【ジャンル別】Shopifyで構築されたストア事例を紹介|利用しているShopifyテーマもご紹介

【ジャンル別】Shopifyで構築されたストア事例を紹介|利用しているShopifyテーマもご紹介

会社で新しくECサイトを立ち上げたり、今まで出店していたAmazonや楽天などのモールから自社ECサイトに切り替えたい際に、ECサイトを構築できるサービスとして、Shopifyも候補としてあがってるのではないでしょうか。

また、「Shopifyは聞いたことあるのだけど、どこのストアが利用しているのか知りたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。 

本記事では、Shopifyを利用しているストアをジャンル別に紹介します。
また、利用しているShopifyテーマや利用しているShopifyアプリもご紹介します。

Shopifyとは?

「Shopify」は世界175カ国、数百万店舗で使用されている世界シェア最大級の大手ASPです。

自社のビジネス規模に合わせて複数のプランから選択できるため、小規模事業者から大規模事業者まで幅広く対応ができるサービスになっています。

外部アプリケーションと連携できる拡張機能も非常に豊富で、在庫連携や実店舗とのデータ連携など、自社が使いやすいようにカスタマイズをすることが可能です。

引用元:https://tsun.ec/

Shopifyテーマとは

Shopifyテーマとは、ECサイトのデザインや機能が組み込まれたデザインテンプレートです。Shopifyテーマを利用することで、HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、画像や商品情報を入力したり、デザインパーツを追加や削除、ドラッグアンドドロップするだけで、デザイン性の高いECサイトを作ることができます。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/48

Shopifyテーマに関しては下記の記事で選び方やおすすめテーマも紹介していますのでご参考にしてください。

Shopifyテーマ9選 | テーマの選び方や人気の無料テーマ、おすすめのテーマも紹介

【ジャンル別】Shopifyストア 事例

ペット用品のShopifyストア事例 5選

perromart

perromart
出典:perromart

● オリジナルブランドのペット用品を販売
● 使用してるShopifyテーマは「Impulse」
https://perromart.jp/

WON

WON
出典:WON

● ワンソナライズドックフードを販売
● 使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://won.dog/

PeroMaru

※ 2023年時点で閉店されたみたいです。

● 幅広いペット用品を販売
● 使用してるShopifyテーマは「Supply」
https://peromaru.recheri.com/

ペトマ

ペトマ
出典:ペトマ

● 療法食を含むペットフードを販売
● 使用してるShopifyテーマは「Envy」
https://petma.jp/

DoggyBox

DoggyBox
出典:DoggyBox

● 犬のお菓子の定期便を販売
● 使用してるShopifyテーマは「Showcase」 
https://doggybox.jp/

コーヒーショップのShopifyストア事例 5選


AKITO COFFEE

AKITO COFFEE
出典:AKITO COFFEE

使用してるShopifyテーマは「Minimal」
https://akitocoffee.com/

ONIBUS COFFEE

ONIBUS COFFEE
出典:ONIBUS COFFEE

使用してるShopifyテーマは「LandShop」
https://onibuscoffee.com/

GOOD COFFEE ONLINE STORE

GOOD COFFEE ONLINE STORE

使用してるShopifyテーマは「Dawn」
https://store.goodcoffee.me/

LIGHT UP COFFEE

LIGHT UP COFFEE
出典:LIGHT UP COFFEE

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://lightupcoffee.com/

ブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒー

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://store.bluebottlecoffee.jp/

ビールショップのShopifyストア事例 5選


ORION ビール

ORION ビール
出典:ORION ビール

使用してるShopifyテーマは「Venue」
https://shop.orionbeer.co.jp/

CRAFTX

CRAFTX
出典:CRAFTX

使用してるShopifyテーマは「独自実装」
※Themekit template themeを利用して、独自実装してるみたいですhttps://www.craft-x-beer.com/

