BASEで売上が伸びてきて、「自社サイトに移行する時期では」と考えたとき、Shopifyは選択肢のひとつになります。
ShopifyとBASEはどちらもECプラットフォームですが、それぞれ特徴が異なります。Shopifyは柔軟なカスタマイズ性、多様な販売チャネル、豊富なSEO対策ツールが魅力です。一方、BASEはシンプルで使いやすく、初期費用がかからないため初心者や小規模事業者に最適です。
移行を考えたときは商品データの移し替えだけでなく、顧客情報や決済手段、ドメイン、BASEの閉店まで、決めておくことがいくつもあります。
本記事では、BASEからShopifyへ移行すべきかを判断する目安から、引き継げるもの・引き継げないもの、CSVで商品を移す手順、顧客データやドメインの移し方、BASEを閉じるタイミングまでを順番に解説します。
※本記事にはShopifyのアフィリエイトリンクが含まれています。
BASEからShopifyへ移行すべきか|月商別の手数料で判断する
移行を考えるきっかけとして多いのが、手数料の負担です。BASEのスタンダードプランは月額0円ですが、売上ごとに決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかります。Shopifyは月額使用料がかかるかわりに、Shopifyペイメントを使えば取引手数料がかかりません。
月額使用料と手数料の合計を月商ごとに試算すると、次のようになります。
<試算の前提>
- 客単価5,000円(月商÷5,000円=注文件数)
- 国内発行のVisa・Mastercard・JCBでの決済
- 月額使用料は年払いの月額換算(Shopify Basic 3,650円、BASEグロース 16,580円)
- アプリ・有料テーマの費用、送料、BASEのPayPay等の1%加算は含まない
| 月商 | BASE スタンダード | BASE グロース | Shopify Basic |
|---|---|---|---|
| 5万円 | 3,700円 | 18,030円 | 5,425円 |
| 10万円 | 7,400円 | 19,480円 | 7,200円 |
| 50万円 | 37,000円 | 31,080円 | 21,400円 |
| 100万円 | 74,000円 | 45,580円 | 39,150円 |
| 200万円 | 148,000円 | 74,580円 | 74,650円 |
月商がおおむね10万円を超えると、BASEスタンダードよりShopify Basicのほうが手数料の合計は安くなります。ただし、Shopifyでは必要な機能をアプリで追加するため、使う予定のアプリの月額費用も足して比べましょう。また、月商200万円前後になると、決済手数料2.9%のBASEグロースプランのほうが安くなるため、手数料だけが理由なら、BASEのままプランを切り替える選択肢もあります。
BASEとShopifyにかかる費用の違い
試算に使った料金を含め、両サービスの費用を一覧にまとめました。Shopifyペイメントは別途決済代行会社と契約することなく利用でき、日本ではクレジットカード・デビットカードのほか、Apple Pay、Google Pay、Shop Payなどに対応しています。なお、利用開始にあたって本人情報や事業情報の確認を求められる場合があります。
| サービス名 | Shopify(2026年9月時点) | BASE(2026年9月時点) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 月額使用料 ※年払い選択時の月額換算 |
Basic:3,650円 Grow:10,100円 Advanced:44,000円 Plus:368,000円〜(3年契約時) |
スタンダードプラン:0円 グロースプラン:16,580円 |
| カード決済手数料 | Basic:3.55~3.9% Grow:3.4~3.85% Advanced:3.25~3.8% Plus:2.9~3.75% ※カードブランドにより変動 |
スタンダードプラン:3.6%+40円 グロースプラン:2.9% ※Amazon Pay、PayPal、PayPayの場合は1%加算 |
| 取引手数料 | Shopifyペイメント利用:0円 ※利用しない場合は0.2~2%までプランにより変動 |
スタンダードプラン:3% グロースプラン:0円 |
BASEとShopifyの機能・カスタマイズの違い
BASEとShopifyでは、機能面とカスタマイズ性に大きな違いがあります。
BASEはシンプルで使いやすいのが特徴ですが、デザインや機能のカスタマイズには限界があります。Shopifyは公式テーマストアの無料・有料テーマと1万種類を超えるアプリを活用することで、サイトの見た目や機能を自由にカスタマイズ可能です。また、SEO対策やマーケティング機能も充実しており、ビジネスの成長に応じた柔軟なサイト運営もできます。
| サービス名 | Shopify(2026年9月時点) | BASE(2026年9月時点) |
|---|---|---|
| デザインテーマ | 公式テーマストアの無料・有料テーマ | 100種類以上(無料・有料) |
| テーマのカスタマイズ | HTML/CSS JavaScript Liquid |
HTML/CSS JavaScript |
| 拡張機能(アプリ) | 1万種類以上 | 80種類以上 |
| 商品登録 | 無制限 | 無制限(1日1,000件まで) |
| 商品画像 | 1アイテム250枚まで(画像・動画などを含む) | 1アイテム20枚まで(画像のみ) ※動画の登録は不可 |
| 独自ドメイン | 可能 | 可能(サブドメインのみ) |
| SSL/TLS | 対応 | 対応 |
| 海外対応 | 最大20言語(Basic・Grow・Advanced) 最大30言語(Plus) 130か国以上の通貨対応 |
英語のみ 34通貨の概算表示 ※決済は日本円 「かんたん海外販売」で海外専用カート・海外配送に対応 ※海外発送はwant.jpが代行 |
BASEとShopifyの料金や機能の違いは、下記の記事でさらに詳しく比較しています。
Shopifyに移行するメリット
