出荷業務効率化に役立つShopifyアプリ「Japan Order CSV」|日本の各配送業者に幅広く対応

出荷業務効率化に役立つShopifyアプリ「Japan Order CSV」|日本の各配送業者に幅広く対応

Shopifyアプリ「Japan Order CSV」とは

Shopifyアプリ「Japan Order CSV」

Japan Order CSVは、Shopifyで国内発送を行う事業者の出荷業務を大幅に効率化する専用ソリューションです。

ヤマト運輸「B2クラウド」(ネコポス対応)、佐川急便「e-飛伝」シリーズ(Pro/II/III)、日本郵便「ゆうパック」「クリックポスト」、エコ配など、国内配送業者のフォーマットに幅広く各配送業者ごとの詳細な出力設定にも柔軟に対応しています。

代引き手数料や時間帯指定も配送業者のフォーマットに正確にマッピングされ、タグによる出力制御や事前出荷の抑制などのカスタマイズも可能。さらに、Shopify上での配送日時指定設定にも対応しています。

無料版と30日間の無料体験版をご用意しておりますので、是非お試しください。

Japan Order CSVの特徴

Shopifyの受注データCSVを文字化け無しで対応

文字コード変換(UTF-8 → Shift-JIS)

日本語の文字化けを防ぎ、国内システムでもそのまま使える形式で出力が可能です。

日本仕様への整形

日付・住所・電話番号などを日本の形式に自動変換し、項目も日本語に対応しています。

配送業者毎にフォーマット設定が可能

ヤマト・佐川・日本郵便・エコ配などの複数のフォーマットに対応。配送業社毎に詳細設定が可能

配送業者ごとのフォーマット対応とは?

各配送業者は、出荷データを受け取る際にそれぞれ独自のCSVフォーマット(列の順番や項目名、文字コードなど)を求めます。たとえば:

  • ヤマト運輸(B2クラウド)の場合、住所の分割(都道府県・市区町村・番地)、郵便番号・電話番号のハイフン有無、商品名や送り状種別の指定など
  • 佐川急便(e飛伝II / III)の場合、住所1・住所2の分割、フリガナ欄の自動生成、時間帯指定コードの変換など
  • 日本郵便(ゆうパックプリントRなど)の場合、漢字・カナの両方に対応など

配送業者ごとに詳細設定が可能とは?

出力するフォーマットや内容を以下のように配送業者ごとに個別にカスタマイズできます。

出力対象の配送業者を自動で判別、Shopifyのフィールドを各社テンプレートの列にマッピング、データ変換ルールの個別設定 例:配送希望時間「午前中」をヤマトでは「0812」、佐川では「1」などに変換可能です。

アプリ内でストアへの配送日時設定が可能

アプリ内でストアへの配送日時設定が可能

購入者が注文時に希望する配送日や時間帯を指定でき、それを管理画面やCSVに反映できる機能です。具体的には以下のようなことが可能です。

購入者向け機能(ストアフロント側)

1)配送希望日・時間帯の入力フォームをカートやチェックアウト前に表示

• カレンダーUIで配送希望日を選択

• プルダウンで「午前中」「14時~16時」などの時間帯を選択

2)特定日を除外(例:土日祝、倉庫休業日など)

• 管理画面で配送不可日を設定しておくと、選択肢から自動で除外

3)最短お届け可能日を自動計算

• 注文日+リードタイム(日数)を設定し、最短日から選択可能

管理機能(ストア管理者側)

4)Shopifyの注文詳細画面に配送希望日・時間帯が表示される

• メモ欄に保存される

5)CSVエクスポート時に希望日時を出力

• ヤマトや佐川などの送り状CSVに反映可能

6)Shopify FlowやMechanicと連携して通知や処理を自動化

• 配送希望日が近づいた注文だけをピックアップするなどの自動処理が可能

多様な配送設定に対応

代引き設定、クール便設定、送り状番号の反映とメール送信、タグでの出力制御、事前出荷出力制御のカスタマイズが可能

1)代引き設定(代金引換)

• 注文ごとに「代引き配送」かどうかを判別し、CSVに項目を反映

 例:代引き区分、代引き金額、手数料などをヤマトB2や佐川e飛伝用に出力

• Shopifyの配送方法やタグ、注文メタフィールドで自動判別可能

 例:配送方法名が「代引き便」の場合、代引きフラグを立てる

2)クール便設定(冷蔵・冷凍)

