Shopifyテーマ9選 | テーマの選び方や人気の無料テーマ、おすすめのテーマも紹介

Shopifyテーマ9選 | テーマの選び方や人気の無料テーマ、おすすめのテーマも紹介

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自社のECストアをShopifyを利用して構築しようと決めてから、次にどんなデザインにするか決める必要があると思います。

Shopifyは1からデザインを構築&実装するよりも、Shopifyテーマを利用したほうがコストやスピードの点でメリットがあります。

本記事では「そもそもShopifyテーマとは何か?」「どんな種類のShopifyテーマが存在するのか?」などを解説します

Shopifyテーマとは

Shopifyテーマとは、ECサイトのデザインや機能が組み込まれたデザインテンプレートです。Shopifyテーマを利用することで、HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、画像や商品情報を入力したり、デザインパーツを追加や削除、ドラッグアンドドロップするだけで、デザイン性の高いECサイトを作ることができます。

Shopifyテーマを検索・インストールできる「Shopifyテーマストア」には2023年2月時点で、118件(無料テーマが11件、有料テーマが107件)のShoifyテーマが存在します。

Shopifyテーマの種類

Shopifyテーマの種類は、料金とバージョンで整理できます。

 

Shopifyテーマの種類

無料テーマ

無料で利用することができるShopifyテーマです。

Shopifyが提供していて、多くのShopifyストアが無料テーマを利用してECストアを構築しています。

代表的なShopifyテーマとして、DawnやDebutなどがあります。


有料テーマ

外部ベンダーが開発した有料のShopifyテーマです。

無料テーマに比べて、デザイン性がよく、機能も豊富なのが特徴です。

金額としては$180〜$350の範囲で購入することが出来ます。買い切りのため、一度購入すると最新バージョンも含めて永久に利用することが出来ます。

OS2.0(Online Store 2.0)対応テーマ

OS2.0とはOnline Store 2.0の略で、Shopify Unite 2021に発表された新しいテーマアーキテクチャです。OS2.0対応テーマは、アプリ(アプリブロック)をセクションまたは任意のセクション内に埋め込むことが可能です。

代表的なテーマとして、DawnやRefreshがOS2.0対応のShopifyテーマになります。

最近のShopifyアプリではOS2.0にしか対応していないアプリも増えてきました。

Vintageテーマ

OS2.0以前のテーマをVintageテーマ(ヴィンテージテーマ)と呼びます。

2023年2月時点ではVintageテーマをダウンロードする事ができず、OS2.0のShopifyテーマしか利用することが出来ません。

代表的なShopifyテーマとして、DebutやMinimal、Narrative、Supplyなどが該当します。


Shopifyテーマの選び方

求めるデザインか(求めるデザインに近いか)

Shopifyテーマを選ぶ上で一番大事なのが、求めるデザインかどうかです。

求める機能が足りない場合は、Shopifyアプリを導入することで解決できるケースが多いですが、デザインに関しては軌道修正が厳しいテーマも存在しますし、新たなテーマに変更するにも時間もお金も発生します。

Shopifyテーマストアでは、各Shopifyテーマのデモサイトを確認することが出来ます、一度デモサイトを確認し、求めるデザインに近いShopifyテーマを探しましょう。

求める機能が存在するか

次に大事なのが求める機能が存在するかどうかです。

例えば、「商品を比較出来る機能が欲しい場合」や「年齢制限が行いたい場合」、「商品に紐付いているタグを表示したい場合」など、テーマによって出来ることと出来ないことが異なります。