手数料以外にも、Shopifyに移行することで得られるメリットがあります。ここでは、ブランディング・SEO・越境ECの3つを解説します。
ブランディングしやすい
Shopifyは1,200種類以上のテーマがあり、各テンプレートはプロのデザイナーによって作られています。ビジュアルエディタやLiquidというプログラミング言語を使って、商品の見せ方やストア全体のデザインを自由にカスタマイズできるため、独自のブランディングを反映したオンラインストアを構築できます。また、動画や3Dモデルを商品ページに追加でき、視覚的に伝わる商品ページを作れます。
Shopify App Storeには、ブランディングに役立つアプリも豊富にそろっています。
SEOに強くなる
ShopifyはすべてのプランにSEO対策機能が搭載されており、タイトルタグやメタディスクリプション、ページURLの編集が可能です。タイトルタグは検索結果のタイトルやブラウザの上部に表示されるもので、ページ内容を正確かつ簡潔に伝える役割があります。また、メタディスクリプションは検索結果での紹介文として使用され、ページの内容をわかりやすく説明することで訪問者の増加につながります。
さらに、Shopifyでは画像のファイル名とalt属性(代替テキスト)も編集可能です。alt属性は、画像の内容を説明し、Google検索での表示に役立つだけでなく、視覚障害のあるユーザーに向けてスクリーンリーダーが画像の内容を読み上げるための重要な機能でもあります。
下記ではShopifyでできるSEO対策を紹介しています。
越境ECが可能
Shopifyは多言語・多通貨対応が充実しており、海外の顧客にも柔軟に対応できる点が大きな特徴です。ストアの表示言語や通貨を切り替え、各国の税金や送料も設定できます。Shopify Markets機能を使えば、各国ごとに商品リストや価格設定を最適化し、現地市場に合わせた販売ができます。
下記の記事ではShopifyで越境ECを実施するための設定方法を紹介しています。
移行で引き継げるもの・引き継げないもの
BASEからShopifyへは、ボタンひとつでショップ全体をコピーすることはできません。データの種類ごとに、移し方が異なります。
| データ | 移し方 |
|---|---|
| 商品情報(商品名・説明・価格・在庫・画像) | BASEのCSVをShopifyのCSV形式に変換して一括インポート |
| 顧客情報 | BASEでは顧客リストを書き出せないため、注文データのCSVから作成してインポート |
| 注文履歴 | Shopifyの標準機能ではインポートできないため、移行アプリを使う |
| 会員のログイン情報 | 引き継げない(Shopifyではメールアドレスに届く確認コードでログインするため、顧客データを取り込めば作り直しは不要) |
| デザイン | 引き継げない(Shopifyのテーマで作り直す) |
| 決済・配送・特定商取引法の表記 | 引き継げない(Shopify側で設定し直す) |
| 独自ドメイン | Shopifyに接続して引き継げる |
| BASEが発行したURL | 引き継げない(BASEの退会とともに使えなくなる) |
移行前に確認しておきたいポイント
Shopifyに移ると、BASEで当たり前に使えていたものがなくなったり、新たに費用がかかったりします。移行を決める前に、次の3点を確認しておきましょう。
1. PAY IDアプリ経由の売上はなくなる
BASEで開設したショップの商品は、BASEのショッピングアプリ「PAY ID」上でも購入者に見つけてもらえます。Shopifyに移ると、このアプリ経由の注文はなくなります。BASEの管理画面で、アプリ経由の注文がどのくらいあるかを確認しておきましょう。
2. 決済手段を組み直す必要がある
BASEの「BASEかんたん決済」は、クレジットカードに加えて、コンビニ決済や銀行振込、後払い、キャリア決済などに対応しています。一方、Shopifyペイメントで使えるのは、クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express)とApple Pay・Google Pay・Shop Payです。コンビニ決済や後払いを続けたい場合は、外部の決済サービスやアプリを別途導入します。
3. 月額の固定費がかかる
Shopifyは売上がなくても月額使用料がかかり、アプリの多くも月額課金です。移行前に、使う予定のアプリを洗い出して、毎月の固定費を見積もっておきましょう。
移行の方法は2通り
商品などのデータを移す方法は、大きく分けて次の2通りです。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| CSVを手作業で変換する | 費用がかからない。商品数が少ないショップ向け。本記事で手順を解説 |
| Matrixifyを使う | CSV・Excelで商品・顧客・注文などをまとめて移せる有料アプリ。注文履歴も移したい場合に使う |
なお、Shopify公式の移行アプリ「Store Migration」(旧Store Importer)はBASEに対応していないため、CSVで移すのが基本になります。
BASEからShopifyへCSVで商品を移行する手順
ここからは、CSVを手作業で変換して商品を移す手順を、画像付きで解説します。流れは次の3ステップです。
- BASEから商品情報のCSVをダウンロードする
- Shopifyに取り込むためのCSVのひな形を用意する
- BASEのデータをShopifyのCSVに写してインポートする
ステップ1:BASEから商品情報をダウンロードする
まずは、BASEから商品情報をダウンロードします。BASEのAppsから「CSV商品管理 App」をインストールし、CSVデータをダウンロードします。CSVデータをダウンロードする際は「登録済み商品の情報を編集するためのCSVファイル」を選びます。また、文字コードは「UTF-8」を選びましょう。Shopifyに取り込むCSVはUTF-8である必要があり、Shift_JISを選ぶと文字化けの原因になります。
あわせて、「注文データダウンロード App」で注文データのCSVも保存しておきましょう。顧客データを作るときに使います。
1.画面右上のAppsをクリックし、キーワードにCSVと入力し検索