HUMANS BEER

HUMANS BEER
出典:HUMANS BEER

使用してるShopifyテーマは「Dawn」
https://humansbeer.com/

三陸ビール

三陸ビール

使用してるShopifyテーマは「Debut」

https://sanrikubeer.com/

KAKEHASHI BEER

KAKEHASHI BEER
出典:KAKEHASHI BEER

使用してるShopifyテーマは「Dawn」
https://kakehashi.beer/

ベビー用品のShopifyストア事例 5選

Konny

コニー|Konny
出典:Konny

使用してるShopifyテーマは「Impulse」
https://konnybaby.jp/

BABY&Me

BABY&Me
出典:BABY&Me

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://www.babyandme.co.jp/

MAMMABABY

MAMMABABY
出典:MAMMABABY

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://mammababy.jp/

spinbaby

spinbaby
出典:spinbaby

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://spinbaby-organic.com/

BABYHUG

※ 2023年時点で閉店されたみたいです。

使用してるShopifyテーマは「Flow」
https://babyhug.info/

アパレル用品のShopifyストア事例 5選

STUDIO R330

STUDIO R330
出典:STUDIO R330

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://r330.jp/

VOGUE JAPAN公式オンラインショップ

VOGUE JAPAN公式オンラインショップ
出典:VOGUE JAPAN

使用してるShopifyテーマは「Motion」
https://shop.vogue.co.jp/

AMERICAN RAG CIE

AMERICAN RAG CIE

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://www.americanragcie.jp/

Stüssy | Worldwide Since 1980

Stüssy | Worldwide Since 1980
出典:Stüssy

使用してるShopifyテーマは「Slate」
https://www.stussy.jp/

HACHITENオンラインショップ

HACHITENオンラインショップ

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://8eight.co.jp/

ブックス(本)のShopifyストア事例 5選

TOUTEN BOOKSTORE

TOUTEN BOOKSTORE

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://touten-bookstore.net

artos Book Store

artos Book Store

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://artosbookstore.com

GREAT BOOKS

GREAT BOOKS
出典:GREAT BOOKS

使用してるShopifyテーマは「Boundless」
https://greatbooks.tokyo

Hedgehog Books | ヘッジホッグ ブックス

Hedgehog Books | ヘッジホッグ ブックス
出典:Hedgehog Books

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://hedgehog-books.com

Books Channel Store

Books Channel Store

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://booksch.shop

ヨガ用品のShopifyストア事例 5選

Manduka JAPAN | マンドゥカ公式

Manduka JAPAN | マンドゥカ公式

使用してるShopifyテーマは「Brooklyn」
https://manduka.jp

ZOMIGEN | ゾミゲン

ZOMIGEN | ゾミゲン

使用してるShopifyテーマは「Flow」
https://zomigen.store

AUMNIE JAPAN | アムニー公式

AUMNIE JAPAN | アムニー公式

使用してるShopifyテーマは「Flow」
https://aumnie.jp

KIT ヨガウェア

KIT ヨガウェア

使用してるShopifyテーマは「Turbo」
https://kitstore.jp

LiYoga | Li ヨガ

LiYoga | Li ヨガ

使用してるShopifyテーマは「Ella」
https://liyoga.jp

アロマ用品のShopifyストア事例 5選

 イナーメ・スポーツアロマ

イナーメ・スポーツアロマ

使用してるShopifyテーマは「Modular」
https://igname.net

アロマブルーム公式オンラインショップ

アロマブルーム公式オンラインショップ

使用してるShopifyテーマは「Capital」
https://aromabloom-online.com

SANWA SELECT

https://sanwaselect.jp
出典:SANWA SELECT

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://sanwaselect.jp

アロマフレグランスブランド Curaromas

アロマフレグランスブランド Curaromas

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://curaromas.com

東京香堂 Tokyo-Grasse

東京香堂 Tokyo-Grasse

使用してるShopifyテーマは「Broadcast」
https://tokyokodo.online

観光・お土産品関連のShopifyストア事例 5選

 仙巌園オンラインショップ

仙巌園オンラインショップ

