ecforceとShopifyを徹底比較!料金・機能の違いやおすすめの事業者を解説

ecforceとShopifyを徹底比較!料金・機能の違いやおすすめの事業者を解説【2026年】

Tsunライターチーム

ECカートの利用を検討している事業者のなかには、「ecforce」と「Shopify」のどちらを利用するか悩んでいる方もいるでしょう。

ecforceとShopifyでは、機能面や料金面などに大きな違いがあります。導入後に後悔しないよう、両者の違いを把握したうえで選択することが大切です。

本記事では、ecforceとShopifyを機能面・料金面・サポート面などから徹底比較。特に違いが大きい定期通販への対応や、各サービスの利用がおすすめな事業者についても解説します。

ecforceとShopifyの違いを比較表で確認

ecforceとShopifyは、どちらもECサイトの構築・運営に利用できるプラットフォームですが、得意とする事業モデルや料金体系が異なります。

主な違いは、以下のとおりです。

比較項目 ecforce Shopify
得意な事業モデル D2C・単品リピート通販・定期通販 総合EC・ブランドEC・越境ECなど幅広い業態
初期費用 148,000円~ 0円
月額費用 49,800円~ 4,850円~(月払い)
受注従量課金 30円/件 原則なし
定期購入 標準機能で対応 アプリで対応
LP・購入フォーム フォーム一体型LPを作成可能 テーマ・アプリなどで構築
デザイン テーマやLP機能で編集・カスタマイズ 豊富なテーマとアプリでカスタマイズ
越境EC 外部サービスとの連携などで対応 Shopify Marketsなどで対応
サポート 日本語での導入・運用支援が充実 日本語の24時間チャットサポートなど

※2026年10月28日時点の公式情報に基づく。料金は選択するプランや契約条件によって異なります。

ecforceは、広告から顧客を獲得し、定期購入やリピート購入によって売上を伸ばすD2C事業に強みがあります。 定期販売や広告運用に役立つ機能が充実している一方、一定の固定費が発生します。

対して、Shopifyは低コストでECサイトを開設でき、幅広い業態に対応できるのが魅力です。 必要な機能をアプリで追加できるため、事業の成長に合わせて柔軟に拡張できます。

どちらを選ぶか迷っている場合は、まず自社に必要な機能と予算を整理するとよいでしょう。

ecforceとは?

ecforceのWebサイト

画像出典:ecforce

ecforceは、株式会社SUPER STUDIOが提供するECプラットフォームです。導入社数は1,600社を超え(2026年10月28日確認)、ECサイトの構築から顧客獲得のためのマーケティングまで、多彩な機能を備えています。

特に、定期購入や単品リピート通販に強いことが特徴です。購入フォーム一体型LPの作成や広告分析、顧客管理などの機能を活用することで、コンバージョン率(CVR)や顧客生涯価値(LTV)の改善に取り組めます。

また、FAQ・メール・電話による問い合わせや初期設定の支援など、日本語でのサポート体制も整っています。EC運営を効率化したい事業者や、定期通販を本格的に展開したい企業に適したサービスです。

ただし、ecforceの関連製品や一部の機能には別途契約・オプション費用が必要なものもあります。導入前に必要な機能と料金を確認しましょう。

参照:ecforce公式サイト

Shopifyとは?

ShopifyのWebサイト

画像出典:Shopify

Shopifyは、カナダのShopify Inc.が提供するECプラットフォームです。デザインテンプレート(テーマ)を使って、専門知識がなくてもECサイトを構築できます。商品管理や注文管理、決済手段、ストア分析機能など一般的なEC運営に必要な機能を備えています。

Shopify App Storeには豊富なアプリがあり、必要に応じてさまざまな機能を追加してストアをカスタマイズできます。定期購入やレビュー、セット販売などにも対応可能。初期費用0円・低価格の月額料金から始められるのも大きな魅力です。