機能はShopifyテーマストアの各テーマの紹介ページに機能一覧が記載されていますので、そちらを確認したり、デモサイトで実際に確認してみましょう。

また、Shopifyテーマストアのフィルタで機能による絞り込みも可能です。

コストはいくらか

最後にコストです。

前述の通り、Shopifyテーマは無料で使えるテーマから有料のテーマまで存在します。

求めるデザインや機能に対して、いくらまでなら払えるのかを検討しましょう。

人気の無料Shopifyテーマ 3選

2023年2月時点のShopifyストアの人気順を参考にしています。

Dawn【人気1位 無料テーマ】

Dawn | Shopifyテーマストア
出典:Dawn | Shopifyテーマストア

テーマを見る

Dawnの特徴

● シックでミニマルなデザイン

    大きな画像、くっきりとした線、簡素化されたフォントを使用して、商品が注目を集めるようにし、購入者の注意を重要なものに集中させます。

    ● メディアフォワード製品ページ

    顧客が製品の外観を見て、どのように感じているかを理解するのに役立つ大きなメディア

    ● 高度なカスタマイズ オプション

    コードに一切手を加えることなく、希望するビジョンを実現するための柔軟な設計とカスタマイズ設定。

    引用元:Dawn | Shopifyテーマストア

    Dawnの金額

    $0(無料)

    Refresh【人気2位 無料テーマ】

    Refresh | Shopifyテーマストア

    出典:Refresh | Shopifyテーマストア


    テーマを見る

    Refreshの特徴

    ●クリーンでモダンなデザイン

      主張の強い見出しと、商品に焦点を当てた最小限のカラー パレットで、大胆なブランド ステートメントを作成します。

      商品の詳細を強調する

      アダプティブ セクション レイアウトを使用して、お客様の声、成分、品質情報、特別な証明書などを共有します。

      高度なカスタマイズ オプション

      柔軟なデザインとカスタマイズ設定により、ブランドのビジョンに合わせてエクスペリエンスを更新できます。

      引用元:Refresh | Shopifyテーマストア


      Refreshの金額

      $0(無料)

      Craft【人気3位 無料テーマ】

      Craft | Shopifyテーマストア
      出典:Craft | Shopifyテーマストア

      テーマを見る

      Craftの特徴

      ●正直で本物のデザイン

        ゆったりとしたスペースとエレガントなタイポグラフィを含む、さりげなく洗練されたデザインでコンテンツを際立たせます。

        高揚したストーリーテリング

        豊富で説得力のある物語用に設計されたセクションとテンプレートを使用して、ブランドとその意味を紹介します。

        高度なカスタマイズ オプション

        コードに一切手を加えることなく、希望するビジョンを実現するための柔軟な設計とカスタマイズ設定。

        引用元: Craft | Shopifyテーマストア


        Craftの金額

        $0(無料)

        人気の有料Shopifyテーマ 3選

        2023年2月時点のShopifyストアの人気順を参考にしています。

        Impulse【人気1位 有料テーマ】

        Impulse | Shopifyテーマストア
        出典:Impulse | Shopifyテーマストア

        テーマを見る

        Impulseの特徴

        ●成功するために必要なすべて

          20 以上のセクション、製品の販売ポイントとメタフィールド、複数のランディング、製品、およびコレクションのテンプレートなどをどこでも利用できるようになりました。

          強力なプロモーション

          すべてのテンプレートで利用できるようになった汎用性の高いカスタム プロモーション デザイナーを使用して、顧客の買い物を維持し、製品の認知度を最大化します。

          巨人と競う

          クイック ビュー、セールス ポイント、メタフィールド、サイズと価格のサイドバー フィルター、サブコレクション、魅力的なビデオ、製品ページ タブ、および最新のデザイン。

