Klaviyoで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

Klaviyoで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

KlaviyoはShopifyアプリの中でも人気の高いメール配信アプリで、みなさんも一度は耳にしたことがあったり、既に利用していたりするのではないでしょうか?

本記事では、よく利用されているキャンペーンメールやオートメーションメールの設定方法ではなく、Klaviyoを利用した再入荷通知の設定方法をご紹介します。

下記の記事では、Shopifyに再入荷通知を導入するのにおすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyの再入荷通知におすすめのアプリ

Klaviyoとは?

Klaviyo【メール】|Shopifyアプリ
出典:Klaviyo|Shopifyアプリストア

アプリを見る

Shopifyアプリの中でも人気の高いメール配信アプリです。メール配信に必要な機能が十分揃っており、連携できるShopifyアプリも豊富なのが特徴です。Klaviyoを利用することで「〇〇のタイミングでXXの内容メールをお客様へ自動配信したい」などのオートメーションメールも可能です。
また、在庫切れ時に再入荷通知フォームを表示したり、商品入荷時に再入荷通知にエントリーした人に自動でメール通知することも可能です。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/31

料金: 無料〜

※ Eメールは250件まで無料。SMSは50件まで無料です。それ以上は有料になります。詳しくは公式ページをご参照ください

下記の記事でKlaviyoを使うメリットや初期設定方法を詳しく解説しています。ご参考になさってください。

Klaviyoとは?ShopifyストアでKlaviyoを使うメリットと初期設定方法

下記の記事ではメールマーケティングのメリットやデメリット、メールの種類なども解説しています。ご参考にしてください。

メールマーケティングのメリットは?Shopifyのメール配信アプリも紹介

本記事通りに設定した際のアウトプット

在庫切れ時に再入荷通知フォームが自動表示

下記動画のように、在庫が切れた商品ページにお客様がアクセスした場合、再入荷通知フォームを呼び出すテキストリンクが自動表示され、リンクをクリックすると再入荷通知フォームが表示されます。

再入荷時に入荷通知メールが自動送信

在庫が補充されたタイミングで、再入荷通知フォームでメルマガ購読したお客様に下記のようなメールが自動送信されます。

下記のメールは初期設定の状態で、メール本文を自由にカスタマイズすることも可能です。

Klaviyoから自動送信される再入荷通知

Klaviyoで再入荷通知を設定する方法

再入荷通知を設定する手順は下記4ステップになります。

それぞれ、詳しく説明します。

(1) 埋め込みアプリを有効化する

まずは、オンラインストア > Shopifyテーマ > カスタマイズの順でテーマエディタをひらきます。

次に、下記添付画像のように、Klaviyoの埋め込みアプリを有効にし、保存してください。

Klaviyoの埋め込みアプリを有効化する

(2)  Back In Stockのテンプレートを利用しFlowを作成する

下記、添付動画のように、KlaviyoのFlowsからBack In Stockのテンプレートを選び、新規で再入荷通知用のFlowを作成し、ステータスをLiveにしてください。

(3)  Public API KEYを取得する

下記、添付画像の番号順に遷移し、⑤に記載されているコードをコピーしてください。

KlaviyoのPublic API KEYを取得する

(4)  Shopifyテーマにスニペットを挿入する

まず、Klaviyoのヘルプページにアクセスし、下記の添付画像の箇所のコードをコピーしします。

Klaviyoのヘルプページからスニペットをコピーする
次に、Shopifyテーマの「コードを編集する」をクリックし、theme.liquidファイルを開きます。theme.liquidファイル内の</body>の前に先程コピーしたスニペットを貼り付けます。
最後に、PUBLIC_API_KEYの箇所を(3)で取得したKEYに書き換えて終了です。
ShopifyテーマにKlaviyoのスニペットを挿入する

その他、カスタマイズ方法

再入荷通知メールの自動送信タイミングを調整する

Klaviyoの再入荷通知を送信する際の入荷在庫数を設定することが出来ます。

初期設定では在庫数が1以上になったタイミングで自動送信される設定になっていますが、自動送信させる在庫数を変更することが可能です。

下記の添付画像の番号の順序に従い画面を遷移し、⑤の「Minimum Inventory to Notify」の値を自動送信させたい在庫数に設定することで変更できます。

Klaviyoの再入荷通知の自動送信タイミングをカスタマイズする

再入荷通知のメール文をカスタマイズする

再入荷通知のメール文は、上記手順の(2)で作成したFlow内でカスタマイズできます。

再入荷通知用のFlowを開き、下記添付画像の順にメールアイコンのアクションをクリックし、左側に表示されるContentのEditを選択することで、メール文のエディターを開くことができます。

Klaviyoの再入荷通知のメール本文をカスタマイズする

フォームを呼び出しリンクのテキストをカスタマイズする

再入荷通知フォームを呼び出すリンクのテキストをカスタマイズする方法は、上記手順の(4)で利用したスニペット内の「product_page_text: "Notify Me When Available"」の部分のダブルクオーテーション内のテキストを修正することで、カスタマイズできます。

再入荷通知フォームをカスタマイズする

再入荷通知フォームをカスタマイズする方法は、上記手順の(4)で利用したスニペット内の「modal」配下の項目を修正することで、テキストや色を変更することができます。

Klaviyoをより便利に拡張するShopifyアプリ

RuffRuff 予約販売

RuffRuff 予約販売

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
ノーコードで簡単にセットアップでき、日本語に対応しています。無制限で予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。

