ShopifyでLINE連携会員限定販売を実施する方法|おすすめアプリも紹介

ShopifyでLINE連携会員限定販売を実施する方法|おすすめアプリも紹介

みなさんはご自身のShopifyストアでLINE連携した会員(以降、LINE連携会員)向けに何か特別な施策は行っていますか?本記事ではLINE連携会員に限定販売したり、限定セールを可能にするおすすめのShopifyアプリを紹介します。また、アプリを利用したLINE連携会員限定販売やLINE連携会員限定セールなどの設定事例もご紹介します。

LINEを活用するメリット

Shopifyストアを運営していく中で、LINEを活用するメリットは下記になります。

  • 幅広い世代にアプローチできる
  • 様々な種類のメッセージ配信ができる
  • 様々な種類のデータを収集できる
  • 問い合わせ対応の効率化ができる
  • 1対1のコミュニケーションができる
  • お知らせやクーポンを一斉配信できる

それぞれのメリットに関して詳しい解説は、下記の記事をご参考にしてください。

ShopifyでLINEを活用しよう!LINEのメリットやShopifyアプリも紹介

LINE連携会員向けに限定販売を実施するメリット

LINE連携会員向けに限定販売を実施し、購入できる人を限定することで「私しか入手できない」「私しかお得に買えない」状態を作ることができ、消費者の購買意欲を刺激するメリットを期待できます。また、LINE連携数を増やす効果も期待できます。

LINE連携会員限定販売におすすめのShopifyアプリ

LINE連携には「Lipify」を活用し、限定販売には「RuffRuff 予約販売」を活用することで、LINE連携会員向けに限定販売や限定セールを実施することができます。

Lipify(LINE連携アプリ)

Lipify(LINE連携アプリ)|Shopifyアプリストア
出典:Lipify|Shopifyアプリストア
 
アプリを見る

LipifyはShopifyストアとLINEを連携し、Shopifyストアの購買履歴や行動、登録情報などに応じてLINEメッセージを配信できるShopifyアプリです。

国内産のShopifyアプリのため全て日本語で対応しており、Shopify Flowと組み合わせることでLINE会員向けにステップ配信も可能になります。

Lipifyを利用してLINE連携されたShopifyの会員には「lipify_cp」という顧客がタグが自動で付与されます。また、店頭でID連携した会員には、「lipify_cp」だけでなく「lipify_offline」という顧客タグが自動で付与されます。

RuffRuff 予約販売

アプリを見る

デモページを見る

「RuffRuff 予約販売」はShopifyストアで簡単に予約販売を実現できるShopifyアプリです。本アプリを上手く活用することで「期間限定販売」や「期間限定セール」、「発売前予告」、「繰り返し販売」、「会員限定セール」、「VIP会員限定販売」、「後払い」などの様々な販売も可能です。

他の予約販売アプリにはない商品出荷前に支払回収できる「後払い」機能などのユニークな機能もたくさん存在します。

スピード、使いやすさ、安心性などの基準を満たしたShopify公式の最高品質アプリの証「Built for Shopify」も獲得しています。

RuffRuff 予約販売には特定の顧客タグがついた会員のみに限定販売や限定セールを実施できる機能があります。Lipifyが自動で付与する「lipify_cp」の顧客タグを活用することで、簡単にLINE連携会員向けの限定販売や限定セールを実施することができます。

ShopifyでLINE連携会員限定販売を行う方法

LINE連携会員限定販売

前述の通り、Lipifyを利用してLINE連携したShopifyの会員には「lipify_cp」という顧客タグが自動で付与されます。

また、RuffRuff 予約販売には特定の顧客タグがついた会員のみに限定販売を実施できる機能があります。

そんため、2つのアプリを併用することで簡単にLINE連携した会員向けに限定販売を実施できます。

アウトプット

本章で紹介する設定方法を行うことでLINE連携会員とそれ以外の場合で、商品ページは下記の状態となります。

LINE連携会員の場合(lipify_cpタグの付いた会員)

  • カートボタンは押せる状態
  • カートボタンの文言は「カートに追加する」

未会員またはLINE連携会員以外の場合

  • カートボタンは押せない状態
  • カートボタンの文言は「ご購入いただけません」
  • カートボタンの下にLINE連携会員限定商品である旨のメッセージを表示

