BASEとShopifyを徹底比較|料金・手数料・機能の違いを解説

【2026年】BASEとShopifyを徹底比較|料金・手数料・機能の違いを解説

Tsunライターチーム

ネットショップを開設するにあたって、BASEとShopifyはどちらも有力な選択肢です。しかし、料金体系や使いやすさ、機能の拡張性などに違いがあるため、「自分のショップにはどちらが合っているのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、それぞれのプラットフォームの特徴、料金、機能などを比較します。ビジネスの規模や目的に応じた最適な選択肢を判断できるよう、SEO、集客、手数料、デザイン、サポート、運営事例まで解説します。

※本記事にはShopifyのアフィリエイトリンクが含まれています。

BASEとShopifyどちらを選ぶ?

BASEは、初期費用がかからず簡単に始められるため、小規模ビジネスや個人事業主に向いています。SNSとの連携も強力で、手軽に集客できる点が魅力です。

一方、Shopifyは中規模から大規模のビジネスに適しており、豊富なカスタマイズ性や多言語・多通貨対応が特徴です。特に、海外展開やブランドの個性を強く打ち出したい企業に向いています。

ここからは、BASEとShopifyのSEO対策や手数料、デザイン性など、重要な要素について比較していきます。

SEO対策を比較

Shopifyは、独自ドメインやキーワード最適化、SEOアプリの利用など、詳細なSEO対策が可能です。Google AnalyticsやSearch Consoleとの連携を通じて、データに基づいた改善にも取り組めます。

一方、BASEは手軽に利用でき、SNS連携による集客が強みですが、SEOのカスタマイズには限界があります。

カスタマイズ可能な項目

サービス名 Shopify(2026年8月時点) BASE(2026年8月時点)
ショップ名
ショップの説明
商品名
商品の説明
商品画像のaltテキスト設定 ×
独自ドメイン
ページヘッダー(h1) ×
リッチスニペット ×

集客対策を比較

BASEの集客面の強みは、SNSとの連携と無料ツールの使いやすさです。特に、Instagram連携では、投稿から商品ページに直接アクセスできるため、SNS上での認知拡大と購買への導線を整えやすくなります。

また、BASEにはブログやメールマガジン、クーポンなど集客を支援する機能も揃っています。Shopifyは、Google広告やSNSマーケティングとの連携が強く、本格的なマーケティング活動を展開したい中規模以上のビジネスに向いています。

集客に使えるツール

サービス名 Shopify(2026年8月時点) BASE(2026年8月時点)
ブログ
メールマガジン
クーポン
SNS ・Instagram
・X(旧Twitter)
・Facebook
・Pinterest
・LinkedIn

※その他、アプリで連携可能
・Instagram
・X(旧Twitter)
・Facebook
・note
・LINE
・TikTok
Web広告 ・Google
・Facebook
・Instagram
・TikTok
・Yahoo!
・Google
・Facebook
・Instagram
・TikTok
YouTubeショッピング

※Shopifyはアプリの数が16,000種類以上と豊富です。詳しい情報はShopify公式サイトをご確認ください。

手数料やコストを比較

Shopifyの強みは、Shopifyペイメントを利用することで取引手数料を抑えやすい点です。クレジットカードやApple Pay、Google Payなど多様な決済方法に対応しています。BASEは初期費用が無料で気軽に始められる一方、売上に応じて手数料が発生するため、売上規模に応じたコスト管理が重要です。

スタンダードプランでは無料でスタートできる手軽さがBASEの魅力ですが、売上が増えるほど手数料も増えます。売上によっては、結果的にShopifyよりコストがかかる可能性もあります。

運営にかかるコスト比較

サービス名 Shopify(2026年8月時点) BASE(2026年8月時点)
初期費用 0円 0円
月額使用料
※年払い選択時の月額換算
Basic:3,650円
Grow:10,100円
Advanced:44,000円
Plus:368,000円〜
スタンダードプラン:0円
グロースプラン:16,580円
カード決済手数料 Basic:3.55~3.9%
Grow:3.4~3.85%
Advanced:3.25~3.8%
Plus:2.9%~
※カードブランドにより変動
スタンダードプラン:3.6%+40円
グロースプラン:2.9%
※PayPay、Amazon Pay、PayPalの場合は1%加算
取引手数料 Shopifyペイメント利用:0円
※利用しない場合は以下の通り
Basic:2%
Grow:1%
Advanced:0.6%
Plus:0.2%
スタンダードプラン:3%
グロースプラン:0円

