Shopifyアプリストアには外部企業が提供するアプリと、Shopifyが提供している公式アプリがあります。Shopify公式アプリは管理画面や標準機能と連携しやすいものが多く、問い合わせ対応、フォーム作成、業務自動化など、ストア運営のさまざまな場面で活用できます。
本記事では、EC担当者が導入を検討しやすいShopify公式アプリを中心に、目的別の選び方と注意点を紹介します。
※本記載は2026年7月時点の情報をもとにしています。アプリの提供状況、料金、対応国、対応プラン、機能は変更する可能性があります。導入前に、Shopifyアプリストアの各アプリページをご確認ください。
Shopify公式アプリとは
Shopify公式アプリとは、Shopifyが開発または提供している、Shopifyアプリストア内のアプリです。Shopifyアプリストアには「Shopifyによるアプリ」ページがあり、2026年7月時点では40個のアプリが掲載されています。
Shopify公式アプリは、基本機能を段階的に追加したいストアに向いています。たとえば、問い合わせ対応を始めたい場合はShopify Inbox、顧客情報を集めたい場合はShopify Forms、業務を自動化したい場合はShopify Flowが候補になります。
Shopifyアプリの料金表示の見方
Shopifyアプリストアでは、アプリの料金表示として「無料」「無料インストール」「無料プランあり」などが使われています。ただし、いずれも「運用にかかる費用がすべて無料」という意味ではありません。
| 料金表示 | 意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 無料 | アプリ自体を無料で利用できる | 追加機能や外部サービス利用料が発生しないか |
| 無料インストール | インストール自体は無料 | 広告費、配信費用、外部サービス利用料、取引手数料などが発生しないか |
| 無料プランあり | 無料で使えるプランが用意されている | 無料プランで使える機能や件数に制限がないか |
たとえば、Shopify InboxやShopify Formsは、Shopifyアプリストア上で無料アプリとして掲載されています。一方で、Shopify Messaging、Shopify Collabs、Shopify Marketplace Connectなどは無料インストールとして掲載されており、利用内容によっては配信費用や外部サービス利用料などが発生する場合があります。
EC担当者が導入を検討する際は、実際の運用で追加費用が発生するかも確認しましょう。
外部アプリとの違い
Shopify公式アプリは、Shopifyの管理画面や標準機能との連携を前提に作られています。基本機能を追加したい場合や、複雑な条件を利用せず、シンプルに機能を試したい場合に導入しやすいアプリです。
一方で、外部アプリは特定の業務や販売方法に特化しているものが多くあります。ギフト対応、配送日時指定、会員ランク、LINE連携、決済制限、注文制限など、日本向けの細かい運用では外部アプリの方が適しているケースがあります。
公式アプリで基本機能を整え、不足する部分を外部アプリで補う考え方が現実的です。
EC担当者がまず確認したいShopify公式アプリ早見表
Shopify公式アプリは数が多いため、目的別に確認すると選びやすくなります。ここでは、EC担当者が導入を検討しやすい代表的な公式アプリを整理します。
| 目的 | 確認したいアプリ | 主な機能 |
|---|---|---|
| 問い合わせ対応を改善したい | Shopify Inbox | チャット表示、顧客情報の確認、通知設定 |
| 顧客情報を集めたい | Shopify Forms | フォーム作成、表示条件の設定、顧客タグ付け |
| 業務を自動化したい | Shopify Flow | 在庫通知、顧客タグ付け、注文確認の自動化 |
| ストア内検索を改善したい | Shopify Search & Discovery | 絞り込み設定、類義語設定、商品レコメンド |
| 多言語対応したい | Shopify Translate & Adapt | ストア翻訳、ローカライズ、翻訳内容の編集 |
| 定期購入を始めたい | Shopify Subscriptions | 定期購入プランの作成、スキップ・一時停止、解約管理 |
| セット販売を行いたい | Shopify Bundles | 固定バンドル作成、マルチパック販売、在庫連動 |
| 実店舗販売とECを連携したい | Point of Sale | POS販売、在庫連携、スタッフ権限管理 |
迷った場合は、Shopify Inbox、Shopify Forms、Shopify Flowから確認するとよいでしょう。問い合わせ対応、顧客情報の収集、業務自動化など、多くのストアで日々の運用に関わるアプリです。
集客・顧客対応におすすめのShopify公式アプリ
顧客との接点を増やし、問い合わせ対応やマーケティング施策に活用できるShopify公式アプリを紹介します。
Shopify Inbox