設定方法

本設定は既にLipifyを導入しており、RuffRuff 予約販売の初期セットアップが完了している方向けになります。

設定方法は下記2ステップです。

  • (ステップ1)LINE連携会員限定販売用の予約販売ルールを作成
  • (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

それぞれ詳しく説明します。

(ステップ1)LINE連携会員限定販売用の予約販売ルールを作成

まずは、LINE連携会員限定販売用の予約販売ルールを作成します。

【予約販売ルール作成手順】

手順1.左メニューの「予約販売ルール一覧」をクリック

手順1.左メニューの「予約販売ルール一覧」をクリック

手順2.予約販売ルール一覧ページより「ルールを作成」をクリック

手順3.「条件設定」セクションの、顧客タグに「lipify_cp」を設定

手順3.「条件設定」セクションの、顧客タグに「lipify_cp」を設定

(設定値の具体例)

  • アカウントを登録している人のみに販売する:チェックを付ける
  • 顧客タグ:「lipify_cp」を追加

手順4.「アクション(予約販売時)」セクションにて、LINE会員の場合のアクションを設定

手順4.「アクション(予約販売時)」セクションにて、LINE会員の場合のアクションを設定

    (設定値の具体例)

    • カートテキスト:カートに追加する

    手順5.「アクション(条件外)」セクションに、LINE会員以外の場合のアクションを設定

    手順5.「アクション(条件外)」セクションにて、LINE連携会員以外の場合のアクションを設定

    (設定値の具体例)

    • カートボタンの状態:カートボタンは表示するが、押せないようにする
    • カートボタンのテキスト:ご購入いただけません
    • 商品メッセージ:この商品はLINE連携会員限定の商品です。お買い求めの場合はLINE連携会員である必要があります。まずは、「会員登録」または「ログイン」をお願いします。

    手順6.画面右上の「保存」をクリックする

    (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

    「(ステップ1)LINE連携会員限定販売用の予約販売ルールを作成」で作成した予約販売ルールをLINE連携会員限定販売を実施したい商品に適用してください。

    【ルール適用の手順】

    (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

    手順1.LINE連携会員限定販売を実施したい商品にチェックをつける

    手順2.「ルールを適用」をクリック

    手順3.表示されたダイアログから、ステップ1で作成した予約販売ルールを選択する

    手順4.「適用」をクリック

    トラブルシューティング

    上記の設定をしても、上手く動かない場合は下記のヘルプページをご参考にしてください。

    トラブルシューティング一覧|RuffRuff 予約販売 ヘルプセンター

    デモ商品はこちら

    下記はLINE連携会員限定販売を実施しているデモ商品です。ぜひ一度触ってみたください。

    [デモ]LINE連携会員限定販売

    ShopifyでLINE連携会員限定セールを行う方法

    LINE連携会員限定セール

    LINE連携会員にだけ商品を割引価格で販売したいケースがあるかと思います。そのような時もRuffRuff予約販売を利用することで簡単に実現することができます。

    下記で紹介する設定方法を行うことで会員とそれ以外の場合で、商品ページは下記の状態となります。

    アウトプット

    本章で紹介する設定方法を行うことでLINE連携会員とそれ以外の場合で、商品ページは下記の状態となります。

    LINE連携会員の場合(lipify_cpタグの付いた会員)

    • カートボタンは押せる状態
    • カートボタンの文言は「カートに追加する」
    • 商品価格が10%OFFになる

    未会員またはLINE連携会員以外の場合

    • カートボタンは押せない状態
    • カートボタンの文言は「LINE連携会員以外はご購入いただけません」
    • カートボタンの下にLINE連携会員向けの商品である旨のメッセージを表示

    設定方法

    本設定は既にLipifyを導入しており、RuffRuff 予約販売の初期セットアップが完了している方向けになります。

    設定方法は下記2ステップです。

    • (ステップ1)LINE連携会員限定セール用の予約販売ルールを作成
    • (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

