SHOPLINEの導入事例7選|業界別に国内・海外事例を詳しく紹介

SHOPLINEの導入事例7選|業界別に国内・海外事例を詳しく紹介

SHOPLINEは越境ECに強いうえ、ライブコマース機能やマーケティング機能など豊富な機能が標準搭載されているEC構築プラットフォームです。

アパレルや小売、コスメ系など国内外さまざまな企業に導入されています。本記事では、SHOPLINEの導入事例を業種別に詳しく紹介します。SHOPLINEの導入を迷っている人は、ぜひごらんください。

【アパレル系】SHOPLINEの導入事例

まずは、アパレル系の導入事例を紹介します。

Myu


SHOPLINE導入事例:Myu

画像出典:Myu

Myuは、「大人かわいい」をテーマにしたアパレルブランドです。リボンやフリル、パールなど大人かわいいデザインの商品をお手頃価格で提供しており、30~40代の女性に支持されています。

当初は大手モールに出店していましたが、ブランドの価値を十分に伝えられないという課題感があり、SHOPLINEを活用した自社ECサイトの運営に踏み切りました。

サイト運用開始後はライブコマース機能を活用してライブ販売を実施し、初月に通常時の1.5倍の売上を達成しています。

ライブ限定商品の販売やライブ販売だけの特別なキャンペーンを実施することにより、毎回の配信で順調にファンも増えているようです。

会員ランク制度で顧客別の特典を提供する仕組みを構築し、リピーター獲得につなげられています。

Sunnystep

SHOPLINE導入事例:Sunnystep

画像出典:Sunnystep

Sunnystepは、持続可能なフットウェアを提供するアパレルブランドです。1年で7店舗から14店舗まで拡大し、マレーシア市場への進出も果たしています。

ただ、急速な店舗拡大によってオンライン・オフラインの統合不足、店舗運営の効率低下などの問題に直面し、統合型プラットフォームを用意しているSHOPLINEの導入に踏み切ったようです。

SHOPLINEの導入後、サイトの閲覧数が急増したときにもスムーズに利用できる環境を実現。これにより、売上が大幅に増加しています。

SHOPLINEのPOSシステムでオンラインとオフラインの在庫を一元管理することで、店舗運営の効率もアップしたようです。

ロイヤリティプログラムを活用したポイントプログラムや顧客別の特典作成で、リピート率・顧客満足度の向上にもつなげられています。

In The Style

SHOPLINE導入事例:In The Style

画像出典:In The Style

「IN The Style」は、2013年にイギリスで設立されたオンラインファッションブランドです。数百万規模のフォロワーを持つインフルエンサーや著名人とコラボしていることで、イギリス国内では有名なブランドになっています。その一方で、インフルエンサーマーケティングに依存しているという課題を抱えていました。

SHOPLINEの導入後は人口統計やオンライン行動などの分析により、ターゲットを絞ったキャンペーンが実施できるようになったそうです。Tiktok UKでは、ブラックフライデーがターゲットに見事に刺さり大幅な売上増加を達成しています。

独占オファーやロイヤルティプログラムの展開もできるようになり、顧客のリピート率も大幅にアップしたようです。SHOPLINEのSEOツールをもとにECサイトを改善することで、サイトの流入も増加し新規顧客の獲得にもつながっています。

【小売系】SHOPLINEの導入事例

ここからは、小売系の企業への導入事例を紹介します。

鞄工房山本

SHOPLINE導入事例:鞄工房山本

画像出典:鞄工房山本

「丁寧につくる。手抜きをしない。」という職人気質を強みとし、ランドセル販売事業を展開しているブランドです。インバウンドに注力していきたいという思いから、海外向けSEO対策がしっかりしているSHOPLINEの導入に踏み切りました。

SHOPLINE導入後はSEOツールを活用しながらサイトの改善を行い、わずか1~2ヶ月で検索上位表示を獲得しています。

体験商品の予約販売機能により、物販と体験販売を一元管理できるようになったことで業務効率の向上に役立っています。

KIITASU

SHOPLINE導入事例:KIITASU

画像出典:KIITASU

KIITASUは、天然素材ならではの温かみを引き出した商品づくりが特徴的なブランドです。アジア市場での実績が豊富であることから、SHOPLINEを導入しました。

購入傾向やアクセス状況を確認できる分析機能の利用により、サイト改善や販売戦略の設計の効率化につながっています。チーム内での打ち合わせ・方針決定もスムーズになり、EC運営の効率アップも実感しているとのこと。

