商品パッケージやチラシ、店頭の掲示物から、オンラインストアの商品ページへスムーズに誘導したいというシーンは少なくありません。
Shopifyの公式アプリ「Shopcodes」を使えば、商品ページや、商品が追加されたチェックアウトページにつながるQRコードを、簡単かつ無料で作成できます。
本記事では、Shopcodesの主な機能やメリット、使い方、導入時の注意点を分かりやすく解説します。
Shopcodesとは?

画像出典:Shopcodes|Shopifyアプリストア
Shopcodesは、Shopify公式が提供している無料のQRコード作成アプリです。商品ページなどにつながるQRコードを作成でき、お客様はスマートフォンのカメラにて読み取るだけで、すぐにオンラインストアのページにアクセスできます。
商品パッケージやチラシ、店頭の掲示物などに印刷して活用でき、実店舗を併用しているストアや、イベント出店の機会があるストアで特に役立ちます。
Shopcodesの主な機能・できること
Shopcodesの主な機能やできることを解説します。
商品ページやチェックアウトページにつながるQRコードを作成できる
Shopcodesでは、ストアの商品に紐づいたQRコードを作成できます。リンク先は「商品ページ」と「選択した商品がカートに入った状態でのチェックアウトページ」の2種類から選べるため、商品の詳細を見てもらいたいときと、すぐに購入手続きへ進んでもらいたいときで使い分けられます。
チェックアウトページにつながるQRコードでは、サイズやカラーなど、チェックアウトに追加する特定の商品バリエーションも選択できます。
QRコードに割引コードを設定できる
チェックアウトページにつながるQRコードには、割引コードをあらかじめ設定できます。コードを読み取ったお客様に特別なキャンペーンを提供できるため、イベント限定キャンペーンや店頭での購入の後押し特典などに活用できます。
印刷・オンラインの両方に対応した形式でダウンロードできる
作成したQRコードは、オンラインでの共有に推奨されているPNG形式と、印刷に適したSVG形式でダウンロードできます。
Web上での掲載だけでなく、チラシや商品パッケージなどの印刷物にも利用できます。
スキャン数やコンバージョンを分析できる
作成したQRコードのスキャン数やコンバージョンを、アプリの画面で確認できます。それぞれのQRコードがどの程度利用されたかを振り返る際に役立ちます。
リンク先を変更しても印刷済みのコードを使い続けられる
作成済みのQRコードは、後からスキャン後のリンク先(商品)を変更できます。リンク先を変更した場合でも、すでにダウンロード・印刷したコード自体は刷り直す必要がなく、変更後のリンク先へ遷移します。
QRコードを再度ダウンロードしたり、印刷物を刷り直したりする必要がないため、商品の販売方法やキャンペーンの内容を変更する場合にも対応しやすいでしょう。
Shopcodesを導入するメリット
Shopcodesを導入することで得られるメリットを解説します。
オフラインの接点からオンラインの商品ページへ誘導できる
QRコードをパッケージやチラシ、店頭の掲示物などに載せておくと、それを見たお客様をオンラインストアの商品ページやチェックアウトページへ案内できます。
店頭の窓にQRコードを掲示しておけば、営業時間外でもオンラインストアへ誘導できるなど、紙媒体や実店舗での接点をオンライン販売の入り口として活用できるでしょう。
お客様がURLを入力せずに目的のページへたどり着ける
QRコードなら、お客様はスマートフォンのカメラで読み取るだけで、設定されたページを開けます。サイトのURLを手入力する必要がないため、入力の手間や入力ミスを減らし、商品ページへスムーズに案内できます。
チェックアウトへ直接つなげて購入までの手間を減らせる
遷移先をチェックアウトページに設定すると、選択した商品が追加された状態から購入手続きを始めてもらえます。
お客様がストア内で商品を探したり、商品ページからカートに追加したりする手間を省き、購入までの導線を短縮できます。
スキャン数やコンバージョンのデータを施策の振り返りに使える
導入後は、QRコードのスキャン数やコンバージョンを確認できます。複数の場所やキャンペーンで異なるQRコードを使用すれば、それぞれの反応を振り返り、今後の販促施策を検討する際の判断材料にできるでしょう。
Shopcodesの使い方
Shopcodesの使い方を解説します。はじめにShopifyアプリストアより、アプリをインストールします。

画像出典:Shopcodes|Shopifyアプリストア
インストール確認のメッセージが表示されますので、「インストール」をクリックします。インストールが完了すると、アプリのホーム画面が表示されますので、「Create Shopcode(ショップコードを作成する)」をクリックします。

設定項目は主に、以下の5箇所です。
- Title:ショップコードのタイトルです
- Product:対象の商品を選択します
- SCAN DESTINATION:リンク先を選択します
- Discount:適用したい割引クーポンを選択できます(任意)
- Help text:ヘルプテキストの表示/非表示を選択できます

SCAN DESTINATIONでは、「Link to product page(商品ページへのリンク)」と「Link to checkout page with product in the cart(商品をカートに入れた状態でのチェックアウトページへのリンク)」のいずれかを選べます。
「Link to checkout page with product in the cart」を選択した場合は、サイズやカラーなど、チェックアウトに追加する商品のバリエーションも指定可能です。

設定が完了したら、「保存」をクリックします。すると、設定画面右側にショップコードが表示されます。「Download(ダウンロード)」をクリックすると、PNGまたはSVG形式の画像データをダウンロードできるので、チラシなどの販促物に掲載して活用してみてください。

なお、商品管理の商品詳細ページからもShopcodeでQRコードの作成が可能です。ただし、QRコードの削除や紐づけ商品の変更はアプリ画面からのみ行えます。
使い方の解説は以上です。
Shopcodesを使用する際の注意点
最後にShopcodesを使用する際の注意点を解説します。
アプリ画面は英語のみで日本語に対応していない
Shopcodesは日本語に翻訳されておらず、アプリ画面の表示は英語のみです。英語に不慣れな場合は、各項目の意味を確認しながら設定を進める必要があります。
ただし、このアプリの設定項目は限られていますので、難易度自体は高くないでしょう。
割引コードを設定するにはチェックアウトページへのリンクを選ぶ必要がある
QRコードに割引コードを設定する場合は、スキャン後の遷移先として「商品が追加されたチェックアウトページ」を選択する必要があります。
商品ページにつながるQRコードにも、アプリ上はエラーが出ずに割引コードを設定できてしまいますが、そのQRコードを読み取ると「商品が見つかりません」と表示され、正しく機能しません。割引を適用したい場合は、遷移先を必ずチェックアウトページに設定しましょう。
選べる割引コードは最新50件まで
Shopcodesアプリに表示される割引コードは、ストアで最近作成された50件までです。そのため、50件を超えて登録されている場合、古い割引コードは選択肢に表示されません。
利用したい割引コードが表示されないときは、使っていない不要な割引コードを削除すると、目的のコードが選択肢に表示されるようになります。
Shopcodesを導入してオフラインからの購入導線を整えよう
Shopcodesは、商品ページや、商品が追加されたチェックアウトページにつながるQRコードを無料で作成できるShopify公式アプリです。割引コードの設定や商品バリエーションの指定、スキャン数・コンバージョンの確認にも対応しており、チラシや商品パッケージ、店頭掲示など幅広い場面で活用できます。
印刷済みのQRコードもリンク先を変更しながら使い続けられるため、キャンペーンや商品の入れ替えにも柔軟に対応できます。実店舗やイベント、同梱物などからオンラインストアへの導線を作りたい方は、Shopcodesを導入し、商品に合わせたQRコードを作成してみましょう。