本記事では、Shopifyアプリ「Appikon ‑ Pre‑Order」の導入方法と注意点について解説します。本アプリのセットアップを行うことで、商品が在庫切れになった際に自動で予約販売に切り替えることができます。ただし、利用する上でいくつかの注意点もあるため、これらを理解した上で導入を検討することをおすすめします。
Appikon ‑ Pre‑Order (旧:Pre‑order Today)とは?
Appikon ‑ Pre‑Order (旧:Pre‑order Today)は、予約販売を行えるShopifyアプリの中では、世界的に有名なアプリの一つです。商品1件までなら無料で全機能を利用できるため、 まずは無料で試してたく、商品数や予約販売の頻度がそこまで多くない方におすすめです。
Appikon ‑ Pre‑Order (旧:Pre‑order Today)の料金プラン
プラン名 | 月額利用料 | 商品数 | 予約注文数 |
---|---|---|---|
FREE | 無料 | 1件 | 無制限 |
STARTER | $7.99 | 5件 | 無制限 |
PRO | $14.99 | 10件 | 無制限 |
PREMIUM | $24.99 | 無制限 | 無制限 |
Appikon ‑ Pre‑Order (旧:Pre‑order Today)のセットアップ方法
アウトプット
本章のセットアップをを行うことで、商品が在庫切れの場合に予約販売に切り替わります。
セットアップ方法
オンラインストア > テーマの順に遷移し、Appikon ‑ Pre‑Orderを導入したいShopifyテーマの「カスタマイズ」をクリックします。
テーマエディタの左メニューにある「埋め込みアプリ」を選択し、「Pre-order Today」という名称の埋込アプリを有効化し、「保存」をクリックします。
Appikon ‑ Pre‑Orderの管理画面にアクセスし、左メニューの「Products」を選択します。予約販売したい商品の予約販売状態を「active」に変更します。
以上でセットアップは完了です。
Appikon ‑ Pre‑Order (旧:Pre‑order Today)の注意点
管理画面やヘルプページは日本語対応していない
Appikon ‑ Pre‑Orderの管理画面やヘルプページ、カスタマーサポートは日本語に対応していません。英語に抵抗がある方は、細かな設定変更やトラブル発生時に対応が必要な場合に見えない作業コストが発生する場合があります。
在庫条件を設定できない
Appikon ‑ Pre‑Orderの予約販売は、商品が在庫切れの場合にしか利用できません。常に予約販売を行いたい場合などは、商品の在庫数を0に設定する必要があります。このような運用は、ミスも起こりやすいため、予約販売の条件設定ができないことで在庫管理が面倒になる可能性があります。
商品ページ以外で予約販売できない
Appikon ‑ Pre‑Orderは商品ページではしか予約販売ができません。コレクションページやフィーチャープロダクト(または、フィーチャーコレクション)のセクションブロックを利用して販売を行っているページでは予約販売ができないので注意が必要です。意図しない注文を防ぐためにも商品ページ以外のページではカートボタンを非表示に設定する必要があります。
同梱制御はできない
予約商品と通常商品は発送タイミングが異なるため、一緒に購入されたくないケースがあるかと思います。Appikon ‑ Pre‑Orderには同梱制御機能がないため、予約商品と通常商品との同時注文を避けることができません。
翻訳できない
Appikon ‑ Pre‑Orderのテキストデータは1言語にしか対応しておらず、翻訳できません。そのため、Shopifyで越境ストアを運営されている場合は、注意が必要になります。
最後に
今回は人気の予約販売アプリ「Appikon ‑ Pre‑Order」についてご紹介しました。日本語対応している予約販売アプリや同梱制御機能、翻訳機能なる予約販売アプリを試したい方は下記のブログ記事も参考にしてください。
下記のブログ記事では再入荷通知や予約販売を実施できるShopifyアプリ以外にも「集客」や「売上拡大」、「ブログ記事拡張」など様々なおすすめアプリをジャンル別に紹介しています。ご参考にしてください。