          引用元:Impulse | Shopifyテーマストア


          Impulseの金額

          $350

          Prestige【人気2位 有料テーマ】

          Prestige | Shopifyテーマストア
          出典:Prestige | Shopifyテーマストア

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          Prestigeの特徴

          ダイアモンドの様に輝く

          究極の贅沢なハイエンドの美学を提供するために巧みに作られています。製品とブランドのアイデンティティを際立たせるエレガントなデザインの機能。

          ホットスポット製品

          美しい「ショップ・ザ・ルック」セクションで、顧客のショッピング体験を向上させます。使いやすく、真に強力なアップセル機能です。

          ●メディア向け商品ページ

          汎用性の高い製品メディア表示オプション。画像スタッキング、カルーセル、ビデオなど、すべて製品を最大限にアピールするために構築されています。

          引用元:Prestige | Shopifyテーマストア


          Prestigeの金額

          $320

          Impact【人気3位 有料テーマ】

          Impact | Shopifyテーマストア
          出典:Impact | Shopifyテーマストア

          テーマを見る

          Impactの特徴

          ●モダンでインパクトのある

            グラデーション、オーディエンスを引き付ける大きな見出し、ブランドに命を吹き込む微妙なアニメーションを使用して、ユニークな外観のストアを作成します。

            セクションが満載

            35 を超えるセクションで、パフォーマンス、SEO、アクセシビリティを犠牲にすることなく、他に類を見ないユニークなストアを作成します。

            変換用に最適化

            コレクションページでのクイック購入、カートへのスティッキー追加、製品ページでの補足製品を使用して、販売を失うことはありません。

            引用元:Impact | Shopifyテーマストア


            Impactの金額

            $350

            その他おすすめのShopifyテーマ 3選

            Empire【おすすめ Shopifyテーマ】

            Empire | Shopifyテーマストア
            出典:Empire | Shopifyテーマストア

            テーマを見る

            Empireは商品点数が多い大規模ECサイトを構築したいストアにおすすめです。

            大きな特徴は商品比較機能があることです。同じジャンルで機能が異なる商品をいくつも出品している場合、お客様にとってどの商品を選べば良いのかわからなくなってしまいます。

            商品比較機能があることで、お客様が自分に最適な商品を選びやすくなるため、購入にも結びつけやすくなります。


            Empireの特徴

            ●大きなカタログに最適

            大規模なカタログに対応する完全装備の Empire は、市場にインスパイアされたデザインと優れた機能、構成、およびパフォーマンスを兼ね備えています。

            お客様が商品を比較

            製品比較機能で顧客の信頼を高め、返品を減らす

            コンバージョンを促進するナビゲーション

            メガ メニュー、タグ フィルター、カテゴリによる検索 - エンパイアは、顧客を導き、コンバージョンを促進するための優れたナビゲーションとフィルター機能を提供します

            引用元:Empire | Shopifyテーマストア


            Empireの金額

            $340

            Expanse【おすすめ Shopifyテーマ】

            Expanse | Shopifyテーマストア
            出典:Expanse | Shopifyテーマストア

            テーマを見る

            Expanseはマーケティングをしっかり行いたいECストアにおすすめです。

            商品をプロモーションするためのブロック(ウィジェット)が豊富で、様々な表現で商品認知の最大化を計ることが出来ます。また、デフォルトでブログ記事にタグ一覧を出す機能も存在します。タグ一覧を利用することで、お客様が必要な情報を見つけやすくなったり、回遊率が高まりSEOへのポジティブな効果を得られたりします。コンテンツマーケティングを行う予定のECストアにとってはありがたい機能です。


