Mailchimpの使い方を画像付きで解説!Shopifyとの連携やメリットも

Mailchimpの使い方を画像付きで解説!Shopifyとの連携やメリットも

Shopifyと相性が良いメールマーケティング施策。Shopifyと連携できる代表的なメールマーケティングツールの一つが「Mailchimp」です。

「Mailchimpってどんなツール?」 「Mailchimpを活用するメリットを知りたい」 「Mailchimpでのメール作成方法を教えて」

この記事を読むことで上記のような疑問やニーズが解決します。

Mailchimpは初心者からプロまで幅広く使えるツールです。この記事を参考にぜひ活用を検討してみてください。

メールマーケティングツール「Mailchimp」とは?

Mailchimp

画像出典:Mailchimp

Mailchimpは、1,200万以上のアクティブユーザーを抱える、世界的にメジャーなメールマーケティングツールです。中小から大手まで、幅広い規模のショップに利用されており、特に欧米で人気があります。

直感的な操作性と豊富な機能により、メールマーケティングの初心者からプロまで幅広いニーズに対応しています。

「メールマーケティング」については以下の記事を参考にしてください。

Mailchimpの主な機能

Mailchimpは優れたメールマーケティングツールで、多彩な機能をもっています。主な機能は、メール作成・配信、顧客セグメンテーション、SMS配信、分析機能など。メール作成においては、テンプレートやAIアシスタントを活用でき、A/Bテストも実施可能です。

特筆すべきは「カスタマージャーニー」と呼ばれるステップ自動配信機能で、あらかじめ設定した条件や顧客の行動をトリガーにメール配信が可能。パーソナライズされた購買体験を提供し、売上アップが狙えます。

さらに、ランディングページ作成やソーシャルメディア投稿、登録用ポップアップフォーム設置など、統合的なマーケティング施策の実施が可能です。

Mailchimpの注意点|日本語に対応していない

カスタマイズ性や機能性が高いMailchimpですが、管理画面は残念ながら日本語には対応していません。メールの件名や本文には問題なく日本語が使用できるので、日本向けの事業者も問題なく使用できます。

最近はブラウザの翻訳機能の精度も高まっているため、翻訳機能を用いて利用するのがおすすめです。ただし、少し変に翻訳されてしまう箇所もあるため、気になる方は日本語に対応しているメールマーケティングアプリを使用するほうがよいでしょう。

日本語に対応しているメールマーケティングアプリには、「Shopify Messaging(旧:Shopifyメール)」があります。以下の記事で解説しているので参考にしてください。

ShopifyでMailchimpを活用するメリット

ShopifyのECサイトとメールマーケティングは非常に相性が良く、ストアの顧客に対して、効果的なメールを配信できます。Mailchimpを活用することで得られるメリットについて解説します。

生成AI機能の活用でメール作成コストを削減できる

Mailchimpの生成AI機能「Intuit Assist」は、メール作成の手間を大幅に効率化します。見出しや本文の自動生成に加え、ブランドの色やロゴを反映したメールデザインの作成も可能です。特に、カート放棄対策や顧客フォローなどの定型メールは、AIが最適な文章とデザインを提案します。そのため、作成されたものを確認・編集するだけで配信できます。

さらに、メール配信の自動化シナリオの構築もAIがサポートしてくれるため、今までメールマーケティングにかけていた多大な時間と労力を削減できるでしょう。

A/Bテスト・分析機能でマーケティング効果を高められる

「A/Bテスト」とは、AとBの2つの施策を同時に実施し、どちらが効果的だったかを検証する手法です。さまざまな施策でA/Bテストを何度も繰り返すことで最適な施策を見つけられます。Mailchimpでは、件名やコンテンツ、送信時間のA/Bテストを簡単に実施できるため、最適な配信内容や条件を効率的に見つけられるでしょう。

また、クリック率や購買データなどの詳細な分析が可能で、セグメント別の効果測定も容易です。Shopifyのストア分析機能では確認できない深い洞察が得られ、マーケティング効果をより高められるでしょう。

SMSとの連携で売り上げアップが狙える(海外限定)

MailchimpはSMS(ショートメッセージサービス)と連携し、マーケティングメッセージを配信することも可能です。SMSは開封率が高いため、タイムセールやイベント告知に有効です。また、カゴ落ち防止やリピート購入の促進など、売り上げにつながるアプローチもできます。