※料金・手数料は2026年8月時点の情報です。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

売上金の入金サイクル・振込手数料を比較

BASEでは、売上金を受け取るために管理画面から振込申請を行います。通常は申請日から10営業日後に指定口座へ振り込まれ、申請1回につき250円の振込手数料が発生します。振込申請額が2万円未満の場合は500円の事務手数料が加算されます。「最速振込」を利用すると、振込申請金額の3%がかかりますが、365日振込を受けられます。

Shopifyでは、Shopify Paymentsを利用する場合、売上金は設定したスケジュールに沿って登録口座へ自動的に支払われます。週単位または月単位から支払いスケジュールを選択でき、決済が確定してから支払い可能になるまでの決済期間は5営業日です。銀行側で実際に入金処理されるまで1〜3日程度かかる場合があります。Shopify Paymentsでは銀行口座への振込手数料はかかりません。

サービス名 BASE Shopify
売上金の受け取り方法 振込申請が必要 Shopify Paymentsから自動支払い
入金サイクル 振込申請から通常10営業日 週単位または月単位で設定
振込手数料 250円/回 無料
その他の振込時の手数料 2万円未満は事務手数料500円 なし
最低金額 売上残高751円以上から振込申請可能 最低支払額5円

BASEは必要なタイミングで売上金の振込を申請できる一方、振込ごとに手数料が発生します。Shopify Paymentsは振込申請の必要がなく、振込手数料もかからないため、売上金の受け取りにかかる手間やコストを抑えやすい点が特徴です。

デザイン・カスタマイズ性を比較

BASEとShopifyでは、カスタマイズ性と機能面で大きな違いがあります。

BASEはシンプルで初心者向けの使いやすさが魅力ですが、デザインや機能のカスタマイズには限界があります。一方、Shopifyは1,200種類以上のテーマと16,000種類以上のアプリを活用することで、見た目や機能を柔軟にカスタマイズできます。さらに、SEO対策やマーケティング機能も充実しており、ビジネスの成長に応じた運営が可能です。

サービス名 Shopify(2026年8月時点) BASE(2026年8月時点)
デザインテーマ 1,200種類以上(無料・有料) 110種類以上(無料・有料)
テーマのカスタマイズ HTML/CSS/JavaScript/Liquid HTML/CSS/JavaScript
拡張機能(アプリ) 16,000種類以上 80種類以上
商品登録 無制限 無制限(1日1,000件まで)
商品画像 1アイテム250枚まで(画像・動画などを含む) 1アイテム20枚まで(画像のみ)※動画の登録は不可
独自ドメイン 可能 可能
SSL/TLS 対応 対応
海外対応 50以上の言語
130か国以上の通貨対応
※1ストアで利用可能な言語数は最大20言語
英語のみ・34種類の通貨に対応

※テーマ数、アプリ数、対応言語・通貨などは2026年8月時点の情報です。

サポート体制を比較

BASEのサポート体制は、オンラインガイドやFAQ、お問い合わせフォーム(メール)でのサポートが中心です。運営を支援してくれる公認パートナー制度「BASE Partners」も用意されています。

一方、Shopifyは、日本語対応のヘルプセンターやメールサポートに加え、コミュニティや最大60分間のデザインサポートも利用できます。

サービス名 Shopify(2026年8月時点) BASE(2026年8月時点)
オンラインガイド/FAQ
メールサポート
デザインサポート 60分の無料サポート ×
公認パートナー Shopify パートナー BASE Partners
コミュニティ

タイプ別のおすすめプラットフォーム

ここまで比較してきた料金や機能の違いは、事業の規模や目指す方向によって重みが変わります。ここでは「オリジナル商品を少量販売したい個人・小規模事業者」と「成長や海外展開を目指す中規模から大規模の事業者」の2つのタイプに分けて、それぞれに合うプラットフォームを紹介します。