また、多言語・多通貨での販売に対応しており、越境ECに強いことも特徴です。個人事業主から大企業まで、さまざまな規模の事業者に利用されています。

Shopify公式を見る

参照:Shopify公式料金ページ

【ecforceとShopify】機能面を比較

ecforceとShopifyの機能面を比較してみていきましょう。

比較項目 ecforce Shopify
デザインテンプレート テーマやLPテンプレートを提供 豊富な無料・有料テーマを提供
高度なカスタマイズ 〇 〇
決済機能 決済代行会社との連携が必要 Shopify Paymentsを利用可能
商品登録・管理 〇 〇
顧客管理 〇 〇
受注・在庫管理 〇 〇
分析機能 〇 〇
広告管理・分析 〇 アプリ・外部サービスなどで対応
フォーム一体型LP 標準機能で作成可能 アプリ・外部サービスなどで対応
自動化機能 〇 アプリで対応
レビュー機能 対応可能 アプリで対応
セット販売 オプションで対応 アプリで対応
定期購入 標準機能で対応 アプリで対応
越境EC 外部サービスとの連携などで対応 標準機能で対応
実店舗との連携 関連サービスなどで対応 アプリで対応
外部システム連携 〇 〇

※機能の詳細や利用条件は契約プラン、追加サービス、アプリなどによって異なります。

どちらもEC運営に必要な機能を幅広く備えていますが、特に違いが大きいのは、定期通販・マーケティング機能、デザイン・カスタマイズ、越境ECの3点です。

参照:ecforceの販売ページ作成 / ecforceのセット販売機能 / Shopify POS

定期通販・マーケティング機能の違い

ecforceは、定期通販やD2C事業に役立つ機能が充実しています。

例えば、広告から流入した顧客を購入につなげるフォーム一体型LPや、定期購入の管理、広告分析などに対応しています。単品リピート通販を中心とした事業では、複数の機能を組み合わせて運用しやすい点がメリットです。

一方、Shopifyでも定期購入やマーケティング施策を実施できます。無料の公式アプリ「Shopify Subscriptions」を利用すれば、定期購入プランの作成や契約管理が可能です。

さらに、自動化アプリ「Shopify Flow」を利用することで、注文や顧客情報などをもとにした業務の自動化にも取り組めます。

ただし、複雑な定期購入ルールや高度なCRM施策を実施する場合は、別の有料アプリや外部サービスが必要になることがあります。

定期通販に必要な機能をまとめて利用したいならecforce、必要な機能を段階的に追加したいならShopifyが向いているでしょう。

参照:Shopify Subscriptions / Shopify Flow / ecforceの機能比較

デザイン・カスタマイズの違い

HTMLやCSSなどを活用した高度なカスタマイズは、ecforceとShopifyのどちらでも可能です。ただし、デザインを構築する方法や選択肢に違いがあります。

ecforceではテーマ機能に加え、購入フォーム一体型LPを作成できる機能が用意されています。そのため、Web広告を活用した商品の販売ページを作りたい場合に便利です。

一方、Shopifyはデザインテンプレートの豊富さが魅力です。無料・有料のテーマから自社ブランドに合うデザインを選択でき、アプリやLiquidによるカスタマイズにも対応しています。

ブランドの世界観を表現したECサイトや、多数の商品を扱うサイトを構築する場合は、Shopifyの柔軟性が強みになります。

参照:ecforceのLP作成 / Shopifyテーマストア

越境ECへの対応の違い

ecforceよりもShopifyのほうが、多言語・多通貨での海外販売に取り組みやすい環境が整っています。

Shopifyには、販売対象の国や地域ごとに設定を管理できる「Shopify Markets」が用意されています。言語・通貨・市場ごとの商品価格などを設定できるため、海外向けのEC販売を展開しやすい点がメリットです。

なお、現地通貨での決済には、Shopify Paymentsなど対応する決済サービスの利用が必要です。

ecforceでも外部サービスとの連携などにより越境ECを展開できますが、海外向けの販売機能や対応範囲は導入するサービスによって異なります。

将来的に海外販売を検討している場合は、Shopifyが有力な選択肢になるでしょう。

参照:Shopifyのマーケット / 現地通貨での価格設定 / ecforceのBuyee Connect連携

【ecforceとShopify】初期費用・月額料金・決済手数料を比較

ここからは、ecforceとShopifyの料金面を比較していきます。

Shopifyの料金

Shopifyの主要プランの料金は、以下のとおりです。

プラン名 Basic Grow Advanced Plus
初期費用 0円 0円 0円 0円
月額費用(月払い) 4,850円 13,500円 58,500円 398,000円~(1年契約)
月額費用(年払い・月額換算) 3,650円 10,100円 44,000円 368,000円~(3年契約)
国内オンラインカード決済手数料(標準料率) 3.55% 3.4% 3.25% 2.9%~
外部サービスの取引手数料 2% 1% 0.6% 0.2%
追加スタッフアカウント なし 5 15 無制限