注意点として、SMSマーケティングの機能は日本では利用できません。越境EC(海外販売)を行う事業者におすすめの機能です。対象国は以下の通りです。

オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、スペイン、スイス、オランダ、アメリカ、イギリス

Mailchimpの料金プラン

Mailchimpの料金プランと、プランごとに利用できる主な機能を一覧表にまとめました。

料金プラン Free Essentials Standard Premium
開始価格 0円〜 1,150円〜 1,750円〜 34,500円〜
月間送信数 最大1,000 アドレス件数の10倍 アドレス件数の12倍 アドレス件数の15倍
利用ユーザー数 1人 3人 5人 無制限
カスタマーサポート 最初の30日間のみメールサポート 24時間365日のメールとチャットサポート 24時間365日のメールとチャットサポート 電話と優先サポート
分析レポート 限定的 限定的
生成AI機能 × ×
自動化機能 × 限定的
A/Bテスト ×
セグメンテーション 基本機能 基本機能 高度な機能 高度な機能
メールスケジュール ×
SMSマーケティング ×

2025年1月時点

Mailchimpでは登録されている顧客アドレス数によって料金が異なります。詳しくはMailchimpの料金確認ページを参照ください。

Freeプランはメール内にMailchimpのロゴが挿入され、機能も限定的です。メールマーケティングを本格的に実施していきたい方はEssentialsプラン以上を選択するといいでしょう。

ShopifyとMailchimpの連携方法|アカウント作成も

ShopifyとMailchimpを連携することにより、ストアの顧客データを元にメール配信ができるようになります。この章では、ShopifyとMailchimpの連携方法について解説します。

1:Shopifyアプリストアより、Mailchimpのアプリをインストール。

Mailchimp|Shopifyアプリストア

画像出典:Mailchimp|Shopifyアプリストア

Shopifyストアで再度インストールの確認が表示されますので、「インストール」をクリックします。

Shopifyストアで再度インストールの確認が表示されますので、「インストール」をクリックします。

画像出典:Shopify管理画面

2:MailchimpとShopifyストアのデータ連携をします。

すでにアカウントをお持ちの方は「Login」を、アカウントをお持ちでない方は「Create account」をクリックします。

すでにアカウントをお持ちの方は「Login」を、アカウントをお持ちでない方は「Create account」をクリックします。

画像出典:Mailchimp管理画面

アカウントの新規作成手順

アカウント情報の入力画面には、プロフィールとビジネスの住所を入力します。Shopifyのデータが自動連携されますが、変更がある場合には「Edit」で編集しましょう。「Activate account」をクリックします。

Shopifyのデータが自動連携されますが、変更がある場合には「Edit」で編集しましょう。「Activate account」をクリックします。

続いて、メールアドレスの認証です。アドレス宛てに届いたメールの「Confirm email」をクリックします。

続いて、メールアドレスの認証です。アドレス宛てに届いたメールの「Confirm email」をクリックします。

3:アカウントの作成が完了したら、料金プランを選択します。

無料プランもありますが、有料プランには14日間の無料トライアル期間がありますので、まずは有料プランで試してみても良いでしょう。プランを決めたら、「Start free trial」をクリックします。

プランを決めたら、「Start free trial」をクリックします。

無料トライアルでも、クレジットカードの登録が必須です。登録して0円の決済をしたら、アカウント作成完了です。

4:Shopifyストアと連携

Shopifyの管理画面よりMailchimpのアプリ画面を開きます。「Sync now(今すぐ同期)」をクリックします。

Shopifyの管理画面よりMailchimpのアプリ画面を開きます。「Sync now(今すぐ同期)」をクリックします。

同期が完了し、「Connected(同期完了)」が表示されれば連携完了です。

同期が完了し、「Connected(同期完了)」が表示されれば連携完了です。

Mailchimpの具体的な使い方

Shopifyアプリ「Mailchimp」の画面の見方とMailchimpでのメール作成方法ついて解説します。

Shopifyアプリ「Mailchimp」の画面の見方

Shopifyアプリとしての「Mailchimp」には以下の項目があります。

  • Audience Stats:統計データ
  • Promo Codes:プロモーションコードの同期
  • Tag Syncing:タグの同期
  • Rule Builder:タグ設定のルール作成
  • Settings:設定
  • SMS Subscriber Syncing:SMS購読者の同期
Shopifyアプリとしての「Mailchimp」には以下の項目があります。

画像出典:Shopify管理画面

ShopifyアプリとしてのMailchimpの画面では、Shopifyで設定しているプロモーションやタグの設定を確認できますが、マーケティング施策は実施できません。

Mailchimpのメール作成方法

マーケティングメールの作成や配信設定は、Mailchimpの管理画面で行います。実際にマーケティングメールを作成してみましよう。Shopifyのアプリ画面からは「Continue to Mailchimp」をクリックすると、Mailchimpの管理画面に遷移します。

