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WMS(倉庫管理システム)とは?メリットやデメリット、選ぶポイントを解説 Tsun Inc.

WMS(倉庫管理システム)とは?メリットやデメリット、選ぶポイントを解説

Tsunライターチーム

WMS(倉庫管理システム)は物流や在庫をもつ事業において、さまざまな情報をデジタル化して生産性を高める必須ツールです。 EC事業者を含め、新しく在庫を抱える事業をはじめる方はWMSについてはじめて知る方も多いでしょう。 また、どのWMSを選べばいいか迷っているかもしれませんね。 そこで、今回はWMSのメリットやデメリット、選ぶポイントなどについて解説します。 また、EC事業者と相性のよいWMSについても紹介します。  WMS(倉庫管理システム)とは?  WMSはWarehouse Management Systemの略です。 倉庫に置けるものを管理するシステムであり、物流倉庫内の業務の正確性向上やスピードアップを実現します。 WMS(倉庫管理システム)の機能  具体的には以下のような倉庫内で行われる業務のサポート機能があります。 入庫管理:入庫予定リスト、返品入庫、ハンディ検品 等 在庫管理:在庫照会、在庫調整、ロケーション移動、商品履歴 等 帳票発行:納品書・明細書発行、値札発行 等 棚卸管理:棚卸指示、棚卸報告、ハンディ棚卸 等 出庫管理:出庫予定、ピッキングリスト、仕入先返品   ハンディターミナルでバーコードを読み取ったりモバイル端末を使ったりしてシステムを動かします。 WMSとTMS(配送管理システム)の違い  TMS(Transport Management System)は、倉庫から荷物が出た後の配送状況を管理するシステムです。 配送状況も把握 輸送トラックの配車管理 到着時間の予想...

WMS(倉庫管理システム)とは?メリットやデメリット、選ぶポイントを解説

Tsunライターチーム

WMS(倉庫管理システム)は物流や在庫をもつ事業において、さまざまな情報をデジタル化して生産性を高める必須ツールです。 EC事業者を含め、新しく在庫を抱える事業をはじめる方はWMSについてはじめて知る方も多いでしょう。 また、どのWMSを選べばいいか迷っているかもしれませんね。 そこで、今回はWMSのメリットやデメリット、選ぶポイントなどについて解説します。 また、EC事業者と相性のよいWMSについても紹介します。  WMS(倉庫管理システム)とは?  WMSはWarehouse Management Systemの略です。 倉庫に置けるものを管理するシステムであり、物流倉庫内の業務の正確性向上やスピードアップを実現します。 WMS(倉庫管理システム)の機能  具体的には以下のような倉庫内で行われる業務のサポート機能があります。 入庫管理:入庫予定リスト、返品入庫、ハンディ検品 等 在庫管理:在庫照会、在庫調整、ロケーション移動、商品履歴 等 帳票発行:納品書・明細書発行、値札発行 等 棚卸管理:棚卸指示、棚卸報告、ハンディ棚卸 等 出庫管理:出庫予定、ピッキングリスト、仕入先返品   ハンディターミナルでバーコードを読み取ったりモバイル端末を使ったりしてシステムを動かします。 WMSとTMS(配送管理システム)の違い  TMS(Transport Management System)は、倉庫から荷物が出た後の配送状況を管理するシステムです。 配送状況も把握 輸送トラックの配車管理 到着時間の予想...

【初心者用】ネットショップ開業の手順について|成果を出すおすすめの方法 Tsun Inc.