画像出典:Shopify Inbox|Shopifyアプリストア
Shopify Inboxは、オンラインストア上でチャット対応を行うための無料アプリです。オンラインストアのチャットやShopアプリでの会話を一括管理でき、対応中に顧客プロフィール、カート情報、閲覧商品などを確認できます。
サイズ選びが必要なアパレル、使い方の説明が必要なコスメ、配送日やギフト対応の確認が多い商品では、購入前の不安を減らす接客チャネルとして活用しやすいでしょう。非エンジニアのEC担当者でも比較的導入しやすいため、問い合わせ対応を改善したいストアでは優先度が高いアプリです。
ただし、問い合わせ数が多いストアや、メール、LINE、SNSなど複数チャネルの問い合わせをまとめて管理したい場合は、専用のカスタマーサポートツールも比較しましょう。
Shopify Inboxの詳しい導入メリットや使い方は以下の記事をご覧ください。
Shopify Inboxとは?導入メリットや料金プラン、使い方を紹介
Shopify Forms

画像出典:Shopify Forms|Shopifyアプリストア
Shopify Formsは、フォームを作成して顧客情報を収集するためのアプリです。メルマガ登録、キャンペーン応募、卸売問い合わせ、再入荷案内の希望受付などに活用できます。
ポップアップ形式やページ内に埋め込む形式でフォームを表示できるため、メルマガ登録や見込み顧客の獲得を始めたいストアに向いています。Shopify Flowやメール配信アプリと組み合わせることで、登録後のタグ付けや配信施策にもつなげやすくなります。
一方で、診断コンテンツのように回答内容によって設問を細かく出し分けるフォームを作りたい場合は、専用アプリの方が適している場合があります。
Shopify Formsの詳しい設置方法やカスタマイズ方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Forms完全ガイド|無料でメルマガフォームを設置する方法とカスタマイズ術
Shopify Messaging

画像出典:Shopify Messaging|Shopifyアプリストア
Shopify Messagingは、メールとSMSでマーケティング配信を行うための公式アプリです(旧Shopify Emailが改名・機能拡張されたもの)。Shopify Formsで収集した顧客情報を活用し、購入後フォロー、再購入促進、キャンペーン告知などを行いたい場合に適しています。
Shopify管理画面上で顧客情報や商品情報と連携しながら配信施策を設計しやすい点が特徴です。まずはメルマガ配信を始めたいストアや、フォーム登録後の顧客にキャンペーン情報を届けたいストアで活用しやすいでしょう。
料金は配信通数に応じた従量制で、メールは毎月10,000通まで無料、超過分は1,000通あたり1ドルからです(2026年7月時点)。配信頻度、対象顧客数、既存のメール配信ツールとの重複を確認してから導入しましょう。
Shopifyでメールマーケティングを行うメリットやメール配信アプリについては以下の記事をご覧ください。
Shopifyでメールマーケティングを行うメリットは?メルマガ配信アプリも紹介
Shopify Knowledge Base

画像出典:Shopify Knowledge Base|Shopifyアプリストア
Shopify Knowledge Baseは、AIエージェントが購入者からの質問に回答する際に参照するFAQをカスタマイズするためのアプリです。商品、配送、返品、サイズ選び、注文方法など、購入前後の質問に対して、ストア側で情報を整理しやすくなります。
ただし、AIエージェント向けの情報整備は、アプリをいれるだけで完了するものではありません。商品ページ、FAQ、ポリシーページ、配送ページなどの情報も合わせて見直す必要があります。
Shopify Knowledge Baseの詳しい使い方や設定方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Knowledge Baseとは?AIにストアの情報を伝える無料ツールの使い方
Shopify Collabs

画像出典:Shopify Collabs|Shopifyアプリストア
Shopify Collabsは、クリエイターやインフルエンサーとのコラボレーションを管理するためのアプリです。SNS経由の認知拡大と相性がよいアパレル、コスメ、食品、ライフスタイル雑貨を扱うストアに向いています。
Shopify Collabsを利用すると、クリエイターの募集、紹介リンク、成果管理などをShopify上で管理しやすくなります。
Shopify Collabsの詳しい機能や使い方は以下の記事をご覧ください。
Shopify Collabs導入ガイド!機能やメリット・使い方を解説【画像付き】
販売チャネルを増やすShopify公式アプリ
オンラインストア以外の販売経路を広げたい場合に導入したいShopify公式アプリを紹介します。
Shop

