言語による決済非表示が可能になりました|RuffRuff 注文制限

本ページはShopifyアプリ「RuffRuff 注文制限」に関する追加機能などを時系列で紹介しています。

2024年6月28日 言語による決済非表示が可能になりました

言語による決済非表示が可能になりました

お客様の選択している言語を条件に特定の決済方法を非表示にすることが可能になりました。

Shopifyの手動の決済方法(銀行振込や代引き決済など)は翻訳することができません。本機能を活用することで、日本語の銀行振込の案内と英語の銀行振込の案内を実施することが可能になります。

(具体的な活用)

1. 手動の決済方法で「日本語の銀行振込」と「英語の銀行振込」の2種類を作成する

2. 弊社アプリを利用して、日本語ユーザーの場合は「英語の銀行振込」を非表示の設定をする

3. 弊社アプリを利用して、英語ユーザーの場合は「日本語の銀行振込」を非表示の設定をする

2024年5月15日 決済制限が可能になりました

決済制限が可能になりました

「合計金額5,000円以上は代引き決済を非表示にする」「ゲスト会員は銀行振込を非表示にする」「予約商品はAmazon Payを非表示にする」など様々な決済制限が可能になりました。

本改善によりアプリが求める権限が追加されますので、下記のご対応をお願いします。

アプリの権限更新

追加する権限

ストアデータを表示および編集する > Shopify Functionsを編集する > 決済のカスタマイズを行うためのアクセス権

お願いしたい対応

アプリへアクセスした際に表示されるデータアクセス更新画面にて、更新内容をご確認いただき「更新」のクリックをお願い致します。

 

ストアオーナー様ではない場合、下記のエラーメッセージが表示される場合がありますので、ストアオーナー様へ権限の承認依頼をお願いします。

エラーメッセージ

Oops, something went wrong. What happened?

Oauth error invalid_request: このアプリは再インストールを要求しており、あなたのアカウントには要求されたアクセスを承諾する権限がありません。アカウントオーナーとしてアプリを再インストールすることで、この問題を解決できる可能性があります。

What can I do?Press the back button on your browser.Return to your admin dashboard.

2024年4月23日 顧客制限でメタフィールド条件を設定可能になりました

顧客ルールにてメタフィールド条件が設定可能になりました

顧客ルールの条件に「顧客メタフィールド」が新たに設定可能になりました。

本改善により、顧客に付与されたメタフィールド値を基に販売の可否を制限することが可能になりました。

現状は下記タイプのメタフィールドのみ対応しています。

  • 単一行テキスト
  • 整数
  • trueまたはfalse

2024年4月19日 顧客制限が可能になりました

顧客制限が可能になりました

「会員のみ購入を可能にする」「VIP会員のみ購入を可能にする」「ブラックリスト会員は購入をさせない」など様々な顧客制限が可能になりました。

顧客制限の機能を試したい方は、デモ商品もありますのでご参考にしてください。

RuffRuff 注文制限 デモ商品一覧

2024年3月21日 同梱制限が可能になりました

「他商品とは同時購入不可」「同じ商品のバリエーションは同時購入可能」「特定カテゴリの商品のみ同時購入可能」など様々な同梱制限が可能になりました。

同梱制限の機能を試したい方は、デモ商品もありますのでご参考にしてください。

RuffRuff 注文制限 デモ商品一覧

2024年3月15日 アラートメッセージのポップアップ表示オプションを追加しました

RuffRuff 注文制限では、アラートメッセージの表示は各Shopifyテーマに任せる仕様です。しかし、アラートメッセージを表示する機能が存在しないShopifyテーマではアラートメッセージが表示されない問題が発生していました。

そこで、本オプション設定を有効にすることでアラートメッセージの表示機能が存在しないShopifyテーマでも、アラートメッセージを表示可能になりました。

アラートメッセージのポップアップ表示オプションを追加しました

2024年3月12日 アラートメッセージのタイミングを変更可能になりました

これまで、アラートメッセージのタイミング(制限チェック処理のタイミング)はカートの状態が変更されたタイミングおよびチェックアウトへ遷移したタイミングで行われていましたが、チェックアウトへ遷移したタイミングのみに変更することが可能になりました。

本改善により、例えば「特定ジャンルの商品は合計で20,000円から」などの金額制限において、カート追加時に合計金額が20,000円に達していなくても特定ジャンル内の商品をカートに追加することが可能になりました。