今後はライブコマース機能を活用してInstagramでのライブ配信にも挑戦し、顧客とつながる機会を増やしていくそうです。

【コスメ・食品系】SHOPLINEの導入事例

SHOPLINEは、コスメや食品関連の企業にも導入されています。ここからは、コスメ・食品系の企業での導入事例を紹介します。

Lush

SHOPLINE導入事例:Lush

画像出典:Lush

Lushは、オーガニック製品を軸に展開している大手スキンケアブランドで、シンガポール市場ではグローバルなブランドとしてすでに認知を獲得しています。

ただ、シンガポールのオンライン市場に参入後、製品管理やキャンペーン展開がスムーズにできず、実店舗と同じような顧客体験の提供に課題を感じていました。

そこで、越境ECに強いSHOPLINEを導入。SHOPLINEの導入後は、市場に合わせたオリジナルのキャンペーン展開が簡単にできるようになったようです。また、市場ごとに決済と物流の最適化も実現したことで顧客の利便性も向上し、顧客満足度の向上にもつながっています。

登義

SHOPLINE導入事例:登義

画像出典:登義

伝統的な中薬ブランドである「登義」は、実店舗での顧客体験をオンラインに反映されることに課題を感じ、SHOPLINEを導入しました。

SHOPLINEを導入することで、オンラインとオフラインの統合を実現。オンラインとオフラインで統一した購買体験を提供できるようになりました。

アジア圏で展開されている後払いシステム「Atome」など多彩な決済方法を取り入れることで、幅広い顧客へスムーズなショッピング体験の提供を実現。季節に応じた商品の販売ページを通常の販売ページとは別に作ることで、顧客の利便性や購買意欲の向上に役立っています。

期間限定のキャンペーンやセールの実施、リピーター率の向上にもつなげられています。

SHOPLINEを導入すべき理由

ここまでSHOPLINEの導入事例を紹介してきましたが、SHOPLINEを導入したほうがいいのか迷っている人もいるかもしれません。

そこで、ここからはSHOPLINEを導入すべき理由について解説します。

多言語・他通貨対応で越境ECに強い!

SHOPLINEは、多言語・多通貨対応で越境ECに強いという特徴があります。日本語・英語・韓国語・中国語など多数の言語に対応しており、ユーザーは言語を切り替えて買い物できます。

商品ページでの価格・支払い方法も地域ごとに自動で調整される仕組みとなっているため、いつでも快適な決済環境を提供可能です。

アジア市場向けに最適化されているため、アジア市場での越境ECに注力したい企業にはとくにおすすめです。

充実のライブコマース機能が標準搭載されている

SHOPLINEには、ライブコマース機能が標準搭載されています。ライブコマース機能は、Instagram・Facebookなどと連携しライブ配信で商品を販売する機能です。

ライブコマース機能を利用すれば、リアルタイムで視聴者に実際の商品を見せながら販売可能。文章と写真だけでは伝わりにくい細かい部分も視聴者に伝えられるため、購入率向上が期待できます。

プロ並みのECサイトを簡単に作成できる!

SHOPLINEなら、専門知識不要でプロ並みのECサイトを構築できます。家電・ファッション業界など、業種別に20以上のテーマテンプレートを用意されており、ドラッグ&ドロップという直感的な操作で本格的なECサイトを誰でも簡単に作成可能です。

オートメーション機能で業務効率化を図れる

オートメーション機能は、既存テンプレートの活用で業務効率化を図れる機能です。

在庫レベルにもとづいて商品の公開・非公開の管理や仕入先への通知を自動化できます。手動でなくてもよい部分を自動化することで、業務効率の向上やコミュニケーション効率の改善を目指せます。

SHOPLINEを導入して理想のEC運営をスタートさせよう

SHOPLINEは、国内外のさまざまな企業で導入されているEC構築プラットフォームです。アパレル系や小売系など幅広い業種で導入され、新規顧客の獲得やリピート率向上など良い変化が報告されています。

「越境ECに取り組みたい」「専門知識はないけどECを始めたい」「業務効率を向上させたい」といったニーズがある人は、この機会にSHOPLINEを導入してみましょう。

下記のブログ記事ではSHOPLINEの特徴や料金プラン、主な機能などについて詳しく紹介しています。ご参考にしてください。

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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