Shopifyのセット販売アプリ「Shopify Bundles」とは?特徴や使い方を紹介

Shopifyのセット販売アプリ「Shopify Bundles」とは?特徴や使い方を紹介

2023年7月27日にShopify公式サイトからリリース発表された「Shopify Bundles」について、現状のShopify Bundlesで出来ることや注意点、Shopify Bundles以外のセット販売(バンドル)アプリもご紹介します。

参考情報:Shopify Editions 23夏(Shopify Editions Summer ‘23)

Shopify Bundlesとは

Shopify Bundles|Shopifyアプリストア
出典:Shopify Bundles|Shopifyアプリストア

Shopify Bundlesは、Shopifyストアでセット販売(バンドル販売)を可能にするShopify純正のアプリです。商品Aと商品Bをセットにした「セット商品AB」を作成できるアプリになります。無料かつ簡単に利用できるのが特徴です。


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Shopify Bundlesで出来ること

  • セット商品の新規作成
  • セット商品を構成する組み合わせ商品の変更や個数の変更

Shopify Bundlesで出来ないこと

  • セット商品の価格修正
  • セット商品の削除

※  Shopify Bundlesアプリ内で価格の修正やセット商品の削除ができませんが、商品管理からセット商品を削除することは可能です。
※ 商品管理からセット商品を削除するとShopify Bundlesアプリ内のデータも削除されます。

Shopify Bundlesの使い方

セット商品を作成する方法

  1. Shopify Bundlesアプリの「バンドルを作成」をクリック
  2. タイトルにセット商品名を入力
  3. セット商品に組み合わせる商品と個数を選択
  4. (任意)商品管理にて価格を変更
  5. 「保存」をクリック

セット商品を修正する方法

セット商品の組み合わせを修正する方法

  1. Shopify Bundlesアプリより修正したいセット商品を選択
  2. 商品管理セクションより、組み合わせ商品を変更する
  3. 「保存して続行する」をクリック

セット商品の価格を修正する方法

  1. 商品管理より修正したいセット商品を選択
  2. 価格を変更する
  3. 「保存」をクリック

Shopify Bundlesと併用できるアプリは?

オンラインストアで簡単に予約販売を実現できるShopifyアプリ「RuffRuff 予約販売」と併用できることを確認できました。

[デモ] セット商品で予約販売
[デモ] セット商品で予約販売

RuffRuff 予約販売

RuffRuff 予約販売

「RuffRuff 予約販売」は在庫切れや新商品販売前などのタイミングで発生する機会損失の削減をサポートします。プログラミング知識不要で、簡単にセットアップができ、日本語にも対応しています。また、無料から予約商品を登録および注文を受け付けることが可能です。


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Shopify Bundlesの注意点

  • チェックアウトは最新バージョンである必要がある
  • checkout.liquidのカスタマイズを使用するShopifyショップはサポートされていません。
  • Shopifyスクリプトと互換性がない

エビデンス:商品バンドル|Shopify ヘルプセンター

最後に

Shopify Bundlesは無料で簡単にセット販売が出来る一方で、機能がまだ少ないので凝ったセット販売を行うには物足りない印象があります。下記の記事ではShopify Bundles以外にShopifyでセット販売を可能にするShopifyアプリを紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyのセット販売(バンドル販売)アプリ|メリット・デメリットも紹介

また、下記の記事ではセット販売アプリ以外にもおすすめのShopifyアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考になさってください。

Shopifyアプリ おすすめ一覧:売上アップ・効率化・無料アプリまで徹底解説!

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    RuffRuff タグ一覧

    Shopifyストアにタグ一覧を自動で表示するShopifyアプリ

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    RuffRuff 著者情報

    Shopifyストアに著者プロフィールを簡単に表示できるShopifyアプリ

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    今回はShopifyアプリ開発を始めたときに詰まるポイントの1つ「必須Webhooks」について解説します。実装をしていなかったり、実装が不十分なためにレビューが通らなかった経験をされた方は多いんじゃないでしょうか?レビューで詰まらないためにも、ぜひご確認ください! Webhooksとは? Shopifyの必須Webhooksを説明する前に、Webhooksについて理解しましょう。Webhooksとは、Webアプリケーションと連携するために用いられるイベント通知の仕組みです。Webhooksを使うことで、あるWebアプリケーションで特定のイベントが起きたときに、データを受け取ったり、何かしらの動作をすることが可能になります。 エンジニアにとって身近な例でいうと、GitHubにコードをプッシュしたときに自動でビルドやテストをするときにWebhooksが使われています。 ShopifyのWebhooks そんなWebhooksはShopifyでも使うことができます。Shopifyアプリ開発では、Shopify Admin APIからWebhooksを使うことができます。また、アプリ以外でもShopify管理画面からWebhookを作成することもできます。 ShopifyのWebhooksにはHTTPSのエンドポイントのほか、Amazon EventBridgeやGoogle Cloud Pub/Subといったメッセージングサービスを使うこともできます。購読するイベントやマーチャントによっては瞬間的に大量のWebhooksを処理する必要があるため、スケールさせやすいメッセージングサービスを使ってWebhooksを処理することをおすすめします。 必須Webhooks (Mandatory Webhooks) とは? 必須Webhooksとは、Shopifyアプリを開発するときに必ず実装しなければならない3つのWebhooksのことです。この3つのWebhooksはGDPRに対応するために必要なWebhooksで、EU加盟国に関わらず、すべてのShopifyアプリはGDPRに準拠しなければなりません。必須Webhooksを実装していない場合、アプリレビューで却下されます。 (3つの必須Webhooks以外のWebhooksは任意で実装すればOKです。) また、必須Webhooksの3つはHTTPSのエンドポイントでのみ作成可能です。上述したEventBridgeやPub/Subを利用することはできません。 GDPRとは? GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)は、ヨーロッパ連合(EU)の個人情報保護法規で、2018年5月25日から施行されています。これは、EU全域での個人情報のプライバシーを保護し、データの取り扱い方に関して個々の人々により多くの制御権を付与するためのものです。 GDPRは、EU市民または居住者の個人データを処理する全ての組織に適用されます。これには、EU内外の組織も含まれ、EUの市民や居住者のデータを処理する場合、世界のどこにその組織があろうともGDPRの規定を守る必要があります。 GDPRの主な目的は、個人が自分の個人データをどのように収集、保存、使用されるのかを知り、そしてその制御をする権利を持つべきであるという考え方を強化し、統一化することです。これは、個人情報の透明性、アクセスの権利、修正の権利、忘れられる権利(データ削除の権利)、データ移行の権利など、いくつかの重要な権利を個々の人々に付与します。 参考: ChatGPT 必須Webhooksの対応例 上記で説明したように、必須WebhooksとはGDPRに準拠するためのWebhooksなので、顧客情報、ストア情報をデータベースなどに保存しているかどうかで対応方法が変わります。...

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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