Omnisendで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

Omnisendで再入荷通知(Back In Stock)を設定する方法

OmnisendはShopifyアプリの中でも人気の高いメール配信アプリの1つで、みなさんも一度は耳にしたことがあったり、既に利用していたりするのではないでしょうか?

本記事では、よく利用されているキャンペーンメールやオートメーションメールの設定方法ではなく、Omnisendを利用した再入荷通知の設定方法をご紹介します。

下記の記事では、Shopifyに再入荷通知を導入するのにおすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyの再入荷通知におすすめのアプリ

Omnisendとは?

Omnisend|Shopifyアプリストア
出典:Omnisend|Shopifyアプリストア

アプリを見る

OmnisendはKlaviyoの次に有名なメルマガ配信アプリです。Klaviyoに比べて比較的安価に始めることができたり、英語ですが設定画面も直感的にわかりやすい作りになっています。

Omnisendについて詳しくは下記の記事で紹介しています。ご参考にしてください。

Omnisendとは?Shopifyストアでオムニセンドを使うメリットと初期設定方法

本記事通りに設定した際のアウトプット

在庫切れ時に再入荷通知フォームが自動表示

添付画像のように、在庫が切れた商品ページにお客様がアクセスした場合、再入荷通知フォームを呼び出すフローティングボタンが自動表示され、フローティングボタンをクリックすると再入荷通知フォームが表示されます。

Omnisendの再入荷通知ボタン
再入荷通知のフローティングボタン
Omnisendの再入荷通知フォーム
再入荷通知フォーム

再入荷時に入荷通知メールが自動送信

在庫が補充されたタイミングで、再入荷通知フォームでメルマガ購読したお客様に下記のようなメールが自動送信されます。

下記のメールは初期設定の状態で、メール本文を自由にカスタマイズすることも可能です。

Omnisendから自動で配信される入荷通知メール
入荷通知メール

Omnisendで再入荷通知を設定する方法

Omnisendで再入荷通知を行うための設定は下記の3ステップになります。

それぞれ、詳しく説明します。

(1) 埋め込みアプリを有効化する

まずは、オンラインストア > Shopifyテーマ > カスタマイズの順でテーマエディタをひらきます。

次に、下記添付画像のように、Omnisendの埋め込みアプリを有効にし、保存してください。

Omnisendの埋め込みアプリを有効化
埋め込みアプリを有効化

(2) 再入荷通知用のFormを作成する

  1. ヘッダーメニューの「Forms」をクリック
  2. Formsページの「Create form」をクリック
  3. Formのテンプレートの中から「Back in Stock」のFormを選択
  4. Form編集画面で、色やテキストをカスタマイズ
  5. Form編集画面右上の「Enable」をクリック
OmnisendのFormの新規作成
Formsページから新規でForm作成
Formのテンプレートから再入荷通知用のフォームを選ぶ
再入荷通知用のフォームを選ぶ
フォームをカスタマイズして有効化
フォームをカスタマイズして有効化

(3) 再入荷通知用のAutomationを作成する

  1. ヘッダーメニューの「Automation」をクリック
  2. Automationページの「New workflow」をクリック
  3. workflowのテンプレートの中から「Back in Stock」のworkflowを選択
  4. workflow編集画面で、メールの内容などをカスタマイズ
  5. workflow編集画面右上の「Start workflow」をクリック
Automationを新規で作成
Automationを新規で作成
再入荷通知用のAutomationを選ぶ
再入荷通知用のAutomationを選ぶ
入荷通知メールをカスタマイズして公開
入荷通知メールをカスタマイズしてAutomationを公開

その他、カスタマイズ方法

再入荷通知を一部商品のみに表示する

  1. 再入荷通知用のFormsを開く
  2. Form編集画面右メニュー内の「Tageting」をクリック
  3. Appears on URLにチェックを入れる
  4. 再入荷通知を表示したい商品のURLを入力する
  5. 画面右上の「Update line form」をクリック
Form編集画面右メニュー内の「Tageting」をクリック
Form編集画面右メニュー内の「Tageting」をクリック
Appears on URLにチェックを入れ、再入荷通知を表示したい商品のURLを入力
Appears on URLにチェックを入れ、商品URLを入力

再入荷通知を一部商品のみに除外する

  1. 再入荷通知用のFormsを開く
  2. Form編集画面右メニュー内の「Tageting」をクリック
  3. Does not appears oon URLにチェックを入れる
  4. 再入荷通知を出したくない商品のURLを入力する
  5. 画面右上の「Update line form」をクリック

再入荷通知のメール文をカスタマイズする

  1. 再入荷通知用のAutomationを開く
  2. Automation編集画面のメールのメニューアイコンのアクションをクリック
  3. 画面右側に表示される「Edit content」をクリック
  4. メールエディタでメールの内容を編集
  5. 画面右上の「Finish editing」をクリック
  6. workflow編集画面右上の「Publish Changes」をクリック

 

画面右側に表示される「Edit content」をクリック
画面右側に表示される「Edit content」をクリック
メールエディタでメールの内容を編集
メールエディタでメールの内容を編集

Omnisendをより便利に拡張するShopifyアプリ

RuffRuff 予約販売

RuffRuff 予約販売

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
ノーコードで簡単にセットアップでき、日本語に対応しています。無制限で予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。

引用元: RuffRuff 予約販売


アプリを見る

 

RuffRuff 予約販売の再入荷通知機能を利用することで、Omnisendの再入荷通知を下記のように便利に拡張できます。

  • 商品ページ以外でも再入荷機能を導入できる
  • 再入荷通知ボタンを表示・カスタマイズできる
  • 商品ごとに再入荷通知の出し分けができる
  • 再入荷通知の導入、カスタマイズを簡単に行える

    (コレクションページで再入荷通知)

    (商品ページで再入荷通知)

    詳しくは、下記のヘルプページをご参照ください

    再入荷通知をする|RuffRuff 予約販売 ヘルプセンター

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    • RuffRuff 予約販売|Shopifyアプリ

      RuffRuff 予約販売

      Shopifyストアに予約販売機能を簡単に導入できるShopifyアプリ

      詳しくみる 
    • RuffRuff 目次作成|Shopifyアプリ

      RuffRuff 目次作成

      Shopifyのコンテンツに自動で目次を表示するShopifyアプリ

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      RuffRuff タグ一覧

      Shopifyストアにタグ一覧を自動で表示するShopifyアプリ

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      RuffRuff 著者情報

      Shopifyストアに著者プロフィールを簡単に表示できるShopifyアプリ

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      小笠原 京平

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      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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    • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

      小笠原 京平

      Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

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    • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

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      小笠原 京平

      Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

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    編集プロセス

    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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