            Expanseの特徴

            ●成功するために必要なすべて

              20 以上のセクション、製品の販売ポイントとメタフィールド、複数のランディング、製品、およびコレクションのテンプレートなどをどこでも利用できるようになりました。

              プロのようなクロスセル

              現在のブランド、現在のコレクション、およびカートのアップセルからの推奨製品を並べて、顧客の買い物を維持します。

              強力なプロモーション

              すべてのテンプレートで利用できるようになった汎用性の高いカスタム プロモーション デザイナーを使用して、顧客の買い物を維持し、製品の認知度を最大化します。

              引用元:Expanse | Shopifyテーマストア


              Expanseの金額

              $350

              Shopifyテーマにタグ一覧を表示する機能が存在しない場合は、アプリを利用してタグ一覧を表示することも可能です。

              下記の記事では、Shopifyのブログ記事にタグ一覧を出すメリットやタグ一覧を出すおすすめアプリも紹介しています。ご参考にしてください。

              Shopifyのブログ記事にタグ一覧を出すメリットと表示方法

              Warehouse【おすすめ Shopifyテーマ】

              Warehouse | Shopifyテーマストア
              出典:Warehouse | Shopifyテーマストア

              テーマを見る

              Warehouseも商品点数が多い大規模ECサイトを構築したいストアにおすすめです。

              Warehouseは絞り込み機能が優秀です。金額や在庫数などでの絞り込みはもちろん備わっていますが、カテゴリからドリルダウンして特定の商品を絞り込めたり、色を選択して絞り込めたりもします。

              Warehouseの特徴

              ● 大規模なカタログ用に調整

                商品が多い?問題ない。当社の強力なコレクション ページは、何千もの製品を含むカタログを整理、表示、およびフィルター処理するように構築されています。

                ● 適応可能なレイアウト

                非常に用途の広いカスタム設定により、製品、コンテンツ、メタフィールドなどの真にユニークな表示を作成することができます!

                ● パフォーマンスのために最適化

                私たちのテーマは、強力で最先端の専門的に書かれた高品質のコードを使用して開発されており、箱から出してすぐに高速になります!

                引用元:Warehouse | Shopifyテーマストア

                Warehouseの金額

                $320

                Shopifyテーマに関するよくある質問

                Shopifyのスマホ対応テーマは?

                基本的にはほとんどのShopifyテーマがスマホに対応しています。

                対応しているか確認する方法として、一度デモサイトにアクセスし、スマホビューの状態でスマホ対応しているか確認すると良いでしょう。

                Vintageテーマはインストールできますか?

                2023年2月時点では、Shopifyストア上でVintageテーマ(ヴィンテージテーマ)をインストールすることが出来ません。

                OS2.0テーマに移行すべきですか?

                すぐに移行する必要はないと考えています。

                ただし、Shopifyが今後のアップデートの恩恵をうけられたり、今後リリースされるShopifyアプリもOS2.0前提で実装されると思いますので、移行前提に少しずつ移行準備をしていくと良いでしょう。

                ブログに戻る
                • RuffRuff 予約販売|Shopifyアプリ

                  RuffRuff 予約販売

                  Shopifyストアに予約販売機能を簡単に導入できるShopifyアプリ

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                  Shopifyのコンテンツに自動で目次を表示するShopifyアプリ

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                • RuffRuff タグ一覧|Shopifyアプリ

                  RuffRuff タグ一覧

                  Shopifyストアにタグ一覧を自動で表示するShopifyアプリ

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                • RuffRuff 著者情報|Shopifyアプリ

                  RuffRuff 著者情報

                  Shopifyストアに著者プロフィールを簡単に表示できるShopifyアプリ

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                • Shopifyでおすすめの予約販売アプリ7選 | メリット・デメリットも紹介

                  【2023】Shopifyの予約販売 アプリ7選 | 予約購入のメリット・デメリットも紹介

                  Tsunライターチーム

                  この記事では予約販売(予約購入)のメリットやデメリットを解説し、Shopifyサイトで予約システムを実現するShopifyアプリの選び方をご紹介します。タイムズアクトやPreOrder Wolfなどの人気アプリも紹介しています。

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                • Shopifyの配送日時指定を導入するメリット|Shopifyアプリも紹介 Tsun Inc.