Mailchimpの管理画面の左上にある「Create」をクリックします。

Mailchimpの管理画面の左上にある「Create」をクリックします。

「Internal email name(社内用メール名)」に用途などを入力しましょう。あくまで社内の管理用の名称で、顧客には通知されません。

「Internal email name(社内用メール名)」に用途などを入力しましょう。あくまで社内の管理用の名称で、顧客には通知されません。

メールの作成方法を以下3つの中から選択します。

  • From scratch:デザインとコンテンツを自身でゼロから作成する
  • Basic layout:基本設計ができている状態から作成する
  • Fully designed template:すでにデザインができているテンプレートを活用して作成する
メールの作成方法を以下3つの中から選択します。

今回はテンプレートを活用して作成します。テンプレートは122種類用意されており、「Email purpose(メールの目的)」「style(スタイル)」「Industry(業界)」 で絞り込みができます。(2025年1月時点)

今回はテンプレートを活用して作成します。テンプレートは122種類用意されており、「Email purpose(メールの目的)」「style(スタイル)」「Industry(業界)」 で絞り込みができます。(2025年1月時点)

「Email purpose」の種類は以下の8項目です。

  • Announce:お知らせ
  • Newsletter:ニュースレター
  • Invite to event:イベント案内
  • Sell products:商品販売
  • Sell services:サービス販売
  • Thank you:お礼
  • Welcome:歓迎の挨拶
  • Seasonal:季節のお便り

「Style」の種類も以下の8項目です。

  • Minimalist:シンプル
  • Bold:大胆
  • Colorful:カラフル
  • Neutral:落ち着いた
  • Light:ライト
  • Playful:遊び心のある
  • Dark:ダーク
  • Professional:ビジネス

「Industry」の種類は以下の10項目です。

  • Arts & entertainment:芸術・エンターテインメント
  • Business & finance:ビジネス・金融
  • Creative services:クリエイティブサービス
  • E-commerce & retail:EC・小売
  • Education & nonprofit:教育・非営利
  • Food & travel:飲食・旅行
  • Health & wellness:健康・ウェルネス
  • Home & garden:住まい・ガーデニング
  • Industrial services:産業サービス
  • Technology:テクノロジー

今回、「Seasonal:季節のお便り」「Neutral:落ち着いた」「E-commerce & retail:EC・小売」で絞り込みをしました。気に入ったテンプレートをクリックします。表示される「Apply」をクリックすると、メール本文の編集画面に遷移します。

今回、「Seasonal:季節のお便り」「Neutral:落ち着いた」「E-commerce & retail:EC・小売」で絞り込みをしました。気に入ったテンプレートをクリックします

編集画面ではメール本文のレイアウトや色、フォント、テキストなどを自由に編集できます。レイアウト変更はドラッグ&ドロップで、至ってシンプルです。

レイアウト変更はドラッグ&ドロップで、至ってシンプルです。

レイアウトに追加できる項目は以下の通りです。

  • Heading:見出し
  • Paragraph:段落・本文
  • Button:ボタン
  • Divider:区切り線
  • Spacer:余白
  • Image:画像
  • Logo:ロゴ
  • Creative Assistant:デザインアシスタント ※
  • Video:動画
  • Social:SNSリンク
  • Survey:アンケート
  • Code:コード
  • Apps:アプリ連携
  • Product:商品
  • Product Rec:おすすめ商品
  • Review Product:商品レビュー

※AIによるデザイン生成機能

メールのレイアウトは、「2分割」「3分割」「1:2分割」など、柔軟に設定できます。

メール本文のデザインやテキストを作成したら、メールの配信設定を行います。

  • To:宛先
  • From:送信元
  • Subject:メールタイトル
  • Send time:送信時間(予約可能)
  • Content:本文

全ての設定が完了したら、「Schedule」をクリックしましょう。

全ての設定が完了したら、「Schedule」をクリックしましょう。

「Confirm scheduling email」をクリックして完了です。

「Confirm scheduling email」をクリックして完了です。

メールの作成方法は以上です。

テンプレートは欧米っぽさがあり、日本の消費者には少し馴染みがないデザインの場合もあります。好みのデザインが見つけられない場合には、「Basic layout」を活用して作成することがおすすめです。以下の画像のようなシンプルなデザインから作成が始められます。

シンプルなデザインから作成

Mailchimpを活用してメールマーケティングを始めよう

この記事では多機能なメールマーケティングツール「Mailchimp」について、活用のメリットや連携方法、メール作成方法を解説しました。

Mailchimpは簡単な操作でデザイン性豊かなメールを作成できるため、初心者に最適です。また、生成AIによるメール作成機能やステップ自動配信機能があり、効率的な運用が可能です。さらに分析機能や、A/Bテスト機能を活用することで、効果的なマーケティングを実施し、売上アップが期待できるでしょう。

これからメールマーケティングを始める方や、より高度なメールマーケティングを実施したい方はぜひ試してみてください。

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  • 編集プロセス

    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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