• 商品や注文単位で「冷蔵」「冷凍」区分を設定

 例:温度帯ごとに送り状種別コード(ヤマトの60/61など)を自動指定

• 商品タグやコレクション、注文属性(Order Attribute)で判別可能

 例:「冷凍」タグが付いた商品が含まれる注文は自動でクール便指定

3)送り状番号の反映とメール送信

• 配送完了後、CSVやAPIで取得した送り状番号をShopifyの注文に自動登録

• 送り状番号を含んだ発送通知メールを自動送信

 例:Shopifyの「発送通知メール」に送り状番号と追跡リンクを自動挿入

4)タグでの出力制御

• タグ名を指定しダウンロードした注文につける設定

 例:ダウンロード/メール送信した注文には指定したタグ名でのタグがつき、以降のダウンロード/メール送信では出力されないようになる

• 指定されたタグを注文から除外する設定が可能

 例:「佐川直送」タグがある注文だけを出力から除外する

5)事前出荷出力制御のカスタマイズ

• 注文日や配送希望日、在庫状況に応じて出荷データ出力のタイミングを制御

 例:配送希望日の2日前に自動で出力する

定期エクスポートで毎日決まった時間に自動で出力が可能

定期エクスポートで毎日決まった時間に自動で出力が可能

定期エクスポートとは?

Shopifyの注文データや出荷データを、毎日決まった時間に自動でCSV形式で出力します。社内システムや倉庫・配送業者に連携させることができます。

こんな企業・ストアにおすすめ

こんな企業・ストアにおすすめ

Japan Order CSVは特に以下のような業種に向いています。

  • 食品・飲料(クール便・日時指定が多い)
  • アパレル(倉庫連携や送り状番号管理が必要)
  • オンラインギフト(納品書・配送ラベル対応が重要)

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、エコ配など、日本の配送業者を利用している国内配送を行うShopifyストア、毎日決まった時間に出荷データを自動でエクスポート・送信し出荷業務を外部倉庫・物流会社に委託している事業者、冷蔵・冷凍の温度帯に対応した送り状出力が必要で代引き(代金引換)や配送希望日時を正確に伝える必要があるストア、タグや注文条件によって出力対象を柔軟に制御したい企業様にご利用をお勧め致します。

Japan Order CSVのおすすめ機能

複数の配送業者への送り状データ出力に対応

• ヤマト・佐川・日本郵便・エコ配など、各社のCSVフォーマットに合わせて出力可能
• それぞれの送り状ソフト(B2、e飛伝、ゆうパックプリントなど)ですぐ使える形式に変換
• クール便・代引き・時間帯指定など、日本特有の配送条件にも対応

自動出力で業務効率化(定期バッチ処理)

• スケジュール設定で、毎日決まった時間に注文データを自動でCSV出力
• 出力タイミングの制御(例:配送希望日の2日前のみ出力)も柔軟に設定可能

送り状番号の登録と発送通知を自動化

・倉庫や配送業者から送り状番号を受け取り、Shopify側に自動登録
・お客様への発送完了通知メールにも追跡番号を自動反映

Japan Order CSVの料金プラン

Limited 限定 Plan(無料)とComplete 完全 Plan($29.99/月)があります。

無料プランでも標準フォーマット受注データCSVの出力が1度に100件まで、何度でも出力可能です。完全プランには30日間の無料体験期間がありますのでお気軽にお試し下さい。

Japan Order CSVのセットアップ方法

ステップ1:アプリを選択

アプリから「Japan Order CSV」をクリックします。

アプリから「Japan Order CSV」をクリックします。

ステップ2:基本設定を入力

ステップ2:基本設定を入力

「CSV出力設定」をクリックすると、「基本設定」「出荷済みデータの出力」や「タグでの出力制御」など設定可能な項目が表示されます。右端にある▼マークをクリックすると各設定項目が開きます。
最初に「通知先メールアドレス」を設定して下さい。設定必須項目になります。

ステップ3:各項目設定

ステップ3:各項目設定

各項目の設定が完了しましたら、画面下の「設定を保存する」をクリックして下さい。

ステップ4:ホーム画面にて出力

ステップ4:ホーム画面にて出力

Japan Order CSVのホーム画面が表示されます。
※新規でストアを開設された場合は、テスト購入にて注文情報を最低1つ作り出すことでダウンロードボタンが起動します。

ブログに戻る
1 6
  • Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Tsunライターチーム

    Shopify Liquidは、Shopifyが開発したオープンソースのテンプレート言語です。本記事では、Shopify Liquidの基本概念、主な特徴、そしてその学習に役立つリソースについて解説します。

    Shopify Liquidとは|特徴や基本構文、学習リソースまで紹介

    Tsunライターチーム

    Shopify Liquidは、Shopifyが開発したオープンソースのテンプレート言語です。本記事では、Shopify Liquidの基本概念、主な特徴、そしてその学習に役立つリソースについて解説します。

  • Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Tsunライターチーム

    Shopify Polarisは、Shopifyのエコシステムにおいて重要な役割を果たす包括的なデザインシステムです。本記事では、Shopify Polarisの概要やメリット、デメリット、Polarisを活用したShopifyアプリの事例、Shopify Polarisを使用する際のヒントとコツを紹介します。

    Shopify Polarisとは? 効率的なShopifyアプリ開発に!