                  Shopifyの配送日時指定アプリ 7選 | お届け希望日を設置するメリット・デメリット

                  Tsunライターチーム

                  配送日時指定を導入するメリットやデメリットを解説しています。また、日本語に対応している国内配送日時指定アプリの「CC 配送日時指定」や「らくらく設定!配送日時指定」、「カレンダーマスター ‑ 配送日時指定」、「配送&注文サポーター」、「配送マネージャー」、「配送日時指定 .amp」などのプランや機能を紹介しています。

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                • Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介

                  Shopify Flowとは?|メリットやデメリット設定方法を紹介

                  Tsunライターチーム

                  みなさんは、Shopify純正のShopifyアプリ「Shopify Flow」を利用していますか?Shopify Flowを上手く活用することでEC業務の工数削減を期待することができます。本記事ではShopify Flowのメリットやデメリット、設定方法などを紹介しています。ご参考にしてください。

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                  Tsunライターチーム

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                • Shopifyのギフトカードとは?設定方法やクーポンとの違いを紹介

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                  Tsunライターチーム

                  みなさんはShopifyのギフトカードを利用していますか?クーポンコードを利用したことあるけど、ギフトカードは利用したこと無いという方も多いのではないでしょうか。 本記事ではShopifyのギフトカードの種類や設定方法、クーポンの違いになどを説明しています。

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                • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

                  Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

                  小笠原 京平

                  ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

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                • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

                  Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

                  小笠原 京平

                  今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

                  Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

                  小笠原 京平

                  今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

                • Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

                  Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

                  小笠原 京平

                  Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

                  Shopifyアプリの課金ってどうやるの? 課金方法とサブスクリプション設計を解説

                  小笠原 京平

                  Shopifyアプリの課金とは? Shopifyアプリの課金方法は、大きく分けてShopify内で決済する方法とShopify外で決済する方法の2つあります。 Shopify内で決済する場合、Shopifyアプリの料金は、マーチャントからShopifyに支払われ、税金や手数料を除いた料金がShopifyからアプリベンダーに支払われます。 Shopify内で決済する一番のメリットはマーチャントが課金する際にクレジットカード等の入力が不要なため、そのぶんの課金ハードルが低いことです。 デメリットは手数料をShopifyに支払う必要があることですが、現状ではよっぽど稼ぐアプリを作らない限り気にするほどではないので、Shopify内で決済させるのがよいと思います。 Shopify外で決済する場合、アプリベンダーは独自の決済フローを用意する必要があります。 こちらについては今回は触れません。以下はすべてShopify内の課金についての説明になります。 Shopifyアプリの課金の流れ Shopifyアプリで課金するための道具はすべてShopify側が用意してくれています。 したがって、Shopifyアプリは決められたパターンの実装するだけで、簡単に課金が行なえます。 Shopifyアプリの課金はざっくりと以下の流れで行われます。 【アプリ】Shopifyアプリの画面内に配置された課金ボタンをユーザーがクリック 【サーバー】課金の種類(種類については後述します)、課金額、プラン名などを元にShopify GraphQL APIにリクエストを送る 【サーバー】ユーザーに課金してもらうためのURLを含むデータをAPIから受け取り、アプリに渡す 【アプリ】課金用のURLにリダイレクト 4で表示された課金用のページでユーザーが課金を選択したら、課金が行われます。 (もちろん、キャンセルを選択して離脱する可能性もあります) 課金の種類 Shopifyでの課金方法はいくつかあります。 1つ目は定額料金プラン(固定額プラン)です。 定額料金には月払いと年払いのどちらかを選ぶことができます。 2つ目は使用状況に基づくプランで、いわゆる従量課金と呼ばれるプランです。 何の使用状況によって、どのくらいの課金をするかはアプリが決めることができます。 (メール配信をするアプリならメールの配信量、商品販売に関連するアプリなら販売された商品金額など) 3つ目は1と2を組み合わせたプランです。 ここでは定額料金の年払いは選択できませんので、月払い + 従量課金の組み合わせのみになります。...

                • Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

                  Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

                  小笠原 京平

                  Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

                  Shopify Liquidで変数に初期値を設定する

                  小笠原 京平

                  Tsun Inc.の小笠原です!Shopifyアプリ開発をしていく中で、テーマ拡張機能を開発する際にLiquidを書くことがよくあります。今回はLiquidを書く上でかかせない変数を扱う際に、変数の初期値を設定する方法をご紹介します。

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                編集プロセス

                EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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