【初心者用】ネットショップ開業の手順について|成果を出すおすすめの方法

田所 亜希子

スマートフォンやSNSの普及により、現在インターネットでショッピングをする人口は年々増え続けています。 それと同時にネットショップに新規参入する個人や企業も増加傾向にあるため、ただネットショップを立ち上げるだけでは集客ができず、売り上げが立たない方も多いのが現状です。 この記事では「成果を上げる」ためのネットショップの立ち上げ方から運営方法までを詳しく解説します。   ネットショップを開業する手順 ①販売する商品を決める まずはネットショップでどんな商品を販売するのかを決めましょう。既にある商品を仕入れて販売するのか、独自の商品を開発・製造して売るのかでも、販売戦力の立て方が大きく変わります。 ②ショップのコンセプトを決める 販売する商品が決まったら、ショップのコンセプトを決めましょう。コンセプトを決める上で重要なのが「ターゲット選定」です。 例えば「カバン」を販売する場合、性別や年代、職業など、どのようなターゲットに向けて販売するのかで、ショップのデザインやマーケティングの戦略が異なります。 できるだけ具体的にターゲットを選定し、それに沿ったショップのコンセプトを決めると良いでしょう。 ③自社ECかモール型ECかを決める 具体的にネットショップを立ち上げる際にまず初めに考えなければならないのが「自社EC」と「モール型EC」どちらに出店するかです。 ○モール型ECの特徴 モール型ECは複数のネットショップで構成された、インターネット上のショッピングモールのことを指します。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがモール型ECにあたります。 モール型ECは利用者数がとても多いため、集客力が非常に強いのが最大の利点です。ただし出店店舗数も多いため、モール内での価格競争が起こりやすいことが特徴としてあげられます。 ネットショップで既存の商品を取り扱う場合は、モール型ECへの出店がおすすめです。商品に既に知名度があるため、モール検索での集客が期待できます。 下記の記事ではECモールを徹底比較しています。ご参考してください。 ECモールを徹底比較|モールごとの特徴やおすすめモールをご紹介 ○自社ECの特徴 自社ECは企業が独自でサイトを構築し、運営するネットショップのことを指します。 自社ECサイトの作り方に関しては以下の記事で詳しく解説しています。 【初心者でも分かる!】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について ネットショップを開設してすぐの期間は集客力がほぼないため、独自にユーザーを集めるためのマーケティングを行う必要があります。ただし、自社ECはモール型ECに比べて利益率が高く、自由にネットショップを作ることが可能なので、ブランディングがしやすいというメリットがあります。 既存商品ではなく、独自の商品を取り扱う場合は、ブランディングが重要となるため、自社ECでの出店がおすすめです。  自社ECとモール型ECそれぞれのメリット・デメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説! ④決済種別の選定をする ネットショップを開業する上での重要なポイントの1つに、決済種別の豊富さがあります。商品を購入したくても、自分が使いたい決済方法がない場合、ユーザーが購入を諦めてしまう事が多々あります。 機会損失を防ぐためにも、利用人口の多いクレジット決済はもちろん、PayPayや楽天ペイ、Amazon...

【初心者用】ネットショップ開業の手順について|成果を出すおすすめの方法

田所 亜希子

スマートフォンやSNSの普及により、現在インターネットでショッピングをする人口は年々増え続けています。 それと同時にネットショップに新規参入する個人や企業も増加傾向にあるため、ただネットショップを立ち上げるだけでは集客ができず、売り上げが立たない方も多いのが現状です。 この記事では「成果を上げる」ためのネットショップの立ち上げ方から運営方法までを詳しく解説します。   ネットショップを開業する手順 ①販売する商品を決める まずはネットショップでどんな商品を販売するのかを決めましょう。既にある商品を仕入れて販売するのか、独自の商品を開発・製造して売るのかでも、販売戦力の立て方が大きく変わります。 ②ショップのコンセプトを決める 販売する商品が決まったら、ショップのコンセプトを決めましょう。コンセプトを決める上で重要なのが「ターゲット選定」です。 例えば「カバン」を販売する場合、性別や年代、職業など、どのようなターゲットに向けて販売するのかで、ショップのデザインやマーケティングの戦略が異なります。 できるだけ具体的にターゲットを選定し、それに沿ったショップのコンセプトを決めると良いでしょう。 ③自社ECかモール型ECかを決める 具体的にネットショップを立ち上げる際にまず初めに考えなければならないのが「自社EC」と「モール型EC」どちらに出店するかです。 ○モール型ECの特徴 モール型ECは複数のネットショップで構成された、インターネット上のショッピングモールのことを指します。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがモール型ECにあたります。 モール型ECは利用者数がとても多いため、集客力が非常に強いのが最大の利点です。ただし出店店舗数も多いため、モール内での価格競争が起こりやすいことが特徴としてあげられます。 ネットショップで既存の商品を取り扱う場合は、モール型ECへの出店がおすすめです。商品に既に知名度があるため、モール検索での集客が期待できます。 下記の記事ではECモールを徹底比較しています。ご参考してください。 ECモールを徹底比較|モールごとの特徴やおすすめモールをご紹介 ○自社ECの特徴 自社ECは企業が独自でサイトを構築し、運営するネットショップのことを指します。 自社ECサイトの作り方に関しては以下の記事で詳しく解説しています。 【初心者でも分かる!】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について ネットショップを開設してすぐの期間は集客力がほぼないため、独自にユーザーを集めるためのマーケティングを行う必要があります。ただし、自社ECはモール型ECに比べて利益率が高く、自由にネットショップを作ることが可能なので、ブランディングがしやすいというメリットがあります。 既存商品ではなく、独自の商品を取り扱う場合は、ブランディングが重要となるため、自社ECでの出店がおすすめです。  自社ECとモール型ECそれぞれのメリット・デメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説! ④決済種別の選定をする ネットショップを開業する上での重要なポイントの1つに、決済種別の豊富さがあります。商品を購入したくても、自分が使いたい決済方法がない場合、ユーザーが購入を諦めてしまう事が多々あります。 機会損失を防ぐためにも、利用人口の多いクレジット決済はもちろん、PayPayや楽天ペイ、Amazon...

