Shopifyアプリ「AL CustomerMetaSync」とは

AL CustomerMetaSyncは、お客様アカウント(おすすめ) と アップグレード後のサンキューページ、注文状況ページでご使用いただけるお客様のメタフィールドを取得・編集するアプリです。
このアプリは、お客様のメタフィールドを活用し、「プロフィールページ」と「サンキューページ(購入完了)」「注文状況ページ」でメタフィールドデータをお客様自身が登録・更新できるフォームを提供します。プロフィールページやサンキューページ(購入完了)、注文状況ページで適切な情報を取得することで、顧客理解を深め、よりパーソナライズされた情報をお客様に届けることが可能となります。
AL CustomerMetaSyncの特徴
「プロフィールページ」からお客様のメタフィールドを投稿・編集

「プロフィールページ」からお客様自身がメタフィールドデータを投稿・編集が可能です。常に編集を許可、データがなければ1度だけ編集を許可、編集不可と3つの候補から選択可能です。
「サンキューページ」「注文状況ページ」からお客様のメタフィールドを収集

「サンキューページ」「注文状況ページ」からお客様自身がメタフィールドデータを投稿可能です。1度データを取得した項目は、同じお客様に再度表示されず、考えられたユーザー体験を提供します。
簡単なフォーム設定、ストア運用を見越した多彩なオプション設定

フォームの設定は作成したメタフィールド候補の中から選択するだけ。項目の必須化や、細かな編集権限、表示・非表示などストア運用を見越した多彩なオプションから設定が可能です。
Shopify Flowのトリガーを利用して、拡張性の高い仕組みを構築

お客様のデータ送信を起点に専用のFlow Triggerが動作することで、運用の最適化や、外部システム連携など拡張性のあるストア運用が可能です。フォームからメタフィールドを記入してくれたお客様に、クーポンなどのインセンティブを配布したり、記念日を登録して記念日前にギフトの提案を行ったりと、ストアに合わせて多彩な施策が可能となります。
詳しくはベストプラクティスをご参照ください。
メール・SMSマーケティングステータスをプロフィールページから更新可能

メールの購読解除は、配信されるメールの購読解除でのみ変更が可能ですが、そのステータスをプロフィールページからお客様自身で編集できる拡張機能を提供しています。国内のWebサービスはメルマガ解除をマイページに設定していることが多く、その習慣を踏襲することが可能です。またメルマガ解除方法がわからないことで生じる迷惑メール報告や、CS業務の負荷を減らすことが可能です。
こんな企業・ストアにおすすめ
- お客様のデータを活用しながらデータドリブンにマーケティングを実施されたい事業者様
- Shopifyにデータを蓄積し、外部システムに連携されたい事業者様
- お客様アカウントを"以前のバージョン"から"お客様アカウント(おすすめ)"に移行した、もしくは移行される事業者
- サンキューページ・注文状況ページのアップグレードに対応された、もしくは対応される予定の事業者様
AL CustomerMetaSyncのおすすめ機能
メタフィールドの取得

「プロフィールページ」「サンキューページ」「注文状況ページ」と複数のタッチポイントでお客様のメタフィールドデータを取得可能です。
メタフィールドデータを取得するために設定するフォームは、複数のページに共通してご使用いただくことができます。
Shopify Flowと連携して拡張性の高い構成へ

2025年9月現在、ShopifyのFlow Triggerにはメタフィールドのデータが更新されたら発火するというトリガーが存在しません。AL CustomerMetaSyncのFlow Triggerでは、お客様が各画面(プロフィール、サンキュー、注文状況)でメタフィールドデータを送信したことで、Flowを開始できます。
安心の日本語サポート

AL CustomerMetaSyncは日本語でご利用いただけます。言語はShopifyの言語設定に合わせており、Shopifyで設定言語を日本語にしていただくと、アプリも自動的に日本語に切り替わります。世界各国でもご使用いただけるよう、日本語以外で管理画面を開いている事業者様の画面では英語表示となるように設定しております。
ノーコードで設定可能

メタフィールドデータを取得するために作成したフォームブロックは、Shopifyの「プロフィール」「サンキュー」「注文状況」からBlock IDを呼び出すだけで反映されます。
AL CustomerMetaSyncの料金プラン
スタンダードプラン:月額9ドル
AL CustomerMetaSyncのセットアップ方法
ステップ1:インストール・プランの有効化

アプリのインストール後、プランを管理から、月額・年額プランから選択しプランを承認してください。
7日間無料でお試しいただけます。パートナーフレンドリーアプリのため、Shopify Partnerの方は無料でご使用いただけます。
ステップ2:お客様のメタフィールドを定義する

お客様のメタフィールドデータを保存する、定義を作成しましょう。
Shopify管理画面から 設定 > メタフィールドおよびメタオブジェクト > お客様 と進み、定義を追加するを選択します。
※すでに活用したいメタフィールドの定義が存在する場合、この手順はスキップください。
AL CustomerMetaSyncを使用して取得できるデータは
- 単一行テキスト(テキスト入力)
- 単一選択(単一選択プルダウン)
- 複数選択(複数選択プルダウン)
- オンオフ切替
以上の4つが存在します。どのデータ型を採用するかの詳細は、公式ドキュメント: メタフィールドを作成しようをご確認ください。
ステップ3:フォームブロックの作成

