「SHOPLINEにはどんな機能があるんだろう?」「SHOPLINEで理想のサイトは作れるのかな?」と気になっている人もいるでしょう。
SHOPLINEには、EC構築・運営に最低限必要な機能から、分析・マーケティング機能までさまざまな機能が標準搭載されています。
本記事では、SHOPLINEの主要機能を徹底解説します
そもそもSHOPLINEとは
SHOPLINEは、世界で600,000以上のショップが利用中のEC構築プラットフォームです。専門知識不要で、本格的なECサイトを簡単に構築できます。
Instagramのライブ配信中に商品のカート追加に誘導できるインスタコマースや、多言語・多通貨対応で海外展開しやすい仕様が大きな魅力です。
SHOPLINEについて、より詳しく知りたい人は「SHOPLINEとは?機能や料金、ECサイトへの導入事例まで紹介」の記事をごらんください。
SHOPLINEで使える機能一覧
SHOPLINEで使用できる主な機能は、以下の通りです。
主な機能 | 詳細 |
---|---|
ストアカスタマイズ機能 | 20以上の業界別テンプレートテーマ AI自動生成機能 EasyRank SEO など |
決済機能 | 複数の決済方法に対応 PCI-DSS準拠済 モバイル対応のチェックアウトシステム SHOPLINEペイメント利用可能 など |
SHOPLINE POS | 実店舗・オンラインストア・SNS統合 など |
商品管理/在庫管理機能 | 商品登録無制限 商品のサイズ・色などのバリエーション登録 複数ロケ―ションの在庫を一元管理 在庫アラート など |
顧客管理機能 | 全販売チャネルで顧客情報や注文履歴を同期 顧客情報のデータ化 など |
倉庫・配送機能 | 複数の販売チャネルの注文を一元管理 配送料計算 自動倉庫システム連携 など |
ソーシャルコマース機能 | SNS連携によるライブコマース ライブ配信ダッシュボード など |
マーケティング機能 | 割引 コンバージョンブースター レコメンド レビュー スマートプッシュ など |
オートメーション機能 | 在庫レベルをもとにした商品の公開・非公開自動管理 受注アイテムの仕入れ先への通知自動化 顧客データのリアルタイム更新 顧客の自動セグメント分け など |
分析機能 | 分析ダッシュボード 売上トレンドと在庫データのモニタリング リピート購入者分析 など |
ストアカスタマイズ機能
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINEのストアカスタマイズ機能には、無料で使用できる20種類以上の業界別テンプレートテーマがあります。ドラッグ&ドロップのみで、簡単にブランドイメージを反映したECサイトを構築できます。
さらに、スマホアプリもノーコードで構築可能です。アンケートに回答すれば、AIがサイトデザインを自動で生成してくれる機能もあります。
SEOの専門知識がない方でも「EasyRank SEO」というツールを用いて、SEO対策をしたり、SEOに強いコンテンツ作成が可能です。
決済機能
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINEは、以下の決済方法に対応しています。
- クレジットカード(VISA/Master/JCB)
- 電子マネー(PayPay/メルペイ)
- 代金引換
- 分割払い
- 銀行振込 など
SHOPLINEは、クレジットカードの国際的なセキュリティ基準「PCI-DSS」に準拠済みで安全性も万全です。決済までのプロセスも簡易的でわかりやすく、かご落ち率の改善を期待できるでしょう。
チェックアウト画面(決済画面)はモバイルフレンドリーな設計になっているため、いつでもどこでもお買い物を楽しめます。
そして英ポンド・米ドル・ユーロ・中国人民元、その他120を超える多数の通貨に対応するSHOPLINEペイメントにより、世界中の顧客がスムーズな決済を行うことができます。
SHOPLINE POS
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINE POSは、実店舗・オンラインストア・SNSを統合し、シームレスな販売を可能とする機能です。
実店舗とオンラインストアの在庫はリアルタイムで同期でき、必要であれば画面上で在庫の移動指示を出すことが可能です。
商品管理/在庫管理機能
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINEでは、複数の販売チャネルで商品を無制限に登録できます。商品のサイズ・色などバリエーションも簡単に登録・変更可能です。
在庫管理機能では、複数ロケーションの在庫をリアルタイムで一元管理できます。在庫追跡機能をオンにすれば、正確な在庫レベルを維持できるため、在庫切れの心配がありません。
スマート在庫管理アプリの「在庫アラート」を利用すれば、在庫が少なくなったときに通知を受け取ることができ、欠品を防げます。また在庫過剰なときに通知を受け取る設定もできるため、常に適切な在庫を保てます。
顧客管理機能
顧客管理機能では、顧客の基本情報やストア登録・購読状態、経済力など細かくデータを登録・管理できます。またすべての販売チャネルの顧客情報や注文履歴を同期でき、一元管理します。