参照:Shopify公式料金ページ

※2026年10月28日時点。表示料金は税抜です。Plus欄は、月払いの行に1年契約、年払いの行に3年契約の月額を記載しています。Basic・Grow・Advancedの月払い・年払いとは契約期間の区分が異なります。

※カード決済手数料はShopify Paymentsを利用した場合の代表的な国内オンライン決済料率です。カードの種類や発行国によって異なります。

※外部サービスの取引手数料は、主に外部決済サービスを利用した場合の料金です。Shopify Paymentsによる決済には原則として発生しませんが、一部のギフトカード・ストアクレジット決済などは例外です。

Shopifyは初期費用0円で、Basicプランなら月額4,850円から利用できます。年払いを選択することで、月額換算の料金をさらに抑えられます。

上記に加えて、機能拡張のために有料アプリをインストールする場合や、外部サービスを導入する場合には追加料金が発生することがあります。

ただし、Shopify SubscriptionsやShopify Flow、Shopify Bundlesなど、無料で利用できる公式アプリも提供されています。必ずしも多額の追加費用が必要になるわけではありません。

参照:Shopify Plusの契約期間と料金 / 外部サービスの取引手数料 / Shopify Bundles

ecforceの料金

ecforceの主な料金プランは、以下のとおりです。

プラン名 スタンダード エキスパート
初期費用 148,000円 248,000円
月額費用 49,800円 99,800円
決済手数料 決済代行会社により異なる 決済代行会社により異なる
受注従量課金 30円/件 30円/件
受注件数 月2,000件まで 無制限
サーバー 共有クラウド 専用クラウド

参照:ecforce公式料金ページ

※2026年10月28日時点。表示料金は税抜です。スタンダード・エキスパートは1年契約プランです。

※このほか、他社カートからの乗り換え向けに「移行プラン」(月額99,800円・初期費用は個別見積もり)も用意されています。移行実績のあるカートにはShopifyも含まれます。

ecforceのカード決済手数料は、連携する決済代行会社により異なります。また、スタンダードプランとエキスパートプランでは、受注1件につき30円の従量課金が発生します。

スタンダードプランで月間受注件数が2,000件を超えた場合は、自動的にエキスパートプランへ移行します。公式料金ページでは、この際のプラン移行費用として198,000円が案内されているため注意が必要です。

さらに、ecforce maやecforce biなどの関連サービスを利用する際には、別途料金が発生する場合があります。

ecforceはShopifyよりも固定費が高くなりやすいものの、定期通販やマーケティングに役立つ機能が充実しています。必要な機能と追加費用を確認し、総額で比較することが大切です。

ecforceとShopifyの年間コストを比較

実際に利用する際の費用をイメージしやすいように、年間コストを試算してみましょう。

月間受注件数100件で運営する場合の基本料金を比較すると、以下のとおりです。

費用項目 ecforce スタンダード Shopify Basic
初期費用 148,000円 0円
月額費用(12か月) 597,600円 43,800円
受注従量課金(年間1,200件) 36,000円 0円
初年度合計 781,600円 43,800円

※両サービスとも1年間の利用を想定し、Shopifyは年払いプランで試算しています。

※比較対象は初期費用・基本月額・受注従量課金のみです。消費税、決済手数料、アプリ・オプション費用、制作費などは含みません。

この条件では、Shopifyのほうが初年度の基本費用を約74万円抑えられます。

なお、受注件数が増えるとecforceは1件30円の従量課金が積み上がります。一方のShopifyは、定期購入・CRM・LP作成などを有料アプリでそろえるほど月額費用が増えます。比較する際は、自社で必要な有料アプリの月額を合計してShopify側に足し込むと、実態に近い差額が見えてきます。