画像出典:Shop|Shopifyアプリストア
Shopは、Shopifyが提供する購入者向けモバイルアプリ「Shop」に自社ストアを掲載するための販売チャネルです。購入者はShopアプリ上で商品を見つけたり、注文状況を確認したりできます。
Shop Payを利用する顧客が多いストアや、モバイルでの購入体験を重視したいストアで確認したいアプリです。導入時は、Shopチャネルに表示されるストア情報や商品情報を整えておきましょう。
Shop Payの詳しいメリットや設定方法は以下の記事をご覧ください。
ShopifyにShop Payを導入するメリット・デメリット、設定方法
Shopify Marketplace Connect

画像出典:Shopify Marketplace Connect|Shopifyアプリストア
Shopify Marketplace Connectは、Amazon、Target Plus、Walmart、eBayなどのマーケットプレイス販売をShopifyから管理するためのアプリです。海外マーケットプレイスへの出品を検討しているストアで候補になるアプリです。日本ではAmazonとeBayが利用可能です。(2026年7月時点)
商品情報、在庫、注文管理をShopify側に集約しやすくなるため、複数チャネル販売の運用負担を減らしたい場合に確認できます。ただし、楽天市場やYahoo!ショッピングなど日本国内の主要モールには対応していないため、国内モールへの出品が目的の場合は別途専用アプリを検討する必要があります。
Buy Button channel

画像出典:Buy Button channel|Shopifyアプリストア
Buy Button channelは、外部サイトやブログにShopifyの商品購入ボタンを設置するためのアプリです。既存のブランドサイト、メディアサイト、WordPressサイトなどに購入導線を追加したい場合に活用できます。
Shopifyで構築したオンラインストアとは別に、既存サイト上で商品を販売したい場合に向いています。ただし、商品ページ全体をShopifyで作り込む場合と比べると、デザインや購入導線の自由度に違いがあります。設置先サイトでの見え方、カート遷移、購入完了までの流れを確認しましょう。
Buy Button channelの詳しい仕組みや設定方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Buy Button channelとは?仕組み・設定方法・使い方を徹底解説
Sell on WordPress

画像出典:Sell on WordPress|Shopifyアプリストア
Sell on WordPressは、WordPressサイト上でShopifyの商品販売を行うための公式アプリです。WordPressで運用しているメディアやブランドサイトに、Shopifyの商品購入導線を追加したい場合に確認できます。WordPress側でコンテンツを運用しながら、商品管理や注文管理はShopifyで行いたいストアに向いています。
Sell on WordPressの詳しい機能や連携手順は以下の記事をご覧ください。
Shopifyアプリ「Sell on WordPress」とは?機能やメリット、連携手順を徹底解説
商品販売の幅を広げるShopify公式アプリ
定期購入、セット販売、デジタル商品、チェックアウト周辺のカスタマイズなど、販売方法を広げるためのShopify公式アプリを紹介します。
Shopify Subscriptions

画像出典:Shopify Subscriptions|Shopifyアプリストア
Shopify Subscriptionsは、定期購入を始めるための公式アプリです。食品、コスメ、サプリメント、日用品など、一定周期で再購入される商品に、定期購入の選択肢を追加できます。
シンプルな定期購入から始めたいストアが最初に検討しやすいアプリです。一方で、複雑な配送周期、会員ランク別の定期購入、初回割引と継続回数を組み合わせた設計が必要な場合は、専用のサブスクアプリが必要になる場合があります。
Shopify Subscriptionsの詳しい使い方や設定方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Subscriptionsとは?無料で使えるサブスクアプリの使い方
Shopify Bundles

画像出典:Shopify Bundles|Shopifyアプリストア
Shopify Bundlesは、固定バンドルやマルチパックを作成するためのShopify公式アプリです。ギフトセット、スターターセットなど、複数の商品を一度に販売したい場合に活用できます。
関連商品をまとめて提案しやすくなるため、平均注文金額の向上を目指したいストアや、セット商品を販売したいストアに向いています。ただし、顧客が自由に商品を選ぶセット販売や、条件分岐の多いバンドル販売には向かない場合があります。設定できる条件、在庫連動、商品ページ上の表示を確認してから本番運用に進めましょう。
Shopify Bundlesの詳しい特徴や使い方は以下の記事をご覧ください。
Shopifyのセット販売アプリ「Shopify Bundles」とは?特徴や使い方を紹介
Digital Products