    それぞれ詳しく説明します。

    (ステップ1)LINE連携会員限定セール用の予約販売ルールを作成

    まずは、LINE連携会員限定セール用の予約販売ルールを作成します。

    【予約販売ルール作成手順】

    手順1. 左メニューの「予約販売ルール一覧」をクリック

    手順1. 左メニューの「予約販売ルール一覧」をクリック

    手順2. 予約販売ルール一覧ページより「ルールを作成」をクリック

    手順3.「条件設定」セクションの、顧客タグに「lipify_cp」を設定

    手順3.「条件設定」セクションの、顧客タグに「lipify_cp」を設定

    (設定値の具体例)

    • アカウントを登録している人のみに販売する:チェックを付ける
    • 顧客タグ:「lipify_cp」を追加

    手順4.「アクション(予約販売時)」セクションにて、LINE会員の場合のアクションを設定

    手順4.「アクション(予約販売時)」セクションにて、LINE会員の場合のアクションを設定

    (設定値の具体例)

    • カートテキスト:カートに追加する

    手順5.「アクション(条件外)」セクションにて、LINE連携会員以外の場合のアクションを設定

    手順5.「アクション(条件外)」セクションにて、LINE連携会員以外の場合のアクションを設定

    (設定値の具体例)

    • カートボタンの状態:カートボタンは表示するが、押せないようにする
    • カートボタンのテキスト:ご購入いただけません
    • 商品メッセージ:この商品はLINE連携会員限定の商品です。お買い求めの場合はLINE連携会員である必要があります。まずは、「会員登録」または「ログイン」をお願いします。

    手順6.購入オプションセクションにて、割引を設定する

    手順6.購入オプションセクションにて、割引を設定する

    (設定値の具体例)

    • 購入オプションを有効にする:チェックを付ける
    • 予約販売プランの名前:LINE会員限定 10%OFF
    • 予約販売プランの説明:LINE会員限定で10%OFFでご購入いただけます。
    • ティスカウトの値:割引率を選択し、10%を入力

    手順7. 画面右上の「保存」をクリックする

    (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

    「(ステップ1)LINE連携会員限定販売用の予約販売ルールを作成」で作成した予約販売ルールをLINE連携会員限定販売を実施したい商品に適用してください。

    【ルール適用の手順】

    (ステップ2)ステップ1で作成したルールを商品へ適用する

    手順1.LINE連携会員限定セールを実施したい商品にチェックをつける

    手順2.「ルールを適用」をクリック

    手順3.表示されたダイアログから、ステップ1で作成した予約販売ルールを選択する

    手順4.「適用」をクリック

    トラブルシューティング

    上記の設定をしても、上手く動かない場合は下記のヘルプページをご参考にしてください。

    トラブルシューティング一覧|RuffRuff 予約販売 ヘルプセンター

    デモ商品はこちら

    下記はLINE連携会員限定販売を実施しているデモ商品です。ぜひ一度触ってみたください。

    [デモ]LINE連携会員限定セール

    最後に

    いかがでしょうか。LipifyとRuffRuff 予約販売を併用することで、簡単にLINE連携会員限定販売を実施できます。

    これからLINE連携機能を導入したい人や既にLipfyを利用している方は、ぜひお試しください!

    RuffRuff 予約販売はLINE連携会員限定販売だけでなく、予約販売や発売予告、期間限定販売、再入荷通知の受付など様々な販売が可能です。

    下記の記事では、RuffRuff 予約販売を利用したカートボタン(購入ボタン)のカスタマイズ事例をご紹介しています。ご参考にしてください。

    Shopifyの購入ボタン(カートボタン)をカスタマイズして様々な販売を行う方法|Shopifyアプリもご紹介

    また、下記の記事では、RuffRuff 予約販売を利用した期間限定販売や期間限定セールの事例をご紹介しています。ご参考にしてください。

    Shopifyで期間限定販売や期間限定セールを行う方法

    最後に、下記の記事では会員限定販売以外にShopifyで購入制限を行う方法を紹介しています。ご参考にしてください。

    Shopifyで購入制限|年齢や個数、地域、期間、会員で販売制限する方法

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    • RuffRuff 予約販売

      💎 Built for Shopify

      Shopifyストアに予約販売機能を簡単に導入できるShopifyアプリ

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    • RuffRuff 注文制限

      Shopifyストアで販売個数制限を簡単に実施できるShopifyアプリ

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    • RuffRuff 販売期間

      Shopifyストアで発売予告や期間限定販売を簡単に実施できるShopifyアプリ

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    • RuffRuff 目次作成|Shopifyアプリ