【超厳選】ECサイトのおすすめASP比較5選|ネットショップの分かりやすい選び方 Tsun Inc.

【超厳選】ECサイトのおすすめASP比較5選|ネットショップの分かりやすい選び方

田所 亜希子

※こちらの記事は2022年11月17日に情報更新をしています。 自社でECサイトを立ち上げるならASPがおすすめ ECサイトを自社で立ち上げる場合、大きく分けて3つの方法があります。 ASP パッケージ フルスクラッチ それぞれメリット・デメリットがありますが、パッケージやフルスクラッチはプログラミングの専門知識や費用が大きく発生するのに対し、ASPは簡単に短期間・ローコストでネットショップを開設できるメリットがあります。 この記事ではおすすめのASPや選び方、比較方法について詳しく解説します。 ASP・パッケージ・フルスクラッチの違いについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。 ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について また、モール型ECと自社EC型の違いについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説!   自社に合ったASPの選び方  ASPによって毎月かかる費用や機能の豊富さは異なります。自社の売り上げやビジネスの規模に合わせて、適切なASPを選ぶことが重要です。 初期費用とランニングコスト ASPによって初期費用や毎月かかるランニングコストが異なります。また、ASPの場合は売り上げに対して決済手数料が発生するケースが殆どですので、こちらも必ずチェックしましょう。 売り上げが少ない初期でも維持できるランニングコストになっているか、また、売り上げが大きくなってきた際に手数料等で損をしないプランになっているのか、長期的な目線で選ぶようにしましょう。  決済方法の豊富さ クレジットカードや銀行振り込み、コンビニ払いなど、決済方法が豊富であればあるほど、ユーザーにとってはメリットとなります。ASPによって決済方法の豊富さが異なりますので、こちらもチェックするようにしましょう。 商品登録数の上限 販売する商品の登録数の上限が少ないと、機会損失につながります。自社の商品を全て出品できる登録数が確保できるのか、必ず確認しましょう。 管理画面の使いやすさ ネットショップの編集や受注処理等を行う管理画面の使いやすさも、ASP選びには重要な観点になります。無料期間を設けているASPもあるので、実際に使用して検討してみると良いでしょう。 【超厳選】ECサイトのおすすめASP5選 費用や機能の充実さの観点から、初めてECショップを自社で開設する方におすすめのASPを5つ厳選しました。ASPを選ぶ際に是非参考にしてください。 特徴 初期費用 月額費用 商品登録数 Shopify...