画像出典:BASE
2.アプリ一覧からCSV商品管理をクリック

3.アプリをインストール

4.登録済み商品の情報を編集するためのCSVファイルにチェックをいれてダウンロード

これでBASEのデータ準備は完了です。続いてShopifyの移行準備に取り掛かります。
ステップ2:Shopifyに取り込むCSVのひな形を用意する
Shopifyのアカウントを開設したら、取り込み用のCSVのひな形を用意します。Shopifyヘルプセンターの商品CSVの解説ページから、サンプルの商品CSVをダウンロードして使うのが手軽です。
管理画面から作る場合は、仮の商品を1つ登録してエクスポートします。商品名は仮のもので問題ありません。インポートが終わったら、仮の商品は削除しておきましょう。
1.左側のメニューから商品管理を選択し、商品追加をクリック

画像出典:Shopify
2.タイトルと説明文、価格設定にテキストを入力し保存 ※入力する内容は仮のもので可
カテゴリーが決まっている場合は入力しておくと登録後の編集作業の手間が省けます。

3.右上のエクスポートボタンを押してデータをダウンロード

ステップ3:BASEのデータをShopifyのCSVに写してインポートする
ShopifyのCSVにBASEのデータを写すために、Googleスプレッドシートを利用します。GoogleスプレッドシートにBASEとShopifyのCSVデータをインポートし、ShopifyのデータにBASEのデータをコピーしていきましょう。
1.Googleスプレッドシートを新規作成し、左上のファイルからインポートをクリック

