Shopifyにd払いを導入するメリット・デメリット、設定方法

Shopifyにd払いを導入するメリット・デメリット、設定方法

みなさんはShopifyでどのような決済方法を導入していますか? 本記事ではShopifyストアにd払いを導入するメリットやデメリット、d払いを導入する方法を紹介します。

d払いとは?

d払いは、ドコモが提供するスマホ決済サービスです。スマホに表示されるバーコードもしくはQRコードを利用して支払いができ、街中のお買い物だけでなく、ネットショッピングでも利用できます。また、dポイントが貯まるのも特徴です。

Shopifyにd払いを導入するメリット

クレジットカード情報の入力が不要

d払いはドコモのアカウント情報が分かれば決済することができます。クレジットカード決済の場合、クレジットカード番号や使用期限、セキュリティコードなどを入力しないといけませんが、それらの情報の入力の手間が不要です。

dポイントが貯まる、使える

注文時の決済方法としてd払いを利用することで、お客様はdポイントを貯めたり、使用したりすることができます。普段からdポイントを活用しているドコモユーザーに自身のShopifyストアを選んでもらう理由にもなります。

下記のブログ記事では、Shopifyにポイントシステムを導入するメリットやおすすめポイントアプリを紹介しています。ご参考にしてください。

Shopifyのポイントアプリ4選|ポイントサービスを導入するメリット・デメリット

カゴ落ち対策になる

カゴ落ちの原因の大半を占めるのは「希望する決済種別がない」という理由です。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、d払いの導入を検討しても良いでしょう。

d払いユーザーの推移|株式会社 NTT ドコモ
出典:株式会社 NTT ドコモ

株式会社NTT ドコモの公開情報よるとd払いのユーザー数は5,199万人(2023年3月末時点)を突破しており、日本人口の約2.5人に1人が利用している決済サービスまで成長しています。

参考:d 払い、5 年でユーザー数 5,000 万人を突破|株式会社 NTT ドコモ

カゴ落ち理由|Baymard Institute
出典:Baymard Institute

Baymard Institute社の調査ではカゴ落ちの理由として、3番目に多いのが「クレジットカード情報を入力したくない」、9番目に多いのが「決済の選択肢が少ない」です。

ドコモユーザーの中には、「d払いを利用してクレジットカード情報を入力せずに決済したい」、「dポイントを貯めたいのでd払いを利用したい」と考えている人も多いので無いでしょうか。

そのため、d払いを導入することでドコモユーザーへのカゴ落ちの対策に繋がると考えています。

下記の記事では、その他のカゴ落ち理由や決済種別を増やす以外のカゴ落ち対策も紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介

Shopifyにd払いを導入するデメリット

コストがかかる

d払いを利用するデメリットはコストが発生することです。

d払いを利用するためには、初期費用や月額費用、決済手数料が増え場合があります。また、d払いはShopifyペイメント以外の決済方法になりますので、取引手数料も発生します。

手数料が高額になるとストア側の利益が少なくなってしまうため、なるべくコストを削減したい場合は手数料が安い事業者を選びましょう。

【参考記事】

下記の記事ではShopifyペイメントを導入するメリットや決済手数料などを詳しく解説しています。ご参考になさってください。

Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで

取引手数料とは?

取引手数料は、ユーザーから支払いを受ける際に発生する手数料のことです。

取引手数料はShopifyペイメントを利用する場合は免除となりますが、それ以外の外部の決済事業者を利用する場合は以下の費用がかかります。

スターター ベーシック スタンダード プレミアム プラス
取引手数料 5% 2% 1% 0.5% 0.15%

Shopifyペイメントを利用すると決済手数料のみで済みますが、それ以外の事業者を利用すると、決済手数料と取引手数料の二重の手数料が発生します。

※Shopifyペイメントに入っていても、Shopifyペイメント対応外の外部決済サービスを利用する場合は取引手数料が発生します。

下記の記事では、取引手数料以外に月額費用やスタッフ人数など様々な項目でShopifyのプランを徹底比較しています。参考になさってください。

【徹底比較】Shopifyのプランの選び方|費用・手数料・決済方法の違いについて

Shopifyにd払いを導入する方法

Shopifyでd払いを導入するためには、以下の決済事業者のいずれかと契約する必要があります。

KOMOJU

KOMOJUは、初期費用や月額費用が発生しないのと、審査が早いことが特徴です。

下記のブログ記事ではKOMOJUに関して詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

KOMOJUとShopifyの連携ガイド!コンビニ決済の導入方法とは?

d払いの費用

初期費用 月額費用 決済手数料
0円 0円 物販 6.6%
デジタルコンテンツ 15%

参考:d払い|Komoju

SBペイメント

SBペイメントは、豊富な決済方法に対応できるのが特徴です。

d払いの費用

※ 要問い合わせ

参考:手数料3.10%で業界最安水準 Shopifyへ決済導入ならSBペイメントサービス

d払いを自動で非表示にできるShopifyアプリ

d払い導入後に「デジタル商品は手数料が高いので、d払いを非表示にしたい」や「配送希望日を設定いる場合は、d払いを非表示にしたい」などd払いを非表示にしたいケースが発生するかと存じます。

本章では、あらゆる条件でd払いを非表示にできるShopifyアプリを紹介します。

RuffRuff 注文制限

「RuffRuff 注文制限」は完全日本語対応で、日本初のCart and Checkout Validation APIを利用したShopify アプリです。

「Cart and Checkout Validation API」を利用することにより、これまでフロントでしか対応できなかった注文制限の処理をサーバサイドで実現しました。そのため、既存の注文制限アプリに比べ、より突破されにくい堅牢な注文制限を実現することが可能です。

アプリ1つで個数制限や金額制限、同梱制限、顧客制限、決済非表示を実施できます。

本アプリを利用することで、下記のようなことが実現できます。

・カート内の合計金額が3,000円以上になったら、d払いを非表示
・カート内にデジタル商品が含まれている場合は、d払いを非表示
・ゲスト会員だけ、d払いを非表示



まとめ

今回はShopifyストアd払いを導入するメリットやデメリット、設定方法をご紹介しました。

Shopifyでは他にも様々な決済方法を利用することができます。下記の記事でd払い以外の決済方法も紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで

Shopifyストアに後払いを導入するメリット|Paidyなどのあと払いサービスも紹介

ShopifyストアにPayPayを導入するメリット|決済事業者や手数料を紹介

ShopifyにAmazon Payを導入するメリットや決済手数料

Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法

Shopifyに銀行振込を設定する方法|銀行振込を導入するメリット・デメリット

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編集プロセス

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