【超厳選】ECサイトのおすすめASP比較5選|ネットショップの分かりやすい選び方

田所 亜希子

※こちらの記事は2022年11月17日に情報更新をしています。 自社でECサイトを立ち上げるならASPがおすすめ ECサイトを自社で立ち上げる場合、大きく分けて3つの方法があります。 ASP パッケージ フルスクラッチ それぞれメリット・デメリットがありますが、パッケージやフルスクラッチはプログラミングの専門知識や費用が大きく発生するのに対し、ASPは簡単に短期間・ローコストでネットショップを開設できるメリットがあります。 この記事ではおすすめのASPや選び方、比較方法について詳しく解説します。 ASP・パッケージ・フルスクラッチの違いについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。 ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について また、モール型ECと自社EC型の違いについて知りたい方はこちらの記事をご参照ください。 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説!   自社に合ったASPの選び方  ASPによって毎月かかる費用や機能の豊富さは異なります。自社の売り上げやビジネスの規模に合わせて、適切なASPを選ぶことが重要です。 初期費用とランニングコスト ASPによって初期費用や毎月かかるランニングコストが異なります。また、ASPの場合は売り上げに対して決済手数料が発生するケースが殆どですので、こちらも必ずチェックしましょう。 売り上げが少ない初期でも維持できるランニングコストになっているか、また、売り上げが大きくなってきた際に手数料等で損をしないプランになっているのか、長期的な目線で選ぶようにしましょう。  決済方法の豊富さ クレジットカードや銀行振り込み、コンビニ払いなど、決済方法が豊富であればあるほど、ユーザーにとってはメリットとなります。ASPによって決済方法の豊富さが異なりますので、こちらもチェックするようにしましょう。 商品登録数の上限 販売する商品の登録数の上限が少ないと、機会損失につながります。自社の商品を全て出品できる登録数が確保できるのか、必ず確認しましょう。 管理画面の使いやすさ ネットショップの編集や受注処理等を行う管理画面の使いやすさも、ASP選びには重要な観点になります。無料期間を設けているASPもあるので、実際に使用して検討してみると良いでしょう。 【超厳選】ECサイトのおすすめASP5選 費用や機能の充実さの観点から、初めてECショップを自社で開設する方におすすめのASPを5つ厳選しました。ASPを選ぶ際に是非参考にしてください。 特徴 初期費用 月額費用 商品登録数 Shopify...

【初心者必見】ECサイトの運営方法|業務の流れ、必要なスキルについて Tsun Inc.

【初心者必見】ECサイトの運営方法|業務の流れ、必要なスキルについて

田所 亜希子

「ECサイトを運営したいが、どのような流れで業務をすれば良いか分からない」 そんな方のために、この記事ではEC運営のために必要な仕事内容を、簡潔にわかりやすくご説明します。  ECサイトの運営は大きく2つに分けられる ECサイト運営の仕事内容は、大まかにフロント業務とバックエンド業務の2つに分けられます。 フロント業務とは フロント業務とは主にマーケティング業務のことを指します。 商品の企画からECサイトの構築、商品の仕入れやプロモーションなど、商品を売るために行う仕事がフロント業務に分類されます。 バックエンド業務とは バックエンド業務とは、商品が売れた後の梱包や発送、アフターサービスなどの業務を指します。お客様の満足度を上げ、リピートに繋げるために、丁寧な業務を心がけることが重要です。 フロント業務って何をするの? フロント業務は主に「①商品企画②仕入れ・製造③サイト制作④プロモーション」の4つの業務があります。それぞれ具体的にどんな業務内容になるのか、解説します。 商品企画 ECサイトを運営するにあたって、まずはじめに考えなければならないのが「どんな商品を売るか」です。自社で製品を作るにしろ、他社の製品を仕入れるにしろ「どんなユーザーをターゲットにし、どのようなニーズに答えるのか」という部分を明確にすることがとても重要となります。 さらに、商品の原価率や利益率を計算し、半年から1年先までの売り上げ計画を立てておくことも重要です。 仕入れ・製造 商品企画が決まったら、実際にその商品の仕入れ・製造を行います。この時とても重要になるのが販売予測をしっかりと立てておくことです。 予測を誤ると在庫が足りずに機会損失が生まれたり、逆に大量の在庫を抱えるリスクが発生します。 ユーザーのニーズやトレンドをしっかりとリサーチし、販売計画と合わせて売り上げ予測を立てることがとても重要になります。 サイト制作 自社でECサイトを立ち上げる場合はサイトを1から制作する必要があります。もしくはAmazonや楽天市場などのモール型ECに出店するのも1つの方法です。 ECサイトの立ち上げに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。 【初心者でも分かる!】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説! プロモーション たとえ良い商品でも、ユーザーに知ってもらわなければ商品は売れません。プロモーションは、ユーザーに商品を知ってもらうためのマーケーティング業務を指します。 ECサイトのプロモーション手法は、一例ではありますが下記のようにさまざまな種類があります。 ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・アフィリエイト広告 ・マス広告...