2.インポートの画面が表示されたら、アップロードを選択

3.ShopifyのCSVデータとBASEのCSVデータをアップロード
- インポート場所:新しいシートを挿入する
- 区切り文字の種類:自動的に検出する

4.ShopifyのシートにBASEの情報をコピーする
インポートしたBASEのデータシートから以下の項目をコピーしてShopifyシートに貼り付け、「URL handle」は商品ごとに英数字で入力します。該当項目に網掛けしておくと作業しやすくなります。ShopifyのCSVデータは列名が英語表記なので、貼り付ける場所を間違えないように注意しましょう。また、Shopifyにアップロードした商品をすぐに公開しない場合は、「Published on online store」をTRUEからFALSEに変更します。
| BASE | Shopify |
|---|---|
| 商品名 | Title |
| 説明 | Description |
| 価格 | Price |
| 在庫数 | Inventory quantity |
| 画像 | 商品画像のURLの列 |
| ―(新たに入力) | URL handle |
URL handleは商品ページのURL(/products/◯◯)になります。BASEの商品IDをそのまま入れると数字だけのURLになるため、商品の内容がわかる英単語(例:red-mug-s)にしておくと、URLからも商品が伝わります。
なお、BASEのCSVには商品画像のURLが含まれています。画像のURLは誰でも開ける公開URLであればShopifyに取り込めるため、BASEのショップを公開しているうちにインポートすれば、画像を1枚ずつアップロードし直す必要はありません。1つの商品に画像が複数ある場合は、同じURL handleの行を画像の枚数分用意し、1行に1枚ずつURLを入力します。

BASEの商品にバリエーションがある場合は、バリエーションの種類分データが出力されます。その場合は、ShopifyのCSVデータも同様にバリエーション種類分の行を用意し、「Option1 name」と「Option1 value」にそれぞれバリエーションの名前と項目を入力します。
BASEの標準機能ではバリエーションごとに価格を変えられず、価格差は「商品オプション App」の有料オプションで付けます。Shopifyではバリエーションごとに価格を設定できるため、移行を機に価格を整理するのもよいでしょう。



※詳しくはShopify公式サイトを確認してください。
5.作成したShopifyシートをダウンロード
ファイルからダウンロードを選択し、カンマ区切り形式(.csv)でダウンロードします。