      RuffRuff 目次作成

      💎 Built for Shopify

      Shopifyのコンテンツに自動で目次を表示するShopifyアプリ

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    • RuffRuff タグ一覧|Shopifyアプリ

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    • RuffRuff 著者情報|Shopifyアプリ

      RuffRuff 著者情報

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    • Shopifyで顧客タグを活用しよう!顧客タグの設定方法や活用方法をご紹介

      Shopifyで顧客タグを活用しよう!顧客タグの設定方法や活用方法をご紹介

      Tsunライターチーム

      Shopifyで運営するECサイトにおいて、顧客タグは非常に便利な機能の1つです。顧客タグを活用することで、顧客を特定のグループに分類し、そのグループに対して特別な販売施策を実施することができます。 本記事では顧客タグの設定方法や活用方法、おすすめのShopifyアプリを紹介してます。 これからShopifyで顧客タグを活用しようと考えている方はもちろん、すでに顧客タグを使っているけれど活用方法に悩んでいる方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。 顧客タグではなく、商品やブログ記事のタグ活用については下記のブログ記事をご参考にしてください。 Shopifyのタグを活用するメリット|タグ一覧を表示する方法 Shopifyの顧客タグとは? 顧客タグは、Shopifyストアの顧客管理機能の一部で、Shopifyオーナーが顧客を特定のグループやカテゴリに分類するために使用するラベルです。顧客タグを使用することで、顧客を簡単に整理し、特定のニーズに合わせたマーケティングやプロモーションを行うことができます。 Shopifyヘルプセンター内には「お客様タグ」と表現している箇所もありますが、「顧客タグ」と同義となります。 顧客タグを活用するメリット セグメントできる 顧客を特定のグループに分けることで、マーケティングキャンペーンやプロモーションをターゲットしやすくなります。例えば、「VIP顧客」や「新規顧客」などのタグを使って、それぞれに適したメールマーケティングを行うことができます。 パーソナライズに活用できる 顧客の購買行動や好みに基づいてタグを設定することで、顧客が興味ありそうな商品のレコメンドなどよりパーソナライズされたショッピング体験を提供できます。例えば、特定の製品カテゴリに興味がある顧客に「興味:ファッション」といったタグを付けることができます。 自動化や効率化ができる 顧客タグを利用して、特定のタグが付いた顧客に自動的に割引や特典を適用することができます。また、特定のタグが付いた顧客だけに会員限定販売を実施することも出来ます。これにより、顧客満足度を高めながら効率的に運営を行うことが可能です。 分析に活かせる 顧客タグ別にデータを分析することで、どのセグメントが最も売上に貢献しているかや、どのマーケティング戦略が効果的であるかを理解するのに役立ちます。 顧客タグの活用例 セグメントする Shopify純正のセグメント機能を利用することで、特定の顧客タグがついた会員のみを抽出することが出来ます。 メルマガ配信する 前述のセグメント機能とShopifyメールを組み合わせることで、特定の顧客タグがついた会員に対して、メルマガを配信することが出来ます。 会員ランクを付与する Shopifyのセグメント機能や会員ランクアプリを利用することで、特定条件を満たした会員に対して「シルバー」や「ゴールド」などの顧客タグを設定することが出来ます。 下記のブログ記事では会員ランク制度の導入メリットや顧客に会員ランクを設定する方法、おすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyの会員ランクアプリ4選|会員ランク制度のメリット・デメリット VIP会員限定に商品を販売する 顧客タグとShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」を活用することで、VIP会員(VIPタグの付いた会員の場合)だけに商品を販売することが出来ます。 詳しい設定方法は下記のブログ記事もご参考にしてください。...