【初心者必見】ECサイトの運営方法|業務の流れ、必要なスキルについて

田所 亜希子

「ECサイトを運営したいが、どのような流れで業務をすれば良いか分からない」 そんな方のために、この記事ではEC運営のために必要な仕事内容を、簡潔にわかりやすくご説明します。  ECサイトの運営は大きく2つに分けられる ECサイト運営の仕事内容は、大まかにフロント業務とバックエンド業務の2つに分けられます。 フロント業務とは フロント業務とは主にマーケティング業務のことを指します。 商品の企画からECサイトの構築、商品の仕入れやプロモーションなど、商品を売るために行う仕事がフロント業務に分類されます。 バックエンド業務とは バックエンド業務とは、商品が売れた後の梱包や発送、アフターサービスなどの業務を指します。お客様の満足度を上げ、リピートに繋げるために、丁寧な業務を心がけることが重要です。 フロント業務って何をするの? フロント業務は主に「①商品企画②仕入れ・製造③サイト制作④プロモーション」の4つの業務があります。それぞれ具体的にどんな業務内容になるのか、解説します。 商品企画 ECサイトを運営するにあたって、まずはじめに考えなければならないのが「どんな商品を売るか」です。自社で製品を作るにしろ、他社の製品を仕入れるにしろ「どんなユーザーをターゲットにし、どのようなニーズに答えるのか」という部分を明確にすることがとても重要となります。 さらに、商品の原価率や利益率を計算し、半年から1年先までの売り上げ計画を立てておくことも重要です。 仕入れ・製造 商品企画が決まったら、実際にその商品の仕入れ・製造を行います。この時とても重要になるのが販売予測をしっかりと立てておくことです。 予測を誤ると在庫が足りずに機会損失が生まれたり、逆に大量の在庫を抱えるリスクが発生します。 ユーザーのニーズやトレンドをしっかりとリサーチし、販売計画と合わせて売り上げ予測を立てることがとても重要になります。 サイト制作 自社でECサイトを立ち上げる場合はサイトを1から制作する必要があります。もしくはAmazonや楽天市場などのモール型ECに出店するのも1つの方法です。 ECサイトの立ち上げに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。 【初心者でも分かる!】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について 自社ECとモール型ECの違いは?|メリット・デメリットを徹底解説! プロモーション たとえ良い商品でも、ユーザーに知ってもらわなければ商品は売れません。プロモーションは、ユーザーに商品を知ってもらうためのマーケーティング業務を指します。 ECサイトのプロモーション手法は、一例ではありますが下記のようにさまざまな種類があります。 ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・アフィリエイト広告 ・マス広告...

【初心者でも分かる!】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について Tsun Inc.

【初心者でも分かる】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について

田所 亜希子

会社で新しくECサイトを立ち上げたり、今まで出店していたAmazonや楽天などのモールから自社ECサイトに切り替えたい際に「まずは何をしたら良いのか分からない!」「費用がどれだけかかるのか知りたい!」という方が多いかと思います。 この記事では自社ECサイトの作成方法や費用、サービスの選び方について徹底解説します! ECサイトの作り方は大きく分けて3つある ECサイトを自社で立ち上げる場合、大きく分けて3つの方法があります。 ASP パッケージ フルスクラッチ ASP インターネットを経由して、ECサイトを作るアプリケーションを提供する事業者の事をASPといいます。会員登録をすれば、ITの知識がなくてもすぐにECサイトを立ち上げることができるのが最大のメリット。 簡単さや導入費用の安さの代わりに、機能の充実度やカスタマイズ性は低い傾向にありましたが、近年では外部アプリケーションとの連携機能によりカスタマイズ性が非常に高いASPも出てきています。 下記の記事にて、おすすめのASPを紹介していますのでご参考にしてください。 【超厳選】ECサイトのおすすめASP比較5選   パッケージ EC機能のプログラムをダウンロードし、自社のEC事業に合わせてECサイトをカスタマイズするのがパッケージです。ある程度の雛形が組まれているASPに比べ、パッケージは枠組みだけをダウンロードし、細かい部分は自社専用にカスタマイズする、という違いがあります。 ASPに比べて導入費用や、サイトの作成期間は長期になります。 フルスクラッチ 全くの0の状態からECサイトを全て自社で作り上げる事をフルスクラッチといいます。ECサイトの全てを自社専用に作り上げることが可能ですが、作成に膨大な費用と時間がかかるため、大企業が採用することが多い手法です。ZOZOTOWNやユニクロオンラインのECサイトがフルスクラッチにあたります。 自社に合ったECサイト作成方法の選び方  費用と作成難易度で選ぶ 結局自分の会社はどの方法でECサイトを作るべきなのか?とお悩みの場合は、それぞれかかる費用とECサイトを作成する難易度を参考に検討してみましょう。 3つの中で圧倒的に安価で、簡単にECサイトを作成できるのがASPです。 ASPの中でも無料のプランから有料のプランまで様々なものがあり、自社の予算や事業内容に合わせてサービスを選ぶことが可能です。 パッケージやフルスクラッチは、ASPに比べて初期費用が大きく発生する点と、自社でサイトの開発を行う必要があるため、作成時間やITに詳しい人材の確保が必要となります。(もしくは外部へ発注) ただし、自社のサービスや事業内容に合わせたサイト作りができるため、細かい部分まで自社に最適なカスタマイズを行うことができます。   ASPはカスタマイズ性に乏しいの? ASPは安価で簡単な代わりに、カスタマイズ性が低い傾向にありましたが、近年のASPは外部のアプリケーションと連携をすることで、パッケージやフルスクラッチに近いカスタマイズ性を実現しているサービスもあります。   ASP単体では備わっていない機能も、外部のアプリケーションと連携することで、自社に最適なECサイトを作成することができます。...