画像出典:Digital Products|Shopifyアプリストア
Digital Productsは、電子書籍、PDF、音源、動画、デジタルアート、ダウンロードファイルなどのデジタル商品を販売するためのShopify公式アプリです。商品にデジタルファイルやリンクを紐づけることで、購入後にアクセスリンクを送信できます。物販だけでなく、デジタルコンテンツを販売したいストアでは確認しておきたいアプリです。
Shopify Checkout Blocks

出典:Checkout Blocks|Shopifyアプリストア
Shopify Checkout Blocksは、チェックアウト、サンクスページ、注文状況ページなどをカスタマイズするための公式アプリです。チェックアウト周辺の表示や購入後ページを調整したいストアで活用できます。
サンクスページ・注文状況ページのカスタマイズはBasicプラン以上で利用できますが、チェックアウトページ本体のカスタマイズはPlusストア限定です。
Checkout Blocksの詳しい使い方やカスタマイズ方法は以下の記事をご覧ください。
Shopifyアプリ「Checkout Blocks」|チェックアウトや注文状況、サンキューページをカスタマイズ
Shopify Smart Pricing

画像出典:Shopify Smart Pricing|Shopifyアプリストア
Shopify Smart Pricingは、AIが提案する価格設定のヒントを活用できるアプリです。価格の見直しや利益改善を検討したいストアで確認できます。
ただし、価格設定はブランド価値、原価、競合状況、販売チャネル、キャンペーン設計など複数の要素に影響されます。AIによる提案をそのまま反映するのではなく、参考情報として活用するのがよいでしょう。
Shopify Smart Pricingの詳しい仕組みや注意点は以下の記事をご覧ください。
Shopify Smart Pricingとは?AIが値下げ・値上げを提案する仕組みと注意点
ストア検索・翻訳・表示を改善するShopify公式アプリ
ストア内の商品検索、多言語対応、商品表示の改善に活用できるShopify公式アプリを紹介します。
Shopify Search & Discovery

画像出典:Search & Discovery|Shopifyアプリストア
Shopify Search & Discoveryは、ストア内検索や商品レコメンドを調整するためのアプリです。商品数が多いストアでは、顧客が目的の商品にたどり着けるかどうかが購入体験に影響します。ストアフロントでの検索環境をカスタマイズするアプリとして活用されています。
アパレル、食品、雑貨、パーツ商品など、色、サイズ、用途、ブランドなどの条件で商品を探す商材と相性が良いアプリです。商品数が少ないストアでは優先度が高くない場合もありますが、カテゴリ数やSKU数が増えてきたら導入を検討したいアプリです。
Shopify Search & Discoveryの詳しい設定方法や活用方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Search & Discovery とは?商品レコメンドや類義語の設定方法も紹介
Shopify Translate & Adapt

画像出典:Translate & Adapt|Shopifyアプリストア
Shopify Translate & Adaptは、ストアのコンテンツを翻訳し、販売市場に合わせて調整するためのアプリです。商品名、商品説明、テーマ内のテキスト、メタフィールドなどの多言語対応に活用できます。
Shopify Translate & Adaptの詳しい使い方や多言語化の方法は以下の記事をご覧ください。
〖無料〗自動翻訳・多言語化するShopifyアプリ Translate & Adapt
業務効率化・自動化に役立つShopify公式アプリ
日々のストア運営業務を効率化し、手作業を減らすために活用できるShopify公式アプリを紹介します。
Shopify Flow

画像出典:Shopify Flow|Shopifyアプリストア
Shopify Flowは、ストア運営業務を自動化するためのアプリです。注文、顧客、商品、在庫などの条件をもとに、タグ付け、通知、顧客分類などの処理を自動化できます。
例えば高額注文が入ったときに社内へ通知する、特定の商品を購入した顧客にタグを付ける、在庫数が少なくなった商品を担当者に知らせるなど、日々の手作業を減らしたいストアで活用できます。
EC担当者にとって優先度は高いアプリですが、条件設定を誤ると意図しないタグ付けや通知が発生する可能性があります。最初は影響の小さい通知やタグ付けから試し、動作を確認してから本格運用へ進めるとよいでしょう。
Shopify Flowの詳しいメリットや設定方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Flowは無料?メリット・デメリット、活用事例から設定方法まで完全解説
Launchpad