2024年3月12日 年額プランが誕生しました

RuffRuff 注文制限から年額プラン(90ドル/年)が誕生しました。月額プランよりも2ヶ月分もお得にすべての機能をご利用いただけます。

RuffRuff 注文制限 年額プラン

2024年3月4日 バリエーション切替時の問題を改善しました

一部のバリエーションにて金額制限を実施している場合に、バリエーションを切り替えても金額制限ルールの商品メッセージが表示されたままになる問題を改善しました。

2024年3月4日 UIを一部改善しました

改善した内容は下記のとおりです。

  • ルール一覧ページにて、データ読み込む状態がわかるようにローディング表示されるようになりました
  • ルール一覧ページにて、ページネーションの切替時の画面のちらつきを改善しました
  • ルール詳細ページにて、入力項目にエラーが存在する場合にエラーメッセージの箇所へ画面遷移するように改善しました

2024年2月28日 金額制限が可能になりました

「合計金額3,000円まで購入を可能にする」「合計金額1,000円以上から購入を可能にする」「ストア内の特定ジャンルだけ購入可能金額を5,000円未満にする」など様々な金額制限が可能になりました。

金額制限の機能を試したい方は、デモ商品もありますのでご参考にしてください。

RuffRuff 注文制限 デモ商品一覧

2024年2月23日 カート単位の個数制限が可能になりました

カート単位での個数制限

Shopifyで簡単に販売個数制限を実施できる「RuffRuff 注文制限」にカート単位での個数制限が可能になりました。
たとえば、ストア内の缶ジュースは合計で5個までなどの制限が可能になりました。

詳しくは下記のデモ商品もご参考にしてください。

[デモ]缶ジュースは合計で5個まで

2024年2月20日 倍数制限が可能になりました

カートに追加できる数量に対して倍数の制限を可能にする「インクリメント」の設定が可能になりました。

例えば、インクリメントに3を設定した場合は3個、6個、9個、12個、15個など3の倍数しかカート追加および注文できなくなります。

下記デモ商品もありますのでご参考にしてください。

[デモ] 3の倍数で個数制限

2024年2月16日 翻訳可能になりました

翻訳機能|RuffRuff 注文制限

注文制限アプリで設定できるテキスト情報を英語や中国語など様々な言語へ翻訳することが可能になりました!

翻訳機能の詳しい仕様や設定方法は、下記のヘルプページよりご確認ください。

翻訳する|RuffRuff 注文制限 ヘルプセンター

2024年2月15日 導入事例として2社の事例を追加しました

RuffRuff 注文制限 導入事例紹介

RuffRuff 注文制限を実際に導入いただいているストア様の事例をサービスページとヘルプセンターに追加しました。利用ケースのご参考にしてください。

RuffRuff 注文制限 サービスページ

RuffRuff 注文制限 ヘルプセンター

2024年2月13日 メッセージのデザインカスタマイズが可能になりました

商品メッセージのデザインカスタマイズ

商品メッセージのデザインをカスタマイズ出来るようになりました。
アプリの左メニューにある「設定」よりご確認ください。

2024年2月12日 アプリのUIを改善しました

これまでインストールした後はLightプランへの契約ページしか開けませんでしたが、インストール後(Lightプランへ契約していない状態)もアプリ内の各ページを閲覧出来るようになりました。

※ RuffRuff 注文制限の機能を利用する際は、Lightプランへアップグレードする必要があります。

2024年2月3日 デモページを公開しました

RuffRuff 注文制限 デモページ

RuffRuff 注文制限のデモページを公開しました。RuffRuff 注文制限を利用して、実際にどのような個数制限を実施できるかを本ページよりご確認いただけます。

 

2024年2月2日 RuffRuff 注文制限をリリースしました

Shopifyで簡単に個数制限を実施できる「RuffRuff 注文制限」をリリースしました。

「RuffRuff 注文制限」はノーコードかつ2ステップの簡単セットアップで、「2個以上から」「5個以下まで」「3個以上から6個以下まで」などの個数による注文制限が可能です。

商品が設定した個数条件に合致しているかを商品ページやカートページ、チェックアウトページの3箇所でチェックし、合致しない場合はアラートメッセージを表示し注文できないように制限します。

Shopifyから公開されたばかりの「Cart and Checkout Validation」を利用することにより、これまでフロントでしか対応できなかった注文制限の処理をサーバサイドで実現しました。そのため、既存の注文制限アプリに比べ、より突破されにくい堅牢な注文制限を実現することが可能です。
※【日本初】Cart and Checkout Validation APを利用したShopify アプリです。

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    Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    小笠原 京平

    Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

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    小笠原 京平

    Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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