Shopifyでブログ記事を一括更新する方法|おすすめアプリも紹介

Shopifyでブログ記事を一括更新する方法|おすすめアプリも紹介

Shopifyで多くのブログ記事を管理していると、タイトルや内容の変更を一括で行いたい場面があるかもしれません。しかし、手動での更新は時間がかかり、ミスが発生する可能性もあります。また、Shopifyにはブログ記事を一括で更新する機能は存在しません。

そこで、Shopifyアプリ「Matrixify」を活用することで、ブログ記事のデータをエクスポートし、効率的に一括更新を行うことが可能です。本記事では、Matrixifyを使ったブログ記事のタイトル一括更新方法を、具体的な手順とともに解説します。

ブログ記事データの一括更新におすすめのShopifyアプリ

Matrixify

Matrixify|Shopifyアプリストア
出典:Matrixify|Shopifyアプリストア

Matrixifyは、商品やブログ記事、コレクションなどShopify上のあらゆるデータをエクスポートしたり、インポート機能を利用して、データを一括更新することができるShopifyアプリです。

多くのブログ記事を所有しているShopifyサイトには導入するのをおすすめします。無料プランでは、1回あたり10件までインポートやエクスポートが可能です。

下記のブログ記事ではMatrixifyの主な機能や料金プランについて詳しく解説しています。ご参考にしてください。

ブログ記事データを一括更新する方法

本章ではShopifyアプリ「Matrixify」を利用して、ブログ記事データのタイトルを一括で変更する方法を紹介します。

ステップ1: Matrixifyでブログ記事データをエクスポート

Matrixifyアプリを開く

(1) Matrixifyアプリを開く

(2)「New Export」をクリック

表示されたリストの中から、「Blog Posts」にチェックをつける

(3) Formatより「Matrixify:CSV」を選択

(4) Select Sheetsをクリック

(5) 表示されたリストの中から、「Blog Posts」にチェックをつける

CSVデータとして出力したい項目にチェックをつける

(6) CSVデータとして出力したい項目にチェックをつける

任意:Filterより出力したいブログ記事の絞り込み条件を設定する

(7) 任意:Filterより出力したいブログ記事の絞り込み条件を設定する

ブログ記事をエクスポートする際に、利用できる条件は下記になります。

  • ID
  • Title
  • Handle
  • Tags
  • Created At
  • Updated At
  • Published At
  • Blog Handle
  • Metafield

(8) 「Export」をクリックする

「Finished」ステータスに切り替わったら、「Download Exported File」をクリック

(9) CSVを作成するジョブが実行されますので、「Finished」ステータスになるまで待機

(10) 「Finished」ステータスに切り替わったら、「Download Exported File」をクリック

ステップ2: エクスポートデータを修正する

エクスポートしたブログ記事データを開きます

(1) ステップ1:でエクスポートしたCSVファイルを開きます

💡 今回はGoogleスプレッドシートで開いていますが、ご自身がいつも利用しているツール(ExcelやNumbers)などでも問題ありません。

カラム名が「Title」の列にあるデータを修正

(2) カラム名が「Title」の列にあるデータを修正

Googleスプレッドシートの場合は、ファイル > ダウンロード > カンマ区切りの形式(.csv)の順にクリックするこで、csv形式のファイルを出力できます。

(3) 修正が完了したらcsv形式で出力

Googleスプレッドシートの場合は、ファイル > ダウンロード > カンマ区切りの形式(.csv)の順にクリックするこで、csv形式のファイルを出力できます。

(4) 任意:出力したcsvのファイル名を「Blog Posts.csv」に変更

💡 ファイル名に「Blog Posts」の文字列があることで、Matrixifyへのファイルインポート時に、Matrixify側でブログ記事用のファイルであることを自動で認識してくれます。

ステップ3: Matrixifyに修正したデータをインポートする

Importセクションにステップ2で作成したcsvファイルをインポート

(1) Matrixifyのトップページにアクセス

(2) Importセクションにステップ2で作成したcsvファイルをインポート

インポート後は自動でページが切り替わります。

Sheetsセクションのセレクトボックスから「Blog Posts」を選択

(3) Sheetsセクションのセレクトボックスから「Blog Posts」を選択

💡 ステップ2の(4)の通りに、ファイル名を変更した場合は自動で「Blog Posts」が選択されます。

(4) 「Import」をクリック

データ一括更新のジョブが実行されますので、「Updated」ステータスになるまで待機

(5) データ一括更新のジョブが実行されますので、「Updated」ステータスになるまで待機

「Updated」ステータスになったら、完了です。

ステップ4: 一括修正されていることを確認

最後に、意図通りにデータが一括更新されているかを確認しましょう

下記の添付画像では「一括更新前」と「一括更新後」の画像になります。「一括更新後」のように意図通りにブログ記事データが更新されていたら終了です。

一括更新前のブログ記事一覧

一括更新前のブログ記事一覧

一括更新後のブログ記事一覧

一括更新後のブログ記事一覧

最後に

以上が、Matrixifyを使用したShopifyブログ記事の一括更新方法です。エクスポート、データ編集、インポートという3つの基本的なステップで、複数の記事を効率的に更新することができます。

Matrixifyを活用することで、Shopify上のブログ記事データを簡単に管理でき、作業時間を大幅に短縮できます。特に、大量のコンテンツを扱うサイトや、頻繁な更新が必要な場合には非常に便利なツールとなります。

無料プランでは10件までの一括処理が可能なため、小規模なサイトであれば費用をかけずに利用できます。本記事で紹介した手順を参考に、効率的なコンテンツ管理を実現してください。

最後に、下記のブログ記事ではShopifyのブログ機能について、特徴やメリット、活用事例、ブログ記事を拡張できるShopifyアプリなど徹底解説しています。ご参考にしてください。

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編集プロセス

EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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