画像出典:Launchpad|Shopifyアプリストア
Launchpadは、大型セールや新商品発売を計画的に進めたいストア向けのShopify公式アプリです。セール、商品公開、在庫補充などのスケジュール設定に加え、価格変更、テーマの切り替え、イベント前のストアロック、リアルタイム分析ダッシュボードによる成果確認などに活用できます。
現在、Shopify Plusプランのストアのみ利用可能です。(2026年7月時点)
実店舗・配送・帳票に役立つShopify公式アプリ
実店舗販売、出荷作業、帳票印刷、商品管理など、オンラインストア以外の運用にも役立つShopify公式アプリを紹介します。
Point of Sale

画像出典:Point of Sale|Shopifyアプリストア
Point of Saleは、実店舗販売とオンライン販売を連携するためのShopify POSアプリです。実店舗、ポップアップストア、イベント販売を行う場合に活用できます。
オンラインストアと実店舗の在庫や顧客情報をつなげやすくなるため、実店舗を運営している事業者では重要度が高いアプリです。ただし、利用する国や地域、決済端末、スタッフ権限、POS Proの機能範囲などを確認する必要があります。
Shopify POSの詳しい料金プランや導入手順は以下の記事をご覧ください。
Shopify POSの完全ガイド!料金プラン・機能・導入手順までわかりやすく解説
Shopify Order Printer

画像出典:Shopify Order Printer|Shopifyアプリストア
Shopify Order Printerは、納品書、請求書、領収書、ピッキングリストなどを印刷するためのアプリです。出荷作業で帳票が必要なストアで活用できます。
帳票のテンプレートはカスタマイズできますが、日本の商習慣やインボイス制度に合わせた帳票が必要な場合は、必要な項目を出力できるか確認しましょう。
Shopify Order Printerの詳しい使い方や帳票作成方法は以下の記事をご覧ください。
〖無料〗領収書や請求書を印刷できるアプリ「Shopify Order Printer」とは?
Retail Barcode Labels

画像出典:Retail Barcode Labels|Shopifyアプリストア
Retail Barcode Labelsは、商品用のバーコードラベルを作成、印刷するためのアプリです。実店舗販売や倉庫内の商品管理を行うストアに向いています。商品数が多い場合や、店頭でスキャン販売を行う場合に役立つアプリです。
Retail Barcode Labelsの詳しい機能や使い方は以下の記事をご覧ください。
ShopifyのRetail Barcode Labelsとは?機能・使い方・対応ラベル・注意点を解説
公開前チェック・ストア改善に役立つShopify公式アプリ
ストア公開前の確認や、公開後の購入導線改善をサポートするShopify公式アプリを紹介します。
Shopify Launch Check

画像出典:Shopify Launch Check|Shopifyアプリストア
Shopify Launch Checkは、ストア公開前の準備状況を確認するためのShopify公式アプリです。AIによるストアデータや設定の分析、改善項目の提案、チームや制作パートナーと共有できるローンチチェックリストなどを利用できます。
新規ストアの公開前やリニューアル前に、商品情報、ストア設定、公開前の確認事項を整理したい場合に役立ちます。
Shopify Launch Checkの詳しい使い方や公開前チェックリストの活用方法は以下の記事をご覧ください。
Shopify Launch Checkとは?使い方と公開前チェックリストの活用方法を解説
Shopify SimGym

