Shopifyアプリ「PickFlow」とは

PickFlow(ピックフロー)は、Shopifyの未発送注文を自動で取り込み、倉庫やバックヤードでのピッキングからバーコード検品までをスマホ1台で完結させるアプリです。作業スタッフは手持ちのiPhoneやAndroidのブラウザで商品のバーコードをスキャンするだけ。注文と違う商品や数量オーバーはその場でエラーになるため、入ったばかりのスタッフでも誤出荷を防げます。専用のハンディターミナルや倉庫管理システム(WMS)は不要です。棚番付きピッキングリストの一括印刷、作業者の招待、完了時の自動タグ付けにも対応し、管理画面・作業画面ともに日本語で使えます。月50件まで無料です。
PickFlowの特徴
スマホのカメラがハンディターミナルになる

PickFlowの一番の特徴は、専用端末をひとつも買わずに始められることです。作業スタッフは自分のスマホでブラウザを開き、商品のバーコードをカメラで読み取ります。読み取った瞬間に注文内容と照合され、違う商品や数量の超過はその場でエラー表示。「出荷してから気づく」を「箱に入れる前に止める」に変えられます。アプリのインストールも不要で、招待リンクを開くだけで作業を始められます。
ピッキングリストと納品書を最大100件まとめて印刷

紙のピッキングリストをなくす必要はありません。未発送の注文をまとめて選んで、ピッキングリストと納品書を最大100件まで一括で印刷できます。ピッキングリストには棚番と注文番号のバーコードが印字されるので、紙を見ながら商品を集め、注文番号を読み取ってスマホで検品する、という運用がそのまま成り立ちます。朝の出荷準備が数クリックで終わります。
棚番をCSVで一括登録、印刷リストとスマホの両方に表示

商品ごとに棚番(例: A-1-2)を登録しておくと、印刷したピッキングリストと作業スタッフのスマホ画面の両方に棚番が表示されます。数千点の商品もCSVで一括登録でき、1回のインポートで最大1万行まで取り込めます。「あの商品どこだっけ」と探し回る時間が減り、新人でも倉庫の地図を覚える前から戦力になれます。
作業スタッフを何人でも招待でき、Shopifyのアカウントは不要

作業スタッフ(アプリ内では「ワーカー」)の追加は招待リンクを送るだけです。スタッフは自分のスマホでリンクを開き、8桁のPINを設定すればすぐに参加できます。Shopifyのスタッフアカウント枠をまったく消費しないので、繁忙期に短期のアルバイトを増やすときも気兼ねがいりません。Standardプランなら人数は無制限です。
ピッキング完了と同時に注文へ自動でタグ付け