引用元: RuffRuff 予約販売


アプリを見る

 

RuffRuff 予約販売の再入荷通知機能を利用することで、Klaviyoの再入荷通知を下記のように便利に拡張できます。

  • 商品ページ以外でも再入荷機能を導入できる
  • 再入荷通知ボタンを表示・カスタマイズできる
  • 商品ごとに再入荷通知の出し分けができる
  • 再入荷通知の導入、カスタマイズを簡単に行える

    (コレクションページで再入荷通知)

    (商品ページで再入荷通知)

    詳しくは、下記のヘルプページをご参照ください

    再入荷通知をする|RuffRuff 予約販売 ヘルプセンター

    ブログに戻る
    • RuffRuff 予約販売|Shopifyアプリ

      RuffRuff 予約販売

      Shopifyストアに予約販売機能を簡単に導入できるShopifyアプリ

      詳しくみる 
    • RuffRuff 目次作成|Shopifyアプリ

      RuffRuff 目次作成

      Shopifyのコンテンツに自動で目次を表示するShopifyアプリ

      詳しくみる 
    • RuffRuff タグ一覧|Shopifyアプリ

      RuffRuff タグ一覧

      Shopifyストアにタグ一覧を自動で表示するShopifyアプリ

      詳しくみる 
    • RuffRuff 著者情報|Shopifyアプリ

      RuffRuff 著者情報

      Shopifyストアに著者プロフィールを簡単に表示できるShopifyアプリ

      詳しくみる 
    1 4
    • Shopifyでおすすめの予約販売アプリ7選 | メリット・デメリットも紹介

      【2023】Shopifyの予約販売 アプリ7選 | 予約購入のメリット・デメリットも紹介

      Tsunライターチーム

      この記事では予約販売(予約購入)のメリットやデメリットを解説し、Shopifyサイトで予約システムを実現するShopifyアプリの選び方をご紹介します。タイムズアクトやPreOrder Wolfなどの人気アプリも紹介しています。

      【2023】Shopifyの予約販売 アプリ7選 | 予約購入のメリット・デメリットも紹介

      Tsunライターチーム

      この記事では予約販売(予約購入)のメリットやデメリットを解説し、Shopifyサイトで予約システムを実現するShopifyアプリの選び方をご紹介します。タイムズアクトやPreOrder Wolfなどの人気アプリも紹介しています。

    • Shopifyの配送日時指定を導入するメリット|Shopifyアプリも紹介 Tsun Inc.

      Shopifyの配送日時指定アプリ 7選 | お届け希望日を設置するメリット・デメリット

      Tsunライターチーム

      配送日時指定を導入するメリットやデメリットを解説しています。また、日本語に対応している国内配送日時指定アプリの「CC 配送日時指定」や「らくらく設定!配送日時指定」、「カレンダーマスター ‑ 配送日時指定」、「配送&注文サポーター」、「配送マネージャー」、「配送日時指定 .amp」などのプランや機能を紹介しています。

      Shopifyの配送日時指定アプリ 7選 | お届け希望日を設置するメリット・デメリット

      Tsunライターチーム

      配送日時指定を導入するメリットやデメリットを解説しています。また、日本語に対応している国内配送日時指定アプリの「CC 配送日時指定」や「らくらく設定!配送日時指定」、「カレンダーマスター ‑ 配送日時指定」、「配送&注文サポーター」、「配送マネージャー」、「配送日時指定 .amp」などのプランや機能を紹介しています。

    • Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介

      Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介

      Tsunライターチーム

      みなさんは、Shopify純正のShopifyアプリ「Shopify Flow」を利用していますか?Shopify Flowを上手く活用することでEC業務の工数削減を期待することができます。本記事ではShopify Flowのメリットやデメリット、設定方法などを紹介しています。ご参考にしてください。

      Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介

      Tsunライターチーム

      みなさんは、Shopify純正のShopifyアプリ「Shopify Flow」を利用していますか?Shopify Flowを上手く活用することでEC業務の工数削減を期待することができます。本記事ではShopify Flowのメリットやデメリット、設定方法などを紹介しています。ご参考にしてください。

    • Shopifyのギフトカードとは?設定方法やクーポンとの違いを紹介

      Shopifyのギフトカードとは?設定方法やクーポンとの違いを紹介

      Tsunライターチーム

      みなさんはShopifyのギフトカードを利用していますか?クーポンコードを利用したことあるけど、ギフトカードは利用したこと無いという方も多いのではないでしょうか。 本記事ではShopifyのギフトカードの種類や設定方法、クーポンの違いになどを説明しています。

      Shopifyのギフトカードとは?設定方法やクーポンとの違いを紹介

      Tsunライターチーム

      みなさんはShopifyのギフトカードを利用していますか?クーポンコードを利用したことあるけど、ギフトカードは利用したこと無いという方も多いのではないでしょうか。 本記事ではShopifyのギフトカードの種類や設定方法、クーポンの違いになどを説明しています。

    1 4
    • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

      Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

      小笠原 京平

      ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

      Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

      小笠原 京平

      ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      小笠原 京平

      Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

      Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      小笠原 京平

      Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

    • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

      Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

      小笠原 京平

      Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

      Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

      小笠原 京平

      Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

    1 4

    編集プロセス

    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

    掲載情報に関して

    掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。