BASEがおすすめの業態:個人や小規模事業者などのオリジナル商品を販売したい人

BASEはハンドメイド商品のようなオリジナル商品を少量生産・販売したい人に向いています。

BASEオーナーズ調査2025によると、BASEに出店している店舗のうち9割以上が4名以下で運営されており、その中でも1名で運営している店舗が7割を超えています。特にオリジナル商品を扱うショップが多く、約8割が個人で制作したオリジナル商品を販売しています。

個人でネットショップをスタートさせるには、予算の問題をクリアしなければなりません。BASEは月額料金が無料で初期費用をかけずにECサイトを始められるため、個人での販売を低リスクで始められます。また、SNSとの連携が簡単で、InstagramやXを活用して手軽に集客できることも魅力です。

副業としてECサイトを運営したい方や、オンラインでの販売を初めて試みる方にとって、リスクを抑えながら始められるBASEは有力な選択肢です。

参照:BASEの導入事例まとめ|ショップオーナー様にインタビューしました

Shopifyがおすすめの業態:ビジネスを成長させたい中規模から大規模の事業者

Shopifyは、ビジネスを成長させていきたい中規模から大規模の事業者や、グローバル展開を目指す企業に向いています。月額費用がかかるものの、販売チャネルの豊富さ、アプリ連携の多さ、高いカスタマイズ性を備えており、海外市場への進出を検討している企業にとって多言語・多通貨対応機能が役立ちます。

Shopifyは1,200種類以上のテーマと16,000種類以上のアプリを利用でき、事業に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。ファッションブランドやライフスタイル製品の販売など、独自のデザインや機能を求める企業にとっても有力な選択肢となります。

さらに、ShopifyはAmazonやeBay、Facebook、Instagramなど、複数の販売チャネルを統合するマルチチャネル販売にも対応しています。オンラインとオフラインを組み合わせた販売戦略を取る企業にも適しています。

BASEとShopifyの運営事例

ここからは、BASEとShopifyで運営されているストアの事例を紹介します。

BASEで成功したストア事例|FANTASISTA CLIMBING

FANTASISTA CLIMBING

画像出典:FANTASISTA CLIMBING

FANTASISTA CLIMBINGは、クライマーである店主がひとりで立ち上げたオンラインショップです。BASEを利用してオリジナルのクライミング用品やアパレルを販売しています。

BASEの操作がシンプルで、初心者でも簡単にオンラインショップを立ち上げられる点に魅力を感じ、BASEを選びました。専門的なクライミングアイテムを扱うことで、多くのクライマーに支持されています。

参照:「自分がいいと思うものが、受け入れられるか不安だった」ゼロからはじめたひとり開業

Shopifyで成功したストア事例|カキモリ

カキモリ

画像出典:カキモリ

カキモリは、オーダーメイドのノートやオリジナル文具を通じて、書くことの楽しさを届けている文具ブランドです。

コロナ禍前には外国人のお客様が全体の2割に達するほど海外からの人気が高く、Shopifyを活用してオリジナル商品のオンライン販売と海外のお客様に向けた展開に取り組んでいます。町の小売店から世界で通用するブランドを目指すカキモリの挑戦を、Shopifyの柔軟な機能が支えています。

カキモリのストアインタビューはこちらをご覧ください。

結論|BASEは小規模店舗向き・Shopifyは中規模~大規模店舗向き

BASEは初期費用・月額0円で始められ、売上に応じて手数料を支払う「小さく始める」向きの設計です。ハンドメイド商品などオリジナル商品を少量販売したい個人・小規模事業者に向いています。ただし売上が伸びるほど手数料の負担も増えるため、月商が大きくなってきたら、固定費型のShopifyと総コストを比較して乗り換えを検討するのが現実的です。

一方、Shopifyは中規模から大規模のビジネスに適しており、カスタマイズ性の高さが特徴です。成長を目指すビジネスや、ブランドイメージを強くアピールしたい企業には、Shopifyの柔軟な機能が役立ちます。また、多言語対応や国際決済機能を活用すれば、海外市場でのビジネス展開も検討できます。

下記のブログ記事ではShopifyのアカウント作成からストア立ち上げまでの方法を紹介しています。

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    EコマースやShopifyの初学者にとって、できるだけ “やさしく” “わかりやすく” “正確に” 難しいコマース用語やマーケティング用語、ストア構築から販売までの仕組み・ノウハウを伝えることを心がけて、記事コンテンツを作成しています。

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