2024年5月から、Shopifyでは円建ての固定の月額使用料が適用になりました。最近の円安のご時世で、為替レートに影響されることなく固定で支払いができるのは嬉しいですよね。
しかし、2024年5月以前からShopifyを運用されていた方は要注意!円建て料金が適用されてからShopifyを契約された方は基本的には円建て料金が自動で適用されますが、適用前からShopifyを運用されていた方は管理画面で設定が必要になります。
この記事では、Shopifyプランの円払い請求の具体的な設定方法、円払いとドル払いでどれくらいの差があるかを詳しく解説します。ドル払いに心当たりのあるストア運営者は今すぐ確認しましょう。
下記のブログ記事ではShopifyプランの違いについて紹介しています。ご参考にしてください。
【徹底比較】Shopifyの料金プランの選び方|費用・手数料・決済方法の違いについて
Shopifyは円払いとドル払いでどれくらい差がでる?
Shopifyのプラン
プラン | 円払い月額使用料(月払) | 円払い月額使用料(年払) | 米ドル払い月額使用料 |
---|---|---|---|
Basic | 4,850円 | 3,650円 | $33 |
Shopify | 13,500円 | 10,100円 | $92 |
Advanced | 58,500円 | 44,000円 | $399 |
2024年11月19日現在、1 アメリカ合衆国ドルは154.02円です。この為替レートで計算すると、円払いとドル払いで月額使用料に以下のような差がでます。
プラン | 円払い(月払) | 米ドル払い(月払) | 円払い(年払) | 米ドル払い(年払) |
---|---|---|---|---|
Basic | 4,850円 | 5,082円($33) | 43,800円 | 46,206円($300) |
Shopify | 13,500円 | 14,169円($92) | 121,200円 | 127,528円($828) |
Advanced | 58,500円 | 61,453円($399) | 528,000円 | 552,623円($3,588) |
上記表からすべてのプランで円払いの方が安くなっていることがわかります。一年間で換算すると、それぞれの差額は以下の通りです。
プラン | 一年間の差額(月払) | 一年間の差額(年払) |
---|---|---|
Basic | 2,784円 | 2,406円 |
Shopify | 8,028円 | 6,328円 |
Advanced | 35,436円 | 24,623円 |
現在のShopifyの料金プランにおいて、為替レートが 1ドル = 146円以上であれば、日本円払いのほうがお得といえます。(Basicプランで算出)
なお、ShopifyPlusは円建て料金の対象外となります。
日本円払い設定にするときの注意
Shopify管理画面で請求通貨を日本円に設定した場合、設定以降のすべての請求書が日本円換算で発行されます。
Shopifyから請求される料金の中には、為替レートの両替手数料が発生するものもあるため、テーマやアプリにコストがかかっている場合は両替手数料がかかることも頭にいれておきましょう。
両替手数料が発生しない料金
Shopifyの月額使用料
両替手数料が発生する料金
以下の料金については、米ドルから日本円に変換されてから請求されるため、1.5%の両替手数料が請求に含まれます。
- アプリ料金 (一回限りの手数料、使用料、サブスクリプション料金)
- Shopify POSサブスクリプション
- テーマ
- ドメイン
- 配送ラベル
- 外部サービス取引手数料
請求の為替レートは最新の為替情報に基づいて計算され、各請求のレートについては管理画面で確認することが可能です。
Shopifyの円払い請求の設定方法
1.Shopify管理画面>請求情報から「請求プロファイル」をクリックする。
2.通貨セクションの「管理」をクリックする。
3.「通貨を変更する」でJPY(日本円)を設定する。
4.請求プロファイルの「住所と通貨」が変更されていることを確認する。
Shopifyの情報をアップデートして効率よく運用しましょう
Shopifyは常によりよいプラットフォームになるべく機能や情報、管理画面などのアップデートが頻繁に行われています。各種情報はShopify公式のヘルプセンターでも更新されていくので、気になる情報や設定は常にキャッチできる体制を整えることをおすすめします。 TsunメディアではShopifyやECストアに関する最新情報を届けてまいります!