顧客のリストは特性に基づいてグループ化(セグメンテーション)でき、特定ユーザーセグメント向けにキャンペーンを作成可能です。
倉庫・配送機能
画像出典:SHOPLINE
倉庫・配送機能では、複数の販売チャネルの注文を一つの画面で管理できます。
倉庫管理システム「OneWarehouse」と連携しており、入荷からピッキング、保管、出荷を効率的に管理可能です。
配送ではDHLやヤマト運輸など多くの配送業者と連携。スムーズな出荷を可能にしています。また配送料金計算機能を提供しており、すべての配送業者の料金を確認可能です。さらに船便の「Onecargo」で海上貨物輸送にも対応しています。
SHOPLINEでは常に費用対効果の高い配送方法を利用可能です。
ソーシャルコマース機能
画像出典:SHOPLINE
ソーシャルコマース機能は、Facebook・Instagram・WhatsApp・Telegramなどの主要なSNSと連携し、販売促進をする機能です。
この機能により、各SNSでのライブ配信時に商品販売をするライブコマースを実現できます。顧客は配信中・配信後に特定のキーワードをコメントに入力することで、商品を注文可能です。
また配信者は購入URL・割引コードを送信し、配信中に割引セールを実施できます。これにより、ライブコマースでの購入率増加につなげられるでしょう。
ライブ配信ダッシュボードでは、売上をタイムリーに把握したり顧客のメッセージに直接返信したりできます。
マーケティング機能
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINEのマーケティング機能には、以下のようにさまざまな機能があります。
機能 | 詳細 |
---|---|
割引 | 幅広いディスカウントシナリオで多彩なプロモーション提示 (無料ギフト・固定割引・メンバー価格など) |
コンバージョンブースター | 商品の希少性をアピールし購入につなげるツール (商品ラベルタグ・カウントダウンタイマー・閲覧数・販売数など) |
レコメンド機能 | オンラインストアの特定ページで商品を宣伝 |
レビュー機能 | ブランド・製品評価の表示 |
スマートプッシュ | 自動化ツール・顧客セグメンテ―ション・スマートメールビルダー など |
マーケティング機能には、無料ギフトやメンバー価格などを設定できる割引機能や、商品ラベルタグ・閲覧数などを表示して購買意欲の促進を図れるコンバージョンブースターといった幅広い機能が用意されています。
スマートプッシュを利用すれば、顧客の心を動かす影響力の高いメールを簡単に作成できます。
オートメーション機能
画像出典:SHOPLINE
オートメーション機能は、既存のテンプレートを活用して業務の効率化を図れる機能です。
商品の公開・非公開の自動管理や仕入れ先への通知を自動化し、配送・コミュニケーション効率の改善も図れます。
顧客データのリアルタイム更新や顧客の自動セグメント分けにより、ターゲットに対する施策も打ち出しやすくなります。
分析機能
画像出典:SHOPLINE
SHOPLINEの分析機能は、最先端の分析技術とインサイト活用でビジネス強化に役立てられる機能です。
分析ダッシュボードで、顧客行動や売上をリアルタイムで追跡できます。
売上トレンドと在庫データのモニタリングができるため、ベストセラー商品の発掘にも役立てられます。リピート購入者の行動分析で、再購入の機会を作るために必要な施策を打ち出すことも可能です。
SHOPLINEの利用料金
SHOPLINEの利用料金は以下の通りです。
プラン名 | スタータープラン | エッセンシャルプラン | プレミアムプラン | エンタープライズプラン |
---|---|---|---|---|
月額料金(月払い/年払い) | 4,400円/3,625円 | 11,900円/9,875円 | 40,400円/33,625円 | 要問合せ |
取引手数料 | 2% | 0.80% | 0.40% | 要問合せ |
登録可能商品数 | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
スタッフアカウント上限数 | 5 | 10 | 100 | 500 |
オンラインストア開設数 | 1 | 1 | 1 | 10 |
※2024年12月時点
まとめ
今回は、SHOPLINEで利用できる機能を詳しく解説しました。
SHOPLINEには、ストアカスタマイズ機能や決済機能、商品管理・在庫管理機能、ソーシャルコマース機能など幅広い機能が標準搭載されています。
SHOPLINEなら、AI&ノーコードで本格的なECサイトを簡単に作成可能。複数の販売チャネルで商品を無制限に登録できるうえ、在庫アラート機能によりいつでもちょうどよい在庫を維持することが可能です。
オートメーション機能を活用すれば、EC運営に必要な業務の効率化も図れます。
多彩な機能を標準搭載していながら、低コストで利用できるプランもある「SHOPLINE」を導入し、理想的なEC運営をスタートさせましょう。
下記のブログ記事ではSHOPLINEの特徴や料金プラン、導入事例などについて詳しく紹介しています。ご参考にしてください。