      Shopifyで顧客タグを活用しよう!顧客タグの設定方法や活用方法をご紹介

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      Shopifyで運営するECサイトにおいて、顧客タグは非常に便利な機能の1つです。顧客タグを活用することで、顧客を特定のグループに分類し、そのグループに対して特別な販売施策を実施することができます。 本記事では顧客タグの設定方法や活用方法、おすすめのShopifyアプリを紹介してます。 これからShopifyで顧客タグを活用しようと考えている方はもちろん、すでに顧客タグを使っているけれど活用方法に悩んでいる方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。 顧客タグではなく、商品やブログ記事のタグ活用については下記のブログ記事をご参考にしてください。 Shopifyのタグを活用するメリット|タグ一覧を表示する方法 Shopifyの顧客タグとは? 顧客タグは、Shopifyストアの顧客管理機能の一部で、Shopifyオーナーが顧客を特定のグループやカテゴリに分類するために使用するラベルです。顧客タグを使用することで、顧客を簡単に整理し、特定のニーズに合わせたマーケティングやプロモーションを行うことができます。 Shopifyヘルプセンター内には「お客様タグ」と表現している箇所もありますが、「顧客タグ」と同義となります。 顧客タグを活用するメリット セグメントできる 顧客を特定のグループに分けることで、マーケティングキャンペーンやプロモーションをターゲットしやすくなります。例えば、「VIP顧客」や「新規顧客」などのタグを使って、それぞれに適したメールマーケティングを行うことができます。 パーソナライズに活用できる 顧客の購買行動や好みに基づいてタグを設定することで、顧客が興味ありそうな商品のレコメンドなどよりパーソナライズされたショッピング体験を提供できます。例えば、特定の製品カテゴリに興味がある顧客に「興味:ファッション」といったタグを付けることができます。 自動化や効率化ができる 顧客タグを利用して、特定のタグが付いた顧客に自動的に割引や特典を適用することができます。また、特定のタグが付いた顧客だけに会員限定販売を実施することも出来ます。これにより、顧客満足度を高めながら効率的に運営を行うことが可能です。 分析に活かせる 顧客タグ別にデータを分析することで、どのセグメントが最も売上に貢献しているかや、どのマーケティング戦略が効果的であるかを理解するのに役立ちます。 顧客タグの活用例 セグメントする Shopify純正のセグメント機能を利用することで、特定の顧客タグがついた会員のみを抽出することが出来ます。 メルマガ配信する 前述のセグメント機能とShopifyメールを組み合わせることで、特定の顧客タグがついた会員に対して、メルマガを配信することが出来ます。 会員ランクを付与する Shopifyのセグメント機能や会員ランクアプリを利用することで、特定条件を満たした会員に対して「シルバー」や「ゴールド」などの顧客タグを設定することが出来ます。 下記のブログ記事では会員ランク制度の導入メリットや顧客に会員ランクを設定する方法、おすすめのShopifyアプリを紹介しています。ご参考にしてください。 Shopifyの会員ランクアプリ4選|会員ランク制度のメリット・デメリット VIP会員限定に商品を販売する 顧客タグとShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」を活用することで、VIP会員(VIPタグの付いた会員の場合)だけに商品を販売することが出来ます。 詳しい設定方法は下記のブログ記事もご参考にしてください。...

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    • SEOのメリット・デメリット|Shopifyで出来るSEO対策やアプリも紹介 Tsun Inc.

      Shopifyで出来るSEO対策|SEOの基本やメリット、おすすめSEO対策アプリも紹介

      Tsunライターチーム

      ShopifyストアのSEOを強化し、検索ランキングを上げるための基本戦略、メリットとデメリット、おすすめアプリまで詳しく解説。あなたのビジネスを次のレベルへと導きます。

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    • Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

