Shopifyのパスワードページは、ストアアクセスを一時的に制限するための便利なツールです。本記事では、パスワードページの設定方法に加え、標準機能の限界や『Locksmith』、『Easy Wholesale Locks for B2B』といったアプリを活用して、特定ページのみを保護する方法も解説します。これにより、VIP会員限定アクセスやキャンペーン用ページの公開制限など、より高度なストア管理が実現できます。
パスワードページとは

Shopifyのパスワードページは、オンラインストアへのアクセスを一時的に制限するための機能です。このページは、ストアの公開準備が整うまでの間、または特定の期間中にストアへの一般アクセスを制限したい場合に活用されます。
パスワードページを有効にすると、指定したパスワードを知っている人だけがストアにアクセスできるようになります。
Shopifyの標準機能ではストア全体を一括で保護することができますが、一部のページのみを保護することはできません。そのため、VIPページや特定のキャンペーンページを保護したい場合、『Locksmith』や『Easy Wholesale Locks for B2B』といったアプリを活用するのがおすすめです。
標準機能とアプリ活用の違いを強調
| 機能 | 標準機能 | アプリ活用 (例: Locksmith) |
|---|---|---|
| ストア全体の保護 | 〇 | 〇 |
| 特定ページの保護 | × | 〇 |
| 設定の簡単さ | 簡単 | やや複雑 |
| カスタマイズの自由度 | 限定的 | 高い |
ストア全体をパスワードページで保護する方法
Shopifyストア全体をパスワードで保護するのは非常に簡単です。
ただし、パスワードページのデザインは、利用しているShopifyテーマによって異なります。

(1) Shopify管理画面にログイン
(2) オンラインストア > 各種設定の順に遷移
(3) パスワード保護を有効化
(4) パスワードに任意の文字列を設定
(5)任意: 「訪問者へのメッセージ」を入力
(6) 「保存」をクリック
特定ページだけパスワードページで保護する方法
特定商品や特定のコレクション、特定のキャンペーンページなど、一部のページだけパスワードページで保護する方法を紹介します。VIP会員などロイヤリティの高いユーザーだけに限定アクセスできるように制御するのに役立ちます。
Shopifyの標準機能では、一部のページのみをパスワード保護することはできませんが、「RuffRuff 注文制限」や「Locksmith」、「Easy Wholesale Locks for B2B」などシークレットページを作成できるShopifyアプリを使用することで実現可能です。
下記のブログ記事では、シークレットページを実装するメリットやデメリット、おすすめアプリについても紹介しています。ご参考にしてください。
パスワード制限におすすめのShopifyアプリ
RuffRuff 注文制限
RuffRuff 注文制限は、様々な購入制限をオールインワンで実現できるShopifyアプリです。例えば、以下のような購入制限をアプリ1つで実現できます。
- 個数制限
- 倍数制限
- 金額制限
- 顧客制限
- 同梱制限
- 決済制限
- 閲覧制限(アクセス制限)
- パスワード制限
日本企業が開発したアプリのため、日本語サポートも充実しており、Shopify公式の最高品質アプリの証「Built for Shopify」も獲得しています。
従来のアクセス制限アプリとは異なり、テーマへコード変更は加えませんので、アンインストール後のコード残留やテーマ破損のリスクもなく安心してご利用できます。
下記はRuffRuff 注文制限で、パスワードを知っている場合のみ閲覧できるデモ商品になります。ご参考にしてください。
下記のブログ記事ではRuffRuff 注文制限を利用して、パスワード制限を実施する方法を紹介しています。ご参考にしてください。
最後に
Shopifyのパスワードページ機能を活用すれば、ストア全体を簡易的に保護することが可能です。また、アプリを利用することで限定的なアクセス制御も実現できます。この記事を参考に、ビジネスのニーズに最適な方法を見つけ、ストアのアクセス管理を効率化しましょう。
最後に、今回はストアアクセスをパスワードで制限する方法を紹介しましたが、下記のブログ記事では個数や金額、顧客情報など様々な条件で購入を制限する方法を紹介しています。ご参考にしてください。



