「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前、入荷待ちなどのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。
自身のShopifyストアに驚くほど簡単に予約販売を実現し、無制限での予約商品を登録および無制限で予約注文を受け付けることが可能です。また、予約商品と通常商品を同時に注文させないように制限したり、入荷時期が未定な場合は再入荷通知も可能です。
他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。引用元: RuffRuff 予約販売
Shopifyサイトを運営していく中で、「メタフィールド」について一度は耳にする機会があると思います。また、最近ではコンテンツプラットフォーム(メタオブジェクト)も一部ストアで随時利用できるようになってきおり、そろそろメタフィールドについて学びたいと思ってきているのではないのでしょうか。
この記事では、「そもそも、Shopifyのメタフィールドって何?」「メタフィールドの使い方がわからない」「新しく出てきたメタオブジェクトって何?」という方を対象にメタフィールドについて解説し、メタフィールドを扱うのにおすすめのShopifyアプリも紹介したいと思います。
メタフィールド(Metafields)とは
メタフィールド(Metafields)とは、Shopifyのデフォルトで設定できる情報とは別に情報を付加したい場合に、付加したい情報の定義設定及び追加できる仕組みのことです。
メタフィールドで設定した付加情報(付加データ)のことは、「〇〇のメタフィールドの値」や「〇〇のメタフィールドのデータ」と呼んだり、「〇〇のメタフィールド」と略して呼ぶ事が多いです。
メタフィールドの具体的な利用例として、食料品に賞味期限を表示させたい場合やNB商品にメーカー希望小売価格を表示させたい場合、医薬品に使用期限を表示させたい場合などに、Shopifyではデフォルトで設定できないような情報をメタフィールドを利用して対応Shopifyストアもあります。
メタオブジェクト(Metaobjects)とは?
メタオブジェクト(Metaobjects)とは、フィールドを複数まとめたデータ(構造化データ)として定義し、設定できる仕組みのことを指します。
メタオブジェクトの具体的な利用例として、ブログ記事に著者のプロフィール情報を出したい場合に著者プロフィールというオブジェクトを作成し、そのオブジェクトに著者名やアイコン画像、プロフィール情報、SNSリンクなどのメタフィールドを構造化データとして定義し、実際の著者情報(エントリーデータ)を登録することで、著者プロフィールを各ブログ記事から呼び出すことが可能になります。
下記の記事では、ブログ記事で著者情報を出すメリットや著者情報を出す方法を紹介しています。ご参考にしてください。
Shopifyのブログ記事に著者情報を出す方法|著者情報のメリットも解説
メタオブジェクトを利用した日本初のShopifyアプリ?
「RuffRuff 予約販売」というShopifyストアで予約販売を可能にするShopifyアプリのベータ版をリリースしました!「RuffRuff 予約販売」はメタオブジェクトを利用して構築されたおそらく日本初のShopifyアプリです。現在、先行利用したいストア様を募集しています。ご興味がある方は是非、エントリーをお願いします。
予約販売が簡単に導入できるShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」のβ版をリリースしました🚀
— Tsun|Shopifyのサポート犬 (@tsun_ec) March 1, 2023
現在、先行利用したいストア様の2次募集を開始しています🌟
おそらく日本で初めてメタオブジェクトを利用したShopifyアプリです🤩🤩#Shopify#Shopifyapp#Shopifyアプリhttps://t.co/DoRoCGU1bM
メタフィールドの使用方法
ここでは、メタフィールドを定義し商品ページに表示するまでの流れを紹介します。
具体例として、メタフィールドを利用して商品ページに「メーカー希望小売価格」を表示するまでの流れを紹介します。
1.設定からメタフィールドの定義を追加する
- 設定 > メタフィールド > 商品 の順に移動
- 「定義を追加する」をクリック
- 「名前」や「ネームスペースとキー」を入力
※ 今回は「名前」に「メーカー希望小売価格」、「ネームスペースとキー」に「custom.suggested_retail_price」と入力しておきます - 「タイプを選択する」をクリックし、データのタイプを選択
今回は価格のため「整数」を選択します - 「オプションを利用」セクション内のストアフロントにチェックを付ける
- 「保存」をクリック
2.商品にメタフィールド情報を登録する
- 商品管理から「メーカー希望小売価格」のメタフィールドデータを登録したい商品選択
- 商品編集画面の最下部に表示されているメタフィールドセクションの「メーカー希望小売価格」に金額を入力
- 「保存」をクリック
3.テーマエディタ(商品テンプレート)でメタフィールドを呼び出す
- オンラインストア>テーマの順に移動
- 「メーカー希望小売価格」を追加したいテーマの「カスタマイズ」をクリック
- テーマエディタの最上部にあるセレクトボックスから「商品」テンプレートを選択
- 「メーカー希望小売価格」を挿入したい箇所にブロックを追加
- 追加したブロックを選択し、「動的ソースを挿入」をクリック
- 挿入するデータの中から「メーカー希望小売価格」を選択
- 「保存」をクリック
メタフィールドの一括編集におすすめのShopifyアプリ
メタフィールドの一括編集におすすめのShopifyアプリは下記になります。
- Matrixify
- Metafield Guru
それぞれ詳しく紹介していきます。
Matrixify
商品やブログ記事などShopify上のあらゆるデータをエクスポートしたり、インポート機能を利用して、データを一括編集することが出来るShopifyアプリです。
多くの商品を取り扱っていたり、多くのコンテンツを所有しているShopifyサイトには導入するのをおすすめします。
無料プランで、1回あたり10件のインポート・エクスポートが可能ですので、まずは一度お試しください。
引用元:https://tsun.ec/blogs/articles/42
料金: 無料〜
※1回あたり10件のインポート・エクスポートまで無料です。もっとインポート・エクスポートを行いたい場合は有料になりますので、詳しくはShopifyアプリストアの価格設定をご確認ください。
下記の記事ではMatrixifyの機能やデータエクスポート手順について説明していますので、ご参考になさってください。
Shopifyデータをインポート&エクスポートする「Matrixify(旧:Excelify)」とは?
Metafields Guru
Shopifyの管理画面でデフォルトで管理できる情報とは別に任意で管理したい情報を管理できる機能および、その任意の情報をMetafield(メタフィールド)と呼びます。
Metafields GuruはMetafildを一括修正できるアプリになります。
料金: 無料〜
※1000クレジット(クレジット=Metafields Guruの定義した作業の単位)まで無料です。もっと作業したい場合は有料になりますので、詳しくはShopifyアプリストアの価格設定をご確認ください。
【番外編】メタフィールドをGraphQLを使って一括更新する方法
Shopifyアプリを入れずに、メタフィールドを一括で更新したい方もいると思います。下記の記事でGraphQL APIを利用してメタフィールドを一括更新する方法を解説していますので、ご参考になさってください。
ShopifyのMetafieldsをGraphQL APIで一括更新する
最後に
下記の記事ではメタフィールド関連のShopifyアプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。