    Tsunライターチーム

    Shopify Polarisは、Shopifyのエコシステムにおいて重要な役割を果たす包括的なデザインシステムです。本記事では、Shopify Polarisの概要やメリット、デメリット、Polarisを活用したShopifyアプリの事例、Shopify Polarisを使用する際のヒントとコツを紹介します。

  • 【Tips】Shopify の GraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    ShopifyのGraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

    ShopifyのGraphQL Admin API で顧客総数を取得する

    小笠原 京平

    Shopifyの GraphQL Admin API の小ネタです。 Shopifyの顧客総数を取得したい場合のクエリは、いざ探そうと思ってもパッと見つからないのでメモしておきます。 対象読者 Shopify GraphQL Admin API を使ったことがある方 顧客総数を取得するクエリ 2023-07 バージョンから CustomerSegmentMemberConnection に変更があったため、2023-07より前と以降で若干クエリが異なります。 ※ changelog 2023-07以降 { customerSegmentMembers(first: 1, query: "") { totalCount } } 2023-07より前...

  • Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

    Shopify Vite Plugin でテーマ拡張機能の開発体験を改善する

    小笠原 京平

    今回は Barrel が提供する Shopify Vite Plugin を導入して、テーマ拡張機能の開発体験を改善する方法をご紹介します。 対象読者 テーマ拡張機能の開発経験がある方 はじめに Shopifyのテーマ拡張機能 (Theme app extensions) はShopify アプリ開発において、ストアフロントに機能を追加するための機能です。 Liquid、JavaScript、CSSなどを使って開発することができますが、通常のアプリ開発と比較すると、ローカルでの開発体験はそれほどよくありません。 そこで、今回は Shopify Vite Plugin を導入して、開発体験を改善していきます。 Shopify Vite Plugin とは Barrel が提供する Vite用プラグインです。ViteをShopify テーマ開発に組み込んで開発体験を改善することを目的として作られていますが、テーマ拡張機能においてもその恩恵を受けることができます。...

  • Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

    Shopify Admin API GraphiQLとは? 使い方やメリット・デメリットを解説します

    小笠原 京平

    ShopifyのAdmin APIにはGraphQLを用いたAPIがあります。手軽に試す方法としてGraphiQL (GraphQLではなくGraphiQLなのに注意) というIDEがありますので、今回はShopify GraphiQLの使い方やメリット・デメリットを解説します。 GraphiQLとは GraphQL公式が運営しているオープンソースプロジェクトです。GraphQLをブラウザ上でインタラクティブに操作・実行することができます。 グラフィカル (/ˈɡrafək(ə)l/) と発音します。(graphicalと同じ発音) GraphQLとは GraphQLはAPIのためのクエリ言語であり、既存のデータでクエリを実行するためのランタイムです。 GraphQLはAPI内のデータの完全で理解しやすい説明を提供し、クライアントに必要なものだけを要求する力を与え、APIを長期的に進化させることを容易にし、強力な開発者ツールを可能にします。 引用: GraphQL | A query language for your API Shopify GraphiQLの使い方 Shopify GraphiQLは各ストアにアプリをインストールするだけで使えますが、Shopify Devサイト上でデモを触れるので、まずは触ってみましょう! https://shopify.dev/docs/apps/tools/graphiql-admin-api Workshopをやってみよう! Shopifyが作成した「Learn...

  • ブログ記事 Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPRや対応例など

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

    Shopifyの必須Webhooks (Mandatory Webhooks)とは? GDPR...

    小笠原 京平

    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

1 6

編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

掲載情報に関して

掲載している各種情報は、株式会社Tsunが経験および、調査した情報をもとにしています。できるだけ“最新“かつ“正確“な情報の掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。当サイトによって生じた損害について、株式会社Tsunではその賠償の責任を一切負わないものとします。掲載情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社Tsunまでご連絡をいただけますようお願いいたします。