【初心者でも分かる】ECサイトの作り方|ネットショップの出店・構築方法・費用について

田所 亜希子

会社で新しくECサイトを立ち上げたり、今まで出店していたAmazonや楽天などのモールから自社ECサイトに切り替えたい際に「まずは何をしたら良いのか分からない!」「費用がどれだけかかるのか知りたい!」という方が多いかと思います。 この記事では自社ECサイトの作成方法や費用、サービスの選び方について徹底解説します! ECサイトの作り方は大きく分けて3つある ECサイトを自社で立ち上げる場合、大きく分けて3つの方法があります。 ASP パッケージ フルスクラッチ ASP インターネットを経由して、ECサイトを作るアプリケーションを提供する事業者の事をASPといいます。会員登録をすれば、ITの知識がなくてもすぐにECサイトを立ち上げることができるのが最大のメリット。 簡単さや導入費用の安さの代わりに、機能の充実度やカスタマイズ性は低い傾向にありましたが、近年では外部アプリケーションとの連携機能によりカスタマイズ性が非常に高いASPも出てきています。 下記の記事にて、おすすめのASPを紹介していますのでご参考にしてください。 【超厳選】ECサイトのおすすめASP比較5選   パッケージ EC機能のプログラムをダウンロードし、自社のEC事業に合わせてECサイトをカスタマイズするのがパッケージです。ある程度の雛形が組まれているASPに比べ、パッケージは枠組みだけをダウンロードし、細かい部分は自社専用にカスタマイズする、という違いがあります。 ASPに比べて導入費用や、サイトの作成期間は長期になります。 フルスクラッチ 全くの0の状態からECサイトを全て自社で作り上げる事をフルスクラッチといいます。ECサイトの全てを自社専用に作り上げることが可能ですが、作成に膨大な費用と時間がかかるため、大企業が採用することが多い手法です。ZOZOTOWNやユニクロオンラインのECサイトがフルスクラッチにあたります。 自社に合ったECサイト作成方法の選び方  費用と作成難易度で選ぶ 結局自分の会社はどの方法でECサイトを作るべきなのか?とお悩みの場合は、それぞれかかる費用とECサイトを作成する難易度を参考に検討してみましょう。 3つの中で圧倒的に安価で、簡単にECサイトを作成できるのがASPです。 ASPの中でも無料のプランから有料のプランまで様々なものがあり、自社の予算や事業内容に合わせてサービスを選ぶことが可能です。 パッケージやフルスクラッチは、ASPに比べて初期費用が大きく発生する点と、自社でサイトの開発を行う必要があるため、作成時間やITに詳しい人材の確保が必要となります。(もしくは外部へ発注) ただし、自社のサービスや事業内容に合わせたサイト作りができるため、細かい部分まで自社に最適なカスタマイズを行うことができます。   ASPはカスタマイズ性に乏しいの? ASPは安価で簡単な代わりに、カスタマイズ性が低い傾向にありましたが、近年のASPは外部のアプリケーションと連携をすることで、パッケージやフルスクラッチに近いカスタマイズ性を実現しているサービスもあります。   ASP単体では備わっていない機能も、外部のアプリケーションと連携することで、自社に最適なECサイトを作成することができます。...