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      Tsunライターチーム

      みなさんはご自身のShopifyストアで代引き決済を導入していますか? 本記事では代引き決済のメリットやデメリット、設定方法などをご紹介します。 代引き決済とは? 代引き決済とは「代金引換決済」の略で、商品の配達時に配達員に代金を支払う決済方法です。代引き決済はクレジットカードを所有していないユーザーでも商品を購入できるメリットがある一方で、代引き手数料が発生するデメリットもあります。 代引き決済のメリット 安心して購入できる 商品を受け取ってから代金を支払うため、お客様にとっては詐欺や商品未着のリスクを回避できます。 カゴ落ち防止に繋がる 出典:Baymard Institute カゴ落ちの原因の上位に「クレジットカード情報を入力したくない」や「希望する決済種別がない」という理由があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、代引き決済はある程度効果があるといえるでしょう。 出典:インターネットの利用状況|総務省 令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、代引き決済はクレジットカード決済やコンビニ決済に次いで3番目に利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、代引き決済を検討してみてはいかがでしょうか。 2番目に多く利用されているコンビニ決済に関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法 下記のブログ記事では「決済方法の拡充」以外にもShopifyで出来るカゴ落ち対策を紹介しています。ご参考になさってください。 Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介 クレジットカードを保有できない若年層の獲得 ECサイトでの主要な支払い方法の1つにクレジットカード決済がありますが、多くのクレジットカード会社はカード発行対象年齢を18才〜20才以上と設定しています。そのため、クレジットカード支払いのみのストアでは未成年者が購入する事ができないケースが殆どですが、代引き決済を導入する事でこの問題は解消されます。 クレジットカードの使用を好まない層の獲得 成人済の方でもクレジットカード決済に抵抗感を持っている方は多く存在します。クレジットカード決済を避けたい方でもストアで購入ができるように、代引き決済を導入しておくことは双方にメリットが生まれます。 取引手数料が発生しない 出典:Shopifyペイメント|Shopifyヘルプセンター Shopifyペイメント以外の決済方法を利用する場合、Shopifyで契約しているプランに応じて取引手数料が発生します。しかし、代引き決済に関しては取引手数料が発生しません。 Shopifyペイメントに関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで 代引き決済のデメリット 代引き手数料が発生する...

      Shopifyで代引き決済を導入するメリット・デメリット|設定方法や手数料もご紹介

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      みなさんはご自身のShopifyストアで代引き決済を導入していますか? 本記事では代引き決済のメリットやデメリット、設定方法などをご紹介します。 代引き決済とは? 代引き決済とは「代金引換決済」の略で、商品の配達時に配達員に代金を支払う決済方法です。代引き決済はクレジットカードを所有していないユーザーでも商品を購入できるメリットがある一方で、代引き手数料が発生するデメリットもあります。 代引き決済のメリット 安心して購入できる 商品を受け取ってから代金を支払うため、お客様にとっては詐欺や商品未着のリスクを回避できます。 カゴ落ち防止に繋がる 出典:Baymard Institute カゴ落ちの原因の上位に「クレジットカード情報を入力したくない」や「希望する決済種別がない」という理由があります。クレジットカードを保有していない方や、好まない方のカゴ落ちを防ぐためにも、代引き決済はある程度効果があるといえるでしょう。 出典:インターネットの利用状況|総務省 令和3年版の総務省の調査結果では、「インターネットで購入する際の決済方法」として、代引き決済はクレジットカード決済やコンビニ決済に次いで3番目に利用されている決済方法です。決済方法を増やしたいと考えている方は、代引き決済を検討してみてはいかがでしょうか。 2番目に多く利用されているコンビニ決済に関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyストアにコンビニ決済を導入するメリットや導入方法 下記のブログ記事では「決済方法の拡充」以外にもShopifyで出来るカゴ落ち対策を紹介しています。ご参考になさってください。 Shopifyで出来るカゴ落ち対策|原因やShopifyアプリも紹介 クレジットカードを保有できない若年層の獲得 ECサイトでの主要な支払い方法の1つにクレジットカード決済がありますが、多くのクレジットカード会社はカード発行対象年齢を18才〜20才以上と設定しています。そのため、クレジットカード支払いのみのストアでは未成年者が購入する事ができないケースが殆どですが、代引き決済を導入する事でこの問題は解消されます。 クレジットカードの使用を好まない層の獲得 成人済の方でもクレジットカード決済に抵抗感を持っている方は多く存在します。クレジットカード決済を避けたい方でもストアで購入ができるように、代引き決済を導入しておくことは双方にメリットが生まれます。 取引手数料が発生しない 出典:Shopifyペイメント|Shopifyヘルプセンター Shopifyペイメント以外の決済方法を利用する場合、Shopifyで契約しているプランに応じて取引手数料が発生します。しかし、代引き決済に関しては取引手数料が発生しません。 Shopifyペイメントに関しては下記のブログ記事もご参考にしてください。 Shopifyペイメント徹底解説 - 決済手数料・メリット・デメリットまで 代引き決済のデメリット 代引き手数料が発生する...

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    • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

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      小笠原 京平

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    • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

      Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

      小笠原 京平

      今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

      Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

      小笠原 京平

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    • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

      Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

      小笠原 京平

      ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

      Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

      小笠原 京平

      ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

      Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

      小笠原 京平

      今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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