しているLINE公式アカウントのお友達が、Shopifyのどの顧客なのかを認識できるようになり、StoreCRMが提供する全てのメールマーケティング施策を、LINEでも行うことができるようになります。LINEのメッセージは、スマートフォンの通知などでお知らせすることができるほか、普段から利用しているサービスであるため、開封率やクリック率という面でメールよりも大変効果的です。メールとLINEを併用してマーケティングを行うことで大きな相乗効果が見込めます。

ストアのマイページや購入完了ページには、LINE連携・友だち追加のボタンを設置できます。ボタンの設置には、テーマのコードを編集する必要はありません。

多彩なメール・LINE自動配信のシナリオを用意

StoreCRMの提供するMAでは、様々なシナリオのテンプレートを用意しています。チェックアウト離脱時の通知や、発送時の通知などに加えて、ストアの顧客の誕生日にメッセージをクーポンと併せて配信するようなシナリオも用意しています。

また、1つのシナリオに対して送信できるメールやLINEの回数を無制限に増やすことが可能なので、定期購入やサブスクリプションを提供するストアであれば、特定の単品商品を購入してから1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後にそれぞれ定期購入の商品を案内するようなステップメールを送信することもできます。

さらに、シナリオ内で送付したクーポンの使い忘れを検知することも可能となっています。誕生日メールで送付したクーポンを利用していない顧客に対して、一定期間経過後に再度メールを送るといった施策は、メールを送らない場合と比較してシナリオ経由の売上が約40%向上することが確認されており、とても効果的な施策です。

また、より高度なシナリオを構築できるフローエディターも用意しています。フローエディターを使えば、顧客のアクションに応じて、細かく条件分岐したメッセージを送ることができます。

※フローエディタの画面は、下記をご覧ください。

シナリオ


下記は実際に設定できるシナリオの一例になります。

・会員登録時のステップ配信(メール・LINE)
・複数回のチェックアウト離脱リマインド(メール・LINE)
・再入荷通知(メール・LINE)
・誕生日通知(メール・LINE)
・お気に入り商品の再入荷通知(メール・LINE)
・お気に入り商品の在庫減少通知(メール・LINE)
・お気に入り商品の価格の変動通知(メール・LINE)
・お気に入りした商品の在庫減少通知(メール・LINE)
・注文時に他の商品をおすすめするクロスセル通知(メール・LINE)
・最後の注文から一定期間経過後の通知(メール・LINE)
・クーポンの送付と、一定期間経過後に送付したクーポンの使い忘れの通知(メール・LINE)
・単品商品を購入後、一定期間経過で定期購入商品を案内する通知(メール・LINE)

再入荷通知と、商品のお気に入り機能を利用できる

再入荷通知と、商品のお気に入り機能を利用できる

StoreCRMをインストールすることで、在庫切れの商品の再入荷通知と、商品のお気に入り機能をストアに追加することができます。それぞれ別のアプリをインストールすることで実装することが多い機能ですが、単一のアプリでこれらの機能を追加できるので、コスト面でも大きなメリットとなります。

それぞれの機能をストアに追加する方法は、StoreCRMをインストール後にテーマのカスタマイズ画面からブロックを追加するだけで完了します。再入荷通知ボタン・お気に入りボタンの見た目のカスタマイズも可能で、簡単にストアのデザインにマッチさせることができます。

さらに、再入荷通知や、商品のお気に入りを起点としたメールマーケティングのシナリオが多数用意されています。特に商品のお気に入り機能は、お気に入りした商品の再入荷通知や、お気に入りした商品の在庫減少通知などを組み合わせることで、大きな効果を発揮します。

多機能なメールエディターや、メルマガ配信機能も用意

多機能なメールエディターや、メルマガ配信機能も用意

StoreCRMでは、理想のメールを配信するために多機能なメールエディターを用意しています。操作はメニューに用意されたテキスト・ボタン・画像といったコンポーネントをドラッグ&ドロップすることでメールの本文を作成することが可能です。

シナリオのテンプレートごとにデフォルトのメールが用意されているので、そのままメールを配信することができます。デフォルトのメールを元に、ストアの商品の写真などを入れてオリジナルのメールを作成することもできます。