6.Shopifyの商品管理画面から右上のインポートを選択し、先ほどダウンロードしたCSVデータをインポートする




インポートが完了すると商品管理画面に追加されます。無事にBASEのデータをShopifyに移行することができました。商品名の横にカーソルを置くとプレビューが表示されます。
インポートが完了したら、商品数・バリエーション・価格・在庫数・画像がBASEと一致しているかを必ず確認しましょう。
顧客データと注文履歴の移し方
顧客データと注文履歴は、商品情報のようにCSVを変換するだけでは移せません。それぞれの移し方と注意点を解説します。
顧客データ
BASEでは、顧客情報を顧客リストとしてダウンロードすることはできません。ただし、「注文データダウンロード App」で書き出せる注文データのCSVには、購入者の氏名・メールアドレス・住所・電話番号が含まれています。このデータから重複を除いて顧客リストを作り、Shopifyの顧客CSVの形式に整えてインポートします。
このとき注意したいのが、メールマガジンの配信同意です。Shopifyの顧客CSVには、メール配信に同意しているかを「yes」「no」で入力する列があります。BASEで配信に同意していた人だけを「yes」にし、同意が確認できない人は「no」にしておきましょう。
また、BASEの会員のログイン情報はShopifyへ引き継ぎできません。移行後は、メールアドレスに届く確認コードでログインしてもらうことになるため、移行のお知らせとあわせて案内しておくとスムーズです。
注文履歴
過去の注文履歴は、Shopifyの標準のCSVインポートでは取り込めません。Shopify上で過去の注文も管理したい場合は、Matrixifyなどの移行アプリを使います。取り込まない場合も、BASEを退会するとデータは確認できなくなるため、退会前に注文データのCSVを必ず保存しておきましょう。
決済・配送・特定商取引法の表記を設定し直す
決済・配送・特定商取引法に基づく表記などの設定は、BASEから引き継ぎできません。Shopifyの管理画面で、次の項目を設定し直します。
- 決済:Shopifyペイメントの有効化と、必要に応じてコンビニ決済・後払いなどの外部決済サービスの導入
- 配送:送料(全国一律・地域別など)、配送業者、送料無料の条件
- 特定商取引法に基づく表記・ポリシー:事業者名・所在地・連絡先・返品条件などのページ
- 税の設定:商品価格を税込で表示するかどうか
設定が終わったら、公開前にテスト注文をして、決済から注文確認メールの受信まで一連の流れが正しく動くかを確認しましょう。
BASEのドメインを引き継ぎ、旧URLを転送する
独自ドメインを使っている場合は、ドメインの接続先をBASEからShopifyに切り替えることで、同じURLのままショップを移せます。ここでは、ドメインの引き継ぎ方と、旧URLの転送について解説します。
独自ドメインを引き継ぐ
BASEの独自ドメインは、「shop.◯◯.com」のようなサブドメインで設定する仕組みです。ドメイン管理サービスで、サブドメインのCNAMEに「cname.thebase.in」を設定してBASEにつないでいます。
Shopifyに移行するときは、このCNAMEの値をShopifyの指定する値(shops.myshopify.com)に書き換え、Shopifyの管理画面でドメインを接続します。サブドメインをそのまま使えるため、お客様に案内しているショップのURLを変えずに済みます。
なお、BASEでショップ開設時に発行されたURLは、BASEを退会すると使えなくなるため、Shopifyへは引き継ぎできません。
独自ドメインの接続手順は、下記の記事で詳しく解説しています。ドメインの設定が反映されるまで最長48時間程度かかることがあるので、移行作業は余裕を持って行いましょう。
※同じドメインでホームページやメールを運用している場合、DNSの設定を誤るとサイトが表示されない・メールが届かないといったトラブルが起きることがあります。書き換えるのはショップ用のサブドメインのCNAMEだけにし、ほかのレコードには触れないようにしましょう。
旧URLを新しいURLへ転送する
ドメインを引き継いでも、BASEとShopifyでは商品ページのURLの形式が変わります。BASEの商品ページは「/items/商品ID」、Shopifyの商品ページは「/products/URL handle」という形式です。
旧URLにアクセスした人や検索エンジンを新しいページへ案内できるよう、Shopifyの「URLリダイレクト」で、旧URLから新URLへの転送を設定しておきましょう。商品数が多い場合は、転送元と転送先をまとめたCSVで一括登録できます。
Shopifyへの切り替えとBASEの閉店
Shopifyの準備が整ったら、次の順番で切り替えます。
- Shopifyでテスト注文を行い、決済・配送・メールの動作を確認する
- 独自ドメインをShopifyに接続し、旧URLからの転送を設定する
- BASEのショップで移転のお知らせを出し、既存のお客様にもメールなどで案内する
- BASEの売上残高の振込申請を行い、注文データなど必要なデータを保存する
- 条件を満たしたら、BASEを退会する
BASEの退会には条件があります。最終注文日から60日以内は退会できず、売上残高が750円以下でないと退会手続きができません。退会後は振込申請もできなくなるため、売上残高の振込とデータの保存は必ず退会前に済ませておきましょう。移行の日程は、この60日間を見込んで組むのがおすすめです。
まとめ|BASEからShopifyへの移行チェックリスト
BASEからShopifyへの移行では、商品情報はCSVで一括で移せますが、顧客情報や注文履歴、決済・配送の設定、ドメインはそれぞれ個別の対応が必要です。最後に、移行で確認しておきたい項目をまとめます。
- 月商と使う予定のアプリの費用から、Shopifyに移るほうが得かを試算したか
- PAY IDアプリ経由の売上と、コンビニ決済・後払いの利用状況を確認したか
- BASEの商品CSV(UTF-8)と注文データのCSVを保存したか
- 商品数・バリエーション・画像がインポート後に一致しているか確認したか
- 顧客データのメール配信同意を正しく設定したか
- 決済・配送・特定商取引法の表記を設定し、テスト注文をしたか
- 独自ドメインを接続し、旧URLからの転送を設定したか
- BASEの売上残高を振込申請し、60日ルールを見込んで退会日を決めたか
移行は一度に済ませようとせず、Shopify側の準備とBASE側の閉店を、余裕を持った日程で進めてください。
下記のブログ記事では、Shopifyの開設方法を紹介しているので、Shopifyの導入を決めた方はあわせてご覧ください。