検品が終わると、Shopifyの注文に「チェック済」などのタグが自動で付きます。担当したスタッフの名前もタグとして残せるので、「誰がいつ検品したか」の記録が注文そのものに残ります。Shopify管理画面のフィルタやShopify Flowと組み合わせて、検品済みの注文だけを発送フローへ進める、といった使い方ができます。
こんな企業・ストアにおすすめ
- 自社倉庫やバックヤードから出荷していて、取り違えや数量ミスが起きているストア
- 出荷前の検品が目視頼みで、繁忙期ほどチェックが甘くなるストア
- ハンディターミナルやWMSは費用と手間で導入を見送ってきたストア
- アルバイトや新人でも間違えない出荷の仕組みが欲しいストア
- セット商品の構成品の入れ忘れを防ぎたいストア
PickFlowのおすすめ機能
バーコードとSKUの両方で照合、バーコードのない商品も検品できる
PickFlowはバーコードだけでなくSKUでも照合します。バーコードが登録されていない商品は、SKUをバーコード化したラベルを用意しておけば、それを読んで検品できます。どちらも登録がない手作り品や大型商品は、タグ設定で手動ピック用の商品タグを有効にし、そのタグを商品に付けておくと、画面の「確認」ボタンで検品済みにできます。バーコードがある商品とない商品が1つの注文に混在していても問題ありません。
セット商品を構成品に自動展開
ギフトセットのように、複数の商品をひとつのSKUで販売している場合は、管理画面で親商品と構成品を登録しておきます。注文が入ると構成品に自動で展開され、ピッキングリストにもスマホ画面にも中身が1点ずつ並びます。構成品ごとにバーコード検品するので、「箱の中身が1つ足りない」というミスを仕組みで防げます。
ピッキングリストの注文番号バーコードから、そのまま作業開始
印刷したピッキングリストの右上には注文番号のバーコードが入っています。作業スタッフはスマホの「スキャン」タブでこれを読み取るだけで、注文を探すことなくその注文の検品画面が開きます。紙とスマホを行き来する運用でも、操作が増えません。
ギフトメッセージや名入れ内容もピッキングリストに印刷
注文に付いたカスタム属性(配送希望時間帯やギフトメッセージなど)、商品ごとの明細行カスタム属性(名入れ文字や刻印カラーなど)、商品メタフィールドに書いた注意書き(「割れ物・緩衝材多め」など)をピッキングリストに印刷できます。倉庫向けの情報はピッキングリストにだけ出て、お客様に届く納品書には出ません。
納品書もお店に合わせてカスタマイズ
お客様に同梱する納品書には、ストア名・住所・連絡先のほか、お礼メッセージや注文番号を差し込んだURLのQRコードを印刷できます。海外発送がある場合は、英語表記のストア情報とお礼メッセージを別に設定できます。SKU・配送方法・商品画像などの表示項目も切り替えられます。
PickFlowの料金プラン
料金は2プランで、機能の違いはありません。違いは月間のピッキング完了件数と作業スタッフ数の上限だけです。
【Free】無料
- ピッキング完了:月50件まで
- 作業スタッフ:2名まで
- すべての機能を利用可能
【Standard】月額$19.99+従量課金
- ピッキング完了:無制限
- 作業スタッフ:無制限
- 従量課金は1件$0.09から始まり、件数が増えるほど単価が下がり$0.04まで低下
無料プランに機能制限がないので、テストストアではなく実際の出荷業務でそのまま試せます。月50件以下のストアはずっと無料でお使いいただけます。Shopify Plusは不要で、全プランでご利用いただけます。
PickFlowのセットアップ方法
画面つきの手順はヘルプをご覧ください。
アプリ開発のストーリー・裏側
アプリを開発したきっかけは?
弊社のお客様からの「日本語で使えるピッキングアプリはありませんか」という問い合わせがきっかけです。海外製のピッキングアプリでは使い勝手の良くない部分があるとのことで、スマホだけでピッキング作業が完結する、使いやすいアプリを作ろうと考えたのがPickFlowの始まりです。
アプリ開発で一番印象に残ったこと
導入いただいたストアから「出荷ミスは0となりました」というレビューをいただいたことです。誤出荷は再発送の送料やお客様への謝罪に加え、レビュー評価の低下やブランドの毀損につながる問題なので、それがゼロになったと言っていただけたのは何よりの励みでした。
アプリ開発で苦労したこと
実際のピッキング・検品・出荷のオペレーションがスムーズに流れるよう、ユーザー体験を作り込んだことです。スマホのカメラで読み取ってから完了するまでの一連の動作を、現場で迷いなく繰り返せる形にするために、画面の流れや読み取りの安定性を何度も見直しました。
アプリ開発で最も力を入れていること
作業スタッフ画面の分かりやすさです。注文を開いてスキャンし、完了を押すだけで作業が終わり、エラーは音と色ですぐ分かります。商品知識のない新人でも初日から一人でピッキングできることを基準にしています。
アプリの今後の展開や挑戦したいこと
実際にお使いいただくお客様の声をもとに改善を続けることを大切にしています。日本語と英語に対応しているので、国内外のストアの現場から学びながら、ピッキングと検品の体験を磨いていきます。
その他、よくある質問
問い合わせや導入サポートはありますか?
はい。ご利用中の方は、アプリ管理画面のチャットから日本語でお問い合わせいただけます。
導入前の機能のご説明や、自社の運用に合うかのご相談も受け付けておりますので、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
途中でプランの変更はできますか?
はい、いつでも変更できます。アプリの「料金プラン」画面から、アップグレードもダウングレードも行えます。
連携可能なShopifyアプリやサービスはありますか?
PickFlowはピッキングの結果を注文タグとして書き戻すため、タグを扱えるアプリやShopify Flowと組み合わせられます。たとえば「チェック済タグが付いたら発送処理へ進める」「ピッキング開始タグが付いた注文は自動キャンセルの対象外にする」といった使い方ができます。
導入事例などありますか?
導入ストアの声は、Shopify App Storeのレビューページをご確認ください。
最後に
誤出荷は1件ずつ見れば小さなミスですが、再発送の送料やお客様への謝罪、レビューへの影響まで含めると、EC運営にじわじわ効いてくる問題です。
PickFlowは、ハンディターミナルやWMSを入れる手前で使える道具として作りました。手持ちのスマホとShopifyの注文データだけで、今日の出荷からバーコード検品を始められます。
月50件・作業スタッフ2名まで、すべての機能を無料でお使いいただけます。まずは無料プランでお試しください。