さらに、メールの本文内にShopifyで作成したコレクションを指定することで、コレクションの商品一覧を表示させられるほか、Shopifyのストアの情報などをタグを活用することで本文内に表示させることができます。割引クーポン、商品画像、商品名、商品リンクは、タグを入れるだけで自動的に挿入されるため、煩雑な作業は不要です。

作成したメールは、自動配信されるシナリオだけではなく、通常のメールマガジンとして配信することも可能です。メルマガを配信する対象の顧客を、属性や条件などで絞り込むことができるセグメント機能を用意しているので、興味関心が高いセグメントに限定してメルマガ配信を行うといった施策を行うことが可能です。

分析機能

分析機能

メール・LINEのメッセージ・シナリオ・顧客ごとに、メールの開封率・メールのクリック率・購読解除率・売上といったデータを確認できます。

データの表示期間の絞り込みも可能で、どの施策が効果があったのかを確認できます。特に、売上は、StoreCRMから配信したメール・LINEがどのくらい顧客の購買行動に結びついたかを示す数値になるので、マーケティングの効果測定として最も活用できるデータとなります。

こんな企業・ストアにおすすめ

まだメールマーケティングやLINEマーケティングを行えていないストアに限らず、海外製のアプリなどを活用してメールマーケティングなどを行っているストアにもおすすめのアプリです。

海外製の同様のアプリと比較しても、StoreCRMは安価に利用できるほか、複数のアプリを利用して再入荷通知などを実現しているストアであれば、StoreCRMへ置き換えることで有償プランに加入しているアプリを削減することが可能です。

また、海外製のアプリは日本語での利用ができないものが多く、サポートも英語でコミュニケーションを取る必要があります。その点StoreCRMは日本製のアプリなため、日本語で利用できるうえカスタマーサポートも日本人のスタッフが対応します。アプリの設定についてもサポートがあるため、英語に自信がない方やメールマーケティングなどの知見が浅い方でも安心して利用することができます。

さらに、StoreCRMを提供する株式会社グルーヴィーメディアは、日本のプライバシーマークを取得しているため、プライバシーの保護やセキュリティの面でも日本の制度に準拠しています。プライバシー保護などの観点より、海外製のアプリを使用したくないという場合においてもおすすめのアプリです。


StoreCRMのおすすめ機能

誕生日メールでのクーポン付与

Shopifyの顧客に指定された生年月日の情報をもとに、自動でクーポンを付帯したお誕生日メール・LINEメッセージを配信します。StoreCRMでは、お誕生日当日のメール配信に加え、お誕生日月の初日にメールを配信することができます。

お誕生日メールは高い開封率が期待できるうえ、顧客への感謝を伝えると共にクーポンを送ることで、エンゲージメントを高めるほか、休眠顧客の掘り起こしにも繋がります。業務量を増やすことなく売上に大きく貢献するおすすめの施策です。

再入荷通知

再入荷通知

在庫切れの商品の再入荷をお知らせする機能です。在庫切れとなっている商品詳細ページにだけ再入荷通知の登録ボタンを表示し、通知先のメールアドレスの登録をできるようにします。

機能の追加は、Shopifyのテーマのカスタマイズ画面で行います。再入荷通知のボタンのブロックを追加し、該当のシナリオを有効にするだけで完了します。こちらも業務量を増やすことなく売上に大きく貢献する施策です。

商品のお気に入りを起点としたシナリオ

商品のお気に入り機能は、顧客のストア上での体験を向上させる施策と捉えられがちですが、どの顧客がどの商品をお気に入りしているのかという情報を元に、メールマーケティングをすることで売上にも大きく貢献します。

StoreCRMでは、お気に入りした商品の再入荷通知・お気に入りした商品の在庫減少通知・お気に入りした商品の値下げ通知といった様々なMAのシナリオを用意しています。これらの施策も業務量を増やすことなく売上に貢献する施策となります。

最後の注文から◯ヶ月後の通知(ウィンバックメール)

ウィンバックメールと呼ばれる、最後の注文から〜ヶ月後のメールはECの運用において広く認知されているマーケティング手法と言えるでしょう。エンゲージメントが下がってしまっている顧客や、休眠顧客の掘り起こしにとても有効な施策になります。