使用してるShopifyテーマは「Emerge」
https://shop.senganen.jp

鳥取砂丘会館

鳥取砂丘会館

使用してるShopifyテーマは「Modular」
https://sakyu.gr.jp

白い恋人パーク

白い恋人パーク

使用してるShopifyテーマは「Dawn」
https://ticket.shiroikoibitopark.jp

花巻温泉 公式オンラインショップ

花巻温泉 公式オンラインショップ

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://shop.hanamakionsen.co.jp

十和田奥入瀬観光機構オンラインストア

十和田奥入瀬観光機構オンラインストア

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://store.towada.travel

雑貨関連のShopifyストア事例 5選

 Francfranc(フランフラン)

Francfranc(フランフラン)

使用してるShopifyテーマは「独自テーマ」
https://francfranc.com

 Little Rooms[リトルルームス]

Little Rooms[リトルルームス]

使用してるShopifyテーマは「Expanse」
https://littlerooms.jp

GAACAL

GAACAL
出典:GAACAL

使用してるShopifyテーマは「Prestige」
https://gaacal.com

LafaryShop(ラファリーショップ)

LafaryShop(ラファリーショップ)

使用してるShopifyテーマは「Impulse」
https://lafary.shop

ビクトリアンクラフト

ビクトリアンクラフト

使用してるShopifyテーマは「Debut」
https://victoriancraft.com

Shopifyに関するよくある質問

Shopifyを利用する場合、いくら費用が発生しますか?

Shopifyを利用する際に発生する費用は月額費用以外に、複数の手数料があります。

下記の記事では、Shopifyを利用する際にかかる費用や種別について解説しています。

ご参考になさってください。

Shopifyの費用・手数料・決済方法の違いについて

Shopifyはどのプランを選べばよいですか?

Shopifyにはベーシック、スタンダート、プレミアムという3つの主要プランと、カート機能のみを実装できるShopify Light、大企業向けのShopify PLUSの5つのプランが用意されています。

下記の記事ではShopifyのプランの違いや選び方に関して、詳しく解説していますので、ご参考になさってください。

Shopifyのプランの違いや選び方

Shopifyは他のサービスと何が違いますか?

サービスによって価格や機能が全く異なります。

下記の記事では、主要サービスを価格や機能で比較していますので、ご参考になさってください。

【徹底比較】Shopify・BASE・STORESの違い|料金・手数料・決済方法・海外対応など

【徹底比較】カラーミーショップとShopifyの違い|料金・手数料・決済方法など

Shopifyアプリとは

Shopifyアプリとは、Shopifyサイトにインストールし、機能を拡張できるツール(ソフトウェア)のことです。iPhoneやAndroidなどのスマホにインストールするスマホアプリの様なものだとイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。

「定期購入や予約販売を開始したい」、「レビューを集めて表示したい」、「メールやLINEでステップ配信を行いたい」、「ポイントシステムやアフィリエイトプログラム、ロイヤリティプログラムなど導入したい」、「出荷作業をオートメーション化したい」など様々なやりたいことをShopifyアプリを利用することで実現することができます。

引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/shopify-apps 

Shopifyのおすすめアプリはありますか?

Shopifyを利用する際は、Shopifyアプリの選定も大事になってきます。

下記の記事では、ジャンル別におすすめのShopifyアプリを紹介していますので、ご参考になさってください。

【2023年度】おすすめShopifyアプリ31選|ジャンル別に紹介

最後に

月に数回ペースでShopifyやEコマースのヒントとなる情報を配信している「公式インスタアカウント」のフォローもお願いします。

「私のShopifyストアも紹介してほしい!」
「このジャンルも取り上げてほしい!」
「こんな情報もほしい!」

などなど、気軽にコメントをください♫

ブログに戻る
1 6
  • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

    【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

  • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    小笠原 京平

    Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

    Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

    小笠原 京平

    Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

  • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

    Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

    小笠原 京平

    Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

    Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

    小笠原 京平

    Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

1 6

編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

掲載情報に関して

掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。