Shopifyの設定項目「請求情報」は、Shopifyがストアオーナーに請求する内容、つまりShopifyへの支払いに関する情報をまとめた項目です。
この記事では、「請求情報」の各項目を画像付きで詳しく解説し、さらにShopifyプランの料金を円建てで決済する方法もあわせて紹介します。
Shopifyへの支払い内容や請求の見方を正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてください。
Shopifyの設定項目「請求情報」とは
Shopifyの設定項目「請求情報」とは、Shopifyがストアオーナーに請求する内容を確認できる画面です。
ここには、Shopifyプランの利用料をはじめ、アプリ利用料、ドメイン使用料、テーマ購入費用など、ストア運営にかかる各種料金が表示されます。
請求情報を確認するには、Shopify管理画面で 「設定」 > 「請求情報」 の順に選択します。

画像出典:Shopify
この項目で確認できる主な内容を紹介します。
現在の請求サイクル

「現在の請求サイクル」には、前回の請求日から次回の請求日までの期間(おおよそ30〜31日間)が表示されます。右側には、その請求サイクル内に発生した料金の合計額が表示され、具体的には 外部サービス取引手数料・定期アプリの請求・その他の請求などが含まれます。料金が発生していない場合は「0」と表示されます。
この項目には、支払いに使用しているクレジットカード情報も表示されます。クレジットカードを変更する場合は、右側の編集アイコンをクリックし、「決済方法」に表示されるカード情報横の「⋯」(三点リーダー)を選択して「置き換える」をクリックし、新しいクレジットカード情報を入力します。

過去の請求書

「過去の請求書」では、これまでのShopifyからの請求書、支払い状況、金額などを確認できます。請求書をクリックすると詳細が表示され、CSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。
請求書には以下の内容が含まれます。
毎月の請求書に含まれるもの
- Shopifyのサブスクリプション(プラン利用料)
- アプリの月額料金および従量課金の使用料金
- (KOMOJUやSBペイメントサービスなどを使用する際の)外部サービス取引手数料
- Shopifyメール
個別の請求書が発行されるもの
- 1度限りのアプリ料金
- ドメイン代
- テーマ購入費用
- パートナーディレクトリの仲介サービス費用
- 配送ラベル、配送調整、保険
定期購入

「定期購入」では、現在契約しているShopifyプランやアプリのサブスクリプション料金が表示されます。毎月の請求額を把握したり、不要な契約がないか確認する際に活用できます。
請求明細書

「請求明細書」では、過去90日間の任意の期間におけるShopifyの請求サマリーを表示します。
このサマリーには、Shopifyの定期購入、アプリ、テーマ、配送ラベルなどに対して請求書が発行された際の請求額が含まれます。期間を絞って確認できるため、月ごとの費用比較や経費管理にも役立ちます。
Shopifyプランの円建て決済への変更方法
以前はShopifyプランの利用料金が米ドル建てで請求されていたため、為替変動によって毎月の支払額が変動していました。
しかし、2024年からは円建て決済が可能になり、為替の影響を受けずに固定金額で支払えるようになっています。これにより、毎月の支払額が明確になり、経費計画も立てやすくなります。
変更手順
「請求情報」画面の右上に表示される「請求プロファイル」をクリックします。

画像出典:Shopify
表示された請求プロファイルで、「住所と通貨」の項目にある「通貨」横の「管理する」をクリックします。

「JPY(日本円)」を選択したら、「確定する」をクリックします。

以上で設定は完了です。
Shopifyの円払いについて詳しくは以下の記事もご覧だくさい。
Shopifyの請求情報を活用して経費管理を最適化しよう
この記事では、Shopifyの設定項目「請求情報」の内容と確認方法を解説しました。
請求情報を定期的にチェックすることで、毎月の経費を正確に把握し、コストの最適化につなげられます。さらに、円建て決済に切り替えておけば、プラン利用料の変動を抑えられ、将来の経費予測もしやすくなるでしょう。
今回の内容を参考に、ストアの請求情報を確認してみてください。