このメールにクーポンを付与することで、さらに顧客のエンゲージメントを高めることに繋がり、商品の購入にも繋がります。StoreCRMでは、クーポン未使用の顧客にメールを再送することができます。この機能を活用することで顧客のLTVを最大化することができます。

ステップメール

StoreCRMで設定できるMAのシナリオは、無制限にメールを送る回数を指定できるので、様々な条件やアクションを起点としてステップメールを送ることができます。

代表的な例として、会員登録時・メルマガ登録時のウェルカムメールとして3回程度のステップメールを送信することは非常に効果的です。加えて、定期購入やサブスクリプションの商品を提供しているストアであれば、単品の商品を購入した顧客へ向けて一定期間経過するごとに定期購入の商品を案内するステップメールを送ることも大変有効で、LTVの最大化に大きく貢献する施策となります。

ステップメールの送信間隔や回数は、ストアが取り扱う商品などで異なるため、逐次調節しながらシナリオを運用することをおすすめします。

StoreCRMの料金プラン

基本的に、ストアのアクティブユーザー数に応じて料金が可変する従量課金制となっています。StoreCRM公式サイト(https://storecrm.com)に料金シミュレーションを用意しています。

プラン名 料金 内容
テストモード 無料 ・全ての機能をお試し可能
・テストメールのみ(実際に顧客へのメール送信は不可)
スタンダードプラン $30/月 ・基本マーケティング機能(LINE連携、ウェルカムメール、チェックアウト放棄など)
・メールサポート
・アクティブユーザー500件まで
※501-5,500件は追加料金、5,501件以上はプロプランへ自動移行
プロプラン $100/月 ・スタンダードプランの全機能
・メールサポート
・お誕生日通知機能
・お気に入り、再入荷通知機能
・定期購入連動機能
・アクティブユーザー6,000件まで
※6,001-15,000件は追加料金、15,001件以上はプラスプランへ自動移行
プラスプラン $200/月 ・プロプランの全機能
・メールサポート
・フローエディタ機能
・アクティブユーザー16,000件まで
※16,001件以上は追加料金で利用可能

StoreCRMのセットアップ方法

ステップ1:プランに加入する

アプリをインストール後に、まずプランの加入画面が表示されます。プランへ加入せず、テストモードで進めることも可能です。

アプリをインストール後に、まずプランの加入画面が表示されます。プランへ加入せず、テストモードで進めることも可能です。

ステップ2:初期設定を行う

初期設定を行う

初期設定として、StoreCRMから送信されるメール差出人お名前・返信先メールアドレスを入力する必要があります。また、同時にプライバシーポリシーと利用規約の同意が必要となります。

ステップ3:任意のシナリオを有効にする

ステップ3:任意のシナリオを有効にする

アプリのインストールのみで設定が完了するシナリオを有効にできます。チェックを入れて「開始する」をクリックすると、チェックを入れたシナリオを有効にした状態でアプリの利用を開始することができます。

ステップ4:テストモードを解除する

ステップ4:テストモードを解除する

デフォルト状態では、StoreCRMからのメールが顧客に送信されないようにテストモードが有効になっています。設定画面からチェックを外して保存することで、テストモードを解除できます。プランに未加入の状態だとテストモードを解除することができません。

ステップ5:ドメインの認証を行う(任意)

任意の設定で、StoreCRMから送られるメールの差出人メールアドレスを、独自ドメインを利用した指定のメールアドレスとすることができます。設定するためには設定画面に記載されているDNS設定の内容を追加する必要があります。

その他、よくある質問

問い合わせや導入サポートはありますか?

アプリに関するお問い合わせは随時受け付けています。アプリの導入サポートについては、お問い合わせいただければビデオ通話等でサポートさせていただきます。

問い合わせ先はこちら

途中でプランの変更はできますか?

プランの変更は途中からでも変更することが可能です。「設定>課金プラン設定」より変更することができます。

連携可能なShopifyアプリやサービスはありますか?

かんたんサブスク, Mikawaya Subscription, 定期購買, ECPowerなどのアプリと連携することが可能です。

導入事例などありますか?

MINIMAL WARDROBE | ミニマルワードローブ
・お気に入り機能
・チェックアウト離脱通知
・etc

ARCODIO | アルコディオ
・お誕生日メール
・発送時通知
・etc


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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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