特に定期通販では、顧客管理や継続率改善の施策に必要な費用も含めて比較するとよいでしょう。

一方、一般的なECサイトを運営する場合や、定期購入機能を必要としない場合は、Shopifyの低コストというメリットが大きくなります。

【ecforceとShopify】サポート面を比較

続いて、サポート面を比較してみていきます。

比較項目 ecforce Shopify
日本語サポート 〇 〇
FAQ・ヘルプセンター 〇 〇
メール 〇 Shopify Plusなど一部プランのみ
チャット 公式料金ページに記載なし 全プランで24時間対応
電話 〇 Shopify Plusなど一部プランのみ
初期設定・導入支援 設定サポートなどを提供 ヘルプセンター・パートナーなどを活用
運営改善の相談 関連サービスや支援内容による 必要に応じて外部パートナーへ相談

ecforceの魅力は、日本語での導入・運用サポートが充実している点です。AI回答機能付きのFAQサイトやメール、電話のほか、初期設定のサポートやロードマップの提供も受けられます。また、別途提供されているコンサルティングサービスでは、マーケティング戦略の設計やCRM施策などの支援も受けられます。

一方、Shopifyでは日本語による24時間体制のチャットサポートが用意されています。時間帯を気にせず問い合わせできる点がメリットです。Shopifyでは、ECサイトの構築や独自カスタマイズ、マーケティング支援などについて、外部のShopifyパートナーに相談することもできます。

システムの利用や事業運営に関する手厚い支援を重視するならecforce、問い合わせ対応時間の長さや外部パートナーの選択肢を重視するならShopifyがおすすめです。

なお、具体的なサポート範囲や対応方法は契約プランなどによって異なるため、導入前に確認しましょう。

参照:ecforceのサポート内容 / Shopifyサポートへの問い合わせ方法

ecforceの利用がおすすめな人・企業

ecforceの利用がおすすめなのは、以下のような人・企業です。

  • 定期通販や単品リピート通販を本格的に展開したい
  • フォーム一体型LPを活用して広告から商品を販売したい
  • CVRやLTVの改善に力を入れたい
  • 国内向けのEC運営に役立つ機能をまとめて利用したい
  • 導入費用を確保でき、手厚いサポートを受けたい

ecforceの魅力は、定期通販やD2Cに必要な機能が充実している点です。

特に、化粧品や健康食品などのリピート購入が期待できる商材を扱い、Web広告から顧客を獲得する事業モデルとの相性が良いでしょう。

一方で、導入時の初期費用や毎月の固定費が比較的高額になるため、必要な機能を十分に活用できるか検討することが大切です。

Shopifyの利用がおすすめな人・企業

Shopifyの利用がおすすめなのは、以下のような人・企業です。

  • 低コストでEC運営を始めたい
  • アパレルや雑貨など、多品目の商品を販売したい
  • ブランドの世界観を反映したECサイトを構築したい
  • 越境ECに取り組みたい
  • 必要な機能を追加しながら事業を拡大したい
  • ECサイトと実店舗、SNSなど複数の販売チャネルを活用したい

Shopifyの魅力は、利用料金の安さと拡張性の高さです。これからネットショップを始める人や、できる限り固定費を抑えたい事業者におすすめといえます。

また、豊富なデザインテーマやアプリを活用できるため、ブランドの世界観を大切にしたECサイトを構築したい場合にも適しています。

さらに、定期購入やセット販売などの機能を必要に応じて追加できるので、事業の成長に合わせて拡張しやすいのもメリットです。

Shopifyは3日間の無料体験があり、その後3か月間は月額150円で利用できます(2026年10月28日時点)。まずは管理画面の操作性やデザイン、必要な機能を確認したうえで、導入を検討するとよいでしょう。

Shopifyの無料体験はこちら

ecforceとShopifyの違いを把握し、自社に合うサービスを導入しよう

ecforceとShopifyには、機能・料金・サポートなどに大きな違いがあります。

ecforceは定期通販やD2Cに役立つ機能が充実しており、手厚い日本語サポートも魅力です。一方で、初期費用や月額料金が比較的高く、受注件数に応じた従量課金も発生します。

Shopifyは初期費用0円・月額4,850円から利用できる料金の安さが魅力です。豊富なデザインテーマやアプリを活用できるほか、越境ECにも強みがあります。

特に、これからECサイトを開設する事業者や、必要な機能を追加しながら成長させたい事業者にはShopifyがおすすめです。

Shopifyでは無料体験が用意されているため、まずは実際にストアを作成して操作性や機能を確認してみてはいかがでしょうか。

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