画像出典:Shopify SimGym|Shopifyアプリストア
Shopify SimGymは、AIが仮想の購入者としてストアを回遊し、ストアフロントの変更をシミュレーションできるShopify公式アプリです。テーマ変更、キャンペーンページ、購入導線の改善などを、本番反映前に検証したい場合に利用できます。
AIによるシミュレーションをもとに、商品ページやカート導線で購入者が迷いやすい箇所、改善できそうなポイントを確認できる点が特徴です。アクセス数が少なくA/Bテストの検証が難しいストアや、テーマ変更前に購入導線への影響を確認したいストアでも参考にしやすいでしょう。
ただし、Shopify SimGymはAIを活用した検証用アプリとして提供されているため、機能や料金、提供条件が今後変更される可能性があります。
Shopify SimGymの詳しい仕組みや使い方は以下の記事をご覧ください。
ShopifyのAIアプリSimGymとは?AIショッパーでストア改善を試せる仕組みと使い方
その他のShopify公式アプリ
「Shopifyによるアプリ」ページに掲載されている残りの公式アプリも一覧で紹介します。海外限定のものや開発者向けのものが中心のため、該当するストアのみ確認してください。
| アプリ名 | 概要 | 日本のストアでの利用 |
|---|---|---|
| Shopcodes | 商品ページへ誘導するQRコードを作成 | 可 |
| Theme Access | 制作パートナーへテーマの編集権限を安全に共有 | 可 |
| Fraud Control | 不正注文対策をまとめて管理 | 可 |
| Planet | カーボンニュートラル配送を提供 | 可 |
| Shopify Combined Listings | 関連商品を1つの商品ページに統合して表示 | 可(Plus限定) |
| Store Migration | 他サービス(WooCommerce・Wixなど)からのストア移行 | 可 |
| Headless/Hydrogen | ヘッドレスコマース構築(開発者向け) | 可 |
| Shopify Counter | 販売実績などのカウンター表示 | 可 |
| Shopify Audiences | 広告配信向けのオーディエンスリストを生成 | 不可(米国・カナダのPlusストア限定) |
| Shopify Collective/Shopify Collective: Supplier | ストア間の仕入れ・卸販売の連携 | 不可(米国ストア限定) |
| Shopify Product Network | 提携ストアとの商品連携ネットワーク | 不可(米国の対象ストア限定) |
| Shopify Bill Pay | 仕入先などへの支払い管理 | 不可(米国限定) |
| Shopify Fulfillment Network | Shopifyの物流網への出荷委託 | 実質対象外(米国中心・英語のみ) |
| Data Exporter ‑ Tax Compliance | 税務当局向けのデータ出力 | 対象外(豪・仏・独向け) |
| TSE (KassenSichV) | ドイツのレジ関連法令への対応 | 対象外(ドイツ向け) |
※「可」は、アプリページに国・地域の制限記載がないことを確認したものを記載(2026年7月時点)。
Shopify公式アプリを導入する前に確認したい注意点
Shopify公式アプリは無料で利用できるものが多く、導入を検討しやすいですが、本番ストアにいれる前に確認すべき点があります。
- 料金体系
「無料」「無料インストール」「無料プランあり」では意味が異なります。広告、メール、SMS、外部マーケットプレイス、POSなどは、アプリ以外の費用が発生する場合があります。
- 利用可能なプラン
現在のShopifyプランで必要な機能が使えるかを確認する必要があります。チェックアウト周辺、B2B、POS、高度な自動化などは、プランによって使える範囲が変わる場合があります。
- 対応している国・地域、言語
Shopify Marketplace ConnectやShopify Collective関連のアプリは、販売したい国やチャネルに対応しているかを確認しましょう。また、日本語対応の有無により導入ハードルが左右されます。
上記を確認したうえで、自社ストアに導入する優先順位を判断することが重要です。
Shopify公式アプリだけで足りない場合
Shopify公式アプリはShopify管理画面との互換性も高く便利ですが、日本向けの細かい運用にすべて対応できるわけではありません。たとえば日本特有の熨斗(のし)やギフトラッピング、公式アプリよりも複雑な条件設定が必要な配送日時指定、会員ランク、決済制限などは、専用アプリが必要になる場合があります。
公式アプリで対応できない機能がある場合は、外部アプリの導入も検討しましょう。Shopifyアプリの選び方や導入前に確認すべきポイントは、以下の記事をご覧ください。
Shopifyアプリ おすすめ一覧:売上アップ・効率化・無料アプリまで徹底解説!
まとめ
Shopify公式アプリはShopifyの管理画面や標準機能と連携しやすいものが多く、公開前の準備から公開後のストア改善、機能追加まで、さまざまな場面で活用できます。
EC担当者がまず確認しやすいのは、Shopify Inbox、Shopify Forms、Shopify Flowです。商品数が多いストアではShopify Search & Discovery、越境ECを行う場合はShopify Translate & Adapt、実店舗がある場合はPoint of Saleも候補になります。
ストア運用を進める中で、複雑な条件設定や細かいカスタマイズが必要になる場面もあります。その場合は、利用中のShopifyプラン、対応したい運用内容、既存アプリとの重複を確認しながら、自社ストアに合うアプリを選びましょう。