ステップ2で作成したメタフィールドの定義を、AL CustomerMetaSyncで作成するフォームブロックのフィールドと紐付けていきます。
アプリのホームページもしくはブロックページから、フォームブロックを作成するをクリックしましょう。
フォーム名を記入後、フィールドを(単一行テキスト、単一選択、複数選択、オンオフ切替)から選択し、フォームフィールド、リンクするメタフィールド、各種オプションを設定しましょう。
作成したフィールドは保存を押すとBlock IDが生成されます。
ステップ4:フォームブロックの反映

「プロフィールページ」「サンキューページ」「注文状況ページ」のいずれか、もしくは複数のページで作成したフォームブロックを反映します。
オンラインストア > テーマ > カスタマイズ > チェックアウトとお客様アカウント
または
設定 > チェックアウト > カスタマイズ
または
アプリ > Al CustomerMetaSync > ブロック > 作成したフォームブロックをプロフィール、サンキュー、注文状況ページに設置する
からカスタマイズページを開きます。
カスタマイズページが開くと、アプリ、AL CustomerMetaSync > Customer Metafield Collectorを選択し、設置したいページを「プロフィールページ」「サンキューページ」「注文状況ページ」の中から選択します。
最後にステップ3で生成された、Block IDを設定すると、フォームが反映されるようになります。
アプリ開発のストーリー・裏側
アプリを開発したきっかけは?
お客様のパーソナルデータを適切に取得、活用することで、お客様はストアからケアされていると感じます。その結果、ケアしてくれるストアに対して、よりパーソナルデータを預けようとする正のスパイラルが発生します。その鍵がShopifyのメタフィールドであると感じていました。
元からお客様のメタフィールドを取得するアプリはありましたが、Shopifyのアップデートに対応して、Flowを通じて、他のサービスとシームレスに繋がることができれば、より良いユーザー体験が提供できると思い、AL CustomerMetaSyncを開発しました。
アプリ開発で一番印象に残ったこと
最初はプロフィールページのみでメタフィールドデータを取得・編集できる仕様で開発をしていましたが、サンキューページでもメタフィールドデータを取得できると面白いかなと思い、機能として作成しました。その結果、メタフィールドデータの送信はサンキューページがプロフィールページに比べ4倍以上あり、驚きました。いかにユーザー行動を正しく捉えることが大切か理解できた瞬間でした。
アプリ開発で苦労したこと
開発での苦労はありませんが、導入の認知ハードルは感じています。
まず、メタフィールドは何ですか?という事業者様も多く、メタフィールドを取得している事業者様でも、適切にそのデータを活用されているケースは限られます。その辺りはベストプラクティスの例を増やすなどして啓蒙活動が必要だと感じています。
アプリ開発で最も力を入れていること
Shopifyの向かう方向に足並みを揃えることです。
日本ではお客様アカウントが以前のバージョンが殆どを占めますが、AL CustomerMetaSyncは以前のバージョンに対応しないことにしました。Shopifyが向かう方向に足並みを揃えることが、SaaSの構成で一番費用対効果が良く、消費者にとって利便性が上がると確信しているからです。
アプリの今後の展開や挑戦したいこと
ベストプラクティスの事例を増やすことです。
メタフィールドの定義は自由度が高く、どのようなデータを取得するかは事業者様の設計次第です。
導入いただいたストアの事例を集めながら、効果のある使用方法などのユースケースを取り上げ、ベストプラクティスのページにまとめていきます。
その他、よくある質問
問い合わせや導入サポートはありますか?
まずは、初期設定、よくあるご質問をご確認くださいませ。
技術的な質問や、Shopify Flowを用いて高度なオートメーションを作成されたい場合などは、順次ご案内いたしますので。以下のメールアドレスにご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ:info@o-alquimista.com
途中でプランの変更はできますか?
1プランのため、プランの変更はございませんが、契約期間を変更することは管理画面上から可能です。
連携可能なShopifyアプリやサービスはありますか?
ネイティブに連携しているアプリはありません。
しかしShopify FlowのTriggerが存在するため、Shopify上でアクションを提供している多くのアプリに接続可能です。
例) Klaviyo, Dotdigitl, CRM PLUS on LINE, StoreCRM, など
導入事例などありますか?

バイク用ジーンズ販売数【日本一】のバイク業界最注目のブランドであるBLUE MONSTER CLOTHING(ブルーモンスタークロージング)や、デザイン缶で有名な全身に使える保湿クリーム|スチームクリーム公式オンラインストアなどでご利用いただいております。
BLUE MONSTER CLOTHINGではライダーがお持ちのバイク情報を取得し、製品開発や特定のセグメントに対してマーケティング活動を行っています。
スチームクリーム公式オンラインストアでは、取得した誕生日データを、外部システム(Loyality Lion)に連携することで、お客様から取得する情報の接点を増やし、シームレスにサービス間でデータを共有しています。
最後に
AL CustomerMetaSyncはShopifyが持っているメタフィールドという本来の機能を、ブリッジするアプリです。お客様が送信するデータは全てShopifyに蓄積されます。アプリの思想としてShopifyをHubに据えることを意識しています。
Shopifyにデータがあれば、CMSなど外部の連携ツールを変更したとして、シームレスに移行が可能です。弊社はShopifyの運用保守も事業として行っており、どのような構成になると、事業者にとってもお客様にとってもメリットがあるかを構成